JPS60185478A - 静止画記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は静止画を記録再生する装置に係り、特に再生時
において忠実度の高い再生を実現する静止画記録再生装
置に関する。

〔発明の背景〕

従来、静止画を再生する装置としてはビデオディスクプ
レーヤーや磁気ディスクを用いたものがある。それから
の１例として光学式ビデオディスクプレーヤーの場合に
ついて述べる。

光学式ビデオディスクの場合、画像および音声情報はデ
ィスク盤面」二にピットと称されるへこみを同心円状も
しくはうず巻状トラックを形成するように配列して設け
、これらビットの長さおよび間隔によって情報を記録し
ている。またレーザー元を用いて情報を読みとる方式の
ビデオディスクでは回転数が一定の標準ディスクと線速
度が一定の長時間ディスクがある。標準ディスクでは１
回転に１画面（１フレーム）が記録され、垂直同期信号
が半径方向に並んでいるため静止画、スロー再生および
ステップ送り、倍速再生等の特殊再生が可能となってい
る。特に静止画再生では１回転に１１ｉｌｉｉｉ面が記
録されているため、画面ゆれのない鮮明な再生画像が得
られる。

この様子を１例として第１図に標慈ディスクにおいて同
心円状トラックに記録された信号で述べる。第１図にお
いて１はビデオディスクであり角速度Ｗで矢印乙の方向
に回転している。

また２、３は垂直同期信号が記録されているエリア、４
は水平同期信号が存在する位置、５は１データが存在す
るエリアで以下このブロックのデータエリアをＩ　Ｈと
呼ぶことにする。さらにＷは１トラツク幅を表わし、ｒ
は１枚のディスクに記録された信号が存在する最小の半
径である。ビデオディスクの場合ｒ　−５５０＋＋ｘ）
である。

ここで１画面の情報は１トラック１円周−にに記録され
ており、これが１フレームである。また１フレームは２
フイールドから成り、１フイールドは２６３Ｈと２６２
Ｈで合計５２５Ｈから１フレームが構成されている。通
常の再生では同心円上に記録された信号をディスクの回
転と逆方向でｊ＠次データを読み出す。たとえば、点Ａ
１かも読み出すとすれば、 （Ａｉ　）□−→（Ａ２）□□ １フレーム の順に読み出され、次に （Ｂ１　）　−一一−シ（Ｂ２）−一ン５ｙｎｃ　ｄＢ
ｌ　ｄＢ２−ｄＢ２６３．５ｙｎｃ　ｄＢ２６４．ｄＢ
２６５−ｄＢ５２５の順で以下→（Ｃ１）→（Ｃ２）→
・・の様に順次ディスクの中心に向かって１１−ラック
ずつ読み出される。

静止画再生の場合は（Ａ１）→（Ａ２）→（Ａ１）→（
Ａ２）→　・・の様に同一トラックをくり返し読み出す
。ここでディスク盤面上にゴミや傷が存在する場合を考
える。たとえば第１図においてＡトラックのｄＡ６が、
ディスク盤面上の傷によって信号にドロップアウトを生
じているとすると、通常の再生ではｄＡ３のデータを画
面に出力するほんのわずかな間だけ、ちらつきや雑音が
出るだけだが、特に静止画再生時においては、前述した
様に同一トランクの信号なくり返ｌ〜読み出しているた
め、ｄＡ３のエラー猪号もくり返し読み出されることに
なり、ちらつきや雑音が周期的に発生する。これは、高
品質な再生信号が特徴であるビデオディスク等の静止画
記録再生装置においては問題である。また、ディスク盤
上にひっかき傷のような連続した傷が存在した場合、通
常の再生においても周期的にちらつきや雑音が出ること
になり、従来の静止画記録再生装置経では連続した錫が
存在する場合には、高品質・高忠実１．Ｃ再生ができな
いという問題があった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は記録媒体上に連続した傷やゴミが存在し
ても、高品質で高忠実な再生を可能とする静止画記録再
生装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は同一信号を複数トラックにそれぞれ遅延をかげ
て多重記録し、記録媒体上の傷やゴミによって一方の再
生信号にドロップアウト等のエラーが生じた際、他方の
再生信号がエラーで７ｊいことを判別して正しい再生信
号を出力することにより、高品質で高忠実な静止画等の
情報を再生することを可能にしたものである。

