JP2010121220A - トーションレース - Google Patents

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Abstract

【課題】トーションレースの活用の幅を広げさせるトーションレースを提供する。
【解決手段】トーションレース100は、トーションレース本体部10と飛び出しトーションレース片21および22とを備えている。トーションレース本体部10は、右端トーションレース片110と、左端トーションレース片120と、中間トーションレース片130と、直列中間トーションレース片140とを備える。中間トーションレース片130は、トーションレース本体部10からトーションレース片の長さ方向Aに沿って飛び出した非拘束状態の飛び出しトーションレース片21を含むトーションレース片である。直列中間トーションレース片140は、トーションレース本体部10からトーションレース片の長さ方向Aの反対方向Bに沿って飛び出した非拘束状態の飛び出しトーションレース片22を含むトーションレース片である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、トーションレース片を用いたトーションレースに関する。
トーションレース(torchon lace)は、円形の編機の外側円周に糸を巻いたボビンを複数立て、各々のボビンに巻かれた糸を交錯させながら編機の中心に向かってからめて、テープ状に編み上げていくことにより形成される。また、トーションレースは、ボビンに巻く糸の種類を変えることにより、天然繊維や化学繊維等幅広い種類の糸により形成できる。以上のようにして形成されたトーションレースは、基本的にテープ形状をしており平面的である。
また、トーションレースは、各々のボビンに巻かれた糸の交錯の仕方を変えることにより様々な模様を形成することができる。様々な模様が形成されたトーションレースは、洋服やバック等に適用することにより、従来にない外観を実現していた。
トーションレースを用いたものとして、例えば複数本の細糸を編製して細幅長尺に形成したトーションレース において、一連の図柄を少なくとも横幅よりも長く連続して形成した一帯部と、該一帯部の先端から延びトーションレース からなる複数本の分離帯部分とが一組となり、該一組の編組部分が長手方向に連続するトーションレースが従来あった(例えば、特許文献1参照。)。
また、トーションレースを用いたものとして、例えば足首および足部に巻き付けて使用するバンド状のサポータにおいて、所定の長さのトーションレースと、前記トーションレース の一方の端部に固着されたオス面ファスナーと、前記トーションレース の他方の端部の裏側に固着されたメス面ファスナとを有することを特徴とするおしゃれサポータが従来あった(例えば、特許文献2参照。)。
特開2000―144563公報(図1) 実用新案登録第3121843号公報(図2)
しかしながら、従来のトーションレースの用い方は、上記の特許文献に示されたトーションレースを用いた製品に代表されるようにトーションレースに織り込まれた模様を製品のデザインの中心として消費者に訴える用い方をしていた。トーションレースに織り込まれた模様のみでなく、その他のトーションレースの良い点をデザイナーが活用できやすいようにしたトーションレースがあれば便利である。
そこで、本発明は、トーションレースの活用の幅を広げさせるトーションレースを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、本発明のトーションレースは、少なくとも3つのトーションレース片を並列に並べ、繋ぎ合せた態様のトーションレース本体部から少なくとも1つの上記トーションレース片を飛び出させたことを特徴とするものである。これにより、トーションレースの活用の幅を広げさせるという作用をもたらす。すなわち、上記トーションレース片飛び出し部を自由に移動させたり、上記トーションレース片飛び出し部を所定の形状に加工させたり等様々な態様でトーションレースを容易に活用させることができる。
また、本発明のトーションレースにおいて、直列に並んだ位置関係にある2つの上記飛び出させたトーションレース片を、互いに相対向する方向に飛び出させることにより構成されたトーションレースユニットを含ませたことを特徴とする。これにより、トーションレースの活用の幅をさらに広げさせるという作用をもたらす。
また、本発明のトーションレースにおいて、上記飛び出させたトーションレース片と隣り合うトーションレース片同士を結合させることにより構成されたトーションレースユニットを含ませたことを特徴とする。これにより、トーションレースの活用の幅をさらに広げさせるという作用をもたらす。
また、本発明のトーションレースにおいて、上記飛び出させたトーションレース片は、上記トーションレース片の長さ方向に対して所定の角度を成して飛び出していることを特徴とする。これにより、トーションレースの活用の幅をさらに広げさせるという作用をもたらす。
本発明によれば、トーションレースの活用の幅を広げ、さらにトーションレースの活用を容易にさせるという優れた効果を奏し得る。
