JPS6019091Y2 - 油圧エレベ−タ−の安全装置 - Google Patents
油圧エレベ−タ−の安全装置Info
- Publication number
- JPS6019091Y2 JPS6019091Y2 JP8013378U JP8013378U JPS6019091Y2 JP S6019091 Y2 JPS6019091 Y2 JP S6019091Y2 JP 8013378 U JP8013378 U JP 8013378U JP 8013378 U JP8013378 U JP 8013378U JP S6019091 Y2 JPS6019091 Y2 JP S6019091Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic
- elevator
- valve
- hydraulic circuit
- tank
- Prior art date
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- Expired
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- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は油圧エレベータ−の改良、具体的には油圧エレ
ベータ−の安全装置に関するものである。
ベータ−の安全装置に関するものである。
本考案者は、先に油圧エレベータ−の油圧回路中に、エ
レベータ−の各階への停止時及び停電時に夫々間じるチ
ェックバルブを組込み、エレベータ−の自然降下ないし
落下を防止するための安全装置を提供した。
レベータ−の各階への停止時及び停電時に夫々間じるチ
ェックバルブを組込み、エレベータ−の自然降下ないし
落下を防止するための安全装置を提供した。
又上記安全装置はチェックバルブがエレベータ−油圧回
路開閉用シリンダー弁と数置を開閉駆動する背圧用油圧
回路からなり、その背圧用油圧回路にはソレノイド弁が
組込まれ、エレベータ−の停止時及び停電時に該ソレノ
イド弁を閉じることにより、背圧用油圧回路を作動しエ
レベータ−油圧回路開閉用シリンダー弁を閉じるように
構成されたものである。
路開閉用シリンダー弁と数置を開閉駆動する背圧用油圧
回路からなり、その背圧用油圧回路にはソレノイド弁が
組込まれ、エレベータ−の停止時及び停電時に該ソレノ
イド弁を閉じることにより、背圧用油圧回路を作動しエ
レベータ−油圧回路開閉用シリンダー弁を閉じるように
構成されたものである。
本考案は、上記ソレノイド弁、油圧ポンプ、モーター、
配管又はリリーフバルブ等の故障によりエレベータ−が
高速降下した場合に、この高速降下を油圧ポンプとタン
ク間の過大圧力として検出し、エレベータ−油圧回路を
閉じ作動油を阻止してエレベータ−の高速化降下を防止
するようにした油圧エレベータ−の安全装置を提供した
ものである。
配管又はリリーフバルブ等の故障によりエレベータ−が
高速降下した場合に、この高速降下を油圧ポンプとタン
ク間の過大圧力として検出し、エレベータ−油圧回路を
閉じ作動油を阻止してエレベータ−の高速化降下を防止
するようにした油圧エレベータ−の安全装置を提供した
ものである。
以下に本考案を図面に示す実施例によって説明する。
第1図は本考案の安全装置が組込まれたラム式油圧エレ
ベータ−の油圧回路を示すものである。
ベータ−の油圧回路を示すものである。
第1図において、カゴ型誘導電動機1は可変容量形油圧
ポンプ2に連結されており、作動油はこの可変容量形油
圧ポンプ2を通って、作動油タンり3とジヤツキ4との
間で正逆方向に移送され、これによりラム5を上下動し
てエレベータ−を上昇又は下降せしめている。
ポンプ2に連結されており、作動油はこの可変容量形油
圧ポンプ2を通って、作動油タンり3とジヤツキ4との
間で正逆方向に移送され、これによりラム5を上下動し
てエレベータ−を上昇又は下降せしめている。
そこでエレベータ−上昇時には可変容量形油圧ポンプ2
を作動油がジヤツキ4方向に送られる状態に調整すると
、該作動油は誘導電動機1によって駆動される同ポンプ
2を経てジヤツキ4の方向に送られラム5を上動し従っ
てエレベータ−を上昇させることになる。
を作動油がジヤツキ4方向に送られる状態に調整すると
、該作動油は誘導電動機1によって駆動される同ポンプ
2を経てジヤツキ4の方向に送られラム5を上動し従っ
てエレベータ−を上昇させることになる。
そしてエレベータ−が各階に達したときにはリミットス
イッチその他の働きによってポンプ2を作動油がジヤツ
キ4の方向及びタンク3の方向のいずれにも送られない
中立状態に保つことによりエレベータ−を停止させる。
イッチその他の働きによってポンプ2を作動油がジヤツ
キ4の方向及びタンク3の方向のいずれにも送られない
中立状態に保つことによりエレベータ−を停止させる。
次にエレベータ−の下降時には、可変容量形油圧ポンプ
2を作動油がタンク3方向に送られる状態に調整すると
、作動油はジヤツキより可変容量形油圧ポンプ2を経て
タンク3に順次抜けるので、その際のエレベータ−の落
下エネルギーによって同ポンプ2を駆動−これに伴って
誘導電動機1も強制駆動され、電動機1は誘導発電機と
して働き、ここで発生した電力は電源に返還される。