〔発明の実施例〕

以下本発明の１実施例を第２図、第６図により光学式ビ
デオティスクブｌ／−ヤを例にとって説明する。

第２図は記録時の信号処理方式を示すブロック図でここ
では同一信号を２トランクに記録する場合である。第２
図において１１．１２はプリエンファシス回路、　１３
．１４はＦ’Ｍ変調回路、１５゜１６はＩＪ　ミッタ回
路、　１７．１８は光変調器であり１０は複合ビデオ信
号をｉ　Ｉ−（だげ遅延させる回路である。

同一映像信号を２トラツクに２重記録する際、一方の映
像信号は遅延回路１０によってｉ　Ｉ−１だけ遅延させ
る。ただし１フレームが５２５Ｈかう構成される場合ｉ
は１　（ｉ≦２６３の値をとり得へ以下はＩＨだけ遅延
させた映鐵信号と、遅延がない映像信号のそれぞれにつ
いて同一の処理を行なう。すなわち再生信号のＳ／Ｎを
良くするためにプリエンファシス回路１１．１２によっ
てプリエンファシスをかげた後、それぞれＦＭ変調回路
１３．１４でＦ　Ｍ変調される。次にこのＦＭ信号をリ
ミッタ回路１５．１６で振幅制限して方形波に整形する
。

この方形波信号を光変調器１７．１８に加えてレーザ元
をオン、オフして情報を記録する。ただし、Ａｏから出
力された信号はＡに対して、ｉＨだけ遅延した形となる
。この結果実際のディスク盤面上に記録された信号の位
置関係を第６図に示す。

第６図において第２図と同一符号は同一内容を表わす。

ここで同一信号を２トラツクに２重記録するために、ｄ
Ａｎ　−ｄ、’Ａｎ、　ｄＢｎ　ｗ　ｄ’Ｂｎ　（ｎ＝
１〜５２５）である。ただし一方のトラック（Ａ’）に
記録された信号は他方のトラック（Ａ）に記録された信
号に対ｌ−てｌＨだけ遅れた位置にある。

第４図は、再生時の信号処理方式を示すブロック図で、
第６図に示した様な同一信号が２トラック多重記録され
た信号を再生する場合の例である。

第４図において２０　、２１はフォ）・ダイオード。

２２．２３はプリアンプ、　２４．２５はＭＴＦ補正回
路。

２６　、２７はフィルター、　２８．２９はＦ　Ｍ復調
回路。

３０．３１はディエンファシス回路、６２は映像信号の
１Ｈがエラーであるがどうかを判別する回路。

３５．５４はｉ　Ｈ、（ｉ　−１）　Ｉ（だけ遅延させ
る回路、３５は、判別器３２の出力Ｓ１を遅延回路６４
で（ｉ−１）Ｈ遅延させた信号Ｓ２により２人力Ａ’　
、　Ａ”の一方を選択して出力するマルチブレクザーで
ある。

以下第４図のブロック図にしたかって再生時の信号処理
の方法を説明する。ＡｏはＡＫ対してｉ　１−１だけ遅
れた同一の映像信号であり、いまビデオディスクプレー
ヤ・−の場合を例にしているので、Ａ　、　Ａ’の信号
は実際はディスク上のビットの有無による１／−ザーの
反射光である。そこでこの反射光をフォトダイオード２
０　、２１に収束して電気信号に変換し、プリアンプ２
２．２３で増幅する。

さらにこの増幅された信号はＭＴＦ補正回路２４　、２
５によって、ここでは図示していない光学系のレンズの
特性に起因する再生周波数特性の変化を補正する。この
補正された信号はフィルタ２６．２７によって映像情報
と音声情報を分離した後映像信号を、ＦＭ復調回路２８
　、２９でそれぞれ復調し、ディエンファシス回路３０
　、３１によっテティエンファンスを施す。

