JPH051169Y2 - - Google Patents

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JPH051169Y2
JPH051169Y2 JP7137487U JP7137487U JPH051169Y2 JP H051169 Y2 JPH051169 Y2 JP H051169Y2 JP 7137487 U JP7137487 U JP 7137487U JP 7137487 U JP7137487 U JP 7137487U JP H051169 Y2 JPH051169 Y2 JP H051169Y2
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telephone
circuit
signal
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ringing signal
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、いたずら電話や間違い電話に対し電
話の所有者の保護を行なう電話装置に関する。 (ロ) 従来の技術 発呼者が電話をかけると電話回線より到来する
呼出信号に対応して呼出音が鳴り、この呼出音を
聴取することによつて電話がかかつて来ているこ
とを認知することが出来る。斯かる構成では、い
たずら電話は勿論のこと間違い電話の場合にも電
話の所有者は呼出されることになり、非常に不快
である。斯かる問題を解決する方法として暗証番
号を知つている人が電話をかけたときのみ呼出音
が鳴るようにされた電話装置が開発されており、
斯かる技術としては、例えば特開昭55−11668号
公報に開示されたものがある。上記電話装置は発
呼者よりの呼出信号に対応して電話回線を閉成状
態にし、発呼者よりの暗証番号を受ける状態にな
り送られて来た該暗証番号が前もつて設定された
番号と合致すると、呼出信号を放音するようにし
て呼出信号を鳴らす人の限定を行なつていた。 (ハ) 考案が解決しようとする問題点 前述したように呼出信号を鳴らす人の限定を行
なう電話装置を複数の電話機と共に一つの電話回
線に並列に接続させて使用しても、前記電話装置
は、発呼者より送信されてくる呼出信号を検出し
て電話回線を閉成状態にしてしまい、暗証番号の
送信を待つ状態になり、暗証番号が送信され、前
もつて設定された番号と合致し、前記呼出信号と
は異なる呼出信号を放音するという通常動作を行
ない、該呼出信号を聴取し、該電話装置に設けら
れた送受話器を持ち上げると、該呼出信号の放音
は止まり、該送受話器を介し発呼者との通話動作
が正常に行なわれるが、同様に該呼出信号を聴取
し、発呼者との通話動作を電話回線に接続させた
複数の電話機の一台を用いて行なうと、該電話機
に設けられた送受話器を持ち上げたとしても、該
呼出信号の放音は止まらず、持ち上げた送受話器
を介して該呼出信号は放音されるという問題があ
る。本考案は斯かる問題を解決した電話装置を提
供しようとするものである。 (ニ) 問題点を解決するための手段 本考案の電話装置は、発呼者より送信されてく
る呼出信号を検出し、第1呼出信号を発生する第
1呼出信号発生回路と、該第1呼出信号により制
御され、電話回線との閉成動作を行なうフツク制
御回路と該電話回線が閉成された後発呼者より送
信されたDTMF信号に対応する番号と暗証番号
とを照合し、合致した時出力を出す番号照合回路
と、該番号照合回路の出力を受けることにより動
作状態になり第2呼出信号を送出する第2呼出信
号発生回路と、該第2呼出信号発生回路が動作状
態になつている時のみ動作状態になり、前記電話
回線が前記フツク制御回路により閉結された後の
電話回線間電圧の低下を検出するオフフツク電圧
検出回路とより構成されている。 (ホ) 作用 本考案の電話装置は、発呼者よりの呼出信号の
送信を受けるとフツク制御回路により電話回線と
の閉成動作が行なわれ、発呼者よりの暗証番号が
