JPS60186143A - Ｓｓｂ通信用信号分岐插入方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ｔａ）　発明の技術分野 本発明はＳＳＢ　（単側帯波）通信用信号分岐挿入方式
に係り、特にヘテロゲイン中継するＳＳＢ通信回線の中
間中継局に於ける伝送信号の分岐挿入に使用するＳＳＢ
通信用信号毎岐挿入方式に関するものである。

（ｂ）　従来技術と問題点 第１図は中間中継局での信号分岐挿入方式の従来例を説
明する為の図である。

図中１．ｌは受信部を、２及び１０は中間周波帯域ろ波
器を、６，７及び８は帯域ろ波器を、３は復調器を、４
は発振器を、５は位相比較器を、９は変調器を、１１は
送信部を、１２〜１５は端子をそれぞれ示す。

第１図に示すブロック接続図の動作は次の様である。

端子１２に加えられた相手局よりの受信信号（伝送信号
と伝送同期パイロンド信号を含む）は受信部１で中間周
波数に変換され中間周波帯域ろ波器２を通過した後、復
調器３で発振器４の出力波を用いて復調される。

この復調波の一部は帯域ろ波器６に加えられて伝送同期
用パイロット信号が抽出されて位相比較器５に加えられ
る。この位相比較器５には端子Ｉ５から変、復調基準信
号も加えられており、ここで２つの信号が位相比較され
位相差に相当する誤差電圧が出力される。この誤差電圧
は発振器４に加えられ、誤差電圧がＯになる様に発振器
４の発振周波数が制御される。

一方、復調された伝送信号のうちこの中間中継局で分岐
される部分は帯域ろ波器７で抽出され端子１３より外部
に取出される。

又、更に中継される伝送信号は送信側のａ点に送られる
が、このａ点で端子１４及び帯域ろ波器８を通って加え
られた伝送信号即ち挿入信号と更に中継される伝送信号
とが合成され変調器９に加えられる。

この合成信号は変調器９で発振器４からの１般送波で変
調され中間周波帯域ろ波器１０及び送信部１１を通って
送信周波数及び所定のレベルに変換されて端子１５より
外部に送出される。

上記の様に従来のＳＳＢ通信用信号分岐挿入方式では中
継される伝送信号も中継毎に変復調を行ったので変復調
の度に伝送信号に歪及びレベル変動が発生し、しかもそ
の特性劣化が相加されると云う問題があった。

（−〕）発明の目的 本発明の目的は上記従来技術の問題に渇みなされたもの
であって、中継信号は変復調を行わずに中継すると共に
必要な伝送帯域の分岐挿へを可能とするＳＳＢ通信用信
号分岐挿入方式を提供する事を目的としている。

（ｄｌ　発明の構成 上記発明の目的は送信端局より伝送同期バイロンＩ・信
号と該伝送同期パイロット信号に同期した分岐挿入基準
パイロット信号及び分岐信旬と中継信号から構成された
伝送信号を送出し、中間中継局受信部で受信波より抽出
された該分岐挿入基準パイロット信号に位相同期した搬
送波を発生させ、該搬送波を用いて該分岐信号を抽出す
ると共に送信部に加えられた挿入信号を変調した後該中
継信号とを合成して送出する事を特徴とするＳＳＢ通信
用分岐挿入方式を提供する事により達成される。

ｔｅｌ　発明の実施例 第２図は本発明に用いられるパイロット信号の流れを説
明する為の図である。

同図に於て、送信端局より伝送同期パイロット信号と分
岐挿入用基準パイロット信号の２種類のパイロット信号
が送出される。

前者は受信端局運送られてるが、後者は中間中継局で分
岐信号成分及び挿入信号を復調及び変調する為に用いら
れるが、この２つのバイロフト信号は互いに同期がとれ
ている。

