JPS5914641B2 - アクチユエ−タ停止装置を具備する圧力補償付マルチコントロ−ルバルプ - Google Patents

アクチユエ−タ停止装置を具備する圧力補償付マルチコントロ−ルバルプ

Info

Publication number
JPS5914641B2
JPS5914641B2 JP7234275A JP7234275A JPS5914641B2 JP S5914641 B2 JPS5914641 B2 JP S5914641B2 JP 7234275 A JP7234275 A JP 7234275A JP 7234275 A JP7234275 A JP 7234275A JP S5914641 B2 JPS5914641 B2 JP S5914641B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
boom
pressure
passage
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7234275A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS51148824A (en
Inventor
和人 藤山
弘克 阪本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Heavy Industries Ltd filed Critical Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority to JP7234275A priority Critical patent/JPS5914641B2/ja
Publication of JPS51148824A publication Critical patent/JPS51148824A/ja
Publication of JPS5914641B2 publication Critical patent/JPS5914641B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Control And Safety Of Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、アクチュエータの停止装置を具備するコン
トロールバルブ、具体的にはトラッククレーンなどにお
けるブームが限界位置まで降下したときに自動的に停止
する機能を備えたマルチコントロールパルプに関するも
のである。
トラッククレーンなどにおいて荷物を吊り下げた状態で
ブームを倒す際、ブームの支点から荷物までの距離が次
第に大きくなることから、モーメントが増加し、トラッ
クの自重による反対向のモーメントを超過すれば、ブー
ムはトラックと共に転倒する。
このような事故を防止するために、通常トラッククレー
ンにはブームの傾きを制限する安全装置が設けられてい
る。例えば、実公昭48−28221号公報に示された
装置は、ブーム起倒用ホイストを操作する制御弁への圧
油通路の途中を、バランスピストン型リリーフ弁からな
るアンローダ弁を介して戻り油通路に連結し、このアン
ローダ弁のベント通路に通電時に開く電磁弁を設け、該
電磁弁の作動回路(電気回路)中にクレーンの限界負荷
作用時にのみ閉じるスイッチと、ブームを倒す方向に制
御弁を操作した時にのみ閉じるスイッチとを直列に接続
したものであつて、プームを倒す際、上記の2つのスイ
ッチが共に閉じた時、前記のアンローダ弁がアンロード
してブームの傾動が自動的に停止するようにしたもので
ある。
Lかし、この装置においては、電磁弁の作動回路中に2
つのスイッチを直列に設ける必要があり、特に制御弁の
操作と関連して作動するスイッチを・設けることに関し
ては、次の不具合がある。
即ち、トラッククレーンにおいては、制御弁自体が比較
的狭い場所に取付けられており、この付近に前記のスイ
ッチを設けることは取付け、取外し作業が容易でなく、
また制御弁は通常屋外に取り付けられており、この付近
にスイッチを配設した場合には雨やホコリなどによつて
スイッチが痛み易く、作動不良による事故を招く恐れが
あることから、保守点検の頻度が高くなることである。
本発明は、上述した従来装置の欠点を改善することを目
的としたものであつて、ブーム昇降用アクチユエータと
油圧ポンプまたはタンクとを接続する通路の途中に配設
されて前記ブームの上下動または停止を行わせる主切換
弁と、この主切換弁に並設された圧力補償装置とを備え
る圧力補償付マルチコントロールバルブにおいて、前記
の主切換弁の延長部分にパイロツト切換部を設け、この
パイロツト切換部は前記圧力補償装置の二次側圧力室と
接続する環状油室とタンクへ接続する油室とを有し、主
切換弁が下げ位置にあるときにのみ前記2つの油室を連
