JPS6018906B2 - 吸収冷凍機 - Google Patents

吸収冷凍機

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JPS6018906B2
JPS6018906B2 JP4838577A JP4838577A JPS6018906B2 JP S6018906 B2 JPS6018906 B2 JP S6018906B2 JP 4838577 A JP4838577 A JP 4838577A JP 4838577 A JP4838577 A JP 4838577A JP S6018906 B2 JPS6018906 B2 JP S6018906B2
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JP
Japan
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absorption liquid
concentrated
reservoir
liquid
absorption
Prior art date
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Expired
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JP4838577A
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English (en)
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JPS53134254A (en
Inventor
憲司 大岡
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は主として船用など動揺や振動をする場所に設
置せんとする吸収冷凍機に関し、とくに吸収器の下部の
稀吸収液の溜め内の中央に箱状体よりなる濃吸収液の溜
めを設け、これにより吸収器の伝熱管群上に散布する散
布装置に濃吸収液を供給する濃吸収液循環ポンプの空転
を冷凍機の傾斜や吸収液の液位にかかわりなく防止でき
る新規な構造に関する。
図一1は冷煤に水、吸収液に臭化リチウム水溶液を使用
し陸上のビルディングなど動揺などのない場所に用いら
れる吸収冷凍機の代表的な構造を示すもので、図一1に
おいて1は蒸発器、2は吸収器で高度の真空に保たれた
胴体内の低圧側Bに配置され、3は再生器、4は凝縮器
、でその高圧側Aに配置されており、これら高圧側Aと
低圧側Bとは仕切板31で仕切られる。
5は熱効率の向上を計るための熱交換器、6は冷嬢循環
ポンプ、7は稀吸収液循環ポンプ、3川ま蒸発器1と吸
収器2の間の仕切板、32は冷煤、33は冷煤を吸収し
て濃度の低下した稀吸収液、33aは稀吸収液の溜め、
34は冷煤を蒸発分離して濃度の高くなった濃吸収液を
示している。
そして冷煤循環ポンプ6により冷蝶の散布装置8より蒸
発器の伝熱管群26上に散布された冷蝶は、配管19を
経て蒸発器の伝熱管群26の管内を通り管20で利用源
に導びかれる冷房用などに使用する冷水から熱を奪って
蒸発し、その冷煤蒸気は吸収器2で吸収液に吸収される
散布装置8により散布された冷煤の未蒸発分は蒸発器の
伝熱管群26の下部の冷煤溜め30aに滴下し、再び袷
媒循環ポンプ6で循環される。吸収器2は管21から供
V給される冷却水が内部を通り冷却された吸収器の伝熱
管群27と濃度の高い吸収液を吸収器の伝熱管群27上
に散布する散布装置9からなり、臭化リチウム水溶液の
温度が低くし、ほど袷煤の吸収能力が高いので、袷煤蒸
気を吸収したときに発生する熱を効果的に除去するとと
もに、冷媒を吸収する吸収液の表面積を大きくできるよ
う、濃吸収液を吸収器の伝熱管群27の外面に滴下させ
ている。
吸収器の伝熱管群27上で袷煤を吸収し吸収器の伝熱管
群27の下部に滴下した濃度、温度の低下した稀吸収液
33はその溜め33aから稀吸収液循環ポンプ7により
管10を通り管11、熱交換器5、管12を経て再生器
3に送られる。
再生器3は管24から供V給された管23を流れる加熱
媒体の蒸気、温水、燃焼ガスなどを管内に導びき稀吸収
液を加熱し濃縮するように配置した再生器の伝熱管群2
8と濃吸収液の受け皿31aとからなり、受け皿31a
の内部の濃吸収液34に再生器の伝熱管群28が浸たる
ように配置されており、加熱された吸収液は吸収してい
た冷煤の1部を蒸発し濃度、温度が上昇し、濃吸収液3
4の受け皿31aから管13を通り熱交換器5のシェル
側で循環する稀吸収液に熱を与え、管14を経て吸収器
2の下部の稀吸収液の溜め33aの−部を37の仕切り
で稀吸収液33と仕切られた溜め36に戻り、これによ
り濃吸収液循環ポンプ7′により管10′,11′を経
て吸収器の散布装置9に供給され吸収作用を行う。再生
器3で蒸発した冷煤蒸気は凝縮器4内に通路を介して流
入し、管22から供窃給される冷却水の通る凝縮器の伝
熱管群29の表面で冷却されて凝縮し、再生器3と凝縮
