JPS63152288A

JPS63152288A - 画像記録再生装置

Info

Publication number: JPS63152288A
Application number: JP61298742A
Authority: JP
Inventors: Shigeyuki Ikeda; 重之池田
Original assignee: Hitachi Medical Corp
Current assignee: Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Priority date: 1986-12-17
Filing date: 1986-12-17
Publication date: 1988-06-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、画像記録に係り、特にディジタルＶＲＴに好
適な画像記録方法に関する。

〔従来の技術〕

近年、ディジタル技術の進歩により、磁気記録再生装置
の中には、テレビ信号をディジタル記録できるものが現
れ始めた。その例としてディジタルＶＴＲ（以降ＤＶＴ
Ｒと記す）がある（「１／２インチメタルテープを使用
したディジタル録画の実験」テレビジョン学会誌Ｖｏ１
．３９．＆２（１９８５）参照）、これらの装置は、標
準ＴＶ信号をリアルタイムでディジタル記録するため、
記録レートは８０〜１００メガビット／秒と非常に高く
、高密度記録となるため、テープのドロンプアウト等に
よりビット誤りに対する訂正機能を持ってる。しかし、
記録密度が高いために誤り訂正してもエラーレートは１
Ｏ−８（１０８ビットに１ビツトの割合でエラーを訂正
できない）程度である。ＴＶ画像（動画）の場合は、エ
ラーレートが１０″′δ以下であれば視覚上問題無いと
されている。他方、ＤＶＴＲの大容量性を活して静止画
を記録することを考えると、エラーレート１０−’が問
題となる。これは、動画と違い１画像ごとに内容が全く
異なるので、１０−♂では信頼性が低い６光デイスク、
磁気ディスク等の静止画記録装置のエラーレートは１Ｏ
−ｔｚ以下であり、ＤＶＴＲに比べ４桁も良い。従って
、そのまま記録すると静止画記録装置としては使用でき
ず、動画のみに使用するか、あえて１ｏ−６で使用して
いた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記ＤＶＴＲに静止画を記録するには、エラーレートの
点で問題があった。エラーレートを向上させるには、Ｄ
ＶＴＲの記録レートを下げる方法がある。動画時は３０
画像／秒の画像データを記録する必要があるが、静止画
は低速記録で良い。

従って記録レートを下げ、記録密度を下げて、誤り自体
を減らして、エラーレートを向上させる方法がある。し
かし、ディジタルＶＴＲは、高密度記録を行うために、
ヘリカルスキャン方式のＶＴＲを使用しているため、Ｍ
Ｔ（マグネティックテープ）のようにテープ速度を遅く
してもデータレートを変更できない、記録レートを下げ
るには、ヘッドを取付けて高速回転しているシリンダー
の回転速度を変更する必要があり、これに伴いサーボ系
の改造、シリンダーと電気回路系を接続するロータリト
ランスの巻き線の変更、記録、再生回路の２系統化等が
必要となり、大幅な改造が必要となり、動画モードと静
止画モードの両方を可能にすることは、ＤＶＴＲの構造
を複雑にし、さらにコストの大幅上昇を招くことになる
。

本発明の目的は、ＤＶＴＲを大幅に改造することなく、
静止画像を高い信頼性で記録再生することである。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、同一静止画像を複数枚記録しておいて、再
生時には各画像の同一ビット間の多数決を行うことによ
り、一枚記録した時のエラーレートに比べて大幅なエラ
ーレートの向上ができる。

〔作用〕

第１表に例として、１画像のエラーレートが１０−６の
場合の作用説明図を示す。画像の中の任意の１ビツトに
着目して考える。この例では３画像の多数決を行ってお
り、第１画像のビットが正しい場合を０、誤りの場合を
×とし、第２．第３と記入していくと、８通りのデータ
順が考えられる。多数決の結果を出力の正誤として正し
い場合を０．誤りの場合を×に示す。出力が誤り×にな
るのは、多数決により、（Ｏｘｘ）、（ｘ□ｘ）。

