JPS60190236A - 高温耐熱性を有する触媒体の製法 - Google Patents

高温耐熱性を有する触媒体の製法

Info

Publication number
JPS60190236A
JPS60190236A JP59045652A JP4565284A JPS60190236A JP S60190236 A JPS60190236 A JP S60190236A JP 59045652 A JP59045652 A JP 59045652A JP 4565284 A JP4565284 A JP 4565284A JP S60190236 A JPS60190236 A JP S60190236A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
platinum
palladium
carrier
fine powder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59045652A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6366258B2 (ja
Inventor
Kiyoshi Yonehara
米原 潔
Kazuo Tsuchiya
一雄 土谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Shokubai Co Ltd filed Critical Nippon Shokubai Co Ltd
Priority to JP59045652A priority Critical patent/JPS60190236A/ja
Publication of JPS60190236A publication Critical patent/JPS60190236A/ja
Publication of JPS6366258B2 publication Critical patent/JPS6366258B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高温耐熱性の改良された一体構造型触媒体の製
法に関する。詳しく述べると本発明は、高温度下での連
続使用に対し、耐久性にすぐれた性能を示す、内燃機関
からの排気ガス中の有害成分である炭化水素(以下HC
とする)、−酸化炭素(以下COとする)および窒素酸
化物(以下NOxとする)浄化用触媒体、固定発生源で
ある一般産業廃ガス中のHCおよびCOを浄化するため
の触媒体ならびにメタン、プロパン、軽油等の燃料を用
いる一次エネルギー発生用接触燃焼などに用いられる触
媒体の製法を提供するものである。
内燃機関の排ガス中OHC,COおよびNOxを浄化す
るだめの触媒は、マニホールド出口位置から床下位置ま
での間に装着されているが、とくにその取付位置がマニ
ホールド近辺にある場合、高温耐久性と低温活性とがと
もに要求されこの2つの性能の向上が重要であるとされ
る。
そして、C01HCおよびNOxを同時に除去する三元
触媒の場合、内燃機関が空気対燃料比の化学量論的当量
点近辺で燃焼せしめられて運転される際、安定してその
排ガス中のHC,COおよびNOxを同時に、実質的に
無害化でき、かつ800℃以上の高温に曝されても劣化
が少ない排気ガス浄化用の高温耐久性−する一体構造型
触媒がめられる。
この三元触媒コンバーターを装備したエンジンは化学量
論的な空燃比(A/F)近辺で運転された時、上記3成
分を最も効果的に浄化した排ガスを排出するが、さらに
三元触媒をよシ効果的に作用させるため、燃料を噴射ポ
ンプで一定A/Fを保つように供給する電子制御燃料噴
射装置の他に、ベンチュリー気化器を用いて空燃比を制
御する方式を採用する。しかし制御方式によってはA 
/ Fが化学量論的な当量点からかなり広いA/F範囲
に触媒が曝される場合があり、また加減速等の急激な運
転の変化の場合には一体宿造型触媒の温度急上昇による
溶融を防止するため、燃料供給が一部または全部カット
され、大11】にリーン雰囲気にさらされる場合もある
すなわち、三元触媒は常に理想的なA / F運転時の
排ガスに曝されるわけでなく、この様な条件下で触媒が
高温に曝される場合には触媒中に含まれる白金族元素は
熱的劣化を受け易い。
従って広いA/F運転条件下でも安定した浄化性能を示