送信され、前もつて設定していた暗証番号に合致
すると、初めて呼出信号として第2呼出信号が放
音され、該第2呼出信号が放音されると共にオン
フツク電圧検出回路が動作状態になりオンフツク
電圧の低下を検出することにより、フツク制御回
路は閉成動作を解除し、第2呼出信号の放音動作
を停止させるようにしたものである。 (ヘ) 実施例 図示した回路は、本考案の電話装置の一実施例
である。同図においては本考案の電話装置、
は本考案の電話装置と共に電話回線3に並列に
接続した第1電話機で、第1電話機回路4と、第
1送受信器5とを備えている。本考案の電話装置
1において、6は前記電話回線3を介し発呼者よ
り到来する呼出信号を整流する第1ダイオードブ
リツジ回路、7は該第1ダイオードブリツジ回路
6により整流された呼出信号が印加されるとその
呼出信号に対応して第1呼出信号を出力する第1
呼出信号発生回路、8は発呼者の選択動作の動
作、不動作を選択する選択スイツチであり、図示
した状態は不動作状態である。は前記選択スイ
ツチ8が不動作位置にあるとき前記第1呼出信号
発生回路7からの第1呼出信号が第1巻線10に
印加されるトランス、11は呼出信号用増幅回路
で前記トランスの第2巻線12に接続し、第1
呼出信号及び後述する第2呼出信号を増幅し、ス
ピーカ13に加え放音させる。14は電話回線3
との接続極性を決定するために設けられている第
2ダイオードブリツジ回路、15は電話回線3に
対しての閉結動作を制御するフツク制御回路、1
6はスピーチネツトワークと呼ばれる電話機回路
であり、送受話器17が接続されている。18は
ダイヤル操作時操作されるダイヤル操作釦、19
はダイヤル操作釦18を構成する番号に対応した
ダイヤル信号を出力するダイヤル信号発生回路、
20,21及び22は各々自動ダイヤル動作時操
作される第1、第2及び第3操作スイツチ、23
は自動ダイヤル動作を行なうための電話番号が記
憶されるメモリー回路、24は前記各操作スイツ
チに対応してメモリー回路23への電話番号の記
憶動作及び電話番号の呼出動作を制御する制御回
路、25は前記第1呼出信号発生回路7より出力
される信号が選択スイツチ8が選択動作位置にあ
るとき印加される制御端子であり、該制御端子2
5に前記第1呼出信号発生回路7からの信号が印
加されると前記制御回路24による各動作が行な
われるように構成されている。26は前記制御回
路24に設けられていると共に前記フツク制御回
路15の動作を制御する信号を出力するフツク動
作制御信号出力端子であり、前記制御端子25に
信号が印加されると電話回線3を閉結する信号を
出力するように構成されている。27は制御回路
24のフツク動作制御信号出力端子26より出力
される信号によりフツク制御回路15の動作によ
つて電話回線の閉結動作が行なわれた後駆動信号
が出力される駆動信号出力端子、28は該駆動信
号出力端子27に駆動信号が出力されると動作状
態になる応答メツセージ送出回路であり、発呼者
に対し暗証番号の送信を促すメツセージを送出す
る作用を有している。29は制御回路24に設け
られていると共に前記メモリー回路23への電話
番号の記憶動作時前記ダイヤル操作釦19の番号
に対応した信号が入力される入力端子、30は制
御回路24に設けられていると共に自動ダイヤル
動作時前記メモリー回路23より呼出された電話
番号が出力される出力端子であり、前記ダイヤル
信号発生回路19に接続されている。31は発呼
者より暗証番号として送信される信号、即ち
DTMF信号を受信するDTMF信号受信回路であ
り、コード化された信号を制御回路24に出力す
ると共に制御回路24内に組込まれている受信番
号メモリー回路(図示せず)によつて該信号が記
憶されるように構成されている。32はオフフツ
ク電圧検出回路で後記する第2呼出信号発生回路
である第2呼出信号を受けることにより動作状態
になり前記フツク制御回路15により電話回線3
が閉結され、電話回線間電圧がオフフツク電圧を
示している時他の電話機のオフフツク動作等によ
