JPS60189912A - 変圧器の複合絶縁遮へい物 - Google Patents
変圧器の複合絶縁遮へい物Info
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- JPS60189912A JPS60189912A JP59045395A JP4539584A JPS60189912A JP S60189912 A JPS60189912 A JP S60189912A JP 59045395 A JP59045395 A JP 59045395A JP 4539584 A JP4539584 A JP 4539584A JP S60189912 A JPS60189912 A JP S60189912A
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- JP
- Japan
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- resin film
- winding
- materials
- shielding
- secondary winding
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/28—Coils; Windings; Conductive connections
- H01F27/32—Insulating of coils, windings, or parts thereof
- H01F27/324—Insulation between coil and core, between different winding sections, around the coil; Other insulation structures
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/34—Special means for preventing or reducing unwanted electric or magnetic effects, e.g. no-load losses, reactive currents, harmonics, oscillations, leakage fields
- H01F27/36—Electric or magnetic shields or screens
- H01F27/363—Electric or magnetic shields or screens made of electrically conductive material
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01F27/36—Electric or magnetic shields or screens
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の利用分野
本発明は、成型ボビンを用いて一次巻線と二次巻線とを
同心円状に配置する変圧器の巻線相互間の絶縁をすると
共に静電遮へいをする複合絶縁連へい物に関し、特に巻
線の外周面への巻き付は工数を減らすと共に巻線相互間
の絶縁並びに静電遮へいを良好とすることができる変圧
器の複合絶縁連へい物に関する。
同心円状に配置する変圧器の巻線相互間の絶縁をすると
共に静電遮へいをする複合絶縁連へい物に関し、特に巻
線の外周面への巻き付は工数を減らすと共に巻線相互間
の絶縁並びに静電遮へいを良好とすることができる変圧
器の複合絶縁連へい物に関する。
従来技術と問題点
従来のこの種の変圧器において巻線相互間の絶縁及び静
電遮へ、いをするには、第1図に示すように、成型ボビ
ン1の下層に一次巻線2を巻き付け、その上面に第2図
に示すような極めて0.02り響へ 薄い(例えば抵奄印−程度)フィルム30片面全面に粘
着ノリ4を塗布した絶縁テープ5を、第3図に示すよう
に上記−次巻線2の上面に複数回巻き付け、この上に第
4図に示すように銅箔6を巻き、さらにこの上に上記絶
縁テープ5を複数回巻き付けた後、第4図に示すように
その上層に二次巻1Is7を巻いていた。しかしとの場
合、上記絶縁テープ5は極めて薄いため、−次巻線2と
二次巻[7の相互間の絶縁を完全にするためKは、該杓
