JPS60188036A - グリチルリチン酸またはその塩類の呈味改善法 - Google Patents
グリチルリチン酸またはその塩類の呈味改善法Info
- Publication number
- JPS60188036A JPS60188036A JP59044536A JP4453684A JPS60188036A JP S60188036 A JPS60188036 A JP S60188036A JP 59044536 A JP59044536 A JP 59044536A JP 4453684 A JP4453684 A JP 4453684A JP S60188036 A JPS60188036 A JP S60188036A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- salt
- glycyrrhizin
- sweetening
- cyclodextrin
- bitterness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Seasonings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はグリチルリチン酸またはその塩類を含む14味
利の呈味を改善づる方法に関づるものである。その目的
とするところは、クエン酸す1〜リウム、リンゴ酸す1
−リウム、酒6酸す1−リウム、酢酸)−1−リウへ等
の有機酸塩とサイクロアキストリンを(II用添加りる
ことにより、グリチルリチン酸またはその1m類、もし
くはそれらを含む甘草抽出物の呈味上の苦味、嫌味等の
欠点を除去し経済的に良質の1」味を得ることである。
利の呈味を改善づる方法に関づるものである。その目的
とするところは、クエン酸す1〜リウム、リンゴ酸す1
−リウム、酒6酸す1−リウム、酢酸)−1−リウへ等
の有機酸塩とサイクロアキストリンを(II用添加りる
ことにより、グリチルリチン酸またはその1m類、もし
くはそれらを含む甘草抽出物の呈味上の苦味、嫌味等の
欠点を除去し経済的に良質の1」味を得ることである。
グリチルリチンは見料に屈する多年草植物“甘草” (
G 1ycyrrhiza Q 1abra var
Q 1alldn!rera)または同居植物の根茎中
にある成分である。
G 1ycyrrhiza Q 1abra var
Q 1alldn!rera)または同居植物の根茎中
にある成分である。
この甘草は古くから漢方薬に使用され、解m作用、抗炎
症作用などがあるといわれている。
症作用などがあるといわれている。
又、iJ ifiの主成分であるグリチルリチンは、砂
糖の約200倍の甘味をもつ物質であるが、チク口、ザ
ッカリンナトリウム等の人工甘味料は安全性の問題があ
るため、このグリチルリチンは安全な天然1」職制どし
て各分野へ使用されている。
糖の約200倍の甘味をもつ物質であるが、チク口、ザ
ッカリンナトリウム等の人工甘味料は安全性の問題があ
るため、このグリチルリチンは安全な天然1」職制どし
て各分野へ使用されている。
しかし1三I草の中にはグリチルリチン以外の多くの苦
味物質を含みグリチルリチンを抽出する時点で同時に抽
出れさる。またそれらを除去するため精製すれば、大幅
なコストアップどなり食品の1」林料としては、はとん
ど使用出来ないといって懸合でない。またグリチルリチ
ンにクエン酸ソトリウム等の有機酸塩、ステビオサイド
等を添加することにJ、す、呈味の改善を行なう方法が
知られている。しかしグリチルリチンの後味をマスキン
グJる効果は認められるが苦味をマスキングする効果は
認められない。
味物質を含みグリチルリチンを抽出する時点で同時に抽
出れさる。またそれらを除去するため精製すれば、大幅
なコストアップどなり食品の1」林料としては、はとん
ど使用出来ないといって懸合でない。またグリチルリチ
ンにクエン酸ソトリウム等の有機酸塩、ステビオサイド
等を添加することにJ、す、呈味の改善を行なう方法が
知られている。しかしグリチルリチンの後味をマスキン
グJる効果は認められるが苦味をマスキングする効果は
認められない。
木発明者らは、上述した事情に鑑み月草抽出物の苦味を
除去Jる方法についで鋭意検器した結果、ザイク[]デ
キス1へリンを有機酸塩類ど併用添加り−ることにより
苦味物質をマスキング出来る事実を北見し、本発明を完
成しIC5 こ)でいう有機酸塩とはクエン酸す1〜リウム、リンゴ
酸す1ヘリウム、酒石酸ナトリウ11、西1酸す1〜リ
ウム等で、グリデルリチン酸またはその種類1重!n部
に対して0.3〜100重量部の範囲で添加すれば良く
、好ましくは1〜4重量部が良好である。
除去Jる方法についで鋭意検器した結果、ザイク[]デ
キス1へリンを有機酸塩類ど併用添加り−ることにより
苦味物質をマスキング出来る事実を北見し、本発明を完
成しIC5 こ)でいう有機酸塩とはクエン酸す1〜リウム、リンゴ
酸す1ヘリウム、酒石酸ナトリウ11、西1酸す1〜リ
ウム等で、グリデルリチン酸またはその種類1重!n部
に対して0.3〜100重量部の範囲で添加すれば良く
、好ましくは1〜4重量部が良好である。
又ここでいう4ノイク1]デキス]−リンとは6〜12
個のグルコースがα−1,4グルコシド結倉で環状に3
!lj ’eKった非還元性のマルトオリゴ糖で、Ba
−ci l lus属のある種の微生物から得られるサ
イクロデキストリン生成酵素を澱粉に作用さtIC1!