り電話回線間電圧が低下するのを検出し、出力を
制御回路24に加えるようにしているが、第2呼
出信号が加わらないと不動作状態になる。33は
前記フツク制御回路15による閉結動作が行なわ
れた後動作状態になると共に前記メモリー回路2
3に記憶されている電話番号と、前記受信番号メ
モリー回路(図示せず)に記憶されている番号と
の照合をする番号照合回路であり、その番号が合
致したときH(高い)レベルの信号を出力する出
力端子34を備えている。斯かる回路において、
メモリー回路23には加入者番号、市内局番及び
市外局番が記憶されているが、番号照合回路33
による照合動作は例えば加入者番号即ち下4桁の
番号によつて行なわれる。35は前記番号照合回
路33の出力端子34にHレベルの信号が出力さ
れると動作状態になると共に前記第1呼出信号発
生回路7より出力される第1呼出信号とは異なる
第2呼出信号を出力する第2呼出信号発生回路で
その出力は前記トランスを構成する第3巻線3
6に印加されると共に電話機回路16に印加され
るように接続されている。斯かる回路構成におい
て、発呼者より送信される番号とメモリー回路2
3に記憶されている番号とが合致しなかつた場合
には所定時間後にフツク制御回路15を復帰させ
て電話回線の閉結を解除するように構成されてい
る。また、第2呼出信号発生回路35より出力さ
れる呼出信号がスピーカ13によつて放音されて
いるときに送受話器17を持ち上げると第2呼出
信号発生回路35が不動作状態になるように構成
されている。 以上の如く、本考案の電話装置は構成されてお
り、次に斯かる回路の動作について説明する。ま
ず本考案の電話装置の一実施例におけるメモリー
回路23への電話番号の記憶動作について説明す
る。斯かる記憶動作は、記憶動作時のみ切換えら
れる記憶用スイツチ(図示せず)を記憶動作側に
切換えた状態において第1、第2及び第3操作ス
イツチ20,21及び22を各々操作すると共に
記憶させたい電話番号に対応したダイヤル操作釦
18を操作することによつて行なわれる。また応
答メツセージ送出回路28には、応答メツセージ
が記憶されるメツセージ用メモリー回路が組込ま
れており、メツセージの記憶動作によつて電話の
所有者の声が記憶される。そして斯かる応答用メ
ツセージとしては、例えば「はい、○○です。あ
なたの電話番号を送信して下さい。」のように記
憶される。以上の如くメモリー回路23への電話
番号の記憶動作及び応答用メツセージの記憶動作
は行なわれる。 次に図面に従つて本電話装置の動作について説
明する。まず本電話装置より電話をかける場合に
ついて説明する。メモリー回路23に電話番号が
記憶されていない人に電話をかける場合には、送
受話器17を電話機より外した後ダイヤル操作釦
18を操作することによつて行なわれる。前記送
受話器17を電話機より外すと周知の如くフツク
スイツチ(図示せず)が切換えられて電話回線3
の閉結動作が行なわれる。斯かる状態においてダ
イヤル操作釦18を操作するとその操作釦に対応
したダイヤル信号がダイヤル信号発生回路19よ
り出力され、電話機回路16を通して電話回線3
へ送出される。次に自動ダイヤル操作によつてメ
モリー回路23に電話番号が記憶されている人に
電話をかける場合には、前記送受話器17を電話
機より外した状態にて、電話をかけたい相手の電
話番号が記憶されているメモリーに対応し設けら
れている操作スイツチ20,21,22を操作す
ることにより、自動的に相手の電話番号に対応し
たダイヤル信号がダイヤル信号発生回路19より
出力され、電話機回路16を通して電話回線3へ
送出される。斯かる動作を行なうことにより電話
がかけられる。 以上の如く、電話をかける場合の動作は行なわ
れるが、次に発呼者からの電話がかかつてくる場
合の動作について説明する。まず本電話装置に設
けた選択スイツチ8が図示した不動作位置にある
とき即ち、通常の電話装置として動作する場合に
ついて説明する。図示した状態において電話回線
3に発呼者よりの呼出信号が到来してくると、該