し、劣化の少ない三元触媒が望まれることになる。また
床下付近に搭載される三元触媒に関しては温度がエンジ
ン位置搭載と比べて相対的に低いため触媒容量を大きく
したシ、貴金属担持量を増やすなどして性能を上げる必
要が1)コスト高になる欠点がある。
そこでエンジン直下の高い温度域で三元触媒が使用出来
れば反応速度が高いため触媒容量がコンパクトに出来る
利点が1)コスト的に有利である。従って800〜1,
000℃の高温で劣化せず安定して使用出来る三元触媒
が望まれていた。
かくして本発明は800℃以上の高温下A/Fの広い範
囲で安定して高いC01HCおよびNOx3成分の浄化
性能を示す触媒体を提供することを目的とする。
まだ固定発生源の一般産業廃ガス中のHCおよびCO除
去用触媒の場合、発生源の廃ガス濃度が高い場合、発熱
り士が大きいため従来は高温に耐える触媒が無いため、
ガス濃度を空気等で希釈して、ガスtを増加して触媒層
を通過せざるをえなかった。この場合、高温耐熱性の触
媒があれば、濃いガス濃度で、希釈せずに触媒でHCお
よびCOを除去できるため、触媒の使用量が減少し、か
つ排風機と熱交換器が小型になシ有利な方法となる。
気体状、液状の燃料を用いて一部エネルギー回収を目的
とする接触燃焼触媒においても900℃以上の高温で安
定して使用できることがエネルギー回収のために好まし
いと考えられ、本発明は高温域で安定して高性能を示す
、固定発生源用の触媒体を提供することも、また本願発
明の目的の1つである。
従来この目的のために、触媒成分として用いる白金族元
素を有効に働かすため、白金族元素を担持させる耐熱性
金属酸化物、たとえば、アルミナの熱安定性を向上させ
る試みが多数なされている。しかしながら従来、白金、
パラジウム等の白金族元素を活性成分として担持する方
法としては、これら金属の水溶性の化合物を出発物質と
して用いているため、触媒が比較的低温で使われる場合
は、とくに性能上の問題点は少ないが、高温域で使われ
る場合には、担持された白金族元素が、熱のために凝集
し易く、長時間の間には大巾な活性低下を来たす欠点が
あった。
本発明はこれら従来法の欠点を解消する方法を提供する
ものでおる。すなわち本発明にもとすく触媒は白金およ
び/まだはパラジウムの微粉末を耐熱性金属酸化物の粉
末と混合して耐熱性金属酸化物上に分散させたのち、水
性媒体を添加してスラリー化し、一体構造型担体上に被
覆してなるものである。
本発明によれば、白金および/またはパラジウムは最初
から微粉末として存在し、かつそれぞれの微粉末は、そ
のまわシに存在する耐熱性金4酸化物によって隔離され
た状態で存在すると共にスラリー化された耐熱性金属酸
化物によってそれぞれ微粉末が被覆された状態にある。
従って、たとえば8oo℃以上の高温にさらされたとし
ても、それ以上の凝集は非常におこり難く活性低下防止
対策として非常に効果的であることを見出したのである
かくして、本発明は以下の如く特定される。
(1)白金および/またはパラジウムを微粉末状で耐熱
性金属酸化物とともに一体楢造型モノリス担体に被覆す
ることを特徴とする高温耐熱性を有する触媒体の製法。
(2)平均粒径がo、oos〜1oμの範囲にある、白
金および/またはパラジウム微粉末を使用することを特
徴とする上記(1)記載の方法。
(3)耐熱性金属酸化物が、アルカリ土類金属、ジルコ
ニウム、イツトリウムおよび希土類元素よりなる群から
選ばれた少なくとも1種の元素の酸化物によって安定化
されたアルミナであることを特徴とする上記(11また
は(2)記載の方法。
本発明が特定する白金および/またはパラジウムの微粉
末は、平均粒径0.005〜10μ、好ましくは0.0
1〜5μの範囲のものが選択される。もちろん、白金、
パラジウムは各々単独あるいは混合して用いられるし、
さらに白金、パラジウムと合金または複合酸化物(たと
えば、バリウム、コバルト、ニッケル、クロムト白金、
パラジウムとの各種の合金または複合酸化物)を作シう
る他の金属との共沈によって調製された微粉末を用いる
こともできる。
内燃機関の排ガス浄化用三元触媒として、上記白金およ
び/またはパラジウムを用いる際、ロジウムの併用も必
然的となるが、このロジウムは触媒中に添加される量が
上記貴金属にくらべて少ないため、熱的な凝集も起シに
くく強いて白金やパラジウムのように微粉末化して使用
