JPS6019225B2 - 単極誘導子形電動機の製造方法 - Google Patents

単極誘導子形電動機の製造方法

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JPS6019225B2
JPS6019225B2 JP1400478A JP1400478A JPS6019225B2 JP S6019225 B2 JPS6019225 B2 JP S6019225B2 JP 1400478 A JP1400478 A JP 1400478A JP 1400478 A JP1400478 A JP 1400478A JP S6019225 B2 JPS6019225 B2 JP S6019225B2
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和夫 深沢
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、分解、組立、巻線、および修理を容易にし
た単極諌導子形同期電動機の製造方法に関するものであ
る。
単極誘導子形同期電動機の従来例を第1図に示す。
第1図において、1はフレーム、2はブラケット(負荷
側)、3はブラケット(反負荷側)、4はステータョー
ク、7−1,7一2は上記ステータョーク4の内周部に
圧入されたステータコア、10は上記ステータョーク4
の内周面で、上記ステータコア7一1と7一2との間に
配置された直流界滋コイル、6は上記ステータョーク4
に設けられ、上記直流界磁コイル10のリード線を出す
穴、5は上記フレームーに設けられた上記界磁コイル1
0のリード線を出す溝、9−1,9−2は上記ステータ
コァ7一1,7−2の相対する位置に空隙8を介して対
向するロータコア、11は上記ステータコア7一1,7
−2に設けられた巻線スロット(図示せず)に巻設され
る交流巻線、12一1,12一2は上記ロータコァ9一
1,9一2をシャフト15上に位置決め固定するカラー
、13一1,13一2はベアリング、14−1,14−
2は上記シャフト15を上記ステータコア7−1,7−
2とロータコア9−1,9一2とが対向する様に位置決
め固定するために、上記ベアリング13一1,13−2
の側面を押し付け固定する軸箱カバー、16は上記ロー
タコア9を位鷹決めするスベーサである。
またイは直流磁束の通り略である。以上のように構成さ
れているので、この電動機を絹立てるには、上記ステー
タョーク4の内周面に一方の側から、上記ステータコア
7一1を圧入位置決めし、上記直流界磁コイル10を上
記ステータョーク4の内周面に反対の側から挿入し、更
に、上記ステータコア7一2を圧入位置決めする。
次に、交流巻線11を巻回し、この巻線11のコイルエ
ンド部をヱポキシ処理(図示せず)することにより固定
部を構成する。
次に、上記固定子部を上記フレーム1の内周面に圧入位
贋決めし「上記ブラケツト2を鉄合する。次に「上記ス
テータコア7ーー,7−2の内周面、上記ブラケツト2
の内周面を同一内径で研削盤等により同時精密加工する
。一方回転子部の方は、上記シャフト15の外周面に上
記カラー12−1を圧入位置決めし、上記ロータコア9
−!を挿入、上記スべ−サ16、およびロータコア9−
2を挿入する。更に上記カラー12−2を圧入位置決め
し、上記ベアリング13ーー,13一2を圧入位魔決め
して回転子部を構成する。次にこの回転子部を前述の固
定子部の内側へ挿入し、上記軸箱カバー14−1,14
一2により位置決め固定させる。この種の電動機は空隙
長を小さく保つ(一般に100仏以下)ことが出力トル
ク、力率、効率の点で極めて重要であり、組立て時の累
積誤差、加工誤差による空隙の偏心、更にはロータコア
とステータコアとの接触をなくす様な加工方法「組立て
方法が肝要である。従って、従釆例の電動機においては
、内周面に上記ステータコア7−1,7−2、直流界磁
コイル10、交流巻線11を含んだステータョーク4を
上記フレーム1内に圧入位贋決めし、更にブラケット3
を蝦合位置決め後、上記ステータコア7−1,7−2、
ブラケット2,3の内周面を同時加工する方法を用いて
いた。
この様な方法を用いることにより、ブラケツト2,3と
フレーム1間の組合せ公差およびステータコア7−1,
7−2とステータョーク4との間の組合せ公差およびス
テータヨーク4とステータコア7一1,7一2との間の
組合せ公差との間に生じる累積誤差を最終加工工程で修
正することができた。しかしながら、この様な方法を用
いる場合では、交流巻線11および直流界磁巻線10の
部分に切削加工時の鉄粉や切り粉が混入し、これを充分
に清掃しないと巻線レアー等の不具合を生じる危険が非
常にあつた。また、清掃を行なう場合についても、組立
て後のためフレーム1内の凹部に落ち込んでしまったも