呼出信号は、第1電話機と本考案の電話装置
に加わり、それぞれで放音動作を行なう。斯かる
状態での本考案の電話装置の動作は、電話回線
3よりの呼出信号を第1ダイオードブリツジ回路
6を通して第1呼出信号発生回路7に印加させ、
その結果、前記第1呼出信号発生回路7が動作状
態になり、その出力端子に電子音化された第1呼
出信号が出力される。そして、該第1呼出信号発
生回路7より出力された第1呼出信号は選択スイ
ツチ8を通してトランスを構成する第1巻線1
0に印加され、その結果、前記トランスを構成
すると共に呼出信号用増幅回路11に接続されて
いる第2巻線12に第1呼出信号が誘起され、該
呼出信号用増幅回路11にて増幅され、スピーカ
13より呼出音として放音を行なう。上記放音動
作により放音される呼出音を聴取して第1電話機
2の第1送受話器5を持ち上げると、電話回線3
は第1電話機の第1フツクスイツチ(図示せ
ず)に対応し、閉結状態になり、通話可能な状態
になる。さらに、本考案の電話装置の送受話器
17を呼出音の聴取にて持ち上げたとしても、フ
ツクスイツチ(図示せず)が閉結し、電話回線3
を介し発呼者との通話が行なえる状態になる。 以上の如く、通常の電話装置として動作する場
合の動作する場合の動作は行なわれる。次に選択
スイツチ8を図示した状態とは反対の動作位置、
即ち発呼者選択動作を行なう位置に切換えた場合
の動作について説明する。前記選択スイツチ8を
動作位置に切換えた本考案の電話装置と該電話
装置に対し並列に電話回線3に接続した第1電
話機とに電話回線3を介し呼出信号が加わる
と、第1電話機では、呼出信号に対応し呼出音
の放音を行なう。一方、電話装置では、電話回
線3を介し到来して来た呼出信号により、前述し
た場合と同様に第1呼出信号発生回路7は動作状
態になり、第1呼出信号が出力されるが選択スイ
ツチ8の切換えによつてトランスを構成する第
1巻線10への信号径路が遮断されているため、
スピーカ13より呼出音が放音されない。前記第
1呼出信号発生回路7より出力された第1呼出信
号は選択スイツチ8を通して制御回路24に設け
られている制御端子25に印加され、該制御回路
24による制御動作が開始される。前記制御回路
24の制御端子25に第1呼出信号が一定時間
(2秒〜4秒)加わると該制御回路24に設けら
れているフツク動作制御信号出力端子26に閉結
動作を行なうための信号が出力され、フツク制御
回路15による電話回線3の閉結動作が行なわれ
る。それにより電話回線3に到来していた呼出信
号は到来しなくなり、第1電話機にての呼出音
の放音は止まる。斯かる閉結動作が行なわれた後
制御回路24に設けられている駆動信号出力端子
27に駆動信号が出力され応答メツセージ送出回
路28に印加される。前記応答メツセージ送出回
路28に駆動信号が印加されると該応答メツセー
ジ送出回路28が動作状態になり、メツセージ用
メモリー回路に記憶されているメツセージ即ち
「はい、○○です。あなたの電話番号を送信して
下さい。」という暗証番号の送信を促すメツセー
ジが出力され、電話機回路16を通して発呼者に
送出される。斯かるメツセージを聴取した発呼者
が、電話番号に対するダイヤル釦を操作すると各
釦に対応する信号即ちDTMF信号が電話回線に
送出される。発呼者から送出されたDTMF信号
は第2ダイオードブリツジ回路14、フツク制御
回路15及び電話機回路16を通してDTMF信
号受信回路31に印加される。該DTMF信号受
信回路31に発呼者側から送出されたDTMF信
号が印加されると該DTMF信号受信回路31よ
り番号に対応してコード化された信号が出力され
て制御回路24に入力される。前記制御回路24
に入力されたコード化信号は該制御回路24内に
組込まれている受信番号メモリー回路によつて記
憶される。そして、該受信番号メモリー回路に記
憶された番号とメモリー回路23に記憶されてい
る電話番号との照合動作が番号照合回路33によ
つて行なわれる。そして、受信番号メモリー回路