縁テープ5を一次巻線2上に何回も巻き付けて絶縁耐圧
を保証できる厚さKしなければならず、上記絶縁テープ
5を巻き付ける工数が多くなるものであった。また、第
4図に示すように1上記絶縁テープ5の間には静電遮へ
いのための銅箔6を介在させなければならず、さらに工
数が増えると共に作業が複雑となるものであった。さら
に、絶縁テープを何回も巻き付ける際には、第1図に示
すように、成型ボビン1の横幅内で上記絶縁テープ5が
巻き付は張力によりそのテープ幅が減少したり、左右に
偏って巻かれることがあり、成型ボビン1の内側壁との
間にすき間8ができることがある。このような状態で銅
箔6を巻いたり二次巻線Iを巻き付けると、第4図に示
すように、上記粘着テープ5のすき間8で銅箔6と一次
巻線2又は二次巻線7とが絶縁破壊をおこしたり、巻線
相互間の静電遮へいが不完全となるものであった。また
、上記絶縁テープ5の複数回の巻き付けにより、第1図
に示すように、該絶縁テープ5の巻上面に凹凸やシワ9
が生じることがあり、このような状態で二次巻線7を巻
き付けると、第4図に示すように、二次巻線7を巻すた
後の仕上がりがきたなくなるものであった。
電遮へ、いをするには、第1図に示すように、成型ボビ
ン1の下層に一次巻線2を巻き付け、その上面に第2図
に示すような極めて0.02り響へ 薄い(例えば抵奄印−程度)フィルム30片面全面に粘
着ノリ4を塗布した絶縁テープ5を、第3図に示すよう
に上記−次巻線2の上面に複数回巻き付け、この上に第
4図に示すように銅箔6を巻き、さらにこの上に上記絶
縁テープ5を複数回巻き付けた後、第4図に示すように
その上層に二次巻1Is7を巻いていた。しかしとの場
合、上記絶縁テープ5は極めて薄いため、−次巻線2と
二次巻[7の相互間の絶縁を完全にするためKは、該杓
縁テープ5を一次巻線2上に何回も巻き付けて絶縁耐圧
を保証できる厚さKしなければならず、上記絶縁テープ
5を巻き付ける工数が多くなるものであった。また、第
4図に示すように1上記絶縁テープ5の間には静電遮へ
いのための銅箔6を介在させなければならず、さらに工
数が増えると共に作業が複雑となるものであった。さら
に、絶縁テープを何回も巻き付ける際には、第1図に示
すように、成型ボビン1の横幅内で上記絶縁テープ5が
巻き付は張力によりそのテープ幅が減少したり、左右に
偏って巻かれることがあり、成型ボビン1の内側壁との
間にすき間8ができることがある。このような状態で銅
箔6を巻いたり二次巻線Iを巻き付けると、第4図に示
すように、上記粘着テープ5のすき間8で銅箔6と一次
巻線2又は二次巻線7とが絶縁破壊をおこしたり、巻線
相互間の静電遮へいが不完全となるものであった。また
、上記絶縁テープ5の複数回の巻き付けにより、第1図
に示すように、該絶縁テープ5の巻上面に凹凸やシワ9
が生じることがあり、このような状態で二次巻線7を巻
き付けると、第4図に示すように、二次巻線7を巻すた
後の仕上がりがきたなくなるものであった。
発明の目的
本発明は上記の問題点を解消するためになされたもので
、巻線の外周面への巻き付は工数を減らすと共に巻線相
互間の絶縁並びに靜電遮へいを成好とすることができる
変圧器の複合絶縁連へい物を提供することを目的とする
。
、巻線の外周面への巻き付は工数を減らすと共に巻線相
互間の絶縁並びに靜電遮へいを成好とすることができる
変圧器の複合絶縁連へい物を提供することを目的とする
。
発明の概要
そして上記の目的は本発明によれば、成型ボビンを用い
て一次巻線及び二次巻線を同心円状に配置する変圧器の
上記成型ボビンの横幅と略同−の幅を有する樹脂フィル
ムの一枚又は複数枚と、同じく略同−の幅を有する絶縁
性の柔軟紙状材とを多層状に重ね合せると共に、上記樹
脂フィルム及び柔軟紙状材のいずれかの層の間にそれら
と略同−の幅を有し少くとも片面は樹脂フィルムで包ま
れたシールド材を組み合せ、かつ上記樹脂フィルムと柔
軟紙状材とシールド材とを適宜の箇所で部分的に相互止
着し、絶縁すべき巻線部分の外周面に対し−回り以上巻
いて両端部が重なシ合う長さに切断して成ることを特徴
とする変圧器の複合絶縁連へい物を提供することによっ
て達成される。
て一次巻線及び二次巻線を同心円状に配置する変圧器の
上記成型ボビンの横幅と略同−の幅を有する樹脂フィル
ムの一枚又は複数枚と、同じく略同−の幅を有する絶縁
