JP2737359B2 - 交差偏波間干渉補償装置 - Google Patents

交差偏波間干渉補償装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は交差偏波間干渉補償装置に関し、特に異なる
帯域幅を有するディジタル変調信号を同一周波数の互い
に直交する2偏波を用いて伝送する両偏波伝送システム
に用いる交差偏波間干渉補償装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の交差偏波間干渉補償装置の一例を、第
2図を参照して説明する。
この従来例は、同一周波数で互いに直交した偏波で伝
送された各々64QAM,16QAMデジタル変調信号である中間
周波数帯の受信信号101,201を入力とする分岐回路10,20
と、各々異偏波側の分岐回路20,10の一方の出力信号20
5,105を入力とする交差偏波間干渉補償用波形等化器で
あるトランスバーサルフィルタ14,24と、トランスバー
サルフィルタ14,24の出力である補償信号106,206をそれ
ぞれ分岐回路10,20の他方の出力信号102,202へ結合する
結合回路11,21と、結合回路11,21の出力信号103,203を
復調・識別判定しベースバンドデジタル信号104,204を
それぞれ出力する64QAM復調器12,16QAM復調器22と、共
にベースバンドデジタル信号104,204を入力とし、各々
トランスバーサルフィルタ14,24の各タップ重み付を制
御する制御信号107,207を出力する制御信号発生回路13,
23とで構成されている。
受信信号101,201に交差偏波間干渉成分が含まれる場
合、異偏波側の受信信号205,105はそれぞれトランスバ
ーサルフィルタ14,24で波形整形され、交差偏波干渉成
分と同振幅逆位相の補償信号106,206が結合器11,21へ出
力され、受信信号102,202と合成され、交差偏波間干渉
成分が除去された信号103,203がそれぞれ64QAM復調器12
と16QAM復調器22へ出力される。
〔発明が解決しようとする課題〕
この従来の交差偏波間干渉補償装置では、トランスバ
ーサルフィルタのタップ重み付制御信号を発生する制御
信号発生回路に入力される自偏波のベースバンドデジタ
ル信号と異偏波のベースバンドデジタル信号とのタイミ
ングが、異偏波の分岐回路を起点として合っている必要
がある。例えば、分岐回路20から16QAM復調器22出力ま
での遅延時間と、分岐回路20からトランスバーサルフィ
ルタ14,結合器11を経由する64QAM復調器12出力までのル
ートの遅延時間とが一致している必要がある。しかし、
両偏波の復調器は互いに異なる帯域幅に対応したロール
オフフィルタを有するため、振幅特性は異なるが遅延特
性の等しいロールオフフィルタを使用し、両復調器で遅
延時間差が生じない様にしなければならないという問題
点が有った。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の交差偏波間干渉補償装置は、同一周波数で互
いに直交した2つの偏波のそれぞれを用いて互いに異な
る帯域幅のデジタル変調信号を伝送する両偏波伝送シス
テムの受信側において異偏波のデジタル変調信号又は復
調後のベースバンド信号を入力とするトランスバーサル
フィルタと、このトランスバーサルフィルタの出力を自
偏波のデジタル変調信号又は復調後のベースバンド信号
に加える結合手段と、自偏波及び異偏波の復調識別後の
ベースバンドデジタル信号を入力とし前記トランスバー
サルフィルタのタップ重み付制御信号を発生する制御信
号発生手段と、この制御信号発生手段への自偏波又は異
偏波の前記ベースバンドデジタル信号入力に遅延を与え
る遅延手段とを備えている。
前記遅延手段はフリップフロップであってもよい。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。
この実施例は、同一周波数で互いに直交した偏波で伝
送された各々64QAM,16QAMデジタル変調信号である中間
周波数帯の受信信号101,201を入力とする分岐回路10,20
と、各々異偏波側の分岐回路20,10の一方の出力信号20
5,105を入力とする交差偏波間干渉補償用波形等化器で
あるトランスバーサルフィルタ14,24と、トランスバー
サルフィルタ14,24の出力である補償信号106,206をそれ
ぞれ分岐回路10,20の他方の出力102,202へ結合する結合
回路11,21と、結合回路11,21の出力信号103,203を復調
・識別判定しベースバンドデジタル信号104,204をそれ
ぞれ出力する64QAM復調器12,16QAM復調器22と、ベース
バンドデジタル信号204を遅延させる遅延回路25と、共
にベースバンドデジタル信号104と遅延されたベースバ
ンドデジタル信号208とを入力とし各々トランスバーサ
ルフィルタ14,24の各タップ重み付を制御する制御信号1
07,207を出力する制御信号発生回路13,23とで構成れて
いる。
受信信号101,201に交差偏波間干渉成分が含まれる場
合、異偏波側の受信信号205,105はそれぞれトランスバ
ーサルフィルタ14,24で波形整形され、交差偏波干渉成
分と同振幅、逆位相の補償信号106,206が結合器11,21へ
出力され、受信信号102,202と合成され、交差偏波間干
渉成分が除去れた信号103,203がそれぞれ64QAM復調器12
と16QAM復調器22へ出力される。制御信号発生回路13及
び23のそれぞれ2つの入力であるベースバンドデジタル
信号104とベースバンドデジタル信号208をタイミングが
一致するように、遅延回路25の遅延量を設定する。
遅延回路25はフリップフロップによって容易に実現で
きる。
本実施例では、16QAM復調器22内の遅延時間が64QAM復
調器12内の遅延時間に比べ短い場合の例を示したが、逆
の場合には、遅延回路をベースバンドデジタル信号104
側に挿入して両ベースバンドディジタル信号のタイミン
グを一致させる。また、中間周波数帯で構成された交差
偏波間干渉補償装置のみでなく、ベースバンド帯で構成
された交差偏波間干渉補償装置にも、本発明を適用して
同じ効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、ベースバンドデジタル
信号の経路に遅延回路を設けることにより、容易に両偏
波間の復調器の遅延時間差を吸収することができる効果
が有る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は従来
の交差偏波間干渉補償装置の一例のブロック図である。 10,20……分岐回路、11,21……結合回路、12……64QAM
復調器、22……16QAM復調器、13,23……制御信号発生回
路、14,24……トランスバーサルフィルタ、25……遅延
回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一周波数で互いに直交した2つの偏波の
    それぞれを用いて互いに異なる帯域幅のデジタル変調信
    号を伝送する両偏波伝送システムの受信側において異偏
    波のデジタル変調信号又は復調後のベースバンド信号を
    入力とするトランスバーサルフィルタと、このトランス
    バーサルフィルタの出力を自偏波のデジタル変調信号又
    は復調後のベースバンド信号に加える結合手段と、自偏
    波及び異偏波の復調識別後のベースバンドデジタル信号
    を入力とし前記トランスバーサルフィルタのタップ重み
    付制御信号を発生する制御信号発生手段と、この制御信
    号発生手段への自偏波又は異偏波の前記ベースバンドデ
    ジタル信号入力に遅延を与える遅延手段とを備えたこと
    を特徴とする交差偏波間干渉補償装置。
  2. 【請求項2】前記遅延手段はフリップフロップであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の交差偏波間干渉補償装
    置。
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