JPS60192569A - アミノ酸の製造法 - Google Patents

アミノ酸の製造法

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JPS60192569A
JPS60192569A JP59047695A JP4769584A JPS60192569A JP S60192569 A JPS60192569 A JP S60192569A JP 59047695 A JP59047695 A JP 59047695A JP 4769584 A JP4769584 A JP 4769584A JP S60192569 A JPS60192569 A JP S60192569A
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JP
Japan
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hydrochloric acid
raw material
solution
protein
amino acid
Prior art date
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Pending
Application number
JP59047695A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshikazu Iwagami
岩上 敏二
Masahiro Fujiwara
正弘 藤原
Masatoshi Kako
加固 正敏
Hiromichi Hayashi
林 弘通
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Snow Brand Milk Products Co Ltd
Original Assignee
Snow Brand Milk Products Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 、産mス利」B五顆 本発明は、蛋白質原料物質の塩酸加水分解によるアミノ
酸の製造を連続的に、かつ短時間で行なう方法に関する
窺」UL肘 従来、蛋白質原料物質を塩酸のような無機酸を用いて加
水分解してアミノ酸を製造するにはバッチ方式で少くと
も10時間以上分解を行なうことが必要であって、生産
効率が低く、また型造工程の自動化も不可能であった。
本発明者は、蛋白質原料物質を塩酸で加水分解するアミ
ノ酸の製造法の生産効率化と自動化について研究した結
果、上記アミノ酸の製造法を連続方式でしかも極めて短
時間で効率よく行なうことに成功し、本発明をなすに至
った。
光肌曵且迫 したがって、本発明は、蛋白質原料物質を塩酸を用いて
連続的に加水分解してアミノ酸を極めて短時間で効率よ
く製造し得る方法を提供することを目的とする。
以下本発明の詳細な説明する。
光所坐盪威 本発明の構成上の特徴は、蛋白質原料物質に塩酸を添加
、混合して塩酸濃度が10乃至25%の蛋白質原料溶液
を調製し、該溶液を160℃以上の温度で、スクリュウ
方式により加熱しながら押出すことにより、連続的に蛋
白質をアミノ酸に分解することにある。
本発明で原料として用いる蛋白質物質は目的とするアミ
ノ酸に応じて選択するとよく、例えばグルタミン酸を目
的とするときは生グルテンを、リジンを目的とするとき
はカゼインをそれぞれ原料として用いる。
本発明では、まず、蛋白質原料物質に塩酸を添加、混合
して塩酸濃度が10%乃至25%の蛋白質原料溶液を調
製する。この原料溶液の調製に当っては、使用する蛋白
質原料物質の水分量に応じてそれに添加する塩酸の濃度
を調整して、得られる溶液中の塩酸濃度が10%乃至2
5%になるようにする。なお、上記蛋白質原料溶液中の
塩酸濃度が上記範囲外になると蛋白分解力が弱くなり、
特に濃度が高くなると反応性が逆に低減するようになる
ので好ましくない。
ついで、上述のようにして調製した原料液を160℃以
上の温度、好ましくは160〜220℃の温度でスクリ
ュウ方式により加熱しながら押出す。なお、この押出し
に際し、原料液を予め100°C程度に加熱することが
好ましい。また、上記押出し時の加熱温度は高い方が蛋
白分解度を高めるが、220℃を越えるとアミノ酸自体
が分解するので留意すべきである。上記スクリュウ方式
による押出しはエクストルーダーを適用して行なうとよ