2を作動油がタンク3方向に送られる状態に調整すると
、作動油はジヤツキより可変容量形油圧ポンプ2を経て
タンク3に順次抜けるので、その際のエレベータ−の落
下エネルギーによって同ポンプ2を駆動−これに伴って
誘導電動機1も強制駆動され、電動機1は誘導発電機と
して働き、ここで発生した電力は電源に返還される。
又上記のエレベータ−油圧回路6に、チェックバルブ7
が組込まれているが、これはエレベータ−の下降時、即
ち作動油をタンク3の方向に送油しているときには開き
、エレベータ−の各階への停止時及び停電時に夫々閉じ
るものである。
が組込まれているが、これはエレベータ−の下降時、即
ち作動油をタンク3の方向に送油しているときには開き
、エレベータ−の各階への停止時及び停電時に夫々閉じ
るものである。
このチェックバルブ7はエレベータ−油圧回路6の開閉
用シリンダー弁8を開閉駆動する背圧用油圧回路9を有
している。
用シリンダー弁8を開閉駆動する背圧用油圧回路9を有
している。
又上記背圧用油圧回路9にはソレノイド弁10が設けら
れている。
れている。
ここでエレベータ−の上昇時には上記ソレノイド弁10
は閉じており、背圧用油圧回路9の油室7aに圧力がか
かり、シリンダー弁8はその背圧により通路12を閉じ
ている。
は閉じており、背圧用油圧回路9の油室7aに圧力がか
かり、シリンダー弁8はその背圧により通路12を閉じ
ている。
しかし作動油は逆止め弁13を通って、タンク3よりジ
ヤツキ4の方向に送油され、ラム5を上動し従ってエレ
ベータ−は上昇することができる。
ヤツキ4の方向に送油され、ラム5を上動し従ってエレ
ベータ−は上昇することができる。
一方エレベータ−の下降時にはソレノイド弁10を開い
て油室7aの圧力を解放することにより、シリンダー弁
8にかかつている背圧が解放され通路11側の油圧によ
り該シリンダー弁8は開かれ作動油が通路11より通路
12を経てタンク3に送られる。
て油室7aの圧力を解放することにより、シリンダー弁
8にかかつている背圧が解放され通路11側の油圧によ
り該シリンダー弁8は開かれ作動油が通路11より通路
12を経てタンク3に送られる。
ただしこのとき逆止弁13は閉じている。
又エレベータ−の停止したとき及びエレベータ−の停電
時にはソレノイド弁10は閉じた状態に保持されるので
シリンダー弁8がそれにかかる背圧により通路12を塞
ぎ、又逆止め弁13も閉じているため作動油の移動が阻
止され従ってエレベータ−の自然降下ないし落下が防止
されるようになっている。
時にはソレノイド弁10は閉じた状態に保持されるので
シリンダー弁8がそれにかかる背圧により通路12を塞
ぎ、又逆止め弁13も閉じているため作動油の移動が阻
止され従ってエレベータ−の自然降下ないし落下が防止
されるようになっている。
以上のように構成された油圧エレベータ−の背圧用油圧
回路9に、上記ソレノイド弁10、モーター1、油圧ポ
ンプ2およびリリーフバルブ14等の故障によりエレベ
ータ−が所定の速度より高速降下した場合、ソレノイド
弁10が開いていてもチェックバルブ7のシリンダー弁
8を閉じせしめるパイロット式2位置切換弁15が組込
まれており、これが安全装置として働くことになる。
回路9に、上記ソレノイド弁10、モーター1、油圧ポ
ンプ2およびリリーフバルブ14等の故障によりエレベ
ータ−が所定の速度より高速降下した場合、ソレノイド
弁10が開いていてもチェックバルブ7のシリンダー弁
8を閉じせしめるパイロット式2位置切換弁15が組込
まれており、これが安全装置として働くことになる。
即ちこのパイロット式2位置切換弁15はエレベータ−
の高速降下により通路11における油圧ポンプ2とタン
ク3間の通路16における油圧の圧力差が規定以上又は
以下になると閉じるように構成されているので、パイロ
ット式2位置切換弁15の閉じ動作によりシリンダー弁
8が通路12を塞ぎ従って作動油の移動を阻止してエレ
ベータ−を減速停止させる。
の高速降下により通路11における油圧ポンプ2とタン
ク3間の通路16における油圧の圧力差が規定以上又は
以下になると閉じるように構成されているので、パイロ
ット式2位置切換弁15の閉じ動作によりシリンダー弁
8が通路12を塞ぎ従って作動油の移動を阻止してエレ
ベータ−を減速停止させる。
又パイロット式2位置切換弁15はエレベータ−油圧回
路6の油圧により制御されており、停電や電気制御系統
に故障が発生しても確実に作動するのものである。
路6の油圧により制御されており、停電や電気制御系統
に故障が発生しても確実に作動するのものである。
又パイロット式2位置切換弁15はポンプ2とタンク3
間の通路16における過大圧力により作動しこの通路1
6が絞り弁17を介して大気に接しているので、このパ
イロット式2位置切換弁15を作動する油圧制御回路1
8の設計及び調整が容易になっている。
間の通路16における過大圧力により作動しこの通路1
6が絞り弁17を介して大気に接しているので、このパ
イロット式2位置切換弁15を作動する油圧制御回路1
8の設計及び調整が容易になっている。
さらに本考案の油圧エレベータ−の安全装置は、発電効
果を高めるために圧力損失を出来るかぎり小さくした油
圧回路により構成されるものである。
果を高めるために圧力損失を出来るかぎり小さくした油