（ｘＸＱ）、（ｘｘｘ）の４通りであり、それらの確率
を合計すると、はぼ、３Ｘ１０−１８となり、光ディス
クで１０−ｉ′！Ｌ程度である。１画像のエラーレート
に対して７桁以上向上させることができる。記録容量は
１／３になるが、動画モードのまま静止画も記録するこ
とができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。ビデ
オ信号を、ＡＤＣ（アナログディジタル変換器）１によ
りディジタル化し、ＭＰＸ　（マルチプレクサ）２に入
力する。直接ディジタルデータを記録する場合にはマル
チプレクサ２により切換える。切換えられたディジタル
データは画像メモリ３に記録され、必要な回数だけ画像
メモリ３から符号回路４に画像を転送する。符号回路４
では、再生時に生じる符号誤りを訂正するためのエラー
訂正符号の付加を行い、ＶＴＲ走行系５に転送してテー
プに記録する。再生時は、ＶＴＲ走行系５からの出力を
訂正回Ｘ！！６にて、エラー訂正符号を用いて訂正を行
い、多数決処理部７にて多数決を行う。多数決した画像
データは、直接外部に出力するか、ＤＡＣ（デイジタル
ア−ナログ変換器）８によりビデオ信号に戻して出力す
る０本実施例では、３画像書き込みとして、多数決処理
部の回路構成を第２図に示す。

訂正回路６により転送された画像データを、第１画像を
画像メモリ（１）７１に、次の画像を画像メモリ（２）
７２にそれぞれ記録し、第３画像と同時に画像メモリ（
１）７１と画像メモリ（２）７２を読み出して、同じア
ドレスの３つのデータを多数決回路７３に転送する。多
数決回路では、３つのデータについて多数決を行い結果
をディジタルアナログ変換器８へ転送する。第３図に多
数決回路図を示す、これは、ある１ビツトについて示し
たもので、画像データのビット数に応じて追加すれば良
い。画像メモリ（１）７１より出力されたデータをＡ入
力、画像メモリ（２）７２より出力されたデータをＢ入
力、第３画像データをＣ入力とすると、多数決出力をＹ
とすると。

Ｙ＝ＡＢ＋ＢＣ＋ＣＡの論理式で得られる。すなわち、３つのＡＮＤゲート、
７３１，７３２，７３３とＯＲゲート、７３４で実現す
ることができる。

他方、再生時に訂正回路６よりのデータが、第何番目か
の検出を検出部７４で行う。画像データに先だち、ブラ
ンキング部分に画像順情報を記録しておき、検出回路に
おいて第１画像のデータを検出し、画像メモリ（１）７
１に記録することにより、多数決を実現できる。また、
テープの音声トラックに記録しておき、再生時に検出す
ることもできる。

本実施例では、静止画記録であるが、動画記録でも良く
１画像記録速度を１／３にすれば良い。

また通常の動画記録時に、ブランキング部分、もしくは
画像の一部に画像の情報、たとえば画像記録２画像タイ
トル、年月日等を文字や数字で記録する場合には、その
部分だけ他の画像データより強くエラーから保護する必
要がある。この場合も、その部分だけ同様な処理を行え
ばエラーがら保護することが可能となる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ディジタルＶＴＲを大幅に改造するこ
となく、静止画像を高信頼性を確保しつつ、記録再生す
ることがき、ディジタルＶＴＲの大容量性を有効利用す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
、多数決処理部のブロック図、第３図は。多数決回路の回路図を示す。１・・・アナログディジタル変換器、２・・・マルチプ
レクサ、３・・・画像メモリ、４・・・符号回路、５・
・・ＶＴＲ走行系、６・・・訂正回路、７・・・多数決
処理部、８・・・ディジタルアナログ変換器、７１・・
・画像メモリ、（２）７２・・・画像メモリ、（２）７
３・・・多数決回路、７４・・・多数決回路、７３２，
７３２，７３３・・・ＡＮＤゲート、７３４・・・ＯＲ
ゲート。

Claims

【特許請求の範囲】１、ディジタルデータ、もしくはビデオ信号をディジタ
ル化して記録再生する画像記録再生装置において、同一
の画像データを３回以上記録し、同時に画像の一部、ま
たはブランキング部、もしくは、音声、コントロールト
ラックに画像の順番情報を記録し、再生時に順番情報に
基づき、画像の各部の画素を複数枚の画像データより決
定し、符号誤りを向上させることを特徴とした画像記録
再生装置。２、上記画像各部の画素決定に際し、複数画像の各画素
間で多数決を行い決定することを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載の画像記録再生装置。３、画像と共に、画像番号、年月日、タイトル、等の画
像情報を記録する画像記録再生装置において、画像情報
を３回以上記録し、再生時に複数画素より画像情報を決
定し符号誤りを向上させることを特徴とする画像記録再
生装置。４、上記画像情報の決定に際し、画像データ間で多数決
を行い決定することを特徴とする特許請求範囲第３項記
載の画像記録再生装置。