JPS60192452A

JPS60192452A - 交換網における着信選択装置

Info

Publication number: JPS60192452A
Application number: JP4717284A
Authority: JP
Inventors: Takaaki Sato; 佐藤　高明
Original assignee: NIPPON TSUSHIN KENSETSU KK
Current assignee: NIPPON TSUSHIN KENSETSU KK
Priority date: 1984-03-14
Filing date: 1984-03-14
Publication date: 1985-09-30
Also published as: JPH0316065B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】話交換網におけるいたずら電話や間違い電話から加入者
を保護するための着信選択方式に関するものである。

公衆通信網にお（・ては、不特定の相手からの着信が許
容される結果、好まない相手であっても着信側で応答せ
ざるを得す、檎々の問題が生じている。例えば昭和５８
年のいたずら電話やいやがらせ電話等の迷惑電話は電々
公社が調査した範囲でも十万件を越えており大きな社会
問題となっている。例えはデータ処理の場合には、公衆
電話網から接続されるデータ通信センタ等においては、
トラブルを防ぐためにセンタで自動応答後発信者側から
送られて来る鍵査号（パスワード）を照合して正しい場
合にのみセンタへのアクセスを許可スるような方法が採
られて（・るが、一般の住宅電話においてはこのような
方法を採用することが実際上不可能であり、迷惑電話に
対応する手段としては電話番号を変更し、電話帳に不掲
載とすることや二重番号制を採用して（・るのが実情で
ある。しかし、これらの方法は迷惑を受けている状況を
実証して電々公社の承諾が必要であったり、不便であっ
たりする欠点がある。また、特開昭５４−１５２９０６
号や同５５−１１．６６８号公報に記載されているよう
に、交換網からの着信があった場合に予じめ定めた特定
の番号を発信するようにメツセージを送信し、この特定
番号が正しいか否かを判断し、正しい場合にのみ着信に
対する呼出し音を発するようにした方式も提案されてい
る。これらの方式におし・では特定の秘密番号を入力す
るのに可聴周波信号を送出しているが、これはブツシュ
ホンの押釦を操作して行なっている。したがってこの方
式では少なくとも発信側の電話機がブツシュホン式のも
のである必要があり、用途が限定されてしまい、実用上
不便なことが多（・欠点がある。

本発明の目的は上述した欠点を除去し、どのような端末
機能を用いても容易に実施することができる交換網にお
ける着信選択方式を提供しようとするものである。

本発明の着信選択方式は、交換網とこれに接続される端
末機能間にＬ５いて、不特定の発イぎ者からの着信に対
し特定の発信者についてのみ端末機能を接続させるに当
たり、交換網からの呼び出しに対して自動的に応答して
極数の問いかけを順次に発信し、これに対する発信者か
らの個々の回答を判別し、予じめ決めた回答と一致した
ときに端末憬能を交換網に＋８．続し得るように構成し
たことを特徴とするものである。

以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の着信選択方式の一実施例として交換網
として電話交換網、端末機能として電話。

機を用いた場合の構成を示すものである。箪詰磯ｌは看
侶泡択回路２を介して市：話交換網８と接続できるよう
に構成されている。この着信選択回路２は手動により切
換えられるスイッチ４を具え、その切換腕４ａは交換網
３に接続し、第１接点４　ｂ　６：ｌ’、電話機ｌに接
続し、第２ｉｆ点４ｃはリレー５の切換腕５ａｉ’ｌ：
ｉ絖する。したがって切換スイッチ４を第１ｇ、点４ｂ
仙１に倒したときは電話機ｌは通常の電話機として動作
し、交換網３からの呼び出しに対して呼出音を発生し、
オフフックにより電話ｆｉｌは交換網８に接続されるこ
とになる。

リレー５の第１接点５ｂは着信検出部６に接続し、第２
接点５ｃは送受話部７および切断検出部８に接続する。

着信検出部６、送受話部７および切断検出部８は制御部
９に接続すると共に送受話部７にはアナウンス部１０を
も接続する。

次に本例において着信選択がどのようにして行なわれる
のかを第２図に示す線図をも参照してＰ明する。加入者
が着信選択モードを希望するとぎは、先ず手動により切
換スイッチ４を第２接点４ｃ側に切換えておく。この状
態ではリレー５は第１図に示すようにその切換腕５ａが
接点５ｂに接続されている。ここで交換網３から着信が
あると着信検出部６はこれを検知し、ライン■１を介し
て制御部９へ着信を知らせる。このとき制御部９はリレ
ー５を動作させ、切換腕５ａを接点５Ｃに切換接続し、
送受話部？および切断検出部８を交換網８に接続する。