ディエンファシス回路３１の出力は、一方は判別器３２
に入力され、ここではこの映像信号がエラーであるかど
うかを信号のエンベロープのドロップアウトを検知する
ことによって判断するとともにエラー信号であれば１Ｈ
遅れたところで水平同期信号に同期した１Ｈ間隔のパル
スＳ１を出力する。さらにこのＳｌを遅延回路６４で（
ｉ　−１）　Ｉ−１だけ遅延させた信号Ｓ２によってマ
ルチプレクサ−３５の２人力Ａ’　、　Ａ”の一方を選
択して出力させる。ここで信号にはディエンファシス回
路３１の出力を遅延回路３３でｉ　Ｉ−１だけ遅らせた
映像信号であり、信号Ａ′はディエンファシス回路６０
の出力である。信号Ａ′は記録時から信号Ａに対してｉ
　Ｈだけ遅れているので、信号へ°。

Ａ”は同相である。

この様子をさらに第５図のタイミング図を用いて詳述す
る。信号Ａ、は第４図において、ディエンファシス回路
６１の出力信号であり、八゛はディエンファシス回路６
０の出力信号、Ａ”は遅延回路３３の出力信号である。

信号８１，８２．Ｓｖは第４図に示したＳ　１　、　Ｓ
　２．　Ｓｙを表わす。

また８ｙｎｃＨは水平同期信号を、ｄは映像信号のＦＭ
変調データを表わす。ここでは同一信号を２トラツクに
多種記録再生した例でしかもｉ＝６とした１例である。

ディスク盤面上でＡトラック上のデータｄＡｂとＡ’　
トラック上のｄＡ’３が記録された領域においてディス
ク上の傷やゴミなどによって再生時にドロップアウトを
生じエラーデータｄＡ’７　、　ｄＡ６になった場合を
考える。信号Ａ′は記録時に信号Ａに対して３Ｈの遅延
を与えているので第５図のＡｏはＡに対して３Ｈだげ遅
れる。Ａ二゛は第４図の遅延回路６６によってＡに対し
て５Ｈ遅れるから結局Ａ′とには同相となる。また第４
図の判別器３２では第５図で示した１Ｈの時間Ｔ、の間
で信号へのエンベロープからドロップアウトの割合を検
出し一定値以上の割合を検知したとぎはｃｌＡ６をエラ
ーデータｄＡｂであると判別し、１Ｈ遅れてＴ２の時間
で５ｙｎｃＨに同期した出力が信号Ｓ１に現われる。さ
らに遅延回路６４によって信号Ｓ１が２Ｈ遅延された第
５図Ｔ、の時間で信号Ｓ２が出力される。

結局信号へのエラーデータｄＡ、６が６Ｈ遅れたｄＡ”
６の現われるタイミングで判別器の出力信号が現われる
ことになり、これがマルチプレクサ−３５の出力を切り
換える信号となり、信号Ｓ２が６１１”レベルのとぎ、
マルチプレクサ−３５は入力信号Ａ′のデータｄＡ’６
を出力するので、信号にのエラーデータｄＡ″６は正し
いデータｄＡ’６で蓋ぎ換えられて信号Ｓｖがマルチプ
レクサ−３５から出力される。

また、信号Ａ°にエラーデータｄＡ’７が存在しても信
号ＡのｄＡ７がエラーデータでない限り、判別器カ用”
レベルを出力しないので信号Ｓ　２　（１）　Ｔ４０時
間でのレベルはＬ”となり信号にのデータｄＡ”７　、
＝、　ｄＡ７が出力されるがこれはエラーデータではな
い。つまり、マルチプレクサ−６５は信号Ａ”とＡｏの
うちどちらか一方が正しいデータであれば正しい方のデ
ータを選択して出力するもσ〕である。

