JPS6018920Y2 - サ−マルヘツド - Google Patents
サ−マルヘツドInfo
- Publication number
- JPS6018920Y2 JPS6018920Y2 JP4575584U JP4575584U JPS6018920Y2 JP S6018920 Y2 JPS6018920 Y2 JP S6018920Y2 JP 4575584 U JP4575584 U JP 4575584U JP 4575584 U JP4575584 U JP 4575584U JP S6018920 Y2 JPS6018920 Y2 JP S6018920Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring
- layer
- thermal head
- side end
- glaze layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electronic Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は感熱ファクシミリなどの感熱記録装置に使用さ
れるサーマルヘッドの改良に関し、特にライントッドタ
イプのマトリックス駆動によるサーマルヘッドに適用し
て有効なものである。
れるサーマルヘッドの改良に関し、特にライントッドタ
イプのマトリックス駆動によるサーマルヘッドに適用し
て有効なものである。
この種サーマルヘッドの従来例を第１図の平面図に概略
用する。
用する。
これはグレーズ層を有する絶縁基板１に複数個１列に並
んだ抵抗層の発熱部２をｍ個づつｎ個の群に分割し、発
熱部２の一端をｍ個づつｎ個の共通接続線である電極層
３に、他端をそれぞれ個別接続線である電極層４を通じ
てダイオード５に接続しである。
んだ抵抗層の発熱部２をｍ個づつｎ個の群に分割し、発
熱部２の一端をｍ個づつｎ個の共通接続線である電極層
３に、他端をそれぞれ個別接続線である電極層４を通じ
てダイオード５に接続しである。
そして１．ダイオード５の他端には発熱部２の各岩手に
対応した各群の同一列順のものを共通端子に結ぶマトリ
ックス駆動配線６を施している。
対応した各群の同一列順のものを共通端子に結ぶマトリ
ックス駆動配線６を施している。
このような従来においては電極層３，４が発熱部２より
反対方向に導出しているだけなので、接続ケーブルを２
組夫々両側より導出させることを必要とし、且つ大形に
もなる欠点を持つ。
反対方向に導出しているだけなので、接続ケーブルを２
組夫々両側より導出させることを必要とし、且つ大形に
もなる欠点を持つ。
又、これでは構成上発熱部２を基板端部に位置させるこ
とが困難であるため、記録直後にその設字状態の確認が
可能なラストラインビジプルのサーマルヘッドを得るこ
とができないなど多くの欠点がある。
とが困難であるため、記録直後にその設字状態の確認が
可能なラストラインビジプルのサーマルヘッドを得るこ
とができないなど多くの欠点がある。
本考案は上記従来の欠点を解決するもので、これは対の
給電用配線電極間に位置する発熱抵抗体が、複数絶縁基
板のグレーズ層上に該基板の長手方向に沿って一方の側
端部に一列に配置され、前記基板上には前記対の配線電
極の端部が共に該基板の他方の側端部より導出するよう
に配置され、且つ前記対の配線電極上にはスルーホール
を有する絶縁層を介し配線された導体が前記対の配線電
極の一方をマトリックス接続して所望の前記発熱抵抗部
への選択的給電を行なうマトリックス配線部を形威する
サーマルヘッドにおいて、前記対の配線電極の他方は前
記グレーズ層の下を通り且つ前記発熱抵抗部を取り囲ん
で前記基板の他方の側端部へ導出するように形威され、
前記対の配線電極の一方は前記グレーズ層の上を通り前
記基板の他方の側端部より導出するように形威されてお
り、また前記マトリックス配線部が前記一方の側端部に
位置した前記発熱抵抗部と前記他方の側端部に導出した
前記他方の配線電極との間の前記グレーズ層上に設けら
れていることを特徴とするサーマルヘッドにより遠戚で
きる。
給電用配線電極間に位置する発熱抵抗体が、複数絶縁基
板のグレーズ層上に該基板の長手方向に沿って一方の側
端部に一列に配置され、前記基板上には前記対の配線電
極の端部が共に該基板の他方の側端部より導出するよう
に配置され、且つ前記対の配線電極上にはスルーホール
を有する絶縁層を介し配線された導体が前記対の配線電
極の一方をマトリックス接続して所望の前記発熱抵抗部
への選択的給電を行なうマトリックス配線部を形威する
サーマルヘッドにおいて、前記対の配線電極の他方は前
記グレーズ層の下を通り且つ前記発熱抵抗部を取り囲ん
で前記基板の他方の側端部へ導出するように形威され、