本発明におけるトーションレースは、トーションレース片を並列に並べた態様をしている。そして、並列に並べたトーションレース片は、例えば隣り合うトーションレース片の横端部同士を繋ぎ合わせて結合する。また、上記トーションレース片とは、本発明においてはテープ状に形成された長方形状のトーションレースが想定されるが、テープ状に形成された長方形状のトーションレース以外のトーションレースを本発明の範囲から除外するものではなく、例えばテープ状に形成されたその他の四角形状のトーションレース等も含む。また、上記トーションレース片は、一体形成されたものに限らず、複数のテープ状のトーションレースを直列に繋ぎ合せたものも含む。
さらに、本発明におけるトーションレースは、並列に並べて繋ぎ合せたトーションレース片から少なくとも1つのトーションレース片を飛び出させた形態をしている。ここでトーションレース片を飛び出させたとは、例えば並列に並べたトーションレース片のうち所定のトーションレース片の一部を隣り合うトーションレース片の横端部と結合させずに非拘束状態にして、並列に並べたトーションレース片の集合体からトーションレース片の一部が飛び出したような状態にさせることを言う。次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態におけるトーションレース100およびトーションレース200を示す図である。図1(a)は、トーションレース100の斜視図である。トーションレース100は、トーションレース本体部10と、飛び出しトーションレース片21および22とを備える。
トーションレース本体部10は、少なくとも3つのトーションレース片を並列に並べて隣り合うトーションレース片の横端部同士を繋ぎ合せたものである。トーションレース片を並列に並べるとは、トーションレース片の長さ方向に対して直角な方向に沿って並べることを言う。
図1(a)においてトーションレース本体部10は、右端トーションレース片110と、左端トーションレース片120と、中間トーションレース片130と、直列中間トーションレース片140とを備える。右端トーションレース片110は、トーションレース本体部10の右端に位置するトーションレース片である。左端トーションレース片120は、トーションレース本体部10の左端に位置するトーションレース片である。
中間トーションレース片130は、右端トーションレース片110と左端トーションレース片120との間に位置し、トーションレース本体部10からトーションレース片の長さ方向Aに沿って飛び出した非拘束状態の飛び出しトーションレース片21を含むトーションレース片である。直列中間トーションレース片140は、右端トーションレース片110と左端トーションレース片120との間に位置し、トーションレース本体部10からトーションレース片の長さ方向Aと相対向する反対方向Bに沿って飛び出した非拘束状態の飛び出しトーションレース片22を含むトーションレース片である。
そして、中間トーションレース片130と直列中間トーションレース片140とは、直列に並んだ位置関係にある。ここで言う直列に並んだ位置関係とは、例えばトーションレース片の長さ方向Aに沿って直列に並んだ位置関係を言うものとする。
なお、図1(a)において飛び出しトーションレース片21および22は上方に伸びた態様で描かれているが、これは飛び出しトーションレース片21および22の一態様を表したものに過ぎず、飛び出しトーションレース片21および22はトーションレースであるため、様々な態様をとることができる。例えば、飛び出しトーションレース片21および22は、折り畳んだり、または穴部11を通じてトーションレース本体部10の表面、裏面のいずれからでも飛び出させることができる。
なお、トーションレース100は、さらに大きな生地面積を有するトーションレースに含まれる一要素と捉えた場合、トーションレースユニット100として捉えることができる。
図1(b)は、トーションレース100を解体した図である。トーションレース100は、右端トーションレース片110と左端トーションレース片120との間に中間トーションレース片130および直列中間トーションレース片140を位置させた構造になっている。そして、図1(b)において中間トーションレース片130と直列中間トーションレース片140とは並列に並べられているように見えるが、図1(a)から明らかなように中間トーションレース片130と直列中間トーションレース片140とは互いに直列に並べられた位置関係になっている。(なお、図1(b)においては中間トーションレース片130と直列中間トーションレース片140とは互いに並列に並んでいるように見えるのは、トーションレース100を解体した図を便宜上そのように描いたものに過ぎない。)
中間トーションレース片130の右横端部131は、右端トーションレース片110の左横端部111と繋ぎ合わされ、中間トーションレース片130の左横端部132は、左端トーションレース片120の右横端部121と繋ぎ合わされる。
同様に、直列中間トーションレース片140の右横端部141は、右端トーションレース片110の左横端部111と繋ぎ合わされ、直列中間トーションレース片140の左横端部142は、左端トーションレース片120の右横端部121と繋ぎ合わされる。
なお、中間トーションレース片130と右端トーションレース片110と左端トーションレース片120とを繋ぎ合わせる際、中間トーションレース片130の繋ぎ合わせ終端部135から所定の長さL1分は、中間トーションレース片130と右端トーションレース片110と左端トーションレース片120とを繋ぎ合わせない。中間トーションレース片130の繋ぎ合わせ終端部135から所定の長さL1分のトーションレース片が飛び出しトーションレース片21となる。
