JPS60188359A - Ν−フエニルイミデ−ト系化合物、その製造法およびそれを有効成分とする農園芸用殺菌剤 - Google Patents

Ν−フエニルイミデ−ト系化合物、その製造法およびそれを有効成分とする農園芸用殺菌剤

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JPS60188359A
JPS60188359A JP4365084A JP4365084A JPS60188359A JP S60188359 A JPS60188359 A JP S60188359A JP 4365084 A JP4365084 A JP 4365084A JP 4365084 A JP4365084 A JP 4365084A JP S60188359 A JPS60188359 A JP S60188359A
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alkynyl
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Application number
JP4365084A
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Naonori Hirata
直則 平田
Toshiro Kato
加藤 寿郎
Hiroshi Noguchi
裕志 野口
Junya Takahashi
淳也 高橋
Shigeo Yamamoto
茂男 山本
Yukio Oguri
幸男 小栗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般式CI) 〔式中、XおよびYは同一または相異なり、水素原子、
ハロゲン原子、低級アルケニル基、低級シアノアルケニ
ル基、低級アルキニル基、低級アルコキシル基またはシ
アノ基を表わすか、または、ハロゲン原子、水酸基ある
いはシアノ基で置換されていてもよい低級アルキル基を
表わすか、または、一般式−CH20R3。
(21) で示される置換基を表わす(ここで、Rは低級アルキル
基、低級アルケニル基、低級アルキニル基または低級ハ
ロアルキル基を表わす。R4は水素原子または低級アル
キル基を表わす。nは2.3または4を表わす。)。
九当49Zは水素原子、フッ素原子または一般式一〇R
B で示される置換基を表わす(ここで、R5は低級ア
ルケニル基または低級アルキニル基を表わすか、または
、ハロゲン原子、低級アルコキシル基あるいは低級シク
ロアルキル基で置換されていてもよい低級アルキル基を
表わす。)。
AおよびBは同一または相異なり、酸素原子、硫黄原子
または一般式−NR6−で示される置換基を表わす(こ
こで、R6は水素原子、低級アルキル基、低級シクロア
ルキル基、低級アルコキシアルキル基または低級ハロア
ルキル基を表オ)す。)。
R1およびに2は同一または相異なり、置換されていて
もよい炭素数1〜8のアルキル基、(22) 炭素数3〜8のアルケニル基、炭素数3〜8のアルキニ
ル基、シクロアルキル基、シクロ7J1/ケニル基、低
級ハロアルケニル基、低級ハロアルキニル基、シアノ基
、置換すしていてもよいフェニル基、ナフチル基、置換
されていてもよい複素環基または置換されていてもよい
カルバモイル基を表わずか、または−L L II If 般式−CR7、C−M R7、5o2R7あるいは−L
 R7で示される置換基を表わしくここで、LおよびM
は同一または相異なり、酸素原子または硫黄原子を表わ
す。R7は置換されていてもよい低級アルキル基、低級
アルケニル基、低級アルキニル基、シクロアルキル基、
シクロアルケニル基、置換されていてもよいフェニル基
または置換されていてもよい複素環基を表わす。)、ま
たに1とR2とにより置換されていてもよいアルキレン
基または置換されていてもよいカルボニル基あるいはフ
ェニレン基を含むアルキレン基を表わす。〕で示される
N−フェニルイミデート系化合物、その製造法およびそ
れを有効成分とする農園芸用殺菌剤に関する。
本発明者らはベンズイミダゾール・チオファネート系殺
菌剤および環状イミド系殺菌剤に耐性を示す植物病原菌
およびその他の糸状菌(以下薬剤耐性菌と呼ぶ)に対し
、殺菌効果を示す化合物について鋭意検討を行った結果
、前記一般式CI)で示されるN−フェニルイミデート
系化合物が薬剤耐性菌に対して有効であることを見出し
た。
一般式CI)で示されるN−フェニルイミデート系化合
物は、ベノミル〔メチル 1−(ブチルカルバモイル)
ベンズイミダゾール−2−イルカ−バメート〕、フベリ
ダゾール[2−(2−フリル)ベンズイミダゾール〕、
チアベンダゾール(2−(4−チアゾリル)ベンズイミ
ダゾール〕、カルペンダジム〔メチル ベンズイミダゾ
ール−2−イルカ−バメート〕、チオファネートメチル
(1,2−ビス(3−メトキシカルボニル−2−ウオウ
レイド)ベンゼン〕、チオファネート(1,2−ビス(
3−エトキシカルボニル−2−チオウレイド)ベンゼン
〕なりロロフェニル)−1,2−ジメチルシクロプロパ
ン−1,2゛−ジカルボキシイミド〕、イプロジオン[
3−(3’、5’−ジクロロフェニル)−1−イソプロ
ピルカルバモイルイミダゾリジン−2,4−ジオン〕、
ビンクロゾリン〔3−(3′、5′−ジクロロフェニル
)−5−メチル−5−ビニル−オキサゾリジン−2,4
−ジオン〕、エチル(RS ) −3−(3’ 、 5
’−ジクロロフェニル)−5−メチル−2,4−ジオキ
ソオキサゾリジン−5−カルボキシレートなどの環状イ
ミド系殺菌剤に耐性を示す植物病原菌およびその他の糸
