JPS60185686A - 自転車への備品の固定のための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、例えば前部と後部の変速機、それらの変速
機の操作レバー、ブレーキ等のような備品の取り付けと
固定に関するものである。

変速機を制御するレバーをとくに固定するために、管体
（ｃｏｌｌａｒｓ）が用いられることが知られている。

　これら管体のあるものは金属平板から得られ、その平
板は管部と管体を締め付けるためのボルトの通されるリ
ブ状で穴のあけられた２つの耳部を形成するように形づ
くられる。　他の管体としては蝶番により２つの部分が
連結されるものがあり、例えば前部の変速機に用いられ
る。　どの場合においても、このタイプの固定は取り付
り時にその位置決めが當に容易とは限らず、さらに管体
はネジとナンドによって締め付けられる必要があって、
かなり作業に手間がかかるというように重大な問題を生
じる。　さらに悪い状態に締め付けられたり、一定の使
用期間後には、管体がつれる恐れがあり、それ故に普通
は自転車のフレームに受けとして働き選定位置に管体を
支持する機能を有する溶接突起を設りる必要がある。　
これらの管体はさらに、それらが単体であろうと支軸さ
れた部材であろうと、高価なものとなり、それは必要な
部品量の面、製造作業の面、締め付けにネジ手段を用い
る面が理由となるものと思われる。

またフレームのそれぞれの側に溶接により固定されたラ
グに変速機の制御レバーを取り付けることが提案されて
いた。　これらのラグはレバーの取り付けのための基部
を形成し、固定ネジの通される穴が設けられていた。　
この固定の方法は美的により満足であるが、ある特別の
欠点を有する。

すなわち、自転車の製造者に、レバーが溶接ラグに設け
られる際に取り外されるプラスチック製の仮のラグが　
取り付けられたレバーを供給する必要があり、このこと
はレバーの組立て部品の偏よりやこれら部品の落下と紛
失の恐れがあった。

この取り扱いは非常に細かく、ラグへのレバーの取り付
は作業を複雑にする。　さらにそれぞれのラグは一定タ
イブのレバーに適合し、他のタイプのレバーの取り付け
が望まれる際には適合させる困難が生じる。

ＤＥ−Ａ−９３６７９５の文献は、フレームのチューブ
の分岐部に燃料タンクの固定された自転車を示している
。　この固定は、一方においてはタンクにおいて支持さ
れたチューブによって支持されるかすがいに取り付けら
れる第１タブによって、他方においてはタンクと連結し
管体によってチューブに締め付りられた第２タブによっ
てなされる。　この構成においては、固定は実際には管
体によってなされ、第１タブとかすがいはタンクの上部
を支持する機能を持つに過ぎない。　このような固定装
置は結果的に複雑な構成となり、とくに、燃料タンクの
場合と異なって備品が動作をおこない自転車の使用時に
力を受けるものでは問題は解決されない。

ＣＨ−Ｈ−４２７５３９の文献は、その一つの実施形態
において、フレームと支柱そのものにそれぞれ支持され
る台柱（ｆｒｕｓｔｏｃｏｎｉｃａｌ）形状やピラミッ
ド形状を有する２つの補足部によってなされる自転車へ
の支柱取り付けを示している。　しかしながら２つの部
分の固定が積極的でないので、使用の際に力を受ける備
品においてはこのタイプの固定は適さない。

この発明が解決しようとする問題点は下記の通りである
。　公知の装置より簡単で、とくに備品の取り付けが容
易になされることによって取り付は作業が簡略化される
自転車の備品の固定装置を提供する。

この発明はさらに備品の取り付けられる支持部材からな
り、その支持部材とその支持部材が固定されるべき自転
車の部分が、それぞれくさび構造において連結されるよ
うにされた雌部分と雌部分とからなり、使用の際に備品
に力がかかった時そのかかる力が雄部分と雌部分間のく
さび構造のくい込みを増大させようとするように配置さ
れている自転車への備品の固定のための装置を提供する
。

この発明の他の態様としては、支持部材が２つの側枝部
を有し、そのそれぞれは変速機の制御部を受けるように
構成される。　雄部分は支持部材に一体であり、支持部
材の切抜き変形によって得られるタブによって構成され
る。