する必要はない。したがってロジウムについては塩化ロ
ジウム、硝酸ロジウム、硫酸ロジウムなどを水溶液の形
で用い分散性高く担持せしめればよい。
耐熱性金属酸化物としては、アルミナ、シリカ−アルミ
ナ、マグネシア、チタニア、シリカ−マグネシア、ジル
コニア、チタニア−シリカなどを用いることができるが
、特に活性アルミナが好ましい結果を与える。
本発明において用いる活性アルミナとしては比表面積5
0〜1 s o 、1(7tの活性アルミナが好ましく
、完成触媒中のアルミナの結晶形としてr1δ、θ、χ
、に、ηとなシうるものが使用可能である。これらのう
ち特に好ましいアルミナは比表面積70〜160 y7
tのγおよびδ形の活性アルミナである。
更にこのアルミナにバリウムやストロンチウムのような
アルカリ土類金搗、ジルコニウム、イツトリウムおよび
セリウム、ランタン、ネオシーム、グラセオジムのよう
な希土類金属を1種類または2種類以上酸化物の形で導
入して、アルミナを熱的に安定化して用いるとよシ好ま
しい。さらにこれらに銅、ニッケル、コバルト、鉄など
の酸化物を組合わせ三元触媒として有利に使用される。
本発明に使用される一体構造型担体は、ハニカム担体と
も称され、通常当該分野で使用されるものであればいず
れも使用可能であシ、とくにコージェライト、ムライト
、α−アルミナ、ジルコニア、チタニア、゛リン酸チタ
ン、アルミニウムチタネート、ペタライト、スボジュメ
ン、アルミノシリケート、ケイ酸マグネシウム、ジルコ
ニアースヒネル、ジルコン−ムライト、炭化ケイ素、窒
化ケイ素などの耐熱性セラミック質のものやカンタル、
7エクラロイ等の金h”AMのものが使用される。
本発明に用いる白金、パラジウムの微粉末の担持量は、
その使用目的によシ最適の量を用いるが完成触媒11あ
たシ0.11〜5oりの間で使用される。特に耐熱性金
属酸化物に対し1重性チ以上の高濃度で担持するのが好
ましい結果を与える。
一体構造型担体に対する白金および/またはパラジウム
の微粉末および耐熱性金属酸化物を含む触媒成分の担持
量は完成触媒11当り10〜500り、好ましくは50
〜300fが好適である。
白金および/またはパラジウムの微粉末と耐熱性金属酸
化物との混合は、乾式で混合するか、あるいは適螢の水
を加えてボ°−ルミルまたは湿式ミル等で混合するか、
あるいは超音波により更に均一に混合することもできる
そして必要により、他の必要な上記の触媒成分は耐熱性
金属酸化物にあらかじめ水溶性化合物等の状態で混合し
、乾燥焼成して添加するか、まだは白金および/−また
はパラジウムと耐熱性金属酸化物を混合した後、添加し
、必要によシ乾燥す、18成してもよい。
次いで必要により、少量の希硝酸またはアルミナゾル等
の無機バインダーを添加した水性媒体とともに常法によ
りス2リーを作シ、上記の一体構造型担体上に被覆し、
必要によシ乾燥焼成して完成触媒とする。
以下に本発明を実施例等によりさらに具体的に説明する
が、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものでは
ない。
実施例1 市販コージェライト質モノリス担体(エヌコア社製)を
用いて、触媒を調製した。モノリス担体は、断面1イン
チ平方当シ約300個のガス流通セルを有する担′体を
外径33mTl5 長さ110mmの円筒状に切ったも
ので、約94m1の体積を有していた。1011の硝酸
セリウムCe(NO3)3・6H20を、純水に溶解さ
せ200m1の水溶液とした。この水溶液に表面績12
 Q 7i/ t、平均粒径50μの活性アルミナ粉末
2601を撹拌しながら加え、充分に混合した後、15
0℃で5時間乾燥し、さらに電気炉で600°02時間
焼成した。この焼成物の全量を粉砕し、これに0.54
5fのロジウムを含む塩化ロジウム水浴液250m1を
加えが充分混合し、150℃で5時間乾燥し、600℃
で2時間焼成した。えられた混合焼成物に平均0.1μ
の粒度の白金微粉末5.455’を加え、充分混合した
後、希硝酸水と共にボールミルで14時時間式混合し、
コーディング用スラリーを調製した。このコーティング
用スラリーに前記モノリス担体を浸漬し、その後スラリ
ーよシ取出し、セル内の過剰スラリーを圧縮空気で吹き
飛ばして全てのセル内の目詰りを除去し、120℃で6
時間乾燥し完成触媒とした。この触媒の担持量はi4.