に記憶されている番号とメモリー回路23に記憶
されている番号とが合致した場合には、番号照合
回路33の出力端子34にHレベルの信号が出力
され、該信号が第2呼出信号発生回路35に印加
される。その結果、前記第2呼出信号発生回路3
5が動作状態になり、前記第1呼出信号発生回路
7からの呼出音とは異なる第2呼出信号が出力さ
れ、トランスを構成する第3巻線36を印加す
る。従つて前記トランスを構成すると共に呼出
信号用増幅回路11に接続されている第2巻線1
2に第2呼出信号が誘起され、スピーカ13によ
つて呼出音として放音される。さらに、前記第2
呼出信号発生回路35の出力である第2呼出信号
は電話機回路16に加えられて発呼者へも送信す
ると共にオフフツク電圧検出回路32を動作状態
にさせる。斯かる状態において、電話装置のス
ピーカ13よりの呼出音の放音を聴取して第1電
話機の第1送受話器5を持ち上げると、前記第
2呼出信号発生回路35の出力を受け動作状態に
なつたオフフツク電圧検出回路32が電話回線間
電圧の第1電話機の第1送受話器5の持ち上げ
にともなう第1フツクスイツチ(図示せず)の閉
結動作による電圧低下を検出し、制御回路24に
対し出力を出す。それにより、制御回路24は、
フツク動作制御信号出力端子26よりフツク制御
回路15を閉結解除動作させるための信号を出力
させ、該フツク制御回路15により、電話装置
と、電話回線3との閉結が解除されると共に番号
照合回路33及び、第2呼出信号発生回路35を
不動作状態にして呼出音の放音を止め、第1電話
の第1送受話器5により閉結状態の第1フツ
クスイツチ(図示せず)−第1電話回線4を介し、
発呼者との通話が可能になる。斯かる状態におい
てオフフツク電圧検出回路32は第2呼出信号が
加わらないので不動作状態になつている。さら
に、前記第2呼出信号発生回路35が動作状態で
呼出音を放音している時に該電話装置の送受話
器17を持ち上げると、斯かる動作を制御回路2
4が検出し番号照合回路33及び第2呼出信号発
生回路35を不動作状態にして、呼出音の放音を
止め、持ち上げた送受話器17にて通話動作が行
なえる状態になる。上記動作では発呼者より送出
される電話番号とメモリー回路23に記憶されて
いる電話番号とが合致すると第2呼出信号発生回
路35より出力される第2呼出信号が呼出音とし
て放音されるが合致する番号が無かつた場合には
番号照合回路33の出力端子34にHレベルの信
号が出力されることは無いため第2呼出信号発生
回路35が動作状態になることはない。そして第
1電話機の第1送受話器5及び電話装置の送
受話器17をもとに持ち上げることなく、所定時
間が経過すると電話装置の制御回路24に設け
られているフツク動作制御信号出力端子26に電
話回線の閉結を解除する信号が出力され、フツク
制御回路15による閉結解除動作が行なわれ、ま
た第2呼出信号発生回路35も制御回路24の制
御により不動作状態になる。 尚本実施例において発呼者の選択動作を行なえ
る状態にある電話装置は発呼者よりの呼出信号
の着信を認識するのに数秒間を有するため、並列
に接続してある第1電話機が発呼者よりの呼出
信号に対応して該電話装置が認識するまでの数
秒間放音するようにしてある場合で、斯かる呼出
音の放音に対し、第1電話機の第1送受話器5
を持ち上げると電話回線3は第1電話機と閉結
状態になり、発呼者よりの呼出信号の送信を止
め、該第1電話機は発呼者と通話可能な状態に
なる。一方、電話装置は呼出信号の送信が中断
されてしまつたことにより、動作状態になれず、
不動作状態のままで何の問題も生じることなく第
1電話機にて通話が行なえる。また上記状態の
場合、第1電話機の第1送受話器17ではなく
電話装置の送受話器17を持ち上げたとすると
呼出信号の認識をリセツトし前記第1電話機
場合と同様、電話回線3は電話装置と閉結状態
になつてしまい発呼者よりの呼出信号の送信を止
める。それにより第1電話機の呼出音の放音は
止まり、電話装置は通話可能な状態になるた
め、何ら問題を生じることはなく、電話装置