この発明はここに実施例の示された添付図面により、よ
り詳細に説明される。　第１図はドントーダソシュライ
ンの自転車フレームのポスト（１）と、後部と前部の変
速機のコントロール用レバー（２１（３１の組立部品の
一式を示している。

この発明によれば、これ等２つのレバーは、フレームを
構成するチューブの形状に合致するための中央の曲り部
（５）を有する支持部材（４）によって支えられ、曲り
部（５）は、一方においては例えば四角形状で、レバー
を固定するためのスタッド（８）上のヘット’（８ａ）
ｉ受ける空洞部（７）を、他方においてはそのスタンド
のステム（８ｄ）の挿通されるための穴（９）を形成す
る２つの側枝部（６）が延出している。　それぞれのレ
バーはネジａθ）による固定により相当するスタンドに
固定される。

２つのレバーの支持部材は下方に伸びる１片のタブ（１
１）を有し、このタブ（１１）はやはりチューブの形状
に合致し、かつチューブ（１）の軸線に平行な方向に対
して例えば５°　ぐらいの少しの割合でわずかに近接し
ていく２つの側部（１２）　（１３）を有している。　
この部分は、一方においてはチューブによって、他方に
おいてはチューブに溶接されたＵ又はΩ形状の橋部材に
よって形成された一定形状の空洞部内に納められる。

橋部材は好ましくは下部が、タブ（１１）の下部が内部
で広がることができるように開いていて、しかも第３図
にみられるように側部（１２）　（１３）とばぼ同様の
角度で近接してい（側壁（１５）　（１６）を有する。

第４図、第５図は前部又は後部の変速機の操作のための
１つのレバー（２０）の取り付は構造を示す。

このレバーはタブ（２２ンが切り抜き変形加工によって
形成された支持部材（２１）によって支えられ、そのタ
ブ（２２）は第１〜３図のタブ（１１）にその機能に関
しては相当する。　このようにこのタブは、クー・　ブ
の固定されるチューブの曲率に相当する曲率を有し、か
つ先に示した構成のものにおけるのと同様に例えば５°
の角度でわずかに接近する２つの横倒部（２３）　（２
４）を有している。

さらにこのタブは、支持部材に、レバーの取り（＝Ｊけ
のためのスタンド（２６）を溶接または他の方法により
固定するために十分に広い場所である中央８１１（２５
）を残すように切られている。　図に示すように支持部
材に形成される切断部は一般にはＭ型である。

前記の構成のものと同様にチューブ（２７）に固定され
、橋部材（２８）は、タブ（２２）が納められかつくさ
び状に割り込まれる空洞部をチューブとともに形成する
。　橋部材の両側壁はタブ（２２）のエッヂ間の角度と
ほぼ等しい角度で近接していく。

前述の２つの構成のものの場合において、使用中のケー
ブルによる２０ｋｇぐらいの引張り力は、くさび状のね
り込みを増大させ、フレームへのタブの非常に好ましい
固定を確実にする方向に支持部材にかかる。

第６図は後ブレーキ（３０）の取り付けを示す。

このブレーキは前部分に平面形状の固定タブを有し、そ
の２つの縦方向のエッヂ（３３）　（３４）は前記構成
のものと同様に近接する構成の支持部材（３１）に固定
されている。このタブは相当する空洞部（３５）内に納
められるもので、その空洞部（３５）は、すなわちその
縦方向の側部（３６）　（３７）がやはり近接し、フレ
ームのステイ（３９）　（４０）間に形成され延びる支
柱（３８）内に形成される。　この構成において、ブレ
ーキ使用時の力はその支持部材に送られ、タブ（３２）
をさらに空洞部内に入れるようにするのに効果を果し、
すなわち２つの要素間にくさび状の割り込みを増大させ
る。　よってブレーキがはずれる恐れはない。

第７図と第８図には前部又は鎖車の変速機（５０）の取
りｆ声Ｊけを示している。この変速機は通常、詳しくは
述べないが、歪み平行四辺形（ｄｅｆｏｒｍａｂｌｅｐ
ｅｒａｌｌｅｌｏｇｒａｍ）構造の一体機構によって支
持部材（５２）に連結される。　その支持部材（５２）
は、第８図により明らかに示しているが、固定されるチ
ューブ（５３）の所定部に相当する形状を呈する曲り部
を有している。　この支持部材は第１〜３図の示される
支持部材のものと全く同様のタブ（５４）によって下方
に延出している。それ故にこのタブ（５４）は、わずか
ながら近接する２つの側部（５５）　（５６）を有して
いる。　そのタブは一方においてはチューブ（５３＞に
より、他方においてはチューブ上に溶接される橋部材（
５７）によって形成される空洞部内に受けられる。　こ
のために橋部祠は、チューブの軸線に平行な方向に対し
て例えば５°の角度でわずかに接近する２つの側部を有
している。　そして、管体が無いにもかかわらず、変速
機を動作させるケーブルによって生じる引張り力が、フ
レームに対する支持部材の保持に加担する。