irであり、その担持量に対する重量比率はほぼAl2
O3/ CeO2= 13 / 2であった。
白金、ロジウムについてはPt=0.2511、Rh=
0.025Fそれぞれ担持していた。
比較例1 実施例1で使用したと同様の方法によシ、活性アルミナ
にセリウム分を担持し、乾燥、焼成、粉砕した。これに
5.45fの白金を含む塩化白金酸と0.5451のロ
ジウムを含む塩化ロジウム混合溶液250−を加えて充
分混合し、150℃で5時間乾燥し、600℃で2時間
焼成した。
見られた混合焼成物を実施例1と同様の方法でコーティ
ング用スラリーに調製し、実施例1で用いたのと同様の
担体を用いて同様の方法で完成触媒とした。この触媒の
担持量は14.2Fであシ、A/20.とCentの担
持量比は実施例1と同じでかつPt=0.2535’、
Rh=0.025Fそれぞれ担持していた。
実施例2 実施例1と同様の方法で硝酸ランタンを用いて活性アル
ミナにランタン酸化物を担持し、安定化アルミナ粉末2
60 re作り、これに平均0.05μの粒度のパラジ
ウム微粉末5.02を加えて充分混合したのち、1.O
fFのロジウムを含む硝酸ロジウムと、酸化セリウムと
して409のセリウムを含む硝酸セリクム混合溶液22
0dを加えて充分混合し、150℃で6時間乾燥し、6
00℃で2時間焼成した。えられた混合焼成物を実施例
1と同様の方法でコーティング用スラリーに調製し、実
施例1と同じ担体を用いて同様の方法で完成触媒としだ
。この触媒の担持量は14.01Fであシ、その担持量
に対する型破比率ははK A403 /L a203 
/ Ce 02 = 12/ 1 /2でありた。パラ
ジウム、ロジウムにりいてはPd=0.228ノ、IL
h = 0.046 Fそれぞれ担持していた。
比較例2 実施例2と同様の方法で活性アルミナにランタン酸化物
を担持し、これに5.02のパラジウムを含む硝酸パラ
ジウム、1.Ofのロジウムを含む硝酸ロジウム、酸化
セリウムとして40fのセリウムを含む硝酸セリウム混
合溶液260dを加えて充分混合し、以下実施例2と同
様の方法で完成触媒を調製した。この触媒の担持量は1
4.1fであり、Alt’s 、 Law’s 、 C
eO2の担持量比は実施例2におけるのと同じでかつ、
Pd=0.23O5’、11.h = 0.046 f
それぞれ担持していた。
実施例3 実施例1と同様の方法で硝酸ジルコニルを用いて活性ア
ルミナにジルコニウム酸化物を担持し、安定化アルミナ
粉末256tを作り、これに平均0.3μの粒径の白金
微粉末3.75tと平均0.1μの粒径のパラジクム微
粉末1.5fを充分よく混合した後0.7シ戸f薯む塩
化・ジウム、酸化鉄として4.Ofの鉄を含む硝酸鉄お
よび酸化セリウiイo tのセリウムを含む硝酸セリウ
ムの混合溶液2501rLlを加えて充分混合し、以下
実施例1と同様の方法で完成触媒をえた。こ= 122
 / 6 / 2 / 20であった。白金、パラジウ
ム、ロジウムについてはPt=0.1742、Pd =
0.070r、Rh=0.035fそれぞれ担持してい
た。
実施例4 実施例1〜3および比較例1,2でえられた各々の触媒
を次の台上エンジンによる加速耐久試験を行い、引続い
て台上エンジンによる三元特性の評価試験を行った。
台上耐久試験に使用されたエンジンは市販の電子制御式
4気筒2000ccで、耐久操作はエンジンの空燃比(
A/F)をタイマーを接続することによ!+14.2〜
16.5の間を周期的にくシ返し、またエンジンの負荷
を回転数3.60 Orpmでブースト圧力ー150 
mmHgにセットし、各触媒をマルチコンバーターに6
01nm長さに切断して充填し触媒出口温度を平均1,
000℃に保持して5V360,000)1r ”(S
TP)で100時間実施した。
耐久前後の活性の評価は上記エンジンを用い、エンジン
の負荷を3.00Orpmで一150mmHgにセット
し、触媒の入口温度600℃で、エンジンのA / F
をI Hzで±0.5 A / F単位で振動させて、
A/Fを14.1〜15.1まで変化させて、その時の
CO,HCおよびNOx成分の浄化率を測定し、たて軸
に3成分の浄化率を横軸にA/Fの値をプロットした三
元触媒特性図よシ性能を(COPと呼ぶ)〕の高さと、
70チ以上同時に浄化しうるA/Fの幅の数値を太きい
ものを選ぶことにした。
えられた結果を第1表に示す。
第 1 表 加速耐久試験前後の三元特性 第1表によれば本発明による触媒は全て、比較例の触媒
に比べてCOPが高く、また70%以上浄化除去できる
A/Fの幅も広いことがわかる。
実施例5 市販のコージェライト質モノリス担体(エヌコア社製)
を用いて触媒を調製した。モノリス担体を断面1インチ
平方当り約100個のガス流通セルを有する担体を外径
’1ornxs長さ100mmの円筒状に切ったもので
、約384mlの体積を有していた。
実施例1と同様の方法で硝酸ネオジムを用いて表面積9
07♂/2の活性アルミナ粉末にネオジム酸化物を担持
