JPS61281624A - 単側波帯無線通信方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 主信号とサービスチャンネル信号とを単側波帯無線回線
で伝送する際に、内蔵された基準周波数発振器に同期し
た発振器を用いて周波数変換されたサービスチャンネル
信号に、この発振器の漏洩出力を付加して伝送する様に
したので、サービスチャンネル信号の復調系の構成が簡
易化される。

〔産業上の利用分野〕

本発明は多重化された主信号及びサービスチャンネル信
号を伝送する単側波帯無線通信方式の改良に関するもの
である。

一般に、単側波帯（以下ＳＳＢと省略する）無線通信方
式は占有周波数帯域幅が例えば周波数変調方式に比較し
て狭いので、同一の周波数帯域幅に対してより多くの信
号を伝送する事ができる。

しかし、ＳＳＢ無線通信方式では同一の無線周波数で゛
伝送する信号は一つの同期系の中で処理すると云う考え
が広く行われているので、この様な考えで主信号と打合
せ信号、監視信号等のサービスチャンネル信号（以下Ｓ
Ｃ信号と省略する）とを伝送すると回路構成が複雑にな
る。そこで、より簡易化された回路構成が要望されてい
る。

〔従来の技術〕

第４図は従来例のブロック図を、第５図は第４図の周波
数配置図を示す。

そこで、第５図を参照しながら第４図の動作を説明する
。

第４図において送信端局の発振器２〜５　（発振周波数
はそれぞれｆ　２．ｆ　３．ｆ　４及びｆ５）の出力は
、基準周波数発振器８の出力で駆動されたシンセサイザ
７の出力と同期している。

そして、２つの端子ＩＮに加えられた周波数ｆ１のパイ
ロット信号と主信号Ｈは、一方はミクサ１−１で発振器
２からの周波数ｆ２のパイロット信号と一緒に発振器３
の出力と混合されて第５図の■に示す様にｆ３の上側に
周波数変換されて配置され、他方は同様にミクサ１−２
で発振器２からの周波数ｆ２のパイロット信号と一緒に
発振器４の出力と混合され、第７図の■に示す様にｆ４
の下側に周波数変換されて配置される。

又、ＳＣ信号はミクサ６で発振器５の出力と混合され、
第５図の■に示す様に■と■の間に配置される様に周波
数変換される。

即ち、第５図に示す様な周波数配列を持つ主信号とＳＣ
信号が送信機９より送出される。

中間中継局では受信機１０で受信された信号からＳＣ信
号を分岐し、又は受信信号にＳＣ信号を挿入する為に周
波数ｆ５の出力を得なければならない。

この為、受信信号を中心周波数ｆ２の帯域通過型フィル
タ１２に通してｆ２成分を抽出し、この成分と発振周波
数がほぼｆ５の電圧制御発振器１３の出力とをミクサ１
４で混合して周波数（ｆ　５−ｆ　２）の成分を取出し
、分周器１５でｎ分周したもの（例えば、０．２５ＭＨ
ｚ　）と、基準周波数発振器８で駆動されたシンセサイ
ザ７の出力（例えば、０．２５ＭＨｚ）との位相を位相
比較器１６で比較して位相差に対応する出力を取出し、
これが減少する様に電圧制御発振器１３の発振周波数を
制御する。

そこで、基準周波数発振器８に同期した電圧制御発振器
１３の出力を用いてミクサ１１でＳＣ信号を分岐する事
ができる。

一方、この中間中継局よりＳＣ信号を挿入する時は、電
圧制御発振器１３の出力と挿入するＳＣ信号とをミクサ
１７で混合して送信機１８より送出する。

受信端局では主信号とＳＣ信号を取出さなければならな
いが、ＳＣ信号については中間中継局と同じ為に省略し
、主信号についてのみ説明する。

受信機１９で受信された信号の中から中心周波数ｆ２の
帯域通過型フィルタ２２を用いて抽出されたｆ２成分と
、基準周波数発振器８に同期した発振器２４の出力とが
位相比較器２３で位相比較され、位相差に対応する出力
が減少する様に発振器２１の発振周波数が制御される。

そこで、これを用いてミクサ２０から主信号が取出され
、端子ＯＵＴより外部に送出される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記で説明した様に、ＳＣ信号を復調する為に受信側に
設けたｆ５に近い発振周波数を有する発振器１３の出力
を、抽出された周波数ｆ２の成分を利用して基準周波数
発振器８の出力に同期させなければならない。この為、
ＳＣ信号復調系の回路構成が複雑になると云う問題点が
ある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記の問題点は、第１図の本発明の原理ブロック図に示
す様に、周波数変換されたサービスチャンネル信号に発
振器１０３の出力を付加して伝送する様にした本発明の
単側波帯波無線通信方式により解決される。

〔作用〕

本発明は、送信端局内のミクサ゛１０４・でＳＣ信号と
発振器１０３の出力とを混合して周波数変換した後、発
振器１０３の漏洩出力を付加して受信側に送出する探に
した。

そこで、受信側では発振器１０３の出力を利用して容易
にＳＣ信号を取出すことができるので、同期系が不要と
なりＳＣ信号復調系の回路構成が簡単になる。

〔実施例〕

以下図示実施例により、本発明の内容を具体的に説明す
る。尚、企図を通じて同一符号は同一対象物を示し、点
線の部分が本発明で付加された部分である。

第２図は本発明の実施例のブロック図、第３図は第２図
の周波数配置図を示す。

そこで、第３図を参照しながら第２図の動作のうち本発
明のＳＣ信号の部分について説明する。

第２図において、入力したＳＣ信号と基準周波数発信器
８に同期した発振器５　（発振周波数はｆ５）の出力と
がミクサ６で混合されると共に、ミクす出力に発振器５
の漏洩出力が付加され、第１図の■に示す様な周波数配
置の信号が送信機９を介して送出される。

そこで、中間中継局の受信側では、受信機１０で受信さ
れた信号から中心周波数ｆ５の帯域通過型フィルタを用
いてｆ５成分を抽出し、ミクサ２６でこの成分を用いて
受信信号からＳＣ信号が分岐される。

一方、挿入されるＳＣ信号はミクサ２７で抽出されたｆ
５成分を用いて第３図の■の様な周波数配置にするので
、ＳＣ信号の復調系の回路構成が簡単になる。

尚、ｆ５成分の漏洩は端局のみで行い、中間中継局では
行われない。

〔発明の効果〕

上記で詳細に説明した様に、受信系でＳＣ信号の同期回
路が不要となったので、ＳＣ信号復調系の回路構成が簡
単になると云う効果がある。

そこで、システム価格の低減が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 図において、 １−１．１−２．　６．１１．１４．２０．２６．２７
．１０４はミクサ、 ２、　３．　４．　５．２Ｌ　２４．１０２．１０３は
発振器、７はシンセサイザ、 ８は基準周波数発振器、 ９．１８は送信機、 １０、１９は受信機、 １２、２２．２５は帯域通過型フィルタ、１３は電圧制
御型発振器、 １５は分周器を示す。 本ｅ靜明の源理ア°Ｄツ７１図 庵　１　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 主信号及びサービスチャンネル信号を、それぞれ基準周
   波数発振器（１０１）に同期した発振器（１０２、１０
   ３）の出力で周波数変換して単側波帯無線回線で伝送す
   る際に、 周波数変換されたサービスチャンネル信号に発振器（１
   ０３）の出力を付加して伝送する様にした事を特徴とす
   る単側波帯無線通信方式。