JPS6018966Y2 - タイヤ外し機のビ−ド落し装置 - Google Patents

タイヤ外し機のビ−ド落し装置

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Publication number
JPS6018966Y2
JPS6018966Y2 JP1977000241U JP24177U JPS6018966Y2 JP S6018966 Y2 JPS6018966 Y2 JP S6018966Y2 JP 1977000241 U JP1977000241 U JP 1977000241U JP 24177 U JP24177 U JP 24177U JP S6018966 Y2 JPS6018966 Y2 JP S6018966Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
lever
frame
wheel
plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977000241U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5395606U (ja
Inventor
長泰 中村
茂 本橋
Original Assignee
山田油機製造株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 山田油機製造株式会社 filed Critical 山田油機製造株式会社
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Publication of JPS5395606U publication Critical patent/JPS5395606U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車等の車輪のホイールからタイヤを離脱す
るタイヤ外し機のビード落し装置の改良に係り、タイヤ
のビードをホイールリから剥離させる剥離板の動作構造
に関する。
従来この種のタイヤ外し機においては、タイヤを嵌着し
たホイールをテーブルに固定し、このホイールの片側又
は両側からへら状の剥離板を直線的に押圧してビードを
落していた。
この構成ではビードはホイール円周上の極く一部分で落
されるのみで、ビードが固くホイールに張り付いた場合
では全体のビードを落すためにはタイヤの位置を何回も
変えてビード落し操作を行わなくてはならず作業性が悪
く、手数がかかる欠点を有するものであった。
また近時ホイールを回転させながらタイヤの側面を押圧
してビードを外す構造が開発されているが、ホイールを
回転する円盤状のテーブルに固定してこのテーブルを回
転させる構造が採られており、下側からタイヤ側面を押
圧する剥離板は使用できず、上側からのみビードを外す
ので、ホイールをテーブルに反転して再び固定する二度
の操作を必要とするものが多かった。
また上下の剥離板で一度に両側からビードを落すように
したものでも上下の剥離板をホイールリムに対して直線
的に両側から接近動作させてタイヤを押圧していた。
しかしながら、これでは単にタイヤの中腹部分を押える
のみで特に古い車輪にみられるようにタイヤのビードが
リムに膠着状態にあるようなものでは、このタイヤのビ
ードを落すのは困難であった。
そこでこれらの点を解決すべく、車輪を回転させながら
両側から剥離板をタイヤのビード部に互いに接近動作さ
せながら、このビードをリムの底に落し込むように剥離
板の垂直方向の動作に加えてこれと、直角方向への動作
を組み合せたものが提案されているが、直角方向への連
動機構が複雑であったり、簡単なものではガイドにレー
ルとローラを利用したものであるので、前者のものでは
価格や故障等の点で、また、後者のものではレールとロ
ーラの間に泥等が付着して動作不良を起す等難点があっ
た。
本考案はこれらの点に鑑みされたもので、ホイールを回
転させなからビードをリムから剥離させる剥離板をタイ
ヤの両側面から押圧してビードを落すようにした操作性
のよいタイヤ外し機において、タイヤのビードをホイー
ルリムから引き外す剥離板を互いにタイヤを挟んで垂直
方向に接離させる作動杆とこの作動杆により作動される
シーソーレバーと、これと直角方向のリムの底方向に剥
離板を移動させる前記シーソーレバーにより回動される
レバーとカム板を設けて確実にタイヤのビードを剥離さ
せるようにしたタイヤ外し機のビード落し装置を提供す
るものである。
次に本考案の一実施例の構造を図面について説明する。
1は口形をした枠台で上面にローラ取付台2を固着する
この取付台2の外周には等間隔でその周側面を傾斜させ
て、回転中心の軸方向の延長線が前記取付台2の中心軸
に一致するように複数のローラ3を円錐状に軸架する。
そしてこのローラ取付台2の中心にはその上面に突出す
るように駆動回転筒4を回転自在にベアリング5を介し
て軸支する。
この駆動回転筒4には前記枠台1に下端を固設した固定
軸6が挿通されている。
この固定軸6の駆動回転筒4の上部より突出した上端に
はタイヤをホイールから外すための図示しない操作棒等
を保持する偏平部7が形成されている。
また前記回転筒4の下端にはスプロケットホイール8が
固着され、このスプロケットホイール8に懸架したチェ
ーン9を懸回する回動軸10が前記枠台1内に軸支され
ている。
また、この回転軸10に軸架したスプロケットホイール