同様に、直列中間トーションレース片140と右端トーションレース片110と左端トーションレース片120とを繋ぎ合わせる際、直列中間トーションレース片140の繋ぎ合わせ終端部145から所定の長さL2分は、直列中間トーションレース片140と右端トーションレース片110と左端トーションレース片120とを繋ぎ合わせない。直列中間トーションレース片140の繋ぎ合わせ終端部145から所定の長さL2分のトーションレース片が飛び出しトーションレース片22となる。
これにより、中間トーションレース片130の繋ぎ合わせ終端部135から所定の長さL1分の長さを有する飛び出しトーションレース片21、および直列中間トーションレース片140の繋ぎ合わせ終端部145から所定の長さL2分の長さを有する飛び出しトーションレース片22は非拘束状態になり、それぞれ繋ぎ合わせ終端部135、および繋ぎ合わせ終端部145を支点として様々な方向に移動させることができる。
トーションレース100によれば、飛び出しトーションレース片21、および飛び出しトーションレース片22を移動させたり、デザイナーのアイデアに応じて様々な形に加工したりすることができる。例えば、飛び出しトーションレース片21と飛び出しトーションレース片22とを結んでリボン形状を形成させたりすることができる。このため、トーションレース100を、例えば洋服の一部に用いれば、トーションレースを用いたデザインの幅を拡げることができる。
なお、トーションレース100において飛び出しトーションレース片21の隣に飛び出しトーションレース片21と並列に並んだ別の飛び出しトーションレース片を少なくとも1つ設けるようにしてもよい。この場合、右端トーションレース片110と左端トーションレース片120との間に中間トーションレース片130の他に別の中間トーションレース片を少なくとも1つ挿入し、その別の中間トーションレース片の一部を上記説明に習って非拘束状態として飛び出しトーションレース片とすればよい。同様に、トーションレース100において飛び出しトーションレース片22の隣に飛び出しトーションレース片22と並列に並んだ別の飛び出しトーションレース片を少なくとも1つ設けるようにしてもよい。この場合、右端トーションレース片110と左端トーションレース片120との間に直列中間トーションレース片140の他に別の直列中間トーションレース片を少なくとも1つ挿入し、その別の直列中間トーションレース片の一部を上記説明に習って非拘束状態として飛び出しトーションレース片とすればよい。このような構成は、以下に説明する全ての本発明の別の実施の形態においても適用することができる。
図1(c)は、トーションレース200を示す図である。トーションレース200は、上記説明したようにトーションレース100をトーションレースユニット100として捉えた場合、2つのトーションレースユニット100を並列に繋ぎ合せた構造になっている。トーションレース200においてはトーションレースユニット100を2つ繋ぎ合せた構成になっているが、これに限るものではなく、3つ以上のトーションレースユニット100を様々な態様で繋ぎ合せたトーションレースも構成することができる。
図2は、本発明の別の実施の形態におけるトーションレース300を示す図である。図2(a)は、トーションレース300の斜視図である。トーションレース300は、トーションレース本体部310と、飛び出しトーションレース片321および322とを備える。なお、図1で用いた名称と同様の名称を用いたものは、図1で説明したものと同様の機能を有するものとする。
トーションレース300は、トーションレース100とほぼ同様の構造をしている。すなわち、トーションレース本体部310は、少なくとも3つのトーションレース片を並列に並べて隣り合うトーションレース片の横端部同士を繋ぎ合せたものであり、トーションレース本体部310から飛び出させたトーションレース片である飛び出しトーションレース片321および322を有している。
トーションレース300とトーションレース100との相違点は、飛び出しトーションレース片の飛び出し方向である。トーションレース100において飛び出しトーションレース片は、図1で説明したようにトーションレース片の長さ方向に沿って飛び出している。一方、トーションレース300において飛び出しトーションレース片は、トーションレース片の長さ方向とは所定の角度を成して飛び出している。
すなわち、飛び出しトーションレース片321は、トーションレース片の長さ方向Cと角度αを成す方向C´に飛び出している。また、飛び出しトーションレース片322は、トーションレース片の長さ方向Dと角度βを成す方向D´に飛び出している。
図2(b)は、トーションレース300を上から見た図である。図2(b)においてトーションレース300は、飛び出しトーションレース片321を図2(a)に示す矢印E方向に折り畳み、飛び出しトーションレース片322を図2(a)に示す矢印F方向に折り畳んだ態様になっている。そして、飛び出しトーションレース片321および322は、図2(b)に示すようにトーションレース本体部310を構成するトーションレース片の長さ方向に対して略90度成す方向に無理なく折り畳むことができる。