のについては充分に取り除くことは不可能であった。従
って、多少鉄粉が内部に残っても不具合が発生しない様
に、交流巻線11のコイルエンド部および直流界磁コイ
ル10の空間部にェポキシ処理をすると共に、ステータ
コア7一1,7一2内の巻線スロットに設けられるウェ
ッヂヤスロツトセルを充分に厚い物を用いることが必要
であり、極めて加工の手間が多い構造であり、ひいては
コストの高いものとなっていた。更に、この様な従釆例
の構造を有する電動機においては、何かの事故で特に直
流界磁コイル10や交流巻線11を損傷または焼損した
場合においては、この電動機を補修して再使用すること
が困難で省資源の観点からみると極めて不具合の多い構
造であった。この発明は上記の欠点を改善することを目
的とするもので内部構造を変更し「かつステータコア、
ブラケットおよびステータョ−クの内周面を同時精密加
工後、再び分解、清掃した後に、直流界磁コイルの取り
付け、交流巻線の巻設し、再び最終組立てを行なう事に
より、精度の高い、しかも加工、組立工程の容易な、更
には修理の可能な単極誘導子形同期電動機製造方法を提
供するものである。以下この発明の一実施例を第2図に
おいて説明する。
本図において、21はフレーム、22,23はブラケッ
ト、24は上記フレーム21の内周面に設けられるステ
ータコア、25は空隙、26は上記空隙25を介して上
記ステータコア24の相対する位置に設けられるロータ
コア、27−1,27−2は上記ロータコア26をシャ
フト34上に位置決め固定するカラー、29は一方のプ
ラケット22の内周面に圧入位贋決めされた11ング状
のステータョーク、28は上記ステータョーク29の側
面に適当な手段により保持されたりング状の直流界磁コ
イルで、この直流界磁コイル28によって作られる直流
磁束は図示の口によって示される。
また上記シャフト34上の一点鎖線a−を,b一Mまそ
の位檀より外側の部分はステンレス等の非磁性材料によ
って、ベアリング32−1,32−2へ磁気が伝わるの
を防ぐための圧俵部分を示している。30はロータョー
クで、空隙を介して上記ステータョーク29の相対する
位置に固定される。
31−1,31−2は上記固定子部へ回転子部を挿入し
た後に上記ベアリング32一1,32−2の側面を押し
て、位置決め固定するための鯛箱カバーである。
33は上記ステータコア24の巻線スロット(図示せず
)に巻設される交流巻線、35は上記直流界滋コイル2
8「交流巻線33のリード線の穴である。
本発明方法にて製造される電動機は、上述の如く構成さ
れており、次のように製造される。
まず最初に、上記フレーム21の内周面へ上記ステータ
コア24を圧入位置決めし、上記ステータョーク29を
上記ブラケット22の内周部に圧入位置決めする。次に
、上託フレーム21、ブラケット22、23を接合部に
合せて組立て、各般合部にその組合せ位置を明確にする
マッチマークを付ける。その後、上記ステータコア24
の内周面、ブラケット22,23の内周面で上記ベアリ
ング32ーー,32−2を保持するハウジングの内面を
研削盤等により同時精密加工、つまり同一精密加工する
。次にこれらを再び分解し、内部に残っている鉄粉や切
り粉を完全に清掃、除去した後、上記ステータコア24
に交流巻線33を施し更に、上記直流界磁コイル28を
上記ステータョーク29の側面へ取り付ける。次にこれ
らフレ−ム、ブラケットを再び上述のマッチマークに合
せて組立てる。一方回転子部は、上記シャフト34の外
周面にロータコァ26を上記カラー27一1,27一2
により位置決め固定し、更に、上記ロータョーク30を
上記ステータョーク29の相対する位置で上記シャフト
34の外周部に圧入位置決めする。
その後、上記ロータコア26の外周面とロータョーク3
0の外周面とを同時精密加工、つまり同一蓬精密加工す
る。更に上記ベアリング32−1,32一2を上記シャ
フト34へ圧入位置決めする。上述の回転子部は上記軸
箱カバー31−1,31−2により上述の固定子部内へ
位置決め固定される。
この発明は以上のとおり、単極誘導子形同期電動機を、
フレーム、上記フレームの両側に鉄合部を有して組合さ
れる一対のプラケット、上記フレームの内周面に設けら
れ交流巻線を巻設するスロットを有するステータコア、
上記ステータコアの相対する位置に空隙を介して設けら
れるロータコア、上記ロータコアの内周面に挿入された
シャフト、上記シャフトの外周面に圧入され上記一対の
ブラケツトの相対する位置に設けられる一対のベアリン
グ、上記一対のベアリングをその側面から位置決め固定
する一対の軸箱カバー、上記一対のプラケツトの一方の
内周面に保持されその側面にリング状の直流界磁コイル
を保持したりング状のステータョーク、上記ステータョ
ークの相対する位置に空隙を介して設けられ上記シャフ
トの外周面に固定されたロータョークを備える構成とし