性の柔軟紙状材とを多層状に重ね合せると共に、上記樹
脂フィルム及び柔軟紙状材のいずれかの層の間にそれら
と略同−の幅を有し少くとも片面は樹脂フィルムで包ま
れたシールド材を組み合せ、かつ上記樹脂フィルムと柔
軟紙状材とシールド材とを適宜の箇所で部分的に相互止
着し、絶縁すべき巻線部分の外周面に対し−回り以上巻
いて両端部が重なシ合う長さに切断して成ることを特徴
とする変圧器の複合絶縁連へい物を提供することによっ
て達成される。
発明の実施例
以下、本発明の実施例を添付図面に基いて詳細に説明す
る。
る。
本発明による変圧器の複合絶縁連へい物18は、第5図
に示すように、樹脂フィルム11と、絶縁性の柔軟紙状
材12とを多層状に重ね合せると共に、これらの間にシ
ールド材13を組み合せてなる。上記樹脂フィルム11
は、例えばポリイミド等の絶縁性を有するフィルムを第
2図に示す従来のフィルム3よりは厚手(例えば0.2
−前後)とし、第9図に示す成型ボビン1の内側壁間の
横幅と略同−の幅を有するテープ状に形成されている。
に示すように、樹脂フィルム11と、絶縁性の柔軟紙状
材12とを多層状に重ね合せると共に、これらの間にシ
ールド材13を組み合せてなる。上記樹脂フィルム11
は、例えばポリイミド等の絶縁性を有するフィルムを第
2図に示す従来のフィルム3よりは厚手(例えば0.2
−前後)とし、第9図に示す成型ボビン1の内側壁間の
横幅と略同−の幅を有するテープ状に形成されている。
また、上記柔軟紙状材12は、例えば不織布、紙などの
絶縁性を有する柔軟材からなり、第9図に示す成型ボビ
ン1の内側壁間の横幅と略同−の幅を有するテープ状に
形成されている。そして、これらの樹脂フィルム11と
柔軟紙状材12とを多層状に重ね合せるには、例えば第
5図に示すように、二枚の樹脂フィルム11.11を外
側に配置すると共に、二枚の柔軟紙状材12.12をそ
れらの内側に配置して重ねる。なお、ここで、上記樹脂
フィルム11及び柔軟紙状材12の配置は、上記とは全
く逆の関係にしてもよい。また、それぞれの枚数は1枚
でも複数枚でもよく、巻線相互間を絶縁するのに十分な
厚さとなるように適宜重ね合せればよい。
絶縁性を有する柔軟材からなり、第9図に示す成型ボビ
ン1の内側壁間の横幅と略同−の幅を有するテープ状に
形成されている。そして、これらの樹脂フィルム11と
柔軟紙状材12とを多層状に重ね合せるには、例えば第
5図に示すように、二枚の樹脂フィルム11.11を外
側に配置すると共に、二枚の柔軟紙状材12.12をそ
れらの内側に配置して重ねる。なお、ここで、上記樹脂
フィルム11及び柔軟紙状材12の配置は、上記とは全
く逆の関係にしてもよい。また、それぞれの枚数は1枚
でも複数枚でもよく、巻線相互間を絶縁するのに十分な
厚さとなるように適宜重ね合せればよい。
そして、上記多層状に重ね合された樹脂フィルム11.
11及び柔軟紙状材12,12のいずれかの層の間には
、シールド材13が組み合される。このシールド材13
は、−次巻線2と二次巻線Iとの間の静電遮へいをする
もので、第6図に示すように1上記樹脂フイルム11及
び柔軟紙状材12と略同−の幅を有するテープ状の銅箔
14の少くともその片面側を薄い樹脂フィルム15で包
んで形成されている。その包み方は、上記樹脂フィルム
15を銅箔14より少し広幅とし、その両側辺を内側へ
折り返し、この折返し部16.16を上記鋼箔14に係
合して包み込めばよい。なお、上記折返し部16゜16
を熱圧着等により部分的に仮止め(17)してもよ−。
11及び柔軟紙状材12,12のいずれかの層の間には
、シールド材13が組み合される。このシールド材13
は、−次巻線2と二次巻線Iとの間の静電遮へいをする
もので、第6図に示すように1上記樹脂フイルム11及
び柔軟紙状材12と略同−の幅を有するテープ状の銅箔
14の少くともその片面側を薄い樹脂フィルム15で包
んで形成されている。その包み方は、上記樹脂フィルム
15を銅箔14より少し広幅とし、その両側辺を内側へ
折り返し、この折返し部16.16を上記鋼箔14に係
合して包み込めばよい。なお、上記折返し部16゜16
を熱圧着等により部分的に仮止め(17)してもよ−。
また、第6図において、符号18は上記銅箔14を接地
するリード線である。
するリード線である。
上記のように多層状に重ね合された樹脂フィルム11と