圧回路により構成されるものである。
又本考案の安全装置の点検はソレノイド弁10を開きか
つ安全点検用手動開閉弁19を開放することにより、エ
レベータ−に高速降下を安全装置の作動を点検するとと
もに、その時の通路11における油圧P1及び通路12
における油圧P2の圧力差(Pi P2)を確認して
行なうものである。
つ安全点検用手動開閉弁19を開放することにより、エ
レベータ−に高速降下を安全装置の作動を点検するとと
もに、その時の通路11における油圧P1及び通路12
における油圧P2の圧力差(Pi P2)を確認して
行なうものである。
第1図は本考案の油圧エレベータ−の安全装置を組込ん
だ油圧エレベータ−の油圧回路図である。 1・・・・・・カゴ型誘導電動機、2・・・・・・可変
容量形油圧ポンプ、3・・・・・・作動油タンク、4・
・・・・・ジヤツキ、5・・・・・・ラム、6・・・・
・・エレベータ−油圧回路、7・・・・・・チェックバ
ルブ、8・・・・・・シリンター弁、9・・・・・・背
圧用油圧回路、10・=・・・・ソレノイド弁、11・
・・・・・作動油の通路、12・・・・・・通路、13
・・・・・・逆止め弁、14・・・・・・リリーフバル
ブ、15・・・・・・パイロット式2位置切換弁、16
・・・・・・通路、17・・・・・・絞り弁、1B・・
・・・・パイロット式2位置切換弁の油圧制御回路、1
9・・・・・・安全点検用手動開閉弁。
だ油圧エレベータ−の油圧回路図である。 1・・・・・・カゴ型誘導電動機、2・・・・・・可変
容量形油圧ポンプ、3・・・・・・作動油タンク、4・
・・・・・ジヤツキ、5・・・・・・ラム、6・・・・
・・エレベータ−油圧回路、7・・・・・・チェックバ
ルブ、8・・・・・・シリンター弁、9・・・・・・背
圧用油圧回路、10・=・・・・ソレノイド弁、11・
・・・・・作動油の通路、12・・・・・・通路、13
・・・・・・逆止め弁、14・・・・・・リリーフバル
ブ、15・・・・・・パイロット式2位置切換弁、16
・・・・・・通路、17・・・・・・絞り弁、1B・・
・・・・パイロット式2位置切換弁の油圧制御回路、1
9・・・・・・安全点検用手動開閉弁。
Claims (1)
- 油圧ポンプの作動によって作動油をタンクよりジヤツキ
へ、又ジヤツキよりタンクへと油送してエレベータ−を
上下せしめると共に、その油圧回路にエレベータ−の降
下時には開き、かつエレベータ−の停止時及び停電時に
は閉じるところの、エレベータ−油圧回路開閉用シリン
ダー弁と数置を開閉駆動する背圧用油圧回路を有するチ
ェックバルブを組込んだ油圧エレベータ−において、上
記背圧用油圧回路にジヤツキとチェックバルブ間の油圧
及び油圧ポンプとタンク間の油圧の圧力差が規定以上に
なると閉じるパイロット式2位置切換弁を組込み、上記
エレベータ−の高速降下時に、これを上記油圧ポンプと
タンク間の過大圧力として該パイロット式2位置切換弁
により検出し、その閉じ動作により背圧用油圧回路を作
動しエレベータ−油圧回路開閉用シリンダー弁を閉じる
ことにより、上記油圧回路を閉じるように構成したこと
を特徴とする油圧エレベータ−の安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8013378U JPS6019091Y2 (ja) | 1978-06-12 | 1978-06-12 | 油圧エレベ−タ−の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8013378U JPS6019091Y2 (ja) | 1978-06-12 | 1978-06-12 | 油圧エレベ−タ−の安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54180571U JPS54180571U (ja) | 1979-12-20 |
JPS6019091Y2 true JPS6019091Y2 (ja) | 1985-06-08 |
Family
ID=28998743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8013378U Expired JPS6019091Y2 (ja) | 1978-06-12 | 1978-06-12 | 油圧エレベ−タ−の安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6019091Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5309759B2 (ja) * | 2008-07-28 | 2013-10-09 | 三菱電機株式会社 | 油圧式エレベータ装置 |
JP5586257B2 (ja) * | 2010-02-08 | 2014-09-10 | 三菱電機株式会社 | 油圧エレベータの異常検出装置 |
-
1978
- 1978-06-12 JP JP8013378U patent/JPS6019091Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54180571U (ja) | 1979-12-20 |
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