、上記フレーム内周面に上記ステータコアを圧入し、上
記一対のブラケットの一方に上記ステータョークを固定
した後に、上記フレームと上記一対のブラケツトを組立
て、上記ステータコアの内周面と、上記ステータョーク
の内周面と、上記一対のブラケットの内周面とを同時加
工すると共に、上記ブラケツトとフレームとの鉄合部に
マッチマークを付与した後分解し、上記交流巻線と直流
界磁コイルとを巻設固定した後、再度上記組立てを行い
、しかる後上記シャフトに固定されたロータコア外周面
とロータョーク外周面とを同時加工すると共にシャフト
の両側にベアリングを圧入した回転子部を、上記一対の
ブラケットの一方から挿入すると共に、上記軸箱カラー
にてベアリングを位置決め固定することにより製造した
ので、従来方法に比し、狭いステータコァ間に直流界磁
コイルを配設する必要がない。
ロータコア間にスベーサを介在させる必要がない、直流
界磁コイルの空間部にェポキシ処理する必要がない(製
作時に良好に鉄粉等の清掃ができるため)等の理由によ
り、組立および加工時の手間の点で極めて有利となる。
また、従来のように直流界磁コイルがステータコァ間に
存在しないので、機械加工時に発生した鉄粉、切り粉等
を良好に清掃でき、よって上記ェポキシ処理を必ずしも
施さなくても巻線の絶縁に対する信頼性が向上する。
更にまた、直流界磁コイルが焼損した場合にあっても、
交流巻線を取外さなくても直流界磁コイルのみを交換す
るのみで足りる等修理も極めて容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を説明するための電動機部分断面図、第
2図はこの発明の一実施例を説明するための電動機部分
断面図である。 21はフレーム、22,23はブラケツト、33は交流
巻線、24はステータコア、25は空隙、26はロータ
コア、34はシャフト、32はベアリング、31は軸箱
カバー、28は直流界磁コイル、29はステータヨーク
、30はロータヨークである。 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 単極誘導子形同期電動機を、フレーム、上記フレー
    ムの両側に嵌合部を有して組合される一対のブラケツト
    、上記フレームの内周面に設けられ交流巻設を巻設する
    スロツトを有するステータコア、上記ステータコアの相
    対する位置に空隙を介して設けられるロータコア、上記
    ロータコアの内周面に挿入されたシヤフト、上記シヤフ
    トの外周面に圧入され上記一対のブラケツトの相対する
    位置に設けられる一対のベアリング、上記一対のベアリ
    ングをその側面から位置決め固定する一対の軸箱カバー
    、上記一対のブラケツトの一方の内周面に保持されたそ
    の側面にリング状の直流界磁コイルを保持したリング状
    のステータヨーク、上記ステータヨークの相対する位置
    に空隙を介して設けられ上記シヤフトの外周面に固定さ
    れたロータヨークを備える構成とし、上記フレーム内周
    面に上記ステータコアを圧入し、上記一対のブラケツト
    の一方に上記ステータヨークを固定した後、上記フレー
    ムと上記一対のブラケツトを組立て、上記ステータコア
    の内周面と、上記ステータヨークの内周面と、上記一対
    のブラケツトの内周面とを同時加工すると共に、上記ブ
    ラケツトとフレームとの嵌合部にマツチマークを付与し
    た後分解し、上記交流巻線と直流界磁コイルとを巻設固
    定した後、再度上記組立てを行い、しかる後上記シヤフ
    トに固定されたロータコア外周面とロータヨーク外周面
    とを同時加工すると共にシヤフトの両側にベアリングを
    圧入した回転子部を、上記一対のブラケツトの一方から
    挿入すると共に、上記軸箱カラーにてベアリングを位置
    決め固定することを特徴とする単極誘導子形同期電動機
    の製造方法。
JP1400478A 1978-02-09 1978-02-09 単極誘導子形電動機の製造方法 Expired JPS6019225B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60144123A (ja) * 1983-12-29 1985-07-30 Fanuc Ltd 交流サ−ボモ−タ及びその製造方法
AU2017290248B2 (en) * 2016-06-30 2021-10-28 Amber Kinetics, Inc. Homopolar motor for a flywheel energy storage system

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