7られる。サイクロデキストリンには3種類あり、グル
コースが6個のα−17個のβ−18個のγ−サイクロ
デキストリンがある。市場では主どしてβ−サイクロP
4−ストリンの粉末か、α、β、γの混合物でザイクロ
デキストリン含量20%の水あめ状のbのが多く使用さ
れCいる。
個のグルコースがα−1,4グルコシド結倉で環状に3
!lj ’eKった非還元性のマルトオリゴ糖で、Ba
−ci l lus属のある種の微生物から得られるサ
イクロデキストリン生成酵素を澱粉に作用さtIC1!
7られる。サイクロデキストリンには3種類あり、グル
コースが6個のα−17個のβ−18個のγ−サイクロ
デキストリンがある。市場では主どしてβ−サイクロP
4−ストリンの粉末か、α、β、γの混合物でザイクロ
デキストリン含量20%の水あめ状のbのが多く使用さ
れCいる。
本発明では、β−ザイクロデ゛キストリンに効果が認め
られたが勿論β−サイクロデキストリンを含むものであ
れば良い。グリチルリチンまたはその塩類に対するザイ
クロデキス1ヘリンの添加量はグリチルリチンまたはそ
の塩類1重量部あたり0.5〜100重量部であれば良
い。最適の添加量はU華抽出物の不純物の帛によって変
動する7jめに特定は出来ないが、グリチルリチンまた
は塩類の純度が80〜98%のU草抽出物を使用する場
合には、グリチルリチンまたは塩類の100%純度換算
1重間部に対し−C1〜4重量部添加すれば良い。グリ
チルリチンまたはその塩類の純度が50〜80%のU浄
抽出物を使用りる場合には、グリチルリチンまたL’L
11Ar4 (n 100 %純度換C1l rJ
m部アタリ10〜20irj rii部の添加が望まし
い。
られたが勿論β−サイクロデキストリンを含むものであ
れば良い。グリチルリチンまたはその塩類に対するザイ
クロデキス1ヘリンの添加量はグリチルリチンまたはそ
の塩類1重量部あたり0.5〜100重量部であれば良
い。最適の添加量はU華抽出物の不純物の帛によって変
動する7jめに特定は出来ないが、グリチルリチンまた
は塩類の純度が80〜98%のU草抽出物を使用する場
合には、グリチルリチンまたは塩類の100%純度換算
1重間部に対し−C1〜4重量部添加すれば良い。グリ
チルリチンまたはその塩類の純度が50〜80%のU浄
抽出物を使用りる場合には、グリチルリチンまたL’L
11Ar4 (n 100 %純度換C1l rJ
m部アタリ10〜20irj rii部の添加が望まし
い。
次に実施例によって本発明をさらに説明づ゛る。
実施例−1
1J A’L抽出物(グリチルリチン酸含1ia9.6
%)の0.5%水溶液にクエン酸ナトリウム、リンゴ酸
す1−リウム、イ凸イjffシリー1〜リウム、α、β
、γ−1ノイクロy”Cストリンを組合わuC1■草抽
出物の苦味、嫌味の改善度合を官能検査によって比較し
た。
%)の0.5%水溶液にクエン酸ナトリウム、リンゴ酸
す1−リウム、イ凸イjffシリー1〜リウム、α、β
、γ−1ノイクロy”Cストリンを組合わuC1■草抽
出物の苦味、嫌味の改善度合を官能検査によって比較し
た。
その結果を第1表にボした。
n′ 1曲早ij℃
A△・・苦味嫌味はぼ完全にマスクされている。
△・・・若干苦味を感じるが、良好である。
13・・・やや効果あり。
C・・・効果なし。
尚α、β、γ−ザイクロデキストリンは日本良品化工(
株)のちのを使用した。(純度98.5%以−に ) h 1ffl M JPどβ−リーイクロデキストリン
を()I用したものが1、テに(Ωれた効果が認められ
た。
株)のちのを使用した。(純度98.5%以−に ) h 1ffl M JPどβ−リーイクロデキストリン
を()I用したものが1、テに(Ωれた効果が認められ
た。
実施例−2
旧学抽出物(グリチルリチン酸モノアンモニウム塩とし
て90.2%)1.(1%の水溶液の系にて検関し l
こ 。
て90.2%)1.(1%の水溶液の系にて検関し l
こ 。
そのIji果を第2表に示した。
ミ1′価阜It’−+;i実施例−1と同様である。
(注−1) Cl−1−20は日本食品化■(株)製の
水アメタイプのリーイクロデキストリンでリーイクロデ
キストリン用は20%でα、β、γの混合物である。グ
リチルリチンのアンモニウム塩を使用し−Cもグリチル
リチン酸と同じ傾向を示し、有1幾酸jんとβ−サイク
ロデギス1へリンを併用することによってU草抽出物の
苦味、嫌味を顕軛にマスキングすることが出来る。
水アメタイプのリーイクロデキストリンでリーイクロデ