く、上記温度での高温加熱下における押出しにより原料
中の蛋白質は数分間の短時間でアミノ酸に分解される。
すなわち、蛋白質が高温加熱下での上記押出しにより、
極めて短時間でアミノ酸に分解されることは未だ報告が
みられない新知見である。
また、上記高温加熱下での押出しにより得られる分解液
自体高温であるため、分解に用いた塩酸は塩化水素とな
って分解液がら気液分離し得るので、分解液から塩化水
素を分離、回収し、冷却した後塩酸として上記原料液の
分解に循環して再利用することが可能となる。
一方、塩化水素を気液分離した後の分解液を遠心分離処
理して液中に含まれるペプチドを分離、除去した後、活
性炭およびフィルタープレスを用いて脱色、脱臭等のw
i製処理を施し、ついで、pI(を調整後イオン交換膜
により該分解液から所望のアミノ酸を分離、回収する。
回収したアミノ酸液は濃縮して結晶化し、乾燥して製品
とする。
なお、上述のようにして分解液から分離、除去したペプ
チドは、蛋白質原料物質に添加、混合して再度分解処理
する。
叙上のとおり、本発明によると、塩酸による蛋白質のア
ミノ酸への加水分解が連続方式で極めて短時間で効率よ
く行ない得るとともに、分解に用いた塩酸を回収して循
環利用し得るのでアミノ酸の製造工程を自動化すること
が可能となる。したがって、本発明は、蛋白質原料物質
の塩酸加水分解によるアミノ酸の画期的製造法といえる
ものと考える。
以下に実施例を示して本発明を更に具体的に説明する。
実施例1 グルーン)゛グル ミン ソーダのP′生グルテン65
kgに35%濃度の塩酸溶液35kgを攪拌下に添加、
混合して塩酸濃度12%の蛋白質原料溶液を調製し、該
溶液を100℃で5分間スチームで予備加熱して良く熔
解したものをエクストルーダーに供給し、2oo℃の温
度に加熱しながら2分間で押出した。この押出しにより
得られる分解液から塩化水素を気液分離し、分離した塩
化水素は冷却したのち、上記塩酸溶液へ循環して再利用
した。
一方、分解液は遠心分離機にかけて液中に含まれたペプ
チドを分離したのち、活性炭およびフィルタープレスを
用いて脱色、脱臭し、ついで苛性ソーダでpHを3.2
に調整したのち、イオン交換膜装置に通してグルタミン
酸液を回収した。得られたグルタミン酸液を苛性ソーダ
で中和したのち、濃縮して結晶化し、ついで遠心分離し
、乾燥して製品とした。
得られたグルタミン酸ソーダの収量は4.3kgであっ
た。
実施例2 カゼインよ 1ジンの11′“ カゼイン24kg、水42kgおよび35%濃度の塩酸
溶液34kgを攪拌下に混合して塩酸濃度12%の蛋白
質原料溶液を調製し、以下核原料溶液を実施例1に記載
したと同様な手順で(ただし、イオン交換膜装置への通
液に際してはpl+を9.7に調整した)リジンを得た
得られたリジンの収量は2.0kgであった。
出願人 雪印乳業株式会社 代理人 宮 1)広 豊

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)蛋白質原料物質に塩酸を添加、混合して塩酸濃度
    が10%乃至25%の蛋白質原料溶液を調製し、該溶液
    を160℃以上の温度で、スクリュウ方式により加熱し
    ながら押出すことにより□、連続的に蛋白質をアミノ酸
    に分解することを特徴とするアミノ酸の製造法。
  2. (2)上記押出された分解液から塩化水素を気液分離し
    、得られた塩化水素を液化して」1記塩酸溶液として循
    環させて利用する特許請求の範囲第(1)項記載のアミ
    ノ酸の製造法。
JP59047695A 1984-03-13 1984-03-13 アミノ酸の製造法 Pending JPS60192569A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61260853A (ja) * 1985-05-13 1986-11-19 Tech Res Assoc Extru Cook Food Ind 蛋白質の低分子化法
JPS6332467A (ja) * 1986-07-25 1988-02-12 Kobe Steel Ltd 蛋白質低分子化物の製造法
JP6117390B1 (ja) * 2016-02-03 2017-04-19 たかい食品株式会社 分解処理食品素材、及びその製造方法

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