状菌に対し、選択的に強い殺菌効果を示すことを特徴と
している。
本発明化合物は上述のようにベンズイミダゾール・チオ
ファネート系殺菌剤番ご耐性を示す菌(25) に対し選択的に強い殺菌効果を示すが故に、前記薬剤が
使用されることにより出現が予想されるまたは出現した
薬剤耐性菌の防除に使用することができる。たとえば、
リンゴのうどんこ病菌(Podosphaera 1e
ucotricha) 、黒星病菌(Ve、nturi
a 1naequalis)、ナシの黒星病菌(Ven
turia nashicola)、モニリア病菌(S
cle−rosinia mali )、カキの炭そ病
菌(Gloeosporumkaki)、モモの灰星病
菌(Sclerotinia cinerea)、黒星
病菌(Cladosporium carpophil
um) 、ブドウの灰色かび病菌(Botrytis 
cinerea)、黒とう病菌(El s 1noe 
ampel ina )、晩腐病菌(Glome−re
lla cingulata)、テンサイの褐斑病菌(
Cercospora beticola) 、ビーナ
ツツの褐斑病菌(Cercogpora arachi
dicola) 、無洗病菌(Cercospora 
personata )、オオムギのうどんこ病菌(E
rysiphe graminis f 、 sp、 
hordei )、アイ−スポット病菌(Cercos
porella herpotri −choides
 ) 、紅色雪腐病菌(Fusarium n1val
e )、コムギのうどんこ病菌(Erysiphe g
raminis f 。
(26) ip、tritici)、キュウリのうどんこ病菌(S
phaeroLheca fu目ginea )、ツル
枯病菌(Mycosphaerella meloni
s ) 、灰色かび病菌(notytts ciner
ea)、黒星病菌(Cladoiporiumcucu
me r i num )、トマトの葉かび病菌(C1
adosp−orium fulvum)、灰色カビ病
菌(Botryt(scinerea)、イチゴのうど
んこ病菌(Sphaerothecahumul i 
)、 ホップの灰色カビ病菌(Botrytiscin
erea)、タバコのうどんこ病菌(Erymiphe
cichoracearum)、バラの黒星病菌(Di
plocarponrosae )、ミカンのそうか病
菌(Elsinoe fawcetii)、青かび病菌
(Penicillium italicum)、緑か
び病菌(Penicfllium dig(tatum
) などの薬剤耐性菌の防除に使用することができる。
次に一般式(I)で示される本発明化合物を例示すると
第1表のよう1こなるが、本発明化合物はこれらのみに
限定されるものではない。
(27) 特開昭G 0−188359 (20): 次に本発明化合物の製造法について述べる。
一般式CI)で示されるN−フェニルイミデート系化合
物はたとえば次の方法により製造できる。
製法(a) 一般式[II) 〔式中、X、Y、Z、Aおよびに1は前述と同じ意味を
表オ〕し、qはハロゲン原子を表わす。〕 で示されるイミドイルジクロライド誘導体と一般式[I
I[] HB −R2(III) 〔式中、BおよびR2は前述と同じ意味を表わす。〕 で示される化合物あるいはその塩とを反応させる製造法
製法(bl 一般式(IV) 〔式中、x、y、zおよびQは前述と同じ意味を表わす
。〕 で示されるイミドイルジクロライド誘導体と一般式〔■
〕 HA R1[V) 〔式中、Aおよびに1 は前述と同じ意味を表わす。〕 で示される化合物あるいはその塩、および一般式(VI
) HB −R2(VI〕 〔式中、Bおよびk は前述と同じ意味を表わす。〕 で示される化合物あるいはその塩、または、一般式〔■
〕 (40) HA−R−BH,(■〕 〔式中、AおよびBは前述と同じ意味を表わし R8は
置換されていてもよいアルキレン基または置換されてい
てもよいカルボニル基あるいはフェニレン基を含むアル
キレン基を表わす。〕 で示される化合物あるいはその塩とを反応させる製造法
また、一般式CI)において置換基Bが硫黄原子を表わ
す場合、本発明化合物はたとえば次の方法1こよっても
製造できる。
製法(C)一般式〔■〕 〔式中、X、Y、Z、AおよびR1は前述化合物と一般
式(IXI (42) (41) R−Q (IXI 〔式中、R2およびQは前述と同じ意味を表わす。〕 で示される化合物とを反応させる製造法。
上記製法において、反応は一般にベンゼン、トルエン、
キシレン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン、クロロホルム、四塩化炭素、酢酸エチル、ピ
リジン、ジメチルホルムアミド等の有機溶媒またはその
混合物中において行われ、ピリジン、トリエチルアミン
、ジエチルアニリン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水素化ナトリウム等の脱ハロゲン化水素剤や、必要
に応じてテトラブチルアンモニウムプロミド、ベンジル
トリエチルアンモニウムクロリド等の相間移動触媒を用
いることにより、高収率で行うことができる。反応は必
要に応じて、冷却または加熱(0〜150℃)すること
により、10時間以内で完結し、収率よく目的物を得る
ことができる。
次に製造例を示す。
(43) 製造例I S−イソプロピル 5l−P−1−ブチルベンジル N
−(3,4−ジェトキシ−5−メチルフェニル)ジチオ
カーボンイミデートの製造〔製法(c)による〕 メタノールJ5−にイソプロピルN (3゜4−ジェト
キシ−5−メチルフェニル)ジチオツカ−バメート3.