図2(c)は、トーションレース300を解体した図である。トーションレース300は、上記説明したようにトーションレース本体部310と、飛び出しトーションレース片321および322とを備えているが、これらは具体的には、右端トーションレース片340と、左端トーションレース片350と、中間トーションレース片360、直列中間トーションレース片370とにより構成されている。なお、図1で用いた名称と同様の名称を用いたものは、図1で説明したものと同様の機能を有するものとする。
そして、右端トーションレース片340と左端トーションレース片350との間に中間トーションレース片360および直列中間トーションレース片370を位置させた構造になっている。図2(c)において中間トーションレース片360と直列中間トーションレース片370とは、並列に並べられているように見えるが、図2(a)から明らかなように中間トーションレース片360と直列中間トーションレース片370とは互いに直列に並べられた位置関係になっている。(なお、図2(c)においては中間トーションレース片360と直列中間トーションレース片370とは互いに並列に並んでいるように見えるのは、トーションレース300を解体した図を便宜上そのように描いたものに過ぎない。)以上の点においてトーションレース300は、トーションレース100と同様の構造をしている。
そして、トーションレース300とトーションレース100との具体的相違点は、中間トーションレース片360および直列中間トーションレース片370と、右端トーションレース片340および左端トーションレース片350との繋ぎ合わせの態様である。
中間トーションレース片360と右端トーションレース片340とを繋ぎ合わせる際、中間トーションレース片360の繋ぎ合わせ終端部365から所定の長さL3分は、中間トーションレース片360と右端トーションレース片340とを繋ぎ合わせない。また、中間トーションレース片360と左端トーションレース片350とを繋ぎ合わせる際、中間トーションレース片360の繋ぎ合わせ終端部366から所定の長さL4分は、中間トーションレース片360と左端トーションレース片350とを繋ぎ合わせない。
同様に、直列中間トーションレース片370と右端トーションレース片340とを繋ぎ合わせる際、直列中間トーションレース片370の繋ぎ合わせ終端部375から所定の長さL5分は、直列中間トーションレース片370と右端トーションレース片340とを繋ぎ合わせない。また、直列中間トーションレース片370と左端トーションレース片350とを繋ぎ合わせる際、直列中間トーションレース片370の繋ぎ合わせ終端部376から所定の長さL6分は、直列中間トーションレース片370と左端トーションレース片350とを繋ぎ合わせない。
すなわち、トーションレース300において中間トーションレース片360および直列中間トーションレース片370の両横端部と、右端トーションレース片340および左端トーションレース片350の横端部とを繋ぎ合わせる長さは、違った長さになっている。このようにすることによって飛び出しトーションレース片は、トーションレース片の長さ方向とは所定の角度を成して飛び出すことになる。この点においてトーションレース300は、トーションレース100とは相違している。
トーションレース300によれば、例えば図2(b)に示すようにトーションレース片に対して90度方向に飛び出しトーションレース片321、および飛び出しトーションレース片322を無理なく移動させることができ、トーションレース100とは違った飛び出しトーションレース片の移動態様を実現させることができる。また、トーションレース100と同様にデザイナーのアイデアに応じた様々な形に加工することができる。このため、トーションレース300を、例えば洋服の一部に用いれば、トーションレースを用いたデザインの幅を拡げることができる。
なお、トーションレース300は、さらに大きな生地面積を有するトーションレースに含まれる一要素と捉えた場合、トーションレースユニット300として捉えることができる。そして、トーションレース300をトーションレースユニット300として捉え、2つ以上のトーションレースユニット300を並列に繋ぎ合せた構造のトーションレースも図1(c)に習って実現することができる。
図3は、本発明の別の実施の形態におけるトーションレース400およびトーションレース500を示す図である。図3(a)は、トーションレース400の斜視図である。トーションレース400は、トーションレース本体部410と、飛び出しトーションレース片421とを備える。具体的にトーションレース400は、右端トーションレース片440と、左端トーションレース片450と、中間トーションレース片460とで構成されている。なお、図1で用いた名称と同様の名称を用いたものは、図1で説明したものと同様の機能を有するものとする。
トーションレース400の具体的構造は、図1で説明したトーションレース100において、直列中間トーションレース片140を取り除いて直列中間トーションレース片140に相当する位置に位置する右端トーションレース片110および左端トーションレース片120の横端部同士を繋ぎ合わせた結合態様になっている。図3(a)において非拘束状態にある飛び出しトーションレース片421は、繋ぎ合わせ終端部435を支点として様々な方向へ移動可能である。
