JPS60192698A - 炭素化物への金属被覆方法 - Google Patents

炭素化物への金属被覆方法

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JPS60192698A
JPS60192698A JP23891883A JP23891883A JPS60192698A JP S60192698 A JPS60192698 A JP S60192698A JP 23891883 A JP23891883 A JP 23891883A JP 23891883 A JP23891883 A JP 23891883A JP S60192698 A JPS60192698 A JP S60192698A
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JP
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chlorine
mixture
coating
containing resin
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隆雄 小山
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Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は炭素化物への金属被覆方法に関する。
従来、炭素化物への金属被覆にはイオンスパッタ法、プ
ラズマ法、電解メッキ法、化学メッキ法などがあった。
しかし、これらの方法には、Tl) 大きな物や複雑な
形状の物への金属被覆が困難である、 (2)複雑な形状の物に対して細部までの被覆を行うこ
とが困難である、 (3) 装置が高価であり、操作が複雑であるなどの欠
点があった。
本発明の目的は、これらの欠点のない比較的簡単な工程
によって充分な被覆を行うことのできる炭素化物への金
属被覆方法を提供することである。
本願発明者は鋭意研究の結果、金属と接触させた含塩素
系樹脂を電気炉を用いて不活性雰囲気中で所定の温度ま
で加熱焼温し、一部又は全部が含塩素樹脂である該配合
物を炭素化させる過程で、炭素化物への金属接触面をC
r又はFe−Crで被覆することを特徴とする本発明に
よってこの目的を達成するを得た。
本発明においては、一部又は全部が含塩素系のである配
合物に金属Cr又はFe−Cr系合金の粉末状、枝状、
棒状、糸状のものを直接接触させる。このため該配合物
の形状に合わせて種々な形のものに金属を被覆させるこ
とができる。
ここで本発明の炭素化物への金属被覆方法で用いる含塩
素系樹脂はポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化ビニリ
デン、塩化ゴムなどの組成に塩素を含む樹脂のことであ
る。
本発明に使用する金属は金属Cr、Cr−pe系合金な
どCrを主体とした金属であり、その形状は、板状、棒
状、糸状、粉状などである。
次に、該配合物は含塩素系樹脂とこれと相溶する有機高
分子化合物又はその初期縮合体との混合物であり、含塩
素系樹脂は少なくとも20wt%含有するものである。
または含塩素系樹脂と黒鉛セラミックスなどの無機フィ
ラーとの混合物であり、含塩素系樹脂は少なくとも20
れ%含有するものである。これらの配合物と金属とを接
触させたまま電気炉中で不活性ガス雰囲気下において、
1100℃で焼成を行う。
焼成温度、焼成スピード、焼成時間等は配合物を構成し
ている物質によって異なる。
かかる本発明の炭素化物への金属被覆方法によれば金属
との接触さへ可能ならば任意の炭素製品の形状に合わせ
て金属被覆ができる、しかも使用した金属はヤスリなど
を用いて新しい金属面を出すことにより金属自体が消耗
するまで繰返して使用できる。このように本発明の方法
は複雑な操作、手間を必要とせず、高価な装置も必要と
しない。さらに使用する電気炉の容積内で種々の大きさ
又は形状の炭素製品への金属被覆ができるとともに使用
した金属は消耗するまで繰返し使用可能でありコストの
低減をはかる上でも有利な方法である。
次に本発明を実施例について説明する。なお、本発明は
かかる実施例によって限定されるものではなく本発明の
技術的思想の及ぶ範囲において自由に変更できるもので
ある。
災施皿−土 塩素化塩化ビニル600g、10.crm程度の粒度を
持つ黒鉛粉末400g及びジアリルフタレートモノマー
300gをヘンシェルミキサーでlO分間混合し、得ら
れた混合物を2本ロールを用いて混練し、次いでフィル
ム状に成形した。このフィルムをプランジャーにより2
mmφの丸棒状に押し出し、100mrnに切断してf
すられた丸棒状成形物を、第1図に示ずごとく、粒径1
o。
μm以下の粉末状5US−302ステンレススチールで
覆うようにセントし、次いで第3図に示す横型電気炉を