キストリン用は20%でα、β、γの混合物である。グ
リチルリチンのアンモニウム塩を使用し−Cもグリチル
リチン酸と同じ傾向を示し、有1幾酸jんとβ−サイク
ロデギス1へリンを併用することによってU草抽出物の
苦味、嫌味を顕軛にマスキングすることが出来る。
実IJf!+例−3
1」9抽出物(クリヂルリJ−ンh(含(IX!+5.
(194,〉の0.3%水溶液の系にて検討した。
(194,〉の0.3%水溶液の系にて検討した。
その結果を第3表に示した。
W1゛価基準は実1他例−1と同様である。
不純物の多い、中純度のU9抽出物を使用しても有1幾
酸塩とβ−ザイクロデキストリンを併用すれば改善効果
は顕贋であるが、グリチルリチン含量に対するザイクロ
デキストリンの添加化は多く必要である。
酸塩とβ−ザイクロデキストリンを併用すれば改善効果
は顕贋であるが、グリチルリチン含量に対するザイクロ
デキストリンの添加化は多く必要である。
実施例−4
通常重版されているグリチルリチン製剤と本すを明品に
゛ついC比較した。
゛ついC比較した。
その結果を第4表にホした。
〈注−2)・・グリチルリチン酸含1B 90.0%(
注−3)・・ 55.2% デストN0.1.2,3.6は粉体混合に−(各11曽
調製した。テストNo、4.5.7は5praydry
erにて粉末化した。(尚CH−20には約2;〕%の
水分が含まれ−Cいるので、無水物換鋒で70%配合
し ノご 。 ) 以」ニア 1j1i類の1ナンブルを5.7.5.10
%溶液にて官能構台を行なったところ、有+i酸塙とり
一イクロデキスi・リンを併用した本発明品(テストN
o。
注−3)・・ 55.2% デストN0.1.2,3.6は粉体混合に−(各11曽
調製した。テストNo、4.5.7は5praydry
erにて粉末化した。(尚CH−20には約2;〕%の
水分が含まれ−Cいるので、無水物換鋒で70%配合
し ノご 。 ) 以」ニア 1j1i類の1ナンブルを5.7.5.10
%溶液にて官能構台を行なったところ、有+i酸塙とり
一イクロデキスi・リンを併用した本発明品(テストN
o。
3.4.5.6.7)の方が苦味、嫌味が少イ1く良好
であった。
であった。
Claims (1)
- グリチルリチン酸またはその塩類を呈味成分とする甘味
料において、グリチルリチン酸まj、:はその塩類の1
重h1部に対して、り」ニン酸塩、リンゴ酸塩、酒石酸
塩、酢酸塩又はその他の有機酸jMの11!丁−又は2
種以上0.3〜100宙閲部、ザイクロデキストリン0
.5〜100ii[部の割合で併用添加りることを特徴
どJるグリチルリチン酸またはその塩類の呈味改善法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59044536A JPS60188036A (ja) | 1984-03-08 | 1984-03-08 | グリチルリチン酸またはその塩類の呈味改善法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59044536A JPS60188036A (ja) | 1984-03-08 | 1984-03-08 | グリチルリチン酸またはその塩類の呈味改善法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60188036A true JPS60188036A (ja) | 1985-09-25 |
JPH05982B2 JPH05982B2 (ja) | 1993-01-07 |
Family
ID=12694225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59044536A Granted JPS60188036A (ja) | 1984-03-08 | 1984-03-08 | グリチルリチン酸またはその塩類の呈味改善法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60188036A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006345854A (ja) * | 2005-05-18 | 2006-12-28 | Taisho Pharmaceut Co Ltd | 甘味剤含有飲料 |