、柔軟紙状材12と、シールド材13とは、第6図に示
すように、それらの−側端部19を高周波加熱又は熱圧
着等によシ部分的に相互止着して一体化される。なお、
相互に止着する部分は上記−側端部に限られず、どの部
分であってもよい。
、柔軟紙状材12と、シールド材13とは、第6図に示
すように、それらの−側端部19を高周波加熱又は熱圧
着等によシ部分的に相互止着して一体化される。なお、
相互に止着する部分は上記−側端部に限られず、どの部
分であってもよい。
このように多層状に重ね合されて止着された樹脂フィル
ム11と柔軟紙状材12とシールド材13の複合材は、
第8図に示す成型ボビン1の下層に巻かれた一次巻線2
の外周に対し一回シ以上巻いた状態でその両端部が重な
り合う長さA(第5図参照)に切断されている。このよ
うに、両端部が重なり合う長さ先としたのは、上記−次
巻線2の外周に−回り巻き付けた状態てその重なり合う
部分(第7図の符号20参照)に粘着ノリを付けて接着
結合するためである。
ム11と柔軟紙状材12とシールド材13の複合材は、
第8図に示す成型ボビン1の下層に巻かれた一次巻線2
の外周に対し一回シ以上巻いた状態でその両端部が重な
り合う長さA(第5図参照)に切断されている。このよ
うに、両端部が重なり合う長さ先としたのは、上記−次
巻線2の外周に−回り巻き付けた状態てその重なり合う
部分(第7図の符号20参照)に粘着ノリを付けて接着
結合するためである。
上記のように構成された複合絶縁連へい物10を使用し
て変圧器の巻線相互間を絶縁すると共に靜電遮へいする
には、第7図に示すように、第8図の成型ボビン1の下
層に巻き付けられた一次巻線2の外周を巻き込むような
形に樹脂フィルム11を予め変形させておき、この複合
絶縁連へい物10の両端部の重ね合せ部20を開いて、
第8図に示す一次巻線2の外周面にワンタッチ弐に嵌め
込むよう拠−回りだけ巻き付け、上記両端部の重ね合せ
部20を粘着ノリで接着結合すればよい。このようにし
て取シ付けられた複合絶縁連へ込物10の上面に、第9
図に示すように、二次巻線1を巻き付ける。ここで、上
記複合絶縁連へい物10は、樹脂フィルム11と柔軟紙
状材12とを多層状に重ね合せたものであるから、−回
りだけでも十分な絶縁厚さが得られると共に、その眉間
にはシールド材13が組み合されているので、同時に静
電遮へい対策をすることができる。なお、上記樹脂フィ
ルム11は、予め第7図のように変形しておくものに限
られず、第5図に示すようなテープ状のものをそのまま
一次巻線2の外周面に巻き付けてもよいのは勿論である
。
て変圧器の巻線相互間を絶縁すると共に靜電遮へいする
には、第7図に示すように、第8図の成型ボビン1の下
層に巻き付けられた一次巻線2の外周を巻き込むような
形に樹脂フィルム11を予め変形させておき、この複合
絶縁連へい物10の両端部の重ね合せ部20を開いて、
第8図に示す一次巻線2の外周面にワンタッチ弐に嵌め
込むよう拠−回りだけ巻き付け、上記両端部の重ね合せ
部20を粘着ノリで接着結合すればよい。このようにし
て取シ付けられた複合絶縁連へ込物10の上面に、第9
図に示すように、二次巻線1を巻き付ける。ここで、上
記複合絶縁連へい物10は、樹脂フィルム11と柔軟紙
状材12とを多層状に重ね合せたものであるから、−回
りだけでも十分な絶縁厚さが得られると共に、その眉間
にはシールド材13が組み合されているので、同時に静
電遮へい対策をすることができる。なお、上記樹脂フィ
ルム11は、予め第7図のように変形しておくものに限
られず、第5図に示すようなテープ状のものをそのまま
一次巻線2の外周面に巻き付けてもよいのは勿論である
。
なお、上記樹脂フィルム11と柔軟紙状材12とシール
ド材13との重ね合せ及び相互止着は、第5図に示した
ものに限られず、例えば、樹脂フィルム11を約2倍の
長さとし、その中央部で二つ折りにしてその内側に柔軟
紙状材12及びシールド材13を配置し、上記二つ折り
部で高周波加熱等により相互に止着してもよい。また、
他の例としては、樹脂フィルム11の幅を約2倍とし、
その長手方向の中心線で縦に二っ折9にしてその内側に
柔軟紙状材12及びシールド材13を配置し、上記二っ
折シ部で熱圧着等により相互に止着してもよい。
ド材13との重ね合せ及び相互止着は、第5図に示した
ものに限られず、例えば、樹脂フィルム11を約2倍の