第３図は本発明を実施する為の一例を説明する為の図で
ある。

図中、２３は高安定水晶発振器を、３２及び４０は発振
器を、２１及び２２は逓倍器又は逓降器を、２０及び３
７は送信部を、２４及び３８は受信部を、２５は分岐回
路を、２６．３０及び３５は中間周波増幅器を、２７．
２９゜３４及び４２は帯域ろ波器を、２８及び３９は復
調器を、３１及び４１は位相比較器を、３３は変調器を
、３６は合成回路を、５０〜５３は端子をそれぞれ示す
。

第３図に示すブロック接続図の動作は次の様である。

先ず送信端局に於て、端子５０から加えられた中間中継
局で分岐する分岐信号及び受信端馬連中継される中継信
号からなる伝送信号は、高安定水晶発振器２３から得ら
れた出力を分岐してそれぞれ逓倍器又は逓降器２１及び
２２で逓倍又は逓降して得られた互いに同期の取れた伝
送同期パイロット信号及び分岐挿入用基準バイロフト信
号と共に、送悟部２０に加えられて送信周波数及び所定
レベルに変換された後中間中継局に送出される。

中間中継局受信部２４では送信端局送信部２０より送出
された信号を受信し周ｌＪＬ数変換して中間周波信号に
変換して出力する。この出力信号は分岐回路２５で２つ
に分岐され１部は中間周波増幅器３０で増幅された後合
成器３６に加えられる。

残りの部分は中間周波増幅器２６で増幅された後、帯域
ろ波器２７と２９でそれぞれ分岐信号成分と分岐挿入用
基準パイロット信号が抽出される。

後者は発振器３２からの出力波と位相比較器３１で位相
比較され、２つの波に位相差があればその差に対応した
誤差電圧が該位相比較器３１から出力される。そこでこ
の誤差電圧を発振器３２に加えると誤差電圧がＯになる
様に発振器３２の発振周波数が制御されるので、発振器
３２の出力波と前記分岐挿入用基準パイロット信号とが
同期する。この様に制御された発振器３２の出力波は２
つに分割され変復調用搬送波として復調器２８と変調器
３３に加えられる。

前者の抽出された分岐信号成分は復調器２日でここに加
えられていた搬送波を用いて復調され分岐信号が端子５
１より外部に取出される。

又、端子５２より供給された挿入信号は変調器３３に加
えられるが、ここで発振器３２からの出力波で変調され
帯域ろ波器３４でＳＳＢ信号を抽出した後中間周波増幅
器３５で増幅された、合成回路３６で前記の中継信号と
合成される。合成回路３６の出力は送信部３７で送信周
波数及び必要な出力レベル迄変換され例えば受信端局に
送出される。

受信端局では中間中継局と同し動作をして端子５３から
復調された中継信号が取出される。

但し、受信端局でば復調用１股送波として帯域ろ波器４
２で抽出された伝送同期パイロット信号に同期した発振
器４０の出力波を用いている。

（ｆｌ　発明の詳細 な説明した様に本発明によれば、送信端局より伝送同期
バイロフト信号と同期の取れた分岐挿入用基準パイロッ
トパイロット信号を伝送し、各中間中継局では分岐挿入
用基準パイロット信号を周波数基準情報として抽出して
変復調搬送波として利用するので、中継される伝送信号
の特性を劣化させずに伝送信号の分岐挿入が可能となる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の信号分岐挿入方式の従来例を説明する為
の図を、第２図は本発明に用いられるパイロット信号の
流れを説明する為の図を、第３図は本発明を実施する為
の一例を説明する為の図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 送信端局より伝送同期バイロフト信号と該伝送同期パイ
   ロット信号に同期した分岐挿入用基準パイｐント信号及
   び分岐信号と中継信号から構成された伝送信号を送出し
   、中間中継局受信部で受信波より抽出された該分岐挿入
   用基準パイロット信号に位相同期した搬送波を発生させ
   、該搬送波を用いて該分岐信号を抽出すると共に送信部
   に加えられた挿入信号を変調した後、該変調波と該中継
   信号とを合成して送出する事を特徴とするＳＳＢ通信用
   分岐挿入方式。