用いてでも通話が行なえる。さらに、本実施例で
は第2呼出信号発生回路35よりの出力である第
2呼出信号を受けることによりオフフツク検出回
路32に動作状態になり、受けないと不動作状態
になるようにしたが、直接、番号照合回路33の
出力を受けて動作状態になるようにしても何ら問
題はない。また、本実施例では自動ダイヤル動作
を行なう電話番号の記憶数が3つの場合について
説明したが、その数は限定されるものではない。
また単一の釦を操作することによつてダイヤル動
作を行なうために設けられているメモリー回路に
記憶されている電話番号と照合するようにした
が、短縮ダイヤル即ちダイヤル操作釦18の特殊
操作を行なうことによつてメモリー回路に記憶さ
れている電話番号を呼出すようにされた電話装置
では該メモリー回路に記憶されている電話番号と
の照合を行なうようにすることも出来る。そし
て、応答メツセージ送出回路28として応答メツ
セージをメモリー回路に記憶させるようにした
が、テープレコーダーを使用して構成することも
出来る。 (ト) 考案の効果 本考案の電話装置は、発呼者が送信してくる
DTMF信号に対する番号とあらかじめ設定して
いた番号とを番号照合回路にて照合し、合致する
と発呼者の着信を知らせる呼出音を放音させると
共にオフフツク電圧検出回路を動作状態にさせる
ようにして、同一電話回線に接続した他の電話機
が呼出音に対応し送受話器を持ち上げたとして
も、斯かる動作による電話回線間の電圧低下を検
出し、呼出音の放音を停止させると共に、電話装
置と電話回線との閉結を解除させるようにしたた
め、本考案の電話装置の呼出音を聴取して、同一
電話回線に接続されたどの電話機を持ち上げても
呼出音は止まり、該電話機にて支障を来たすこと
はなく発呼者との通話ができるようになつた。さ
らに呼出音の放音動作と共にオフフツク電圧検出
回路を動作状態にさせるようにしたことにより本
考案の電話装置で通話動作を行なつている時に電
話回線間で生じる通話等による電圧低下現象にて
誤動作しないようにできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の電話装置の一実施例を示した回
路構成図である。 主な図番の説明、……電話装置、……第1
電話機、24……制御回路、32……オフフツク
電圧検出回路、33……番号照合回路、35……
第2呼出信号発生回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発呼者より送信されてくる呼出信号を検出し、
    第1呼出信号を発生する第1呼出信号発生回路
    と、該第1呼出信号により制御され、電話回線と
    の閉成動作を行なうフツク制御回路と、該電話回
    線が閉成された後発呼者より送信されたDTMF
    信号に対応する番号と暗証番号とを照合し、合致
    した時出力を出す番号照合回路と、該番号照合回
    路の出力を受けることにより動作状態になり第2
    呼出信号を送出する第2呼出信号発生回路と、該
    第2呼出信号発生回路が動作状態になつている時
    のみ動作状態になり、前記電話回線が前記フツク
    制御回路により閉結された後の電話回線間電圧の
    低下を検出するオフフツク電圧検出回路とよりな
    り第2呼出信号を聴取することにより、一つの電
    話回線に並列に接続させた任意の電話機をオフフ
    ツク状態にさせると、前記オフフツク電圧検出回
    路の出力により第2呼出信号発生回路は不動作状
    態になると共にフツク制御回路は電話回線との閉
    成動作を解除してオンフツク状態になるようにし
    たことを特徴とする電話装置。
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JPS63181043U (ja) 1988-11-22

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