器4の間に設けた仕切板35を利用した凝縮冷煤液の受
け皿35aに滴下し管18を経て、蒸発器1の冷煤散布
装置8に戻り再び冷却作用を行う。
凝縮器の伝熱管群29内を流れ袷煤蒸気より熱を奪って
温度の上った冷却水は管25を通り図示しない冷却塔へ
還流する。上記吸収冷凍機において稀吸収液循環ポンプ
7と濃吸収液循環ポンプ7′によるそれぞれの吸収液の
循環量が異る場合吸収器2下部の溜め33aと36相互
の液量の釣合が〈づれ、例えば7′の濃吸収液循環ポン
プの循環量の方が多い場合には濃吸収液の溜め36の液
が減少し、稀吸収液の溜め33aの液が増える。したが
って仕切り37を越えて溜め33aの液が溜め36の液
側にオーバフローし、濃吸収液循環ポンプ7′の空運転
を防止するようになっている。しかし、このような構造
の吸収冷凍機を船舶のような前後・左右に動揺する場所
に設置すると、吸収冷凍機が懐いて、吸収液が片側に寄
って、所定の位置でオーバフローしなかったり、過度に
液が流れることとなる。
また、逆に溜め36の濃吸収液が稀吸収液の溜め33a
側に流れ濃縮された吸収能力の高い液が失なわれひいて
は蒸発能力を弱め冷凍効果を落とし損失になる。本発明
はこのような欠点を改善するために提案されたもので、
付図に示す実施例により説明する。
図一2において図一1と同一機能をもつ部分には同一符
号を付し説明を省略する。
38は稀吸収液33の溜め33aの中央に設けられた濃
吸収液の溜めでその底部は管10′と接続し熱交換器5
を出て管14「フラッシュ室39、管40を経て溜め3
8に導びかれる濃吸収液が管10′,11′を経て散布
装置9に供給されるようになっている。
濃吸収液の溜め38の形状は任意の箱状体で上端部を内
方に向い次第に高くしてその頂部には4・さな関口部4
1があり、稀吸収液の溜め33aの液面が上昇すると、
この開□部41より稀吸収液がオーバフローして濃吸収
液の溜め38内に流入して管10′,11′の間に設け
た濃吸収液循環ポンプ7′の空転を防止する。熱交換器
5を出た濃吸収液は、吸収器2内の圧力まで圧力が低下
したとき、フラツシングを生じ多量の袷煤蒸気が自己蒸
発し、そのまま溜め38に導び〈と、溜め38内で液面
が乱れるので管14の途中にフラッシュ室39を設け、
自己蒸発した蒸気は管48を通し吸収器2内に戻し、液
のみを管40を通して濃吸収液の溜め38に導びく。
濃吸収液の溜め38の下部は濃吸収液循環ポンプ7′の
吸込み側に管10′によって通じている。図一3は吸収
冷凍機の傾斜に伴い吸収器と共に溜めの部分が煩いたと
きの状態を示す。溜め38の関口部41は溜め33aの
中央にあり、左右,前後に傾いても、関口部の液面は殆
んど変化しないので、所定の液面で常にオーバフローす
ることとなる。開□部41が大きい場合は、左右,前後
の傾き‘こ対しオーバフロー液面の高さに狂が生ずるの
で小さい方が好ましい。図一4は稀吸収液の溜め33a
と濃吸収液の溜め38の新規な構造の具体例を更に詳細
に示す図で、a図の正面図とb図の側面図から判るよう
に胴体44とこれに結合した管板42,42′と仕切4
3,43′で構成される稀吸収液の溜め33aの部屋は
長方形をなすので、いかに額し、ても中央の水位は変化
しない。
一方、濃吸収液の溜め38はこの例では管板42,42
′と仕切47,47′及び上面が冷凍機の想定される最
大傾斜時の傾斜よりも大きな角度の45,45′;46
,46′のそれぞれ傾斜した面で形成され、その頂点を
、前記稀吸収液の溜め33aの水位の変化しない中央部
にもつように配置して小さく閉口させるようにすれば傾
斜しても稀吸収液の水位と相対的位置変化がなく、また
濃吸収液の溜め38の液位がその関口部41より上昇し
流出することもない。したがって本発明の構成によれば
稀吸収液循環ポンプ7及び濃吸収液循環ポンプ7′の吸
込側には吸収冷凍機が左右,前後のいずれに額斜しても
空転しないように常に液面を安定に保つことができる。
又、熱交換器のシェル側を経て濃吸収液の溜めに濃吸収
液を導び〈管にフラッシュ室を設けたので、ここで自己
蒸発した冷煤蒸気を吸収器に戻せるようにしたから「溜
め内の液面の乱れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図−1は従来の吸収冷凍機の代表例を示す系統図、図一
2は本発明の一実施例を示す構造系統図、図一3は冷凍
機の傾斜時における図一2の傾斜状態を示す説明図、図
一4は図一2の要部を拡大して示す説明図である。 1・・・・・・蒸発器、2・・・…吸収器、3・・・・
・・再生器、4・・・・・・凝縮器、5・・・・・・熱
交換器、7・・・稀吸収液循環ポンプ、7′・・・・・
・濃吸収液循環ポンプ、9・…・・散布装置、10,I
Q′,11,11′,13,14,40,48・・・・
・・管、33…・・・稀吸収液、33a・・・…稀吸収
液の溜め、38・・・・・・濃吸収液の溜め、39……
フラッシュ室、41……閉口部、42,42′・・・・
・・管板、43,43′,47,47′・・・・.・仕
切、44・・・・・・胴体、45,45′,46,46
′…・・・上面。 図一2 図一3 図一4 図−l