139 (0,01モル)を溶解し、ここへ金属すトリ
ウム0.23F(0,01モル)とメタノール30mt
から調製したナトリウムメチラー1−のメタノール溶液
を10℃以下で加えた。続いてt−ブチルベンジルブロ
マイド2.95ダ(0,013モル)を滴下し、3時間
攪拌した後、300 mlの氷水へ注ぎ、150m1の
酢酸エチルで抽出した。抽出層を水で洗浄し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥後、酢酸エチルを減圧留去した。得
られた粗油状物をトルエン−テトラヒドロフラン(9/
1) の混合溶媒を溶離剤としてシリカゲルクロマトグ
ラフィーで精製し、S−イソプロピルS’−t−ブチル
ベンジル−N−(3,4−ジェトキシ−5−メチルフェ
ニル)ジチオカーボンイミデート4.31y(収率94
%)が得られた。
8 n])1.5791 、 NMR(CDC73,TMS
)δ:1.2〜1.6(21H,m)、2.20(3H
,g)、3.5〜4.4 (7)1.m)、6.1〜7
.3(m、6H)製造例2 メチル S−エチル−N−(3−クロロ−4−エトキシ
−5−メトキシメチルフェニル)モノチオカーボンイミ
デートの製造〔製法(a)による〕 エタノール15−にエチルN−(3−クロロ−4−エト
キシ−5−メトキシメチルフェニル)−1−クロロチオ
フォルムイミデート3.089 (0,01モル)溶か
し、ここへ金属ナトリウム0.23F(0,01モル)
とメタノール2〇−から調製したナトリウムメチラート
のメタノール溶液を25℃で加え、さらに35℃で8時
間攪拌後、水100−で希釈し、酢酸エチル150−で
抽出した。該酢酸エチル層を水洗い后、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥し、酢酸エチルを減圧上留去した。得られ
た粗油状物を溶離剤としてトルエン−テトラヒドロフラ
ン(9/1) を用いシリカゲルクロマトグラフィーに
より精製しメチル S−エチル N−(3−クロロ−4
−エトキシ−5−メトキシメチルフェニル)−モノチオ
カーボンイミデート3゜02f(収率95%)が得られ
た。
4 nDl、5482 、 NMR(CDC/3. TMS
)δ:1.38(3Htl)11゜52(3H,t) 
、2.92(2H,’l) 。
3.35(3H,8) 、a、9o(aH,s) 、a
、so〜4.20(4H,m)、4.45(2I(、S
)、6.83(211,@)。
6.83(2H,8) 製造例3 0−メチル 0′−メチル−N−(3,5−ジクロロフ
ェニル)カーボンイミデートの製造〔製法(blによる
〕 メタノール15rnlにN−(3,5−ジクロロフェニ
ル)カーボンイミドイルジクロライド2.43F(0,
01モル)を溶解し、ここへ金(46) 属ナトリウム0.4610.02モル)とメタノール3
0−から調製したナトリウムメチラートのメタノール溶
液を25℃で加え、さらに35℃で7時間攪拌后、10
0m1の水で希釈し150−の酢酸エチルで抽出した。
製造例1と同様の後処理をして0−メチル O′−メチ
ルN−(3,5−ジクロロフェニル)カーボンイミデー
ト2.1fl (収率92%)が得られた。
2δ n l 、 586 Q NMR(cI)CZ3 、 
TM S )δ: 3.92I) (6H,t)、6.73(2H)、7.00(IH)製
造例4 メチル S−メトキシカルボニル N −(3−クロロ
−4−エトキシ−5−メトキシメチルフェニル)モノチ
オカーボンイミデートの製造〔製法(C)による〕 N、N−ジメチルホルムアミド20m1にメチル N−
(3−クロロ−4−エトキシ−5−メトキシメチルフェ
ニル)チオノカーバメート2.90g(0,01モル)
を溶解し、ここへ(47) 水素化ナトリウム0゜24f(0,01モル)を20℃
で加え、さらにメチルクロロホーメート1.13F(0
,012モル)を加え25℃で4時間攪拌して後、製造
例1と同じ後処理を行った。
メチル S−メトキシカルボニル−N−(3−クロロ−
4−エトキシ−5−メトキシメチルフェニル)モノチオ
カーボンイミデート3.349(収率96%)が得られ
た。
mp70〜71℃ NMR(CDCI!3. TMS)δ: 1.42(3
H,l)。
3.35(3H,S)、3.70(3H,11)、4.