長さとし、その中央部で二つ折りにしてその内側に柔軟
紙状材12及びシールド材13を配置し、上記二つ折り
部で高周波加熱等により相互に止着してもよい。また、
他の例としては、樹脂フィルム11の幅を約2倍とし、
その長手方向の中心線で縦に二っ折9にしてその内側に
柔軟紙状材12及びシールド材13を配置し、上記二っ
折シ部で熱圧着等により相互に止着してもよい。
発明の効果
本発明は以上説明したように、樹脂フィルム11の一枚
又は複数枚と、絶縁性の柔軟紙状材12の一枚又は複数
枚とを多層状に重ね合せると共にそれらの層間にシール
ド材13を組み合せたので、−次巻線2の外周面に−回
り巻くだけで十分な絶縁耐圧を保証できる厚さとするこ
とができると共に、同時に巻線相互間の静電遮へいをす
ることができる。したがって、従来のように一次巻線2
の上に絶縁チー−を何回も巻くことを要さず、さらKそ
れとは別個に銅箔6を巻くことを要さず、その工数を減
らすと共に作業を簡単とし、変圧器の生産性を向上する
ことができる。また、上記樹脂フィルム11及び柔軟紙
状材12並びにシールド材130幅は成型ボビン1の横
幅と略同−とされていると共に、多数回巻きによる幅の
減少や偏りが生じないので、第9図に示すように、−次
巻線2と二次巻a7との間に絶縁遮へい物10のすき間
ができず、巻線相互間の絶縁を良好とすることができる
と共に、静電遮へいも完全とすることができる。さらに
、樹脂フィルム11と柔軟紙状材12とシールド材13
とを多層状に重ね合せて厚くなったものを−回り巻くだ
けであるので、巻き付は面に凹凸があまりできず、二次
巻線Tを斎−に巻くことができ変圧器の仕上がりをきれ
いにすることができる。
又は複数枚と、絶縁性の柔軟紙状材12の一枚又は複数
枚とを多層状に重ね合せると共にそれらの層間にシール
ド材13を組み合せたので、−次巻線2の外周面に−回
り巻くだけで十分な絶縁耐圧を保証できる厚さとするこ
とができると共に、同時に巻線相互間の静電遮へいをす
ることができる。したがって、従来のように一次巻線2
の上に絶縁チー−を何回も巻くことを要さず、さらKそ
れとは別個に銅箔6を巻くことを要さず、その工数を減
らすと共に作業を簡単とし、変圧器の生産性を向上する
ことができる。また、上記樹脂フィルム11及び柔軟紙
状材12並びにシールド材130幅は成型ボビン1の横
幅と略同−とされていると共に、多数回巻きによる幅の
減少や偏りが生じないので、第9図に示すように、−次
巻線2と二次巻a7との間に絶縁遮へい物10のすき間
ができず、巻線相互間の絶縁を良好とすることができる
と共に、静電遮へいも完全とすることができる。さらに
、樹脂フィルム11と柔軟紙状材12とシールド材13
とを多層状に重ね合せて厚くなったものを−回り巻くだ
けであるので、巻き付は面に凹凸があまりできず、二次
巻線Tを斎−に巻くことができ変圧器の仕上がりをきれ
いにすることができる。
第1図は一次巻線の外周面に従来の絶縁テープを巻き付
けた状態を示す要部断面図、第2図は従来の絶縁テープ
を示す斜視図、第3図はその絶縁テープを一次巻線の外
周面に巻き付ける状態を示す斜視図、第4図は従来の絶
縁テープ及び銅箔で巻線相互間を絶縁並びに静電遮へい
した状態を示す要部断面図、第5図は本発明による複合
絶縁連へい物を示す組合せ斜視図、第6図はそのシール
ド材を示す斜視図、第7図は一次巻線へ巻き付は前の形
状を示す斜視図、第8図は成型ボビンの下層に一次巻線
を巻いた状態を示す斜視図、第9図は巻線相互間を絶縁
並びに静電遮へいした状態を示す要部断面図である。 1・−・成型ボビン、 2・・・−次巻線、7・・・二
次巻線、 10・・・絶縁連へい物、11・・・樹脂フ
ィルム、12・・・柔軟紙状材、13・・・シールド材
、14・・・銅 箔、15・・・樹脂フィルム、18・
・・リード線、19・・・−側端部、 20・・・重ね
合せ部。 出願人 武蔵野通工株式会社 第「図 第2図 第5図 どU @ 0 図 1゜ 第6図 第8図
けた状態を示す要部断面図、第2図は従来の絶縁テープ
を示す斜視図、第3図はその絶縁テープを一次巻線の外
周面に巻き付ける状態を示す斜視図、第4図は従来の絶
縁テープ及び銅箔で巻線相互間を絶縁並びに静電遮へい
した状態を示す要部断面図、第5図は本発明による複合
絶縁連へい物を示す組合せ斜視図、第6図はそのシール