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 吸収器の下部に設けた稀吸収液の溜めから稀吸収液
    を稀吸収液循環ポンプによつて熱交換器を経て再生器に
    循環させ、再生器で加熱濃縮された濃吸収液を前記熱交
    換器を経て稀吸収液の溜め内に設けた濃吸収液の溜めに
    導びき、この溜めから濃吸収液を濃吸収液循環ポンプに
    よつて吸収器の伝熱管群上に散布する散布装置に供給す
    る吸収冷凍機において、濃吸収液の溜めを箱状体に形成
    して稀吸収液の溜めのほぼ中央部に配置すると共にその
    上端部を内方に向つて次第に高くした頂点に小さい開口
    部を設け、かつ、その下部を管により濃吸収液循環ポン
    プの吸込側に連結したことを特徴とする吸収冷凍機。 2 前記濃吸収液の溜めの箱状体の上面を冷凍機の最大
    傾斜時よりも大きな角度をもつ傾斜面に形成して傾斜時
    や液位変動時に頂部の開口部から濃吸収液が稀吸収液の
    溜めに流出しないようにすると共に濃吸収液の減少時に
    は稀吸収液の溜めの稀吸収液が増量することにより濃吸
    収液の溜めにオーバフローさせて濃吸収液循環ポンプの
    空転を防止するようにした特許請求の範囲第1項記載の
    吸収冷凍機。 3 前記熱交換器から濃吸収液の溜めに濃吸収液を導び
    く管にフラツシユ室を設け、そのフラツシユ室で自己蒸
    発した冷媒蒸気を吸収器に戻して濃吸収液の溜め内の液
    面の乱れを防止した特許請求の範囲第1項又は第2項記
    載の吸収冷凍機。
JP4838577A 1977-04-28 1977-04-28 吸収冷凍機 Expired JPS6018906B2 (ja)

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JPS53134254A JPS53134254A (en) 1978-11-22
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0535049Y2 (ja) * 1986-05-30 1993-09-06

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