し、安定化アルミナ粉末6001を作り、これに平均0
.5μの粒径のPi微粉末1802を充分よく混合した
後、希硝酸水と共にボールミルで5時間湿式混合し、コ
ーティング用ス2リーを調製し、以下実施例1と同様の
方法で完成触媒をえた。
この触媒の担持1走は461であシ、その担持量に対す
る重量比率はほぼAd20. /Nd、 o3= 11
/1であった。白金についてはPt=1.34f担持し
ていた。
比較例3 実施例5と同様の方法で活性アルミナにネオジム酸化物
を担持し、これに182のPtを含む塩化白金酸水溶液
420m1を加えて充分混合し、150℃で5時間乾燥
し、600℃で2時間焼成し、以下実施例5と同様の方
法で完成触媒をえた。この触媒の担持量は46.2fで
あり、Al、 O8とNd、O8の担持量比率は実施例
5とほぼ同じで、かつPL=1.35を担持していた。
実施例6 実施例5と同様の方法で活性アルミナにネオジム酸化物
を担持し、これに平均0.1μの粒径のPt微粉末12
.05’と平均0.05μの粒径のPd微粉末6.02
を充分よく混合した後、実施例5と同様の方法でPt 
、 Pdの微粉末を含むネオジム安定化アルミナを担持
した。
次いでこの担持物を、酸化バリウムとして21のバリウ
ムを含む硝酸三バリウム水溶液500d中、1分間浸漬
したのち、実施例1の方法で圧縮空気でセル内の液を除
去し、120℃で6時間乾燥し、500℃で2時間焼成
して完成触媒をえた。この触媒の担持量は49.4 t
であシ、その担持)■tに対する重量比率ははぼA/2
03/Nd2O5/ 11ao = 22 / 2 /
 1であった。白金とパラジウムについてはPt = 
0.92 ?、Pd=0.46fそれぞれ担持していた
実施例7 実施例5,6および比較例3で見られた触媒を用いて以
下の廃ガス燃焼実験を行った。プロピレンの接触酸化法
によるアクロレイン製造実験の廃ガスを一部分分岐し、
廃ガスがプロパン4500 ppm 、プロピレン90
00 ppm 、la化炭素1000 ppm s酸素
5.5容量チ、水20容情チ、その他可燃物として数p
pm4残シは窒素、炭酸ガスからなる組成物を入口温度
300℃でS V 40,0001(r ” (8TP
)の条件で反応させた。
その結果本発明による実施例5および6の触媒は出口温
度約900℃を保持し、7000時間のテスト期間の間
安定して反応しつづけたが、比較例3の触媒は約100
0時間付近から出口温度900℃を維持しなくなったた
め1300時間でテストを中止した。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 白金および/またはパラジウムを微粉末状で耐
    熱性金属酸化物とともに一体構造型モノリス担体に被覆
    担持することを特徴とする高温耐熱性を有する触媒体の
    製法。
  2. (2)平均粒径が0.005〜10μの範囲にある、白
    金および/またはパラジウム微粉末を使用することを特
    徴とする特許請求の範囲(1)記載の方法。
  3. (3)耐熱性金属酸化物が、アルカリ土類金属、ジルコ
    ニウム、イツトリウムおよび希土類元素よりなる群から
    選ばれた少なくとも1種の元素の酸化物によって安定化
    されたアルミナであることを特徴とする特許請求の範囲
    (1)または(2)記載の方法。
JP59045652A 1984-03-12 1984-03-12 高温耐熱性を有する触媒体の製法 Granted JPS60190236A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59045652A JPS60190236A (ja) 1984-03-12 1984-03-12 高温耐熱性を有する触媒体の製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59045652A JPS60190236A (ja) 1984-03-12 1984-03-12 高温耐熱性を有する触媒体の製法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60190236A true JPS60190236A (ja) 1985-09-27
JPS6366258B2 JPS6366258B2 (ja) 1988-12-20

Family

ID=12725304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59045652A Granted JPS60190236A (ja) 1984-03-12 1984-03-12 高温耐熱性を有する触媒体の製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60190236A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60244339A (ja) * 1984-05-21 1985-12-04 Nippon Kagaku Sangyo Kk 高温接触燃焼用触媒