前記対の配線電極の一方は前記グレーズ層の上を通り前
記基板の他方の側端部より導出するように形威されてお
り、また前記マトリックス配線部が前記一方の側端部に
位置した前記発熱抵抗部と前記他方の側端部に導出した
前記他方の配線電極との間の前記グレーズ層上に設けら
れていることを特徴とするサーマルヘッドにより遠戚で
きる。
以下、本考案の実施例を図面により更に詳細に説明する
。
。
第２図および第３図は本考案に係るマトリックス駆動に
よるサーマルヘッドの実施例を示すもので、第２図はそ
の断面図、第３図Ａ−Ｄは第３図のサーマルヘッドの製
造工程を順に示す平面図で、３×３のマトリックス駆動
の場合のものである。
よるサーマルヘッドの実施例を示すもので、第２図はそ
の断面図、第３図Ａ−Ｄは第３図のサーマルヘッドの製
造工程を順に示す平面図で、３×３のマトリックス駆動
の場合のものである。
本ヘッド構造は第１図の電極層３に対応する電極層３０
が基板１０の上面で且つグレーズ層２０を介し抵抗層２
１の下方に該抵抗層２１を取り囲んで位置しており、一
端が導体３１で抵抗層２１と接続し、他端部が電極層４
０側に導出している。
が基板１０の上面で且つグレーズ層２０を介し抵抗層２
１の下方に該抵抗層２１を取り囲んで位置しており、一
端が導体３１で抵抗層２１と接続し、他端部が電極層４
０側に導出している。
また、電極層４０は分割されその間をダイオード５０で
接続して形成されている。
接続して形成されている。
更に、複数本のマトリックス駆動配線６０は絶縁層７０
上に形威され、スルホール７１を介し電極層４０に接続
している。
上に形威され、スルホール７１を介し電極層４０に接続
している。
また抵抗層２１の発熱部２２上には保護層２３が形威さ
れている。
れている。
次にこのサーマルヘッドの製造工程について第３図を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
Ａ図は絶縁基板１０上に電極層３０を付着した状態を示
すもので、該電極層３０の一端が基板端部に導出してい
る。
すもので、該電極層３０の一端が基板端部に導出してい
る。
この絶縁基板１０上にグレーズ層２０を形威し、その上
に複数の抵抗層２１を１列に付着形威しＢ図の状態とす
る。
に複数の抵抗層２１を１列に付着形威しＢ図の状態とす
る。
次に０図に示す如く導体３１を形威して抵抗層２１の一
端と電極層３０を接続すると共に電極層４０を形威する
。
端と電極層３０を接続すると共に電極層４０を形威する
。
電極層４０は図から理解される通り、一端が抵抗層２１
に接続した導体４１と、それとは分離され端部に接続部
４２を有する導体４３からなる。
に接続した導体４１と、それとは分離され端部に接続部
４２を有する導体４３からなる。
又、１群の導体４３は接続部４２からさらに電極層３０
と同じ基板端部に導出している。
と同じ基板端部に導出している。
更に、導体４０を覆う如くグレーズ層２０上の点線領域
に絶縁層７０を形成するが、この際接続部４２が露出す
るように直円で示すスルーホール７１を形威しておく。
に絶縁層７０を形成するが、この際接続部４２が露出す
るように直円で示すスルーホール７１を形威しておく。
しかる後、Ｄ図に示す如く、絶縁層７０上にマトリック
ス駆動配線用の導体６０を形威し、スルーホール７１を
介して各群の同一列順の導体４３を共通接続する。
ス駆動配線用の導体６０を形威し、スルーホール７１を
介して各群の同一列順の導体４３を共通接続する。
又、導体４１と４３間にダイオード５０を実装し、抵抗
層２１の発熱部２２上に保護層２３を形威して本サーマ
ルヘッドが誓作される。
層２１の発熱部２２上に保護層２３を形威して本サーマ
ルヘッドが誓作される。
本サーマルヘッドは厚膜印刷法又はスパッタ蒸着等によ
る薄膜法で製造可能であるが、厚膜印刷法で実施する場
合には、先ず絶縁基板１０の表面上にＡｕ等の導体ペー
ストを付着後焼成して複数体の電極層３０を形成する。
る薄膜法で製造可能であるが、厚膜印刷法で実施する場
合には、先ず絶縁基板１０の表面上にＡｕ等の導体ペー
ストを付着後焼成して複数体の電極層３０を形成する。
次に、該電極層３０の両端部が露出するようにしてガラ
スペーストを付着後焼成してグレーズ層２０を形威した
後、該グレーズ層２０の表面にＲｕＯ２，Ｔａ−Ｎ等の
抵抗体ペーストを付着後焼成して複数の抵抗層２１を形
成する。
スペーストを付着後焼成してグレーズ層２０を形威した
後、該グレーズ層２０の表面にＲｕＯ２，Ｔａ−Ｎ等の
抵抗体ペーストを付着後焼成して複数の抵抗層２１を形
成する。
次に導体ペーストにて導体３１および電極層４０，４１
．４２を形威し、続いて絶縁体ペーストにてスルーホー
ル７１を有する絶縁層７０を形成する。