11と枠台1に設けたギヤートモ−ター12の駆動軸1
3に設けられているスプロケットホイール14とにチェ
ーン15が懸回されている。
また、前記枠台1の内側下部に位置決め用リンク板16
.17が揺動自在に軸支されている。
この両リンク板16.17の上端を結んでカム板18が
軸19.2()により軸支されて平行リンク機構を形成
し、この軸19,20に一端を軸支された移動用リンク
板21.22を設け、この移動用リンク板21.22の
他端に作動台23が揺動自在に軸支され、これまた平行
リンク機構を形成している。
またこの作動台23にはエアーシリンダー24が設けら
れ、このエアーシリンダー24に設けたピストン25に
はプランジャー26が設けられ、このプランジャー26
には下側昇降作動杆27が連接され、この下側昇降作動
杆27は作動台23に設けられた案内摺動孔を昇降され
るようになっている。
そしてこの下側昇降作動杆27に値設されたピン28が
滑動する溝29を一端に設けたシーソーレバー30がこ
のシーソーレバー30の中間点を軸支する回転軸31に
て前記作動台23内に軸架され、この回転軸31の両端
の作動台23より外に突出した部分に、先端に転輪32
を設けたレバー33が固設されている。
そしてこのシーソーレバー30、回転軸31、レバー3
3は一体に回動できるようになっている。
また前記作動台23は上側昇降作動杆34が、作動台2
3に設けられた案内摺動孔を下側昇降作動杆27と平行
に間隔を置いて昇降自在に設けられている。
この上側昇降作動杆34に値設されたピン35は前記シ
ーソーレバー30の反対側に設けられたやや巾広の滑溝
36に遊挿され両昇降作動杆27,34は互いに反対方
向に昇降されるようになっている。
また前記下側昇降作動杆27の上部に固着された腕杆3
7の先端には円盤状の下部剥離板38が回転自在に取り
付けられている。
そして前記上側昇降作動杆34の上部には昇降筒39が
昇降自在に嵌合され、この昇降透39に回動自在に軸着
したカム40が上側昇降作動杆34に圧着した状態で設
定位置に固定されている。
このカム40には把手41が設けられている。
この昇降筒39に回動自在に軸架した回転筒42には昇
降筒39に突設したピン43に係合する溝44が形成さ
れている。
この回転筒42に設けた腕杆45には前記下側の剥離板
38に対向して円盤状の上側剥離板46が回転自在に軸
着されている。
そしてこの両剥離板38.46は互いに車輪47の上下
側よりホイール48とタイヤ49のビードの密着部に挿
入されるように傾斜されて軸支されている。
また前記カム板18には、このカム板18及び前記作動
台23、移動用リンク板21.22及び位置決め用リン
ク板16.17等の重量をバランスさせるための平衡ス
プリング50と図示しないブレーキ用ペダルをワイヤ等
でON、OFF操作される一種のブレーキである固定機
構51が枠台1との間に架設され、作動台23を含む位
置決め用平行リンク機構の枠台1に対するスムースな移
動及び堅固な支持固定ができるようになっている。
さらに前記駆動回転筒4の外周面には図示しないネジ溝
が形成され、このネジ溝に螺合する締付ナツト52にて
車輪49を保持するようになっている。
また回転筒4と一体に回転される回転体53にホイール
のねじ孔に挿入される係止杆54が突設されている。
またギャードモータ12及びエアーシリンダ24を制御
するための図示しないペダルとワイヤー等で操作される
スイッチ及びバルブを収納したコントロールボックス5
5を前記枠台1にパイプ等で固定する。
次にこの作用について説明する。
回転筒4に車輪47の中心孔を挿通し、ホイール48を
ローラ3にて支承し、係止杆54をホイール48のねじ
孔に係合する。
次いで回転筒4のネジ溝に締付ナツト52を螺合してホ
イール48を保持する。
この状態でホイール48の中心と回転筒4の中心線は一
致される。
次いでレバー41を操作することにより上側剥離板46
がタイヤ49に接近されるまで下降させその位置に固定
する。
図示しないブレーキ用ペダルを操作して固定機構51の
固定を解除して作動台23を含む位置決め用リンク機構
の動きを自由にし、位置決め用リンク板16.17によ
り作動台23を上下剥離板の先がタイヤのビード部に位
置するように移動させてから固定機構51を図示しない
ブレーキ用ペダル操作により固定し、位置決め用リンク
板16.17及びカム板18を枠台1に対し堅固に支持
固定する。
次いて図示しないペダルを操作してモーターのスイッチ
とシリンダー24に圧縮空気を供給するバルブを動かす
このシリンダー24内に圧縮空気が供給されるとピスト
ン25によって下側昇降作動杆27が上昇され、下側剥
離板38は上昇され、剥離板38はタイヤ49のビード
とホイール48のリムの密着部にまで上昇される。
このとき下側昇降作動杆27に値設されたピン28に係
合しているシーソーレバー30が回転軸31を支点にし
て回動されるが上側昇降作動杆34はシーソーレバー3
0の滑溝36が巾広であるためまだ下降されない。
レバー33の転輪32の先端と回転軸31との間は一定
であるから、このレバー33が回転軸31を軸として回
動した時、カム板18のカム面と回転軸31との距離の
カム面形状による変化分だけは、カム板18か回転軸3
1かが反力により移動しなければならず、この場合カム
板18はブレーキ51により枠台1に固定されているの
で、移動用平行リンク21.22に平行移動が自在に支
持された作動台23に軸支された回転軸31が作動台2