JPS62136244A (ja) * 1985-12-09 1987-06-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 排ガス浄化用触媒およびその製造方法
JPS63232854A (ja) * 1987-03-20 1988-09-28 Toshiba Corp 高温燃焼触媒体及びその製造方法
JPS6434443A (en) * 1987-07-14 1989-02-03 Lonza Ag Catalyst for oxidizing carbon compound
JPS6458347A (en) * 1987-08-28 1989-03-06 Engelhard Nippon Catalyst of superior heat resistance for purifying internal combustion engine exhaust gas and its preparation
JPH01130733A (ja) * 1987-11-16 1989-05-23 Hitachi Ltd 燃焼触媒の製造方法
EP0486951A2 (en) * 1990-11-19 1992-05-27 Hughes Aircraft Company Catalytic method for inhibiting deposit formation in methane raman cells
JPH05168926A (ja) * 1992-05-15 1993-07-02 N E Chemcat Corp 耐熱性に優れた内燃機関排気ガス浄化用触媒及びその製造方法
JPH06154606A (ja) * 1992-11-24 1994-06-03 Nippon Shokubai Co Ltd 排気ガス浄化用触媒
JPH10156181A (ja) * 1996-10-02 1998-06-16 Hino Motors Ltd 排気ガス浄化触媒
GB2298149B (en) * 1995-02-14 1999-08-18 Hirayama Setsubi Kk An air conditioner for a clean room
JP2008057337A (ja) * 2006-08-29 2008-03-13 Hino Motors Ltd 排気浄化装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5051487A (ja) * 1973-09-07 1975-05-08
JPS5456993A (en) * 1977-09-23 1979-05-08 Engelhard Min & Chem Catalyst composition* method of making same and application thereof
JPS57127446A (en) * 1981-01-29 1982-08-07 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd Catalyst for gas purification

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5051487A (ja) * 1973-09-07 1975-05-08
JPS5456993A (en) * 1977-09-23 1979-05-08 Engelhard Min & Chem Catalyst composition* method of making same and application thereof
JPS57127446A (en) * 1981-01-29 1982-08-07 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd Catalyst for gas purification

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60244339A (ja) * 1984-05-21 1985-12-04 Nippon Kagaku Sangyo Kk 高温接触燃焼用触媒
JPS62136244A (ja) * 1985-12-09 1987-06-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 排ガス浄化用触媒およびその製造方法
JPS63232854A (ja) * 1987-03-20 1988-09-28 Toshiba Corp 高温燃焼触媒体及びその製造方法
JPS6434443A (en) * 1987-07-14 1989-02-03 Lonza Ag Catalyst for oxidizing carbon compound