通せしめる構成とするとともに、前記の二次側圧力室と
環状油室とを接続する管路の途中に開閉弁を配設し、こ
の開閉弁は前記のブームが限界位置まで降下したときに
作動する信号発生手段からの信号により開位置となるよ
うに構成したことを特徴とするものである。つぎに本発
明の実施例について説明する。
第1図および第2図はこの発明にかXるアクチユエータ
停止装置を具備する圧力補償付マルチコントロールバル
ブの実施例における断面図を示し、特に第1図は、当該
バルブとアクチュエータの一例としてのブーム昇降装置
との関連を示す配置図である。
また、第1図中の当該バルブの断面図は第2図のI−1
線に沿う断面を示し、第2図は第1図の−線における断
面を示す。第2図において、圧油供給源としてのポンプ
Pから送出された圧油は、給油ポート1からマルチコン
トロールバルブ内に導入され、主スプール19,20が
いずれも中立位置(図示の位置)のとき、通路2、通路
3、通路4および通路5を経て、タンクポート6からタ
ンクTに連通する。また、第1図において、通路2は通
路rを経て通路8に連通し、通路3は通路15を経て通
路14に連通する。いま、第1図において、主スプール
19が中立位置からa矢の方向に移動すると、通路2と
通路3との連通は遮断され、通路2の圧油は、流れ方向
の理解の便宜のために図中の符号のみを連記して示すと
、符号7一8−10−11−12を経由し、通路23を
通つて管路88に送られる。このとき通路23の圧油は
、通路74、通路61を経て二次側圧力室43に至り、
同時に通路12の圧油は通路62を経て反対側の圧力室
42に至り、圧力補償スプール50はスプリング36の
力により、図示の位置を保持する。管路88に送られた
圧油は、シリンダの上部室81に送られ、下部室86の
圧油はカウンタバランス弁85を経て、管路89から通
路24、油室26および第2図の通路2830−32−
34を経てタンクポート6からタンクTに排出される。
なお、第2図において、通路27,29,31,33お
よび35は、上記→の通路と対称の位置に設けられ、通
路23からの圧油が排出するときの通路である。また、
44はポンプPから給油ポート1に至る管路の途中に設
けられた主リリーフ弁である。さらに、第1図において
、83は二次側圧力室43に設けられたポート53と主
切換スプール19のパイロツト切換部に設けられた環状
油室84とを接続する管路であり、管路83の途中に電
磁弁82が設けられており、通常は図示の如く閉位置に
ある。主スプール19に穿設された通路73は、主スプ
ール19が矢印aの方向に移動したとき、環状油室84
と油室26したがつて通路24とを連通せしめ、主唾7
1。1:゛;::讐:輛工=: るような位置が選ばれている。
87はシリンダによつて昇降せしめられるブームであり
、90はブーム87が限界位置以下に降下したとき作動
するように設置されたリミツトスイツチで、その信号は
電磁弁82に送られる。
いま、上記の構成よりなる装置における作用について、
下記の各ケースにつき第1図ないし第2図によつて説明
する。
(1)主スプール19を中立の位置(図中実線で示され
た位置)から矢印aの方向に切換えたとき。
(すなわち、ブーム8rを下降せしめるとき。)ポンプ
Pからの油量は、符号1−2−Jヨ黷W一10−11−1
2−23の順に流れて管路88に至り、ブーム昇降用シ
リンダの上部室81に入り、ブーム87を下降せしめる
。ブームが任意の位置に設置されたリミツトスイツチ9
0をたたくと電磁弁82に対して導通の状態を指令し、
圧力補償スブール50の二次側圧力室43の圧油は、符
号53−83−82−83一84−73−26−28−
30−32−34一6の経路を経てタンク圧まで低下し
、したがつて圧力補償スプール50は矢印aの方向に移
動し、全油量を通路8から通路14−15−3−4−5
−6にブリードオフし、ポート23すなわち管路88に
はスプリング36による設定圧力しか立たなくなり、シ
リンダ下部室86の圧力はカウンタバランス弁85によ
つて保持される結果、ブームの下降は停止される。(2
) リミットスイッチ90を閉じた状態のまXで主スプ
ール19を矢印bの方向に切換えたとき、(すなわち、
ブーム87を上昇せしめるとき。
)主スプール19を矢印bの方向に切換えると、二次側
圧力室43の上記圧油通路53−83一82−83−8
4−73・・・・・・は環状油室84と通路73との部
分で遮断され、その結果二次側圧力室43の圧力は再び
負荷圧力まで上昇し、圧力補償スプール50は矢印b″
の方向に移動してポンプPからの圧油は符号2−Jヨ黷
W−1011−24の順に流れ、管路89を経てシリン
ダの下部室86に入り、ブーム87を上昇せしめ、それ
と同時にリミツトスイツチ90を解放して電磁弁82を
プロツクの状態とする。この状態においては、その後主
スプール19をふた〜び矢印aの方向に切換えても、通