用いて不活性雰囲気中5℃/ h rで300℃まで昇
温させ、さらに20 ”C/ h rで1100℃まで
昇温させ1100 ”cで3時間保持し、その後自然冷
却を行った。得られた炭化物の金属接触面は銀灰色であ
った。X線マイクロアナライザー(以下XMAと称する
)によって得られた結果を第4図に示す。
得られた銀灰色物の成分はCrを中心としFeを少々含
むものであることが確認できた。しかも銀灰色物は炭素
材表面均一に被覆されていた。
実旌皿−1 塩素化塩化ビニル400g、フラン樹脂2゜Og、粒径
がioμm以下の黒鉛粉末400g、ジアリルフタレー
トモノマー200gをステンレススチールの容器に投入
し、混合を行い、jMられた混合物を2本ロールを用い
て混練し、次いでフィルム状に成形した。得られたフィ
ルムは厚さ500μrn程度で、これを平らに引延し5
0mmx50mmの正方形に形成した。
これを第2図に示ずごと<100mmx100mmx2
mmの板状5O5−302ステンレススチールではさみ
こむようにしてセントし、次いで第3図の横型電気炉を
用いて窒素ガス雰囲気中で5℃/ h rで300 ”
cまで昇温させ、さらに、20℃/ h rで1100
 ’cまで昇温させた後1100℃で3時間保持し、そ
の後自然冷却を行った。得られた炭化物の金属接触面は
銀灰色をしており、XMAによって銀灰色物の成分を調
べた結果 CrとFeであることが確認できた。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1における丸棒状成形物をステンレスス
チール粉で覆うてステンレススチールの箱に七ソl−し
た状態を示す。図において、■=ニステンレススチール
箱 2:5US−302のステンレススチール粉末3:丸棒
状成形物 第2図は実施例2におけるフィルム状成形物をステンレ
ススチールの板にセントした状態を示す。図において、 4 : 5O3−302ステンレススチールの4に5:
フィルム状成形物 第3図は金属被覆及び炭化焼成のための装置の概略説明
図である。図において、 6:試料 7:横型管状炉 8:黒鉛製保温材 9:4N−NaOH水溶液 第4図はXMAによる結果を示す。 a:実施例1の丸棒の断面 b:crの分布状態 c:Feの分布状態 dabがCrであることの確認図 etcがFeであることの確認図 特許出願人 三菱鉛筆株式会社 手3売(市正書(方式) 昭和弁→年抽月キキ日 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第238918号 2、発明の名称 炭素化物への金属被覆方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京部品用区東大井5丁目23番地37月名称(
595)三菱鉛筆株式会社 4、代理人 住所 ■104東京都中央区銀座8丁目15番10号銀
座ダイヤハイツ410号 5、補正命令の日イ] 昭和59年3月27日(発送日) 6、補正の対象 明細書の「4、図面の簡単な説明」の欄及び図面6、補
正の内容 (11第8頁3〜6行の「第4図は一一−−−−−状態
」を「第4図は図面に代わる写真で、aは実施例1の丸
棒の断面、bはCrの分布状態、CはFeの分布状態の
X線マイクロアナライザーによる写真である。jに訂正
する。 (2)図面を別紙の通りに補正する。 7、添付書類の目録 図面 第1図及び第2図 第3図 第4図a (写真) 第4図b(写真) 第4図C(写真)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一部又は全部が含塩素樹脂である配合物に金属Cr
    又はFe−Cr系合金を接触させ、不活性雰囲気中で加
    熱昇温しで該配合物を炭素化させる過程において、該配
    合物の金j、ル接触面をCr又はFe−Crで数μm程
    度に被覆することを特徴とする炭素化物への金属被覆方
    法。 2、該配合物は含塩素系脂少なくとも20訂%含む特許
    特許請求の範囲第1項に記載の炭素化物への金属被覆方
    法。 3、該配合物は含塩素樹脂とこれと相溶する有機高分子
    化合物又はその初期縮合体との混合物から成る特許請求
    の範囲第1項に記載の炭素化物への金属被覆方法。 4、該配合物は含塩素樹脂と黒鉛、セラミックス等の無
    機フィラーとの混合物から成る特許請求の範囲第1項に
    記載の炭素化物への金属被覆方法。 5、該炭素化における加熱温度は被覆させる金属の融点
    までの温度である特許請求の範囲第1項に記載の炭素化
    物への金属被覆方法。
JP23891883A 1983-12-20 1983-12-20 Tansokabutsuhenokinzokuhifukuhoho Expired - Lifetime JPH0240636B2 (ja)

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