これにより着信選択回路２は交換網８に対して応答可能
な電話機のオフフック相当状態となる。続いて制御部９
はライン１２を介してアナウンス部１０に指令を送り、
現在着信選択中であることを発信加入者へ送出する。こ
のアナウンスは、例えば［ただ今質問に正しくお答え（
・ただいた方とだけ通話しております」と云った内容の
ものとすることができる。この情報の送出を「通知ｌ送
出」と称することにする。

次に開側１部９はライン１２を介してアナウンス部ＩＯ
へ「問いかけｌ送出」指令Ｃ工を送出する。

アナウンス部１０はこの指令Ｃ１に応答して、例えば数
字の１を表わす「イチ」という音声情報信号Ｑ０を発生
し、これを送受話部７を介して交換網８へ送出する。制
御部９ではこの問いかけに対応する発信加入者の応答、
例えば「〕・イ」という応答が送出されて来るのを一定
期間Ｔ１だけ監視する。送受話部７は一定レベル以上の
音声入力があった場合にこれを検出し、ライン１８を介
して制御部９へ伝送する。制御部９では上記一定の期間
Ｔ１、例えば１秒の間に送受話部７から応答検出信号が
供給されたか否かを検知し、その状態をメモＩＪ　Ｍ　
（第２図）の所定の記憶位置Ｍ１に配憶する。すなわち
、１．イチ」と（・う呼びかけに対して「ハイ」という
応答があった場合には論理笹「１」をメモＩＪ　ｙ、の
記憶位置Ｍ□に記憶し、応答がなかった場合には論理値
「０」を記憶する。

期間Ｔ０の経過後、制御部９は再びアナウンス部ｌＯに
「問いかけ２送出」指令を送出し、数字の２を表わす「
−二」をアナウンスし、送受話部？、リレー５、スイッ
チ４および交換網８を介して発信加入者に知らせ、期間
Ｔ２中にこの呼びかけに対する応答の有無を検出し、メ
モリＭの第２記憶位置Ｍ２に記憶する。

このような問いかけを＾り字の１〜１０まで行な（・、
各問いかけに対する応答を検出し、その結果をメモ＋７
ＭのＢａ憶位ｉｔ　Ｍｉ〜Ｍ０゜にそれぞれ記憶する。

第２図に示す場合には、問いかげ「サン（８）」、［ゴ
（５）Ｊ、ｒキュウ（９）」に対してのみ応答があった
場合にだけ着信を許可し、それ以外の場合には着信を許
可しないように設定されている。

この設定は制御部９に設けられているディップスイッチ
Ｄの接点Ｄ８．　Ｄ５．　Ｄ、を切換えることにより行
なう。このように特定の応答を使用者が任意に設定でき
るので非常に便利である。このように設定された状態で
、第２図に示すように問いかケ「サン」、「ゴ」、「キ
ュウ」の直後に１ノ・イ」と（・う応答Ａ８．　Ａ５．
　Ａ、が検出された場合にはメモリＭの記憶位置Ｍ８．
　Ｍ５．　Ｍ、に論理値ｒｌＪが記憶され、他の記憶位
置には論理値「０」が記憶されることになる。最後の期
間Ｔｌｏが経過した後に制御部９に設けた比較器Ｃにお
いてディップスイッチＤの状態とメモリＭの状態とを比
較し、一致が検出された場合に、着信許可と判断して制
御部９は吐出音発生部１４に駆動信号を送出し、例えば
ベルを鳴動させる。この呼出音を聞いた被呼者は切換ス
イッチ４を手動により接点４ｂ側に切換えて通話を行な
うことができる。一方、比較？？ａ　Ｃにおいて一致が
検出されない場合には、制御部９はライン１２を経てア
ナウンス部１０へ「通知３送出」指令を送り、例えば「
ただ今の時間は通話致しません。別の時間にお掛は直し
下さい」とアナウンスして接続を切り、リレー５を第１
図に示す状態に復帰させると共にアナウンス部ｌＯを初
期状態に復帰させ、次の着信の待機状態とする。

一方、着信が許可され、スイッチ４が接点４ｂに切換え
られたときは、この状態を切断検出器８が検知し、ライ
ン１５を経て制御部９へ切断検知信号を送出する。この
とき制御部９は着信選択回路２を初期状態にリセットし
、リレー５を接点５ｂ側に復帰させると共にアナウンス
部ＩＯを初期状態に復帰させる。