03(3H,S)。
3.95(2H,t)、4.43(2H,8)、7.7
0(2H,II)このようにして得られた本発明化合物
を第2表に示す。
(48) このようにして得られた本発明化合物を実際に施用する
際には他成分を加えずそのまま使用でき、また、殺菌剤
として使いやすくするため担体と混合して施用すること
ができ、通常使用される形態たとえば粉剤、水和剤、油
剤、乳剤、錠剤、粒剤、微粒剤、エアゾール、フロアブ
ルなどに製剤して施用する。
上記製剤中には一般に活性化合物を重量にして1゜0〜
95゜0チ、好ましくは2.0〜80.0%を含み、通
常10アールあたり10〜100fの施用量である。さ
らにその使用濃度は0.005 〜0.596の範囲が
望ましいが、これらの使用量、濃度は剤型、施用時期、
方法、場所、対象病害、対象作物等によっても異なるた
め前記範囲に拘わることなく増減することは何ら差し支
えない。
さらに他の殺菌剤、除草剤、植物生長調節剤および殺虫
剤と混合して使用することもできる。
次に製剤例を示す。
製剤例1 粉 剤 本発明化合物(2)2部、クレー88部およびタルク1
0部をよく粉砕混合して主剤含有量2チの粉剤を得る。
製剤例2 水和剤 本発明化合物+4130部、珪藻土45部、ホワイトカ
ーボン20部、湿潤剤(ラウリル硫酸ソーダ)3部およ
び分散剤(リグニンスルホン酸カルシウム)2部をよ(
粉砕混合して主剤含有量30係の水和剤を得る。
製剤例3 水和剤 本発明化合物+5150部、珪藻土45部、湿[[1(
アルキルベンゼンスルホン酸カルシウム)2.5部およ
び分散剤(リグニンスルホン酸カルシウム)2.5部を
よく粉砕混合して主剤含有量50チの水和剤を得る。
製剤例4 乳 剤 本発明化合物+8110部、シクロへキサノン80部お
よび乳化剤(ポリオキシエチレンアルキ゛ルアリルエー
テル)10部を混合して主剤含有量10%の乳剤を得る
次に試験例をあげ、本発明化合物の農園芸用殺菌剤とし
ての有用性をさらに明らかにする。
なお、対照化合物は第3表の一般名で表示する。
第 3 表 注(1)市販除草剤 注(2)市販殺菌剤試験例1 キ
ュウリうどんこ病防除効果9〇−容のプラスチック製ポ
ットに砂壌土をつめ、キュウリ(品種:相撲半白)を播
種した。これを室温で8日間栽培し、子葉が展開したキ
ュウリ幼苗を得た。この幼苗に製剤例4に準じて乳剤に
調製した下記本発明化合物の乳剤および対照化合物の水
和剤の水希釈液を液滴が葉面に十分量付着するまで茎葉
散布した。薬液風乾後、幼苗に薬剤耐性または感受性の
キュウリうどんこ病菌(Sphaerothecafu
l 1g1nea )の分生胞子懸濁液を噴霧接種した
。これを温室で10日間栽培し発病させた後、発病状態
を観察した。
発病度は下記の方法によって算出した。
すなわち、調査葉の病斑出現に応じて、0.0.5.1
.2.4の指数に分類し、次式によって発病度を算出し
た。
(発病指数) (発病状態 ) 0 ・・・・・・・・葉面上に菌叢または病斑を認めな
い。
0.5・・・・・・・・葉面上に葉面積の5チ未満に菌
叢または病斑を認める。
1 ・・・・・・・・葉面上に葉面積の20%未満に菌
叢または病斑を認める。
2 ・・・・・・・・葉面上に葉面積の50チ未満に菌
叢または病斑を認める。
4 ・・・・・・・・葉面上に葉面積の50%以上に菌
叢または病斑を認める。
つづいて防除価を次式よりめた。
その結果、第4表のように本発明化合物は薬剤耐性菌を
接種した場合優れた防除効果を示し、ベンズイミダゾー
ル・チオファネート系殺菌剤または環状イミド系殺菌剤
に感受性な野性菌(以下薬剤感受性菌と呼ぶ)を接種し
た場合防除効果を示さなかった。一方、市i殺菌剤のベ
ノミル、チオファネートメチル、カルペンダジムのいず
れも、薬剤耐性菌を接種した場合防除効果を示さず、薬
剤感受性菌を接種した場合優れた防除効果を示した。
化学構造類似の市販除草剤はいずれの菌を接種した場合
もほとんど防除効果を示さなかった。
第 4 表 試験例2 テンサイ褐斑病防除効果 90m/容のプラスチック製ポットに砂壌土をつめ、テ
ンサイ(品種:デトロイトダークレッド)を播種した。
温室で20日間栽培したのち得られた動画に製剤例4に
準じて調製した下記本発明化合物の乳剤および対照化合
物の水和剤の水希釈液を液滴が葉面に十分付着するまで
茎葉散布した。薬液風乾後幼苗に薬剤耐性または感受性
のテンサイ褐斑病菌(Cercospora beti
cola)の分生胞子懸濁液を噴霧接種した。これにビ
ニールカバーをかぶせて多湿条件とし、温室で10日間
栽培したのち、発病状態を観察した。
発病調査方法および防除価の算出は試験例1と同様に行
った。
その結果第5表のように試験例1の結果と同様に、本発
明化合物は薬剤耐性菌を接種した場合に優れた防除効果
を示し、逆に市販殺菌剤のベノミルおよびチオファネー
トメチル、カルペンダジムは薬剤感受性菌を接種した場
(60) 合に優れた防除効果を示した。化学構造類似の市販除草
剤はいずれの菌を接種した場合もほとんど防除効果を示
さなかった。
第 5 表 試験例3 ナシ黒星病防除効果 9〇−容プラスチック製ポットにピートモスと砂壌土の
混合土壌をつめ、ナシの果実(品種:長十部)より採取
した種子を播いた。
これを温室で20日間栽培し得られた幼m+こ製剤例4
に準じて調製した下記本発明化合物の乳剤および下記対
照化合物の水和剤の水希釈液を液滴が葉面に十分付着す