JPS6458347A (en) * 1987-08-28 1989-03-06 Engelhard Nippon Catalyst of superior heat resistance for purifying internal combustion engine exhaust gas and its preparation
JPH01130733A (ja) * 1987-11-16 1989-05-23 Hitachi Ltd 燃焼触媒の製造方法
EP0486951A2 (en) * 1990-11-19 1992-05-27 Hughes Aircraft Company Catalytic method for inhibiting deposit formation in methane raman cells
TR25775A (tr) * 1990-11-19 1993-09-01 Hughes Aircraft Co METANLI RAMAN HüCRELERI ICINDE CÖKELTI OLUSUMUNU ÖNLEMEK ICIN KATALITIK YÖNTEM
JPH05168926A (ja) * 1992-05-15 1993-07-02 N E Chemcat Corp 耐熱性に優れた内燃機関排気ガス浄化用触媒及びその製造方法
JPH06154606A (ja) * 1992-11-24 1994-06-03 Nippon Shokubai Co Ltd 排気ガス浄化用触媒
GB2298149B (en) * 1995-02-14 1999-08-18 Hirayama Setsubi Kk An air conditioner for a clean room
JPH10156181A (ja) * 1996-10-02 1998-06-16 Hino Motors Ltd 排気ガス浄化触媒
JP2008057337A (ja) * 2006-08-29 2008-03-13 Hino Motors Ltd 排気浄化装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6366258B2 (ja) 1988-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4504598A (en) Process for producing honeycomb catalyst for exhaust gas conversion
JPS60168537A (ja) 一体構造型排ガス浄化用触媒の製造方法
KR19990076641A (ko) 엔진 배기 가스 처리 장치 및 사용 방법
JPH0574415B2 (ja)
BR112020009925A2 (pt) artigo catalisador para o tratamento de gás de escape, sistema de tratamento de emissão para tratar um fluxo de um gás de escape de combustão, e, método de tratamento de um gás de escape de um motor de combustão interna
AU615721B2 (en) Catalyst for purification of exhaust gas and process for production thereof
JP4633509B2 (ja) 排気ガス浄化用触媒
US5202300A (en) Catalyst for purification of exhaust gas
JPS60190236A (ja) 高温耐熱性を有する触媒体の製法
JPS59127649A (ja) 排気ガス浄化用触媒
JPH0547263B2 (ja)
JP3264697B2 (ja) 排気ガス浄化用触媒およびこれを用いてなる浄化システム
WO2018199250A1 (ja) 排気ガス浄化用触媒およびそれを用いた排気ガス浄化方法
JPH0312936B2 (ja)
JPH0578378B2 (ja)
JP2004041946A (ja) エンジンの排気ガス浄化用触媒
JPH0523593A (ja) 排気ガス浄化システム
JPS59230639A (ja) 排気ガス浄化用ハニカム触媒の製法
JP2690661B2 (ja) 排気ガス浄化用触媒およびこれを用いてなる浄化システム
JPS6214337B2 (ja)
JP2690654B2 (ja) 排気ガス浄化用触媒およびこれを用いてなる浄化システム
JPH0549940A (ja) 排気ガス浄化システム
JPS61222539A (ja) 一体構造型排ガス浄化用触媒の製造方法
JPH0573463B2 (ja)
JPH0578379B2 (ja)