本発明は上述した実施例にのみ限定されるものではなく
幾多の変更を加えることができる。

上述した実施例では着信許可と判定された場合、吐出音
発生部１４を駆動し、この呼出音に応答してスイッチ４
を接点４ｂ側に手動により切換えるようにしたが、この
呼出音発生部１４を駆動する代りに電話機ｌの呼出音発
生装置を駆動するようにしてもよい。この場合には、電
話機のオフフックでスイッチ４を自動的に切換えればよ
い。またこの場合には電話機のオンフックを検出して着
信選択回路２を初期状態にリセットさせることもできる
。

また、上述した実施例では、着信不許可の場合にはアナ
ウンス部１０よりその旨を送出するようにしたが、着信
選択回路２に留守番録音装置を設け、要件を録音するよ
うに依頼することもできる。

また、上記の実施例においては「１」〜「ｌＯ」の１０
個の問いかけに対し、８つの回答が一致するときにだけ
Ｍイ＝許ｉＪの判断を行なったが、例えば発信加入者の
偶然の回答ミスや雑音による誤りを成る程度まで許容で
きるように８つの回答の内例えば２つが正しければ着信
許可と判定することにより余裕を持たせることもできる
。さらに上述した例では問いかけの送出指令をその都度
側＠１部９からアナウンス部ＩＯへ送ったが、アナウン
ス部が制御部により起動された後は、アナウンス部から
間（・かけ発信の通知を制御部に送出したり、あらかじ
め定めた一定の時間間隔で問いかけを次　・々に発信し
たり、することもでき、個々の問いかけに対する個々の
回答が識別できれば問いかけ発信の手順はどのようなも
のでもよい。

上述した実施例では着信選択回路を加入者宅に設置した
が、電話交換機側またはそれらの中間に設置することも
できる。ただし、この場合には着信許可と判断された場
合に加入者宅の篭詰磯を鳴動させるための呼出（ｇ号を
改めて送出する必要がある。

さらに、上述した実施例では端末機能として電話機とし
たが、端末機能は他の機能とすることもできる。例えば
留９番電話の再生機能を端末機能とすれば、問いかけに
正しく回答できる特定の者のみが、留守番電話の録音内
容を出先から電話で聞くことができる。また、ボームエ
レクトロニクス機器を端末機能とすれば、これに対し出
先から電話により選択的に指令を行なうような遠隔制御
を行なうこともできる。

さらに、上述した実施例では問いかけおよび回答を音声
情報により行なうようにしたが、必らずしも音声情報と
する必要はなく、例えば電話交換網を介してコンピュー
タを選択的に接続するような場合には、コンピュータで
特定の信号を作成してこれを問いかけおよび回答とする
こともできる。

上述したように、本発明の交換網における着信辿択方式
によれば、着信に自動的に応答して問いかけを送出し、
これに対する応答を検出し、これが予じめ決めた応答と
一致するときだけ着信を許可するようにしたため、簡単
な構成によって着信選択を行なうことができ、特に音声
情報によって回答を行なう場合にはブツシュホン等の特
別の機器である必要はなく、実用上の効果は非常に太き
（０

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の着信選択方式の一実施例の構成を示す
ブロック図、第２図は同じくその動作を説明するための線図である。ｌ・・・電話機　２・・・着信選択回路８・・・電話交
換網　４・・・切換スイッチ５・・・リレー　６・・・
着信検出部７・・・送受話部　８・・・切換検出部９・・・制御部
　１０・・・アナウンス部１１　、１２　、１８　、１
５・・・ライン１４・・・呼出音発生部　Ｍ・・・メモ
リＤ・・・ディップスイッチ　Ｃ・・・比較器。特許出願人　日本通信建設株式会社

Claims

【特許請求の範囲】１　交換網とこれに接続される端末機能間にお（・て、
不特定の発信者からの着信に対し特定の発信者について
のみ端末機能を接続させるに当たり、交換網からの呼び
出しに対して自動的に応答して複数の問いかけを順次に
発信し、これに対する発イｍ者からの個々の回答を判別
し、予じめ決めた回答と一致したときに端末機能を交換
網に接続し得るように構成したことを特徴とする交換網
における着信選択方式。区　前記複数の問いかけを音声情報で伝送すると共に回
答も音痺情報で伝送することを特徴とする特許請求の範
囲１記載の交換網における着信選択方式。