るまで茎葉散(62) (61) 布した。
薬液風乾後動画に薬剤耐性または感受性のナシ黒星病菌
(Venturia nashicola)の分生胞子
懸濁液を噴霧接種した。これを20℃多湿条件下に3日
間置き、つづいて20℃螢光灯照明下に20日間栽培し
て発病させた。
発病調査方法および防除価の算出は試験例1と同様にし
た。
その結果、第6表のように本発明化合物は薬剤耐性菌を
接種した場合優れた防除効果を示し、逆に市販殺菌剤の
ベノミルおよびチオファネートメチルは薬剤感受性菌を
接種した場合優れた防除効果を示した。
(63) 第 6 表 試験例4 キュウリ灰色カビ病防除効果901nl容の
プラスチック製ポットに砂壌土をつめ、キュウリ(品種
二相模半白)を播種した。これを温室で8日間栽培し、
子葉が展開したキュウリを得た。この幼苗に製剤例4に
準じて調製した下記本発明化合物の乳剤および下記対照
化合物の水和剤の水希釈液をポットあたり1〇−茎葉散
布した。薬液風乾後、幼苗に薬剤耐性または感受性のキ
ュウリ灰色カビ病菌(Botrytis cinere
a)の―叢切版(直径5暉)を葉面上にはり付けて接種
した。
これを20℃多湿条件下に3日装置いて発病させた後、
発病状態を観察した。発病調査方法および防除価の算出
は試験例1と同様に行った。
その結果、第7表のように本発明化合物は薬剤耐性菌を
接種した場合優れた防除効果を示し、逆に市販殺菌剤の
ベノミルおよびチオファネートメチルは薬剤感受性菌を
接種した場合優れた防除効果を示した。
第 7 表 有効成分 薬剤耐性菌を 薬剤感受性菌供試化合物 濃
 度 接種した場合 を接種した場の防除価 合の防除
価 (ppm) (%) (%) 本発明化合物+2+ 200 100 0〃i31 2
00 100 0 ty (412001000 /l (512001000 tt (612001000 tt f81 200 100 0 tt (912001000 〃 αα 200 100 0 tt tJ2 200 100 0 tt (13) 200 100 0 tt 041 200 100 0 tt (1512001000 〃Q6) 200 100 0 tt 1171 ’)(Ininn (1次に本発明化
合物と、ベンズイミダゾール・チオファネート系殺菌剤
および環状イミド系殺菌剤との混合例について述べる。
次の試験例で用いられるベンズイミダゾール・チオファ
ネート系殺菌剤および環状イミド系殺菌剤は第8表のと
おりである。
(67) 第 8 表 (68) (69) 試験例5 キュウリうどんこ病防除効果9〇−容のプラ
スチック製ポットに砂壌土をつめ、キュウリ(品種:相
撲半白)を播種した。これを室温で8日間栽培し、子葉
が展開したキュウリ動画を得た。この動画に乳剤または
水和剤形態の供試薬剤の水希釈液を液滴が葉面に十分量
付着するまで茎葉散布した。
薬液風乾後、動画にキュウリうどんこ病菌(Sphae
rotheca fuliginea)の薬剤耐性菌お
よび感受性菌を混合して得られた分生胞子懸濁液を噴霧
接種した。これを温室に置いて10日間栽培し発病させ
た後、発病状態を観察した。
発病調査方法および防除価の算出は試験例1と同様に行
った。
その結果、第9表のように、本発明化合物のいずれかと
、化合物A、B、C,D、E。
F、G、Hのいずれかと混合して散布した場合、それら
を単独で散布した場合に比べ、優れた防除効果が認めら
れた。
(71) 第 9 表 試験例6 トマト灰色カビ病防除効果 9〇−容のプラスチック製ポットに砂壌土をつめ、トマ
ト(品種:福寿2号)を播種した。これを温室で4週間
栽培し、4葉期のトマト菌を得た。これに乳剤または水
和剤形態の供試薬剤の水希釈液をポットあたり10tn
l茎葉散布した。薬液風乾後、灰色カビ病菌(Botr
ytis cinerea)の葉剤耐性菌および感受性
菌を混合して得られた分生胞子液を噴霧接種した。これ
を20℃湿室条件下に5日装置いたのち発病状態を観察
した。発病調査方法および防除価の算出は試験例1と同
様に行(74) った。
その結果、第10表のように本発明化合物のいずれかと
、化合物1 、J 、に、Lのいずれかと混合して散布
した場合、それらを単独で散布した場合に比べ、優れた
防除効果が得られた。
第 10 表 第1頁の続き

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) 一般式 〔式中、XおよびYは同一または相異なり、水素原子、
    ハロゲン原子、低級アルケニル基、低級シアノアルケニ
    ル基、低級アルキニル基、低級アルコキシル基またはシ
    アノ基を表わすか、または、)10ゲン原子、水酸基あ
    るいはシアノ基で置換されていてもよい低級アルキル基
    を表わすか、または、一般式−CH20R3、−αηR
    3、−CH(OR3)2゜(1) あるいは−CONR3R’ で示される置換基を表わす
    (ここで R3は低級アルキル基、低級アルケニル基、
    低級アルキニル基または低級ハロアルキル基を表わす。 R4は水素原子または低級アルキル基を表わす。nは2
    .3または4を表わす。)。 Zは水素原子、フッ素原子または一般式OR5で示され
    る置換基を表わす(ここで、k6は低級アルケニル基ま
    たは低級アルキニル基を表わすか、または、ハロゲン原
    子、低級アルコキシル基あるいは低級シクロアルキル基