US7763282B2 (en) * | 2002-12-02 | 2010-07-27 | Actimex S.R.L. | Quaternary compounds comprising propolis as the active substance |
-
1984
- 1984-03-08 JP JP59044536A patent/JPS60188036A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7763282B2 (en) * | 2002-12-02 | 2010-07-27 | Actimex S.R.L. | Quaternary compounds comprising propolis as the active substance |
JP2006345854A (ja) * | 2005-05-18 | 2006-12-28 | Taisho Pharmaceut Co Ltd | 甘味剤含有飲料 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05982B2 (ja) | 1993-01-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH05981B2 (ja) | ||
DE60200749T2 (de) | Süssungsmittel und Verfahren zu deren Herstellung | |
EP0555484B1 (en) | Water-soluble pentacyclic triterpene composition and production thereof | |
JPH0375140B2 (ja) | ||
CN104770858A (zh) | 一种保护胃黏膜的口含型无烟气烟草制品及其制备方法 | |
Salemink et al. | Phytotoxin isolated from liquid cultures of Ceratocystis ulmi | |
KR101843750B1 (ko) | 산삼 농축액을 포함하는 구취제거용 구강붕해필름 및 그 제조방법 | |
DE69710623T2 (de) | Clathraten und essbare Zusammenzetzungen die diese enthalten | |
DE69027157T2 (de) | Verfahren zur Herstellung eines Süssstoffes auf Grund des Aspartams, die in einer trockenen knollenähnlichen Form ist | |
JPS60188036A (ja) | グリチルリチン酸またはその塩類の呈味改善法 | |
JPS5916814A (ja) | 口腔用組成物 | |
JPS5951258B2 (ja) | 甘味料 | |
JP3228534B2 (ja) | 血中アルコール濃度低下用組成物 | |
JPH07184597A (ja) | ギムネマ・イノドラム葉エキスの苦味・渋味・収斂味除去方法 | |
JPH012552A (ja) | ギムネマ・シルベスタ抽出物の苦味低減方法 | |
DE3881198T2 (de) | Antiviraler wirkstoff. | |
KR102293358B1 (ko) | 사군자 초임계 추출물을 함유하는 전립선 비대증 예방 또는 치료용 조성물 | |
TWI691278B (zh) | 用於改善口感品質之包含阿洛酮糖之組成物 | |
JPH0687760B2 (ja) | ギムネマ・シルベスタ抽出物の苦味低減方法 | |
JP3054776B2 (ja) | グリチルリチンの甘味抑制方法 | |
JP3761705B2 (ja) | 苦味低減化食品 | |
JPS5814191B2 (ja) | ステビヤ抽出物を甘味源として含有する製品の呈味性を改良する方法並びに改良組成物 | |
JP7062499B2 (ja) | いちょう葉エキス含有飲食品組成物 | |
US20040146468A1 (en) | Oral compositon comprising an extract from the bark of albizzia myrioplylla | |
KR100736901B1 (ko) | 진피연조엑스의 지표성분인 헤스페리딘과베타-시클로덱스트린의 포접화합물을 함유한 한방액제 및이의 제조방법 |