路83−82−83−84−73・・・・・・が電磁弁
82において遮断されているため、ブーム87に対し主
スプール19の切換操作を行なうことによつて自由に定
常動作を行なわしめることができる。上記の実施例にお
いては、管路83に介設される切換弁の実施例として、
電磁弁82を使用し、ブーム8rの移動位置による信号
発信手段としてリミツトスイツチ90を使用する例を用
いて説明したが、使用される伝達媒体に応ピ、上記以外
の種々の態様が適用可能であることは言うまでもないこ
の発明にかかる圧力補償付マルチコン小ロールバルブは
、主切換弁の延長部分にパイロツト切換部を設け、この
パイロツト切換部は圧力補償装置の二次側圧力室と接続
する環状油室とタンクへ接続する油室とを有し、主切換
弁が下げ位置にあるときにのみ前記2つの油室を連通せ
しめる構成とするとともに、前記の二次側圧力室と環状
油室とを接続する管路の途中に開閉弁を配設し、この開
閉弁は前記のブームが限界位置まで降下したときに作動
する信号発生手段からの信号により開位置となるように
構成したから、ブームが限界位置まで降下した際には、
圧力補償装置によりポンプ圧油をアンロードしてアクチ
ユエータの下降を自動的に停止せしめるとともに、単に
コントロールバルブを上げ位置に操作するだけで、停止
状態を解除することができる。
また、従来装置のようにコントロール弁と関連して作動
するスイツチが不要となり、取付け、取外しの不便さお
よび雨やホコリによる作動不良の発生といつた不具合も
生じないので、実用上すぐれた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図中のI−1線における断面図として示さ
れた圧力補償付マルチコントロールバルブとブーム昇降
装置ならびにその間の関連を示す配置図、第2図は第1
図中の−線における断面図である。 1・・・・・・給油ポート、2,3,4,5,7,8,
10,11,12,14,15,23,24,61,6
2,73,74・・・・・・通路、6・・・・一タンク
ポート、19,20・・・・・・主スプール、26・・
・・・・油室、36・・・・・・スプリング、42・・
・・・・圧力室、43・・・・・・二次側圧力室、50
・・・・・・圧力補償スプール、53・・・・・・ポー
ト、81・・・・・・上部室、82・・・・・・電磁弁
、83,88,89・・・・・・管路、84・・・・・
・環状油室、85・・・・・・カウンタバランス弁、8
6・・・・・・下部室、87・・・・・・ブーム、90
・・・・・・リミツトスイツチ、P・・・・・・ポンプ
、T・・・・・・タンク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ブーム昇降用アクチュエータと油圧ポンプまたはタ
    ンクとを接続する通路の途中に配設されて前記ブームの
    上下動または停止を行わせる主切換弁と、この主切換弁
    に並設された圧力補償装置とを備える圧力補償付マルチ
    コントロールバルブにおいて、前記の主切換弁の延長部
    分にパイロット切換部を設け、このパイロット切換部は
    前記圧力補償装置の二次側圧力室と接続する環状油室と
    タンクへ接続する油室とを有し、主切換弁が下げ位置に
    あるときにのみ前記2つの油室を連通せしめる構成とす
    るとともに、前記の二次側圧力室と環状油室とを接続す
    る管路の途中に開閉弁を配設し、この開閉弁は前記のブ
    ームが限界位置まで降下したときに作動する信号発生手
    段からの信号により開位置となるように構成したことを
    特徴とするアクチュエータ停止装置を具備する圧力補償
    付マルチコントロールバルブ。
JP7234275A 1975-06-14 1975-06-14 アクチユエ−タ停止装置を具備する圧力補償付マルチコントロ−ルバルプ Expired JPS5914641B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7234275A JPS5914641B2 (ja) 1975-06-14 1975-06-14 アクチユエ−タ停止装置を具備する圧力補償付マルチコントロ−ルバルプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7234275A JPS5914641B2 (ja) 1975-06-14 1975-06-14 アクチユエ−タ停止装置を具備する圧力補償付マルチコントロ−ルバルプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS51148824A JPS51148824A (en) 1976-12-21
JPS5914641B2 true JPS5914641B2 (ja) 1984-04-05