．４２を形威し、続いて絶縁体ペーストにてスルーホー
ル７１を有する絶縁層７０を形成する。
次に導体ペーストにて導体６０を形威し、最後に保護層
２３を形成すれば得られる。
２３を形成すれば得られる。
以上の如＜、本考案によるサーマルヘッドでは接続ケー
ブルが１組で済み、且つ小形のものが構成でき、しかも
ラストラインピーシプルのヘッドが得られるなどその実
用上の効果は著しいものである。
ブルが１組で済み、且つ小形のものが構成でき、しかも
ラストラインピーシプルのヘッドが得られるなどその実
用上の効果は著しいものである。
第１図はマトリックス駆動による従来のサーマルヘッド
を示す平面図、第２図と第３図は本考案に係るマトリッ
クス駆動によるサーマルヘッドの実施例を示し、第２図
はその断面図、第３図Ａ〜Ｄは第２図の製造例の一例を
工程順に示す平面図である。 符号の説明、１０・・・・・・絶縁基板、２０・・・・
・・グレーズ層、２１・・・・・・抵抗層、３０．３１
．４０．４１．４３・・・・・・電極層、６０・・・・
・・マトリックス駆動配線用導体、７０・・・・・・絶
縁層。
を示す平面図、第２図と第３図は本考案に係るマトリッ
クス駆動によるサーマルヘッドの実施例を示し、第２図
はその断面図、第３図Ａ〜Ｄは第２図の製造例の一例を
工程順に示す平面図である。 符号の説明、１０・・・・・・絶縁基板、２０・・・・
・・グレーズ層、２１・・・・・・抵抗層、３０．３１
．４０．４１．４３・・・・・・電極層、６０・・・・
・・マトリックス駆動配線用導体、７０・・・・・・絶
縁層。
Claims (1)
- 対の給電用配線電極間に位置する発熱抵抗体が、複数絶
縁基板のグレーズ層上に該基板の長手方向に沿って一方
の側端部に一列に配置され、前記基板上には前記対の配
線電極の端部が共に該基板の他方の側端部より導出する
ように配置され、且つ前記対の配線電極上にはスルーホ
ールを有する絶縁層を介し配線された導体が前記対の配
線電極の一方をマトリックス接続して所望の前記発熱抵
抗部への選択的給電を行なうマトリックス配線部を形成
するサーマルヘッドにおいて、前記対の配線電極の他方
は前記グレーズ層の下を通り且つ前記発熱抵抗部を取り
囲んで前記基板の他方の側端部へ導出するように形成さ
れ、前記対の配線電極の一方は前記グレーズ層の上を通
り前記基板の他方の側端部より導出するように形成され
ており、また前記マトリックス配線部が前記一方の側端
部に位置した前記発熱抵抗部と前記他方の側端部に導出
した前記他方の配線電極との間の前記グレーズ層上に設
けられていることを特徴とするサーマルヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4575584U JPS6018920Y2 (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | サ−マルヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4575584U JPS6018920Y2 (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | サ−マルヘツド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59162250U JPS59162250U (ja) | 1984-10-30 |
| JPS6018920Y2 true JPS6018920Y2 (ja) | 1985-06-07 |
Family
ID=30176290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4575584U Expired JPS6018920Y2 (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | サ−マルヘツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6018920Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0647294B2 (ja) * | 1985-04-13 | 1994-06-22 | コニカ株式会社 | サーマルヘッド |
-
1984
- 1984-03-29 JP JP4575584U patent/JPS6018920Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59162250U (ja) | 1984-10-30 |
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