第９図に後部変速機の取り付けが示されている。

この変速機は、フレームタブもしくはラグ（６２）に固
定される支持プレートによって支持される。支持プレー
１−は、フレームラグに形成された穴（６３ｂ）にほぼ
合致し、後輪の軸棒が固定される穴（６３ａ）を形成し
ている。　さらにこの支持プレートは、穴（６３ａ）の
方向に対してほぼ直角に上方に延び出すタブ（６４）を
有している。　このタブは、フレームラグとフレームラ
グに溶接されまたは切り抜き変形加工によって製造され
る橋部材（６５）によって形成される空洞部内に受けら
れる。　前述したように、この橋部材は好ましくは漸次
細（なる空洞部を形成し、タブは支持プレートとフレー
ムラグ間にクサビ効果を果すのに相当する形状を有する
。

第１０図と第１１図はフレームラグ（７１）に対する変
速機固定の為の他の方法の構成を示す。　この変速機は
、平行四辺形（ｐａｒａｌｌｅｌｏｇｒａｍ）構造体又
は連結式四辺形（ａｒｔｉｃｕｌａｔｅｄ　ｑｕａｄｒ
ｉｌａｔｅｒａｌ）構造体の側部の一方を構成する上部
要素（７２）を有し、それに平行四辺形又は四辺形構造
体の縦側部が軸支されて設けられる。

要ｉ　（７２）は底部（７２ａ）と２つの横壁（７２ｂ
）を有する。　四辺形構造体の縁側部は横壁に軸支され
て取り付けられる。底部（７２ａ）は、固定手段（７５
）のロンドの２つの平滑面に沿う上方に開く切除部（７
３）を有している。固定手段の頭部（７６）とラグ間に
第１の突起ワッシャー（７７）、操作ケーブルのおさめ
のための突起を備える第２のワッシャー（７８）、弾力
ワッシャー（７９）が配置される。　取り付は後に、固
定手段は好ましくはフレイムラグに接合され、この固定
手段のロンドの端部（８０）はその時リベットのヘッド
を構成するように大きくされる。

くさび動作は切除部（７３）のエッヂと固定手段（７５
）の平１ｒｓＩ面との間でｉＭられる。

変速機は固定手段（７５）に簡単に取りイ」けられ、こ
の取り付けは、変速機が正しい位置に取り付けられるよ
うに弾力ワッシャーを十分に押圧しておこなう。

第９〜１１図に示される配置において、変速機の下部に
位置する圧力のもとにチェーンを押すシステムによって
生じる反動力は」１方に向き、不意に外れることがない
ようにタブ（６４）を空洞部（６５）内に、要素（７２
）を固定手段に向わしめる。

前述し、かつ図示した構成において、この発明に関する
取付は装置は、慣用的な装置に勝る相当な利点を生じる
。　全ての場合に以下の利点が得られる。

組立てを完了する自転軍の組立者に適宜の備品がくばら
れ、そしてこの組立者−は自転軍のフレームに設けられ
る橋部材又は他の空洞部に備品を単に納めるだりであり
、この簡単な取り付は作業は、取り付は時に時間が節約
できるのみならず、取り付けが完全かつ信頼性を有し、
それ故に組立て部品を無くずことがないというように、
ねじを取り付けたり外したりするものに対して非常に利
点がある。

橋部材又は他の同様物の溶接は、予じめ必要とする他の
溶接作業と同時におこなえ、それ故に追加の作業をする
ことがない。

どの場合においても、くさび動作において支持される備
品は、そのくさび構造を増すように働く力によって支配
され、故にその取り付は構造は非電に信頼性が高くかつ
強固なものとなる。