    で置換されていてもよい低級アルキル基を表わす。)。 AおよびBは同一または相異なり、酸素原子、硫黄原子
    または一般式OR6−で示される置換基を表わす(ここ
    でR6は水素原子、低級アルキル基、低級シクロアルキ
    ル基、低級アルコキシアルキル基または低級ハロアルキ
    ル基を表わす。)。 R1およびR2は同一または相異なり、置(2) 換されていてもよい炭素数1〜8のアルキル基、炭素数
    3〜8のアルケニル基、炭素数3〜8のアルキニル基、
    シクロアルキル基、シクロアルケニル基、低級ハロアル
    ケニル基、低、級ハロアルキニル基、シアノ基、置換さ
    れていてもよいフェニル基、ナフチル基、置換されてい
    てもよい複素環基または置換されていてもよいカルバモ
    イル基を表わすか、または一般式 %式% L R? で示される置換基を表わしくここで、■、お
    よびMは同一または相異なり、酸素原子または硫黄原子
    を表わす。 R7は置換されていてもよい低級アルキル
    基、低級アルケニル基、低級アルキニル基、シクロアル
    キル基、シクロアルケニル基、置換すれていてもよいフ
    ェニル基または置換されていてもよい複素環基を表わす
    。)、またk とk とにより置換されていてもよいア
    (3) ルキレン基または置換されていてもよいカルボニル基あ
    るいはフェニレン基を含むアルキレン基を表わす。〕 で示されるN−フェニルイミデート系化合物。 (2) 一般式 〔式中、XおよびYは同一または相異なり、水素原子、
    ハロゲン原子、低級アルケニル基、1級シアノアルケニ
    ル基、低級アルキニル基、低級アルコキシル基またはシ
    アノ基を表わすか、または、ハロゲン原子、水酸基ある
    いはシアノ基で置換されていてもよい低級アルキル基を
    表わすか、または、一般式−CH20R3、−C00R
    3、−CH(OR3)2゜るいは−CONR3R4で示
    される置換基を表わす(ここで、R3は低級アルキル基
    、低級(4) アルケニル基、低級アルキニル基または低級ハロアルキ
    ル基を表わす。R4は水素原子または低級アルキル基を
    表わす。nは2.3または4を表わす。)。 Zは水素原子、フッ素原子または一般式−0R5で示さ
    れる置換基を表わす(ここで、R6は低級アルケニル基
    または低級アルキニル基を表わすか、または、ハロゲン
    原子、低級アルコキシル基あるいは低級シクロアルキル
    基で置換されていてもよい低級アルキル基を表わす。)
    。 Aは酸素原子、硫黄原子または一般式 NR6−で示される置換基を表わす(ここで、R6は水
    素原子、低級アルキル基、低級シクロアルキル基、低級
    アルコキシアルキル基または低級ハロアルキル基を表わ
    す。)。 R1およびに2は同一または相異なり、置換されていて
    もよい炭素数1〜8のアルキル基、炭素数3〜8のアル
    ケニル基、炭素数3〜8のアルキニル基、シクロアルキ
    ル(5) 基、シクロアルケニル基、低級ハロアルケニル基、低級
    ハロアルキニル基、シアノ基、置換されていてもよいフ
    ェニル基、ナフチル基、置換されていてもよい複素環基
    または置換されていてもよいカルバモイル基を表わすか
    、または一般式 は−L R7で示される置換基を表わす(ここで、Lお
    よびMは同一または相異なり、酸素原子または硫黄原子
    を表わす。R7は置換されていてもよい低級アルキル基
    、低級アルケニル基、低級アルキニル基、シクロアルキ
    ル基、シクロアルケニル基、置換されていてもよいフェ
    ニル基または置換されていてもよい複素環基を表わす。 )。 Qはハロゲン原子を表わす。〕 で示されるN−フェニルイミドイルモノハライドと、一
    般式 (6) HB−R 〔式中、Bは酸素原子、硫黄原子または一般式OR6−
    で示される置換基を表わす(ここで、k は水素原子、
    低級アルキル基、低級シクロアルキル基、低級アルコキ
    シアルキル基または低級ハロアルキル基を表オ)す。)
    。 R2は置換されていてもよい炭素数1〜8のアルキル基
    、炭素数3〜8のアルケニル基、炭素数3〜8のアルキ
    ニル基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基、低級
    ハロアルケニル基、低級ハロアルキニル基、シアノ基、
    置換されていてもよいフェニル基、ナフチル基、置換さ
    れていてもよい複素環基または置換されていてもよいカ
    ルバモイル基を表わすか、または一般式 %式% −L−Rでポされる置換基を表わしくここで、Lおよび
    Mは同一または相異なり、酸(7) 素原子または硫黄原子を表わす。R“は置換されていて
    もよい低級アルキル基、低級7JL/ケニル基、低級ア
    ルキニル基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基、
    置換すれていてもよいフェニル基または置換されていて
    もよい複素環基・を表わす。)。〕で示される化合物あ
    るいはその塩と反応させることを特徴とする一般式 〔式中、X、Y、Z、A、B、RおよびR2は前述と同