ド材を示す斜視図、第7図は一次巻線へ巻き付は前の形
状を示す斜視図、第8図は成型ボビンの下層に一次巻線
を巻いた状態を示す斜視図、第9図は巻線相互間を絶縁
並びに静電遮へいした状態を示す要部断面図である。 1・−・成型ボビン、 2・・・−次巻線、7・・・二
次巻線、 10・・・絶縁連へい物、11・・・樹脂フ
ィルム、12・・・柔軟紙状材、13・・・シールド材
、14・・・銅 箔、15・・・樹脂フィルム、18・
・・リード線、19・・・−側端部、 20・・・重ね
合せ部。 出願人 武蔵野通工株式会社 第「図 第2図 第5図 どU @ 0 図 1゜ 第6図 第8図
Claims (1)
- 成型ボビンを用いて一次巻線及び二次巻線を同心円状に
配置する変圧器の上記成型ボビンの横幅と略同−の幅を
有する樹脂フィルムの一枚又は複数枚と、同じく略同−
の幅を有する絶縁性の柔軟紙状材とを多層状に重ね合せ
ると共に、上記樹脂フィルム及び柔軟紙状材のいずれか
の層の間にそれらと略同−の幅を有し少くとも片面は樹
脂フィルムで包まれたシールド材を組み合せ、かつ上記
樹脂フィルムと柔軟紙状材とシールド材とを適宜の箇所
で部分的に相互止着し、絶縁すべき巻線部分の外周面に
対し−回り以上巻いて両端部が重なり合う長さに切断し
て成ることを特徴とする変圧器の複合絶縁連へい物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59045395A JPS60189912A (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | 変圧器の複合絶縁遮へい物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59045395A JPS60189912A (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | 変圧器の複合絶縁遮へい物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60189912A true JPS60189912A (ja) | 1985-09-27 |
JPH0139643B2 JPH0139643B2 (ja) | 1989-08-22 |
Family
ID=12718070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59045395A Granted JPS60189912A (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | 変圧器の複合絶縁遮へい物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60189912A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62145711A (ja) * | 1985-12-20 | 1987-06-29 | Kijima Musen Kk | 小形トランス |
EP4009338A1 (de) * | 2020-12-02 | 2022-06-08 | BSH Hausgeräte GmbH | Transformator für ein schaltnetzteil |
-
1984
- 1984-03-12 JP JP59045395A patent/JPS60189912A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62145711A (ja) * | 1985-12-20 | 1987-06-29 | Kijima Musen Kk | 小形トランス |
EP4009338A1 (de) * | 2020-12-02 | 2022-06-08 | BSH Hausgeräte GmbH | Transformator für ein schaltnetzteil |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0139643B2 (ja) | 1989-08-22 |
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