なお、トーションレース400における中間トーションレース片460は、トーションレース100における中間トーションレース片130に対応し、トーションレース400における右端トーションレース片440は、トーションレース100における右端トーションレース片110に対応し、トーションレース400における左端トーションレース片450は、トーションレース100における左端トーションレース片120に対応し、トーションレース400における飛び出しトーションレース片421は、トーションレース100における飛び出しトーションレース片21に対応し、トーションレース400における繋ぎ合わせ終端部435は、トーションレース100における繋ぎ合わせ終端部135に対応する。
なお、トーションレース400は、さらに大きな生地面積を有するトーションレースに含まれる一要素と捉えた場合、トーションレースユニット400として捉えることができる。また、図2で説明したトーションレース片の長さ方向に対して所定の角度を成して飛び出させた飛び出しトーションレース片の態様をトーションレース400に適用してもよい。
トーションレース400によれば、非拘束状態にある飛び出しトーションレース片421を移動させたり、デザイナーのアイデアに応じて様々な形に加工したりすることができる。このため、トーションレース400を、例えば洋服の一部に用いれば、トーションレースを用いたデザインの幅を拡げることができる。
図3(b)は、トーションレース500の斜視図である。トーションレース500は、上記説明したようにトーションレース400をトーションレースユニット400として捉えた場合、トーションレースユニット400を並列に繋ぎ合せた構造になっている。トーションレース500においてはトーションレースユニット400を2つ繋ぎ合せた構成になっているが、これに限るものではなく、3つ以上のトーションレースユニット400を様々な態様で繋ぎ合せたトーションレースも構成することができる。
また、トーションレース100(トーションレースユニット100)、トーションレース300(トーションレースユニット300)、トーションレース400(トーションレースユニット400)を任意に組み合わせることにより、トーションレース200、トーションレース500以外の態様のトーションレースも形成することができるが、それらも本発明の範囲内に含まれる。
以上説明したように本発明の実施の形態であるトーションレース100乃至500によれば、繋ぎ合わせ終端部を支点として非拘束状態にある飛び出しトーションレース片を自由に移動させることができる。また、本発明の実施の形態であるトーションレース100乃至500によれば、飛び出しトーションレース片をトーションレース本体部の表面、裏面のいずれからでも飛び出させることができる。また、本発明の実施の形態であるトーションレース100乃至500によれば、非拘束状態にある飛び出しトーションレース片をデザイナーのアイデアに応じて様々な形に加工したりすることができる。このため、トーションレース100乃至500を用いれば、洋服素材、インテリア素材、建築素材等その他の用途に対して様々なデザインを容易に施すことができ、トーションレースを用いたデザインの幅を拡げることができる。
なお、本発明の実施の形態は本発明を具現化するための一例を示したものであり、これに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形を施すことができる。
本発明の活用例として、以下のような例が挙げられる。例えば洋服の一部にトーションレース100を取り入れ、飛び出しトーションレース片21、および22を用いてリボン形状を形成させてその洋服を装飾する。
本発明の実施の形態におけるトーションレース100およびトーションレース200を示す図である。 本発明の別の実施の形態におけるトーションレース300を示す図である。 本発明の別の実施の形態におけるトーションレース400およびトーションレース500を示す図である。
符号の説明
10、310、410 トーションレース本体部
21、22、321、322、421 飛び出しトーションレース片
100、300、400 トーションレースユニット
100、200、300、400、500 トーションレース
110、340、440 右端トーションレース片
111、132、142 左横端部
120、350、450 左端トーションレース片
121、131、141 右横端部
130、360、460 中間トーションレース片
140、370 直列中間トーションレース片
135、145、365、366、375、376、435 繋ぎ合わせ終端部

Claims (4)

  1. 少なくとも3つのトーションレース片を並列に並べ、繋ぎ合せた態様のトーションレース本体部から少なくとも1つの前記トーションレース片を飛び出させたことを特徴とするトーションレース。
  2. 直列に並んだ位置関係にある2つの前記飛び出させたトーションレース片を、互いに相対向する方向に飛び出させることにより構成されたトーションレースユニットを含ませたことを特徴とする請求項1記載のトーションレース。
  3. 前記飛び出させたトーションレース片と隣り合うトーションレース片同士を結合させることにより構成されたトーションレースユニットを含ませたことを特徴とする請求項1記載のトーションレース。
  4. 前記飛び出させたトーションレース片は、前記トーションレース片の長さ方向に対して所定の角度を成して飛び出していることを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれかに記載のトーションレース。
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