    じ意味を表オ〕す。〕 で示されるN−フェニルイミデート系化合物の製造法。 (3) 一般式 (8) 〔式中、XおよびYは同一または相異なり、水素原子、
    ハロゲン原子、低級アルケニル基、低級シアノアルケニ
    ル基、低級アルキニル基、低級アルコキシル基またはシ
    アノ基を表わすか、または、ハロゲン原子、水酸基ある
    いはシアノ基で置換されていてもよい低級アルキル基を
    表オ)すか、または、一般式−CH3OR,3、−CO
    OR3、CH(OR3)2゜−C<〉CH2)n、 C
    0R4−CH−N−0R4あるいは一〇〇NR3R’ 
    で示される置換基を表わす(ここで、R3は低級アルキ
    ル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基または低級
    ハロアルキル基を表わす。R′は水素原子または低級ア
    ルキル基を表わす。 nは2.3または4を表わす。)。 Zは水素原子、フッ素原子または一般式OR5で示され
    る置換基を表わす(ここで、R1)は低級アルケニル基
    または低級アルキニル基を表わすか、または、ハロゲン
    原子、(9) 低級アルコキシル基あるいは低級シクロアルキル基で置
    換されていてもよい低級アルキル基を表わす。)。 Qはハロゲン原子を表わす。〕 で示されるN−フェニルイミドイルジクロライドと、一
    般式 %式% 〔式中、R1は置換されていてもよい炭素数1〜8のア
    ルキル基、炭素数3〜8のアルケニル基、炭素数3〜8
    のアルキニル基、シクロアルキル基、シクロアルケニル
    基、低級ハロアルケニル基、低級ハロアルキニル基、シ
    アノ基、置換されていてもよいフェニル基、ナフチル基
    、置換されていてもよい複素環基または置換されていて
    もよいカルバモイル基を表わすか、または一般式−L−
    Rでボされる置換基を表わす(ここ(10) で、LおよびMは同一または相異なり、酸素原子または
    硫黄原子を表わす。R7は置換されていてもよい低級ア
    ルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基、シク
    ロアルキル基、シクロアルケニル基、置換されていても
    よいフェニル基または置換されていてもよい複素環基を
    表わす。)。 Aは酸素原子、硫黄原子または一般式 NR6−で示される置換基を表わす(ここで、R6は水
    素原子、低級アルキル基、低級シクロアルキル基、低級
    アルコキシアルキル基または低級ハロアルキル基を表わ
    t)。〕で示される化合物あるいはその塩、および、一
    般式 〔式中、R2は置換されていてもよい炭素数1〜8のア
    ルキル基、炭素数3〜8のアルケニル基、炭素数3〜8
    のアルキニル基、シクロアルキル基、シクロアルケニル
    基、低級ハロアルケニル基、低級ハロアルキニル基、シ
    アノ基、置換されていてもよいフェニル基、ナフチル基
    、置換されていてもよい複素環基または置換されていて
    もよいカルバモイル基を表わすか、または一般式%式% −I、R7で示される置換基を表わす(ここで、Lおよ
    びMは同一または相異なり、酸素原子または硫黄原子を
    表わす。R7は置換されていてもよい低級アルキル基、
    低級アルケニル基、低級アルキニル基、シクロアルキル
    基、シクロアルケニル基、置換されていてもよいフェニ
    ル基または置換されていてもよい複素環基を表わす。)
    。 Bは酸素原子、硫黄原子または一般式 NR6−で示される置換基を表わす(ここでR6は水素
    原子、低級アルキル基、低級シクロアルキル基、低級ア
    ルコキシアルキル基または低級ハロアルキル基を表わ曵
    )。〕で゛示される化合物あるいはその塩、または一般
    式 %式% で示される化合物あるいはその塩とを反応させることを
    特徴とする一般式 〔式中、X 、 Y 、 Z 、 A 、 B 、 R
    1およびR2は前述と同じ意味を表す)し、またR1と
    k とにより置換されていてもよいアルキレ、ン基また
    は置換されていてもよいカルボニル基あるいはフェニレ
    ン基を含むアルキレン基を表わす。〕 で示されるN−フェニルイミデート系化合物の製造法。 (4) 一般式 (13) 〔式中、XおよびYは同一または相異なり、水素原子、
    ハロゲン原子、低級アルケニル基、低級シアノアルケニ
    ル基、低級アルキニル基、(jlアルコキシル基または
    シアノ基を表わすか;または、ハロゲン原子、水酸基あ
    るいはシアノ基で置換されていてもよい低級アルキル基
    を表わすか、または、一般式−CH20R3、−COO
    R3、−CH(OR3)2゜あるいは−CONR3R4
    で示される置換基を表わす(ここで R3は低級アルキ
    ル基、低級アルケニル基、低級アルケニル基、低級アル
    キニル基または低級ハロアルキル基を表わす。R4は水
    素原子または低級アル−キル基を表わす。nは2.3ま
    たは4を表わす。)。 (14) Zは水素原子、フッ素原子または一般式−〇に5で示さ
    れる置換基を表わす(ここで、R6は低級アルケニル基
    または低級アルキニル基を表オ)すか、または、ハロゲ