Family

ID=13486516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7234275A Expired JPS5914641B2 (ja) 1975-06-14 1975-06-14 アクチユエ−タ停止装置を具備する圧力補償付マルチコントロ−ルバルプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5914641B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60160843U (ja) * 1984-04-02 1985-10-25 時田産業株式会社 遮光用アイマスク
JPS6180017U (ja) * 1984-10-31 1986-05-28
JPH057215U (ja) * 1991-07-10 1993-02-02 株式会社自然医学研究会 アイカバー

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60160843U (ja) * 1984-04-02 1985-10-25 時田産業株式会社 遮光用アイマスク
JPS6180017U (ja) * 1984-10-31 1986-05-28
JPH057215U (ja) * 1991-07-10 1993-02-02 株式会社自然医学研究会 アイカバー

Also Published As

Publication number Publication date
JPS51148824A (en) 1976-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5058752A (en) Boom overload warning and control system
EP0715029A4 (en) HYDRAULIC CIRCUIT FOR HYDRAULIC EXCAVATORS
US3990583A (en) Device for controlling the boom elevation of a side crane
US3620129A (en) Hydraulic power circuit with emergency lowering provisions
EP1176115B1 (en) Hydraulic circuit for a crane
JPS5914641B2 (ja) アクチユエ−タ停止装置を具備する圧力補償付マルチコントロ−ルバルプ
JPS6357494A (ja) 溶鋼鍋昇降用油圧制御装置
JPH02186020A (ja) 車輪式建設機械の走行振動抑制安定回路
JPS5449747A (en) Operation control device for hydraulic crane
JPS6019091Y2 (ja) 油圧エレベ−タ−の安全装置
JP2794677B2 (ja) 昇降シリンダ比例制御回路
JPH10331801A (ja) 油圧制御装置
US20230303374A1 (en) Hydraulic Control System of a Hoist Drive of a Lifting Frame of an Industrial Truck
JP3519282B2 (ja) ウインチの油圧回路
JP2652801B2 (ja) ショベルローダ制御装置
JPS6252206A (ja) 油圧昇降装置におけるカウンタバランス弁
US20240051806A1 (en) Hydraulic System for an Industrial Truck
US1268110A (en) Hydraulic elevator.
JPS6139739Y2 (ja)
CA2092144A1 (en) Lift Limit Device for a Load Lifting Mechanism
SU1273464A1 (ru) Гидропривод стрелы одноковшовой землеройной машины
SU1428681A1 (ru) Устройство дл управлени механизмом подъема грузоподъемного средства
JPH04202000A (ja) 平衡荷役装置
JPS5824641Y2 (ja) 流体制御装置
JPH0228243Y2 (ja)