しかしながら、取り外しはねじの取り外しを必要としな
いため従来技術の装置の場合よりもより簡単となる。

固定手段は公知のものに比して簡略化され、組立て部品
数は減少され、部材の外観はその結果改良され、管体に
よって普通は覆われるフレームが露出状態で残され、そ
れ故にとくにレバーと前部変速機の場合は、支持部材と
その固定タブは単にチューブの固縛部部分のみを覆い、
その周縁部の大部分においてフレームは露出した状態と
される。

他の変形例も考えられている。　例えば、もしこのフォ
ークが、タブが設けられ外されることが可能な十分な高
さ部を有するならば、前ブレーキは又、フロンｌ−フォ
ークに設けられた空洞部に縦方向のタブが受りられるこ
とにより固定される。

この発明の他の態様によれば、雄部分と雌部分間のくさ
び手段には、組立て作業を改良するための工程および／
またはしめつけ手段を含んでもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に相当する変速機を取り付けるための
２つの制御レバーの分解斜視図、第２図は支持部材とフ
レームに固定される橋部材を示す斜視図、第３図はフレ
ームに設けられる支持部材を示す正面図、第４図は１つ
のレバーの取り付けを示した第１図の相当図、第５図は
第４図に示すものとことなる位置における支持部材の斜
視図、第６図は後ブレーキの取り付けを示す斜視図、第
７図はこの発明の支持部材によって支えられる前部の変
速機の斜視図、第８図は第７図に示す支持部材とフレー
ムへの固定のための橋部材の斜視図、第９図は後部の変
速機の取り付は例を示す斜視図、第１０図は後部の変速
機の取り付けの他の例を示す斜視図、第１１図は第１０
図に示すものの分解斜視図である。 （１）−ポスト、　（２）　＋３）−・レバー、（４１
−−−支持部材、　（５）−曲り部、（６）−側技部、
　（７）−空胴部、 （８）−スフノド、　（９）〜穴、 ００）−ネジ、　（■１）山りブ。 ＦＩＧ、６

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　備品の取り付けられる支持部材からなり、その支
   持部材とその支持部材が固定されるべき自転車の部分が
   、それぞれくさび構造において連結されるようにされた
   雄部分と雌部分とからなり、使用の際に備品に力がかか
   った時そのかかる力が雄部分と雌部分間のくさび構造の
   くい込みを増大させようとするように配置されている自
   転車への備品の固定のだめの装置。 ２、雄部分が支持部材に一体に設けられかつ支持部材に
   切抜き変形加工がなされて得られるタブによって構成さ
   れる特許請求の範囲第１項記載の自転車への備品の固定
   のための装置。 ３、　支持部材が、変速機の制御用レバーをそれぞれ受
   ける２つの側枝部を有する特許請求の範囲第１項記載の
   自転車への備品の固定のための装置。 ４、　支持部材が、変速機の制御用レバーを受けるよう
   に配置され、かつ平板に切抜き変形加工がなされてタブ
   の形成される平板を有し、タブはレバーを取り付けるた
   めのスタッドを支える中央部分を平板」二に残すように
   切除されている特許請求の範囲第２項記載の自転車への
   備品の固定のだめの装置。 ５、備品がはさみ込みタイプの後ブレーキであり、支持
   部材が、はさみ込めブレーキの平面部に対し実質的に垂
   直な方向に、自転車上のその位置においては前方に延出
   するタブを有し、かつそのタブは自転車のフレームの２
   本のステー間のプレース内に形成される空洞部内に受け
   られる特ｒ日？ｉ求の範囲第１項記載の自転車への備品
   の固定のための装置。 ６、　備品が前部の変速機または鎖輪変速機である特許
   請求の範囲第１項記載の自転車への備品の固定のための
   装置。 ７、　備品が後部の変速機であり、支持部材がフレーム
   のラグによって形成される空洞部内に受げられるタブを
   形成する平板よりなる特許請求の範囲第１項記載の自転
   車への備品の固定のための装置。 ８、　支持部材が自転車の後輪の軸棒が伸び入るスロッ
   トを形成している特許請求の範囲第７項記載の自転車へ
   の備品の固定のための装置。 ９、備品が後部の変速機であり、支持部拐が、固定リベ
   ソ１〜もしくはその同様物と、固定リヘソトもしくはそ
   の同様物と同軸方向に働く弾性要素と協働する切削部を
   形成する特許請求の範囲第１項記載の自転車への備品の
   固定のための装置。