以上同一映像信号の２重記録再生でｉ＝３の場合の１実
施例を説明したが、２重記録再生の場合は信号ＡＩ　、
　Ａｌｌがともにエラーデータとなったときは判別器の
出力が“工」”となり八゛の信号を出力するがＡｏの信
号もエラーデータであるのでこの場合はエラーデータを
出力することは避は得ない。

しかし０重記録再生においてｎの値は前述した２の場合
だけにとどまらず３以上にすることも可能で、ｎの値は
太き（した方が記録媒体上の傷等に対してより忠実度の
高い再生を可能にする。これは記録媒体上の特定のｎ個
の領域カー同時に傷やゴミ等によって読み出し時にデー
タがエラーとなる確率は、ｎの値が犬ぎい程、小さくな
るためである。

また０重記録再生において必要となる（ｎ−１）個の１
の値についてはそれぞれの差が最も大きくなるように選
べば、記録媒体上に存在する偽の大きさに対して、再生
時に誤りデータを正しいデータで置換でさる能力はより
犬ぎくなる。

たとえば前述した例のようにビデオディスクにおいてｎ
ｗ２．ｉ＝３で本発明の記録再生装置を構成すれば第６
図のようにディスク上にデータが記録される最小の半径
ｒは５５鵡であり、この位置が信号の線密度が最も高（
Ｉ　Ｉ−ｊの長さ１フレームが５２５Ｈと２個の垂直同
期信号とで構成され′Ｃ，おり、１個の同期信号の長さ
を１Ｈとした場合である。）またディスク上の傷がちヨ
ウど水平同期信号におよぶ場合を考え合わせればディス
クの中心から半径５５賜の位置での傷の大きさは最大０
．６５１ｊＬ以上ならば誤りデータな正しいデータに置
換できる。

Ｃ発明の効果〕 本発明によれば０重記録再生においてｎの値は２以上で
、この値を太きくすれば記録媒体上の特定のｎ個の領域
が湯やゴミ等によって同時に読み出し時にデータが誤り
となる確率は小さくγヨリ、正しいデータが記録媒体上
のどこかの領域に保存されるため、より忠実度の高い再
生を可能とする。また０重記録再生において必要となる
（ｎ−１）個のＩの値については、それぞれの差が最も
大ぎくなるように選べば記録媒体上に存在する傷等の大
きさに対して、再生時に誤りデータを正しいデータで置
換できる能力をより大ぎ（することが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は信号が従来の方式でディスク上に記録された様
子を示す説明図、第２図は本発明を実現するための記録
用手段を示すブロック図、第３図は信号が本発明の方式
でディスク上に記録された様子を示す説明図、第４図は
本発明を実現するための再生用手段を示すブロック図、
第５図は本発明で誤りデータを正しいデータで置換する
動作を示すタイミング図、である。 １０．３３・・映像信号をｉＨだけ遅らせる遅延回路３
４　・・・映像信号を（ｊ　−１）Ｈだけ遅らせる遅延
回路１１．１２・・・プリエンファシス回路１３．１４
・・・ＦＭ変調回路 １５．１６・・・リミッタ回路 １７．１８・・・光変調器 ２０．２１・・・フォトダイオード ２２、２５・・・プリアンプ ２４．２５・・・ＭＴＦ補正回路 ２６．２７・・・フィルター ２８．２９・・・ＦＭ復調回路 ５０．５１・・・ディエンファシス回路３２・・・映像
信号のエンベロープからドロップアウトを検出して信号
が誤りであるかどうかを判定する回路 ５ 第　／　図 第１頁の続き ０発　明　者　高　橋　宏　明　横浜市戸塚区吉１究所
内 ０発　明　者　西　１）　正　己　横浜市戸塚区吉１究
所内 一二〇７−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）同一画像情報を異なった遅延時間だけ遅延させて記
   録媒体上の複数領域に多重記録する手段と、前記複数領
   域から再生された各再生情報の出力位相を揃える手段と
   、再生情報にエラーがあるとき、出力位相を揃えられた
   前記複数の再生情報の中からエラーのない情報を選択し
   て出力する手段とを具備したことを特徴とする静止画記
   録再生装置。