3とともに、このカム面の形状による距離の変化分だけ
平行移動される。
同時に上側昇降作動杆34も下降を開始し、両剥離板3
8.46は互いに接近する上下方向に移動されながらホ
イール48のリムの底方向に押し込まれタイヤ49のビ
ードをホイール48のリムより剥離する。
またこの動作時に回転筒4は回転されているためタイヤ
49も回転されタイヤ49はホイール48より全周にわ
たって剥離される。
次いでタイヤ49のビードがホイール48のりl、より
剥離された後に図示しないペダル操作によりバルブを排
気に切換えることによりシリンダー24のピストン25
は下降され、両剥離板38゜46は互いに離反され段切
の状態に戻される。
そしてこの状態で上側昇降作動杆34に設けられた回転
筒42を昇降筒39に突設したピン43と係合する溝4
4により係止するまで腕杆45を回動させて上側剥離板
46を車輪47の上から退避させてから図示しない操作
棒にてタイヤ49をホイール48から引き外す。
本考案によれば車輪の上下側よりそれぞれ剥離板を接離
される昇降作動杆により動作されるシーソーレバーで回
動されるレバーによりカム板のカム面を倣わせることに
より平行リンクでささえられた作動台をカム・レバーの
反力により水平方向へ移動させ、剥離板の上下方向の動
きと同時にこれと直角の水平方向への動きを加えること
により剥離板をタイヤの上下よりそれぞれリムの底に押
し込むようにしなからビードをホイールのリムより外す
ことができるのでビードとリムが膠着状態にあるような
ものでも小さな力で完全にビードを落すことができ、ま
た作動台全体を位置決め用平行リンクで支えたのでタイ
ヤの大きさに合せて剥離板を簡単に位置設定でき、作業
性を向上できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例を示すタイヤ外し機の縦断正
面図、第2図は同上一部を切欠いた側面図、第3図、第
4図はカム・レバーによる作動台の動きを説明する概略
図。 18・・・・・・カム板、23・・・・・・作動台、2
7・・・・・・下側昇降作動杆、33・・・・・・レバ
ー、34・・・・・・上側昇降作動杆、38・・・・・
・剥離板、49・・・・・・タイヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タイヤの上下面に向って互いに接離される一対の剥離板
    と、この剥離板を互いに接離させる方向にそれぞれシー
    ソーレバーにより同期して移動させる一対の昇降作動杆
    と、この少なくとも一方の昇降作動杆の昇降により回動
    されるレバーを設けた作動台を、移動用リンク板で揺動
    自在に支持し、この移動用リンク板を、枠台に一端を回
    動自在に軸支され他端に軸支されたカム板とで平行リン
    クを形威し、この平行リンクを枠台に対し固定及び解放
    できるブレーキを枠台との間に設けた位置決め用リンク
    の他端に回動自在に軸支し前記レバーが前記カム板のカ
    ム面を摺動することにより、前記両剥離板を昇降作動杆
    の昇降作動と同時に直交方向にカム・レバーの反力によ
    る相対移動が出来るように腰かつ前記作動台を位置決め
    用リンクにより枠台に対し一定位置に位置決め移動及び
    固定支持するようにしたタイヤ外し機のビード落し装置
JP1977000241U 1977-01-07 1977-01-07 タイヤ外し機のビ−ド落し装置 Expired JPS6018966Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977000241U JPS6018966Y2 (ja) 1977-01-07 1977-01-07 タイヤ外し機のビ−ド落し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977000241U JPS6018966Y2 (ja) 1977-01-07 1977-01-07 タイヤ外し機のビ−ド落し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5395606U JPS5395606U (ja) 1978-08-03
JPS6018966Y2 true JPS6018966Y2 (ja) 1985-06-08

Family

ID=28687375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977000241U Expired JPS6018966Y2 (ja) 1977-01-07 1977-01-07 タイヤ外し機のビ−ド落し装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6018966Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5012704A (ja) * 1973-06-04 1975-02-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5012704A (ja) * 1973-06-04 1975-02-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5395606U (ja) 1978-08-03

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