    ン原子、低級アルコキシル基あるいは低級シクロアルキ
    ル基で置換されていてもよい低級アルキル基を表わす。 )。 Aは酸素原子、硫黄原子または一般式 NR6−で示される置換基を表わす(ここで、R6は水
    素原子、低級アルキル基、低級シクロアルキル基、低級
    アルコキシアルキル基または低級ハロアルキル基を表オ
    〕す。)。 R1は置換されていてもよい炭素数 1〜8のアルキル
    基、炭素数3〜8のアルケニル基、炭素数3〜8のアル
    キニル基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基、低
    級ハロアルケニル基、低級ハロアルキニル基、シアノ基
    、置換されていてもよいフェニル基、ナフチル基、置換
    されていてもよい複素環基または置換されていてもよい
    カルバ(15) モイル基を表わすか、または一般式 %式% L R7で示される置換基を表わしくここで、Lおよび
    Mは同一または相異なり、酸素原子または硫黄原子を表
    わす。R7は置換されていてもよい低級アルキル基、低
    級アルケニル基、低級アルキニル基、シクロアルキル基
    、シクロアルケニル基、置換されていてもよいフェニル
    基または置換されていてもよい複素環基を表わす。)。 〕で示されるN−フェニルチオノカーバメート系化合物
    と、一般式 〔式中、R2は置換されていてもよい炭素数1〜8のア
    ルキル基、炭素数3〜8のアルケニル基、炭素数3〜8
    のアルキニル基、シクロアルキル基、シクロアルケニル
    基、低級ハロアルケニル基、低級ハロアルキル(16) ル基、シアノ基、置換されていてもよいフェニル基、ナ
    フチル基、置換されていてもよい複素環基または置換さ
    れていてもよいカルバモイル基を表わすか、または一般
    式%式% L−Rでボされる置換基を表わす(ここで、LおよびM
    は同一または相異なり、酸素原子または硫黄原子を表わ
    す。R7は置換されていてもよい低級アルキル基、低級
    アルケニル基、低級アルキニル基、シクロアルキル基、
    シクロアルケニル基、amされていてもよいフェニル基
    または置換されでもよい複素環基を表わす。)。 Qはハロゲン原子を表わす。〕 で示されるハロゲン化物とを反応させることを特徴とす
    る一般式 〔式中、X、Y、Z、A、RおよびR2は前述と同じ意
    味を表わす。〕 で示されるN−フェニルイミデート系化合物の製造法。 (5) 一般式 〔式中、XおよびYは同一または相異なり、水素原子、
    ハロゲン原子−低級アルケニル基、低級シアノアルケニ
    ル基、低級アルキニル基、低級アルコキシル基またはシ
    アノ基を表わすか、または、ハロゲン原子、水酸基ある
    いはシアノ基で置換されていてもよい低級アルキル基を
    表わすが、または、一般式−CH20R3、−COOR
    3、−CH(OR3)2゜あるいは−〇〇NRRで示さ
    れる置換基を表わす(ここで R3は低級アルキル基、
    (18) 低級アルケニル基、低級アルキニル基または低級ハロア
    ルキル基を表わす。R4は水素原子または低級アルキル
    基を表オ)す。 nは2.3または4を表わす。)。 Zは水素原子、フッ素原子または一般式一〇R5で示さ
    れる置換基を表わす(ここで、R6は低級アルケニル基
    または低級アルキニル基を表わすか、または、ハロゲン
    原子、低級アルコキシル基あるいは低級シクロアルキル
    基で置換されていてもよい低級アルキル基を表わす。)
    。 AおよびBは同一または相異なり、酸素原子、硫黄原子
    または一般式−NR6−で示される置換基を表わす(こ
    こで、R6は水素原子、低級アルキル基、低級シクロア
    ルキル基、低級アルコキシアルキル基または低級ハロア
    ルキル基を表わす。)。 R1およびR2は同一または相異なり、置換されていて
    もよい炭素数1〜8のアルキル基、炭素数3〜8のアル
    ケニル基、Jil(19) 数3〜8のアルキニル基、シクロアルキル基、シクロア
    ルケニル基、低級ハロアルケニル基、低級ハロアルキニ
    ル基、シアノ基、置換されていてもよいフェニル基、ナ
    フチル基、置換されていてもよい複素環基または置換さ
    れていてもよいカルバモイル基を表オ)すか、または一
    般式 %式% ( −■・−R7で示される置換基を表わしくここで、Lお
    よびMは同一または相異なり、酸素原子または硫黄原子
    を表わす。 R7は置換されていてもよい低級アルキル
    基、低級アルケニル基、低級アルキニル基、シクロアル
    キル基、シクロアルケニル基、置換されていてもよいフ
    ェニル基または置換されていてもよい複素環基を表わす
    。)、またk とk とにより置換されていてもよいア
    ルキレン基または置換されていてもよいカルボニル基あ
    るいはフェニレン基を含むア(20) ルキレン基を表わす。〕 で示されるN−フェニルイミデート系化合物を有効成分
    として含有することを特徴とする農園芸用殺菌剤。
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