JPS6018524B2 - タイヤ成形用金型 - Google Patents

タイヤ成形用金型

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Publication number
JPS6018524B2
JPS6018524B2 JP6543176A JP6543176A JPS6018524B2 JP S6018524 B2 JPS6018524 B2 JP S6018524B2 JP 6543176 A JP6543176 A JP 6543176A JP 6543176 A JP6543176 A JP 6543176A JP S6018524 B2 JPS6018524 B2 JP S6018524B2
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JP
Japan
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tire
mold
piece
main body
forming
Prior art date
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Expired
Application number
JP6543176A
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English (en)
Other versions
JPS52148576A (en
Inventor
昭二 二村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HODEN SEIMITSU KAKO KENKYUSHO KK
Original Assignee
HODEN SEIMITSU KAKO KENKYUSHO KK
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Publication date
Application filed by HODEN SEIMITSU KAKO KENKYUSHO KK filed Critical HODEN SEIMITSU KAKO KENKYUSHO KK
Priority to JP6543176A priority Critical patent/JPS6018524B2/ja
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Publication of JPS6018524B2 publication Critical patent/JPS6018524B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発類は、タイヤ成形用金型に関するものである。
‐従来のタイヤ成形用金型として
は、第1図のようなものが知られている。
この金型1′でタイヤを成形するには、二個の金型1′
を上下に合せ、金型1の内部に未加硫のタイヤを配置し
、上下に合せた二個の金型を密閉して、その内部に高圧
蒸気等を圧入し、そして、未加硫のタイヤを成形してい
た。上記の金型1′は、タイヤ表面の凹部を成形する複
数の環状突起2を有するものであり、その製作には、下
記で述べるような複雑な工程を必要としていた。
即ち、■ タイヤをn等分したものと同一寸法、形状の
模型を石膏で作る。
この際、タイヤ表面の模様や溝を手掘りで作成する。@
上記模型に対する反転模型を合成樹脂で作成する。
Q 上記のようにして作成された複数の合成樹脂製の模
型を円形に並べる。@ 円形に並べられた合成樹脂製の
模型の中に、石膏を流し込む。
@ 上記の石膏を流し込んで作成された模型を母型とし
て、アルミ鋳造を行ない、金型1′を作成する。
6 金型・1′の内周面に外部と蓬適するガス抜き孔(
図示せず)を設ける。
上記■ないし6の工程で作成されたタイヤ成形用金型1
′は、高価であること、金型1′の内周面をタイヤ外径
に正確に一致させることが困難であること、及びガス抜
き孔に成形材料であるゴムが入り込み成形材料のロスが
生じること等の欠点を有していた。
本発明は、上記のような従釆のタイヤ成形用金型の欠点
を除去しようとするもので、寸法や模様を正確なものと
することができると共に廉価に製作できるタイヤ成形用
金型を提供することを目的としている。
本発明を図面にもとずし、て説明すると、第2図ないし
第5図は本発明のタイヤ成形用金型の一実施例を示すも
のでタイヤ成形用金型は金型主体1と駒状体4を有する
ものである。
第2図において、金型主体1には複数の位置決め凹部例
えば環状溝3が設けられる。この環状溝3の上面3aは
同一平面上に並び、下面3bも他の同一平面上に並び、
且つ上面3aと下面3bは互に平行になっている。環状
溝3の中には、多数の駒状体4が欧合される。第2図に
おいて、環状溝3の一部にしか駒状体4は鉄合されてい
ないが、駒状体4は全ての環状溝3に隙間なく欧合され
るものである。なお、金型主体1の内周面は成形すべき
タイヤの外形と一致することは当然である。なお上記駒
状体4の円周方向の長さは、第4図および第5図に示さ
れる程度のものに限られるものではなく、少なくとも複
数個の駒状体4によって円周が満たされるものであれば
よい。第2図の点線で囲んだ領域Aを拡大して示すと、
第3図のようになる。
駒状体4、金型主体1の詳細および両者の関係を第3図
ないし第5図で説明すると、駒状体4は、第1図図示の
如き環状突起2の一部を構成するように働らく突条部5
、上記琢状溝3に鉄合される基板部6、該基板部6の上
面にもうけられて金型主体の内周面と同一面となるべき
タイヤ成形面、及び半球状の支持脚部7を備えている。
金型主体1には、一端が環状溝3に連なり、他端が外部
と蓮適するガス抜き孔8が設けられる。駒状体4には僅
かに凹まされた段部8aが形成され、これによって、駒
状体4と環状溝3との間にガス抜き部を形成する。この
段部8aは空気は抜けるが、ゴムが入り込まない程度に
凹まされる。基板部6の中を環状簿3の中よりも僅かに
小さくして、両者間に隙間が存在するようにしても差支
えない。ガス抜き孔8、ガス抜き部8aは、未加硫のタ
イヤを加圧加熱して成形するとき、未加硫タイヤとタイ
ヤ成形用金型の内周面との間に残留する空気、又は未加
硫タイヤ内に残留する空気を外部に排出するものである
。第4図に明瞭に示されるように、駒状体4の突状部5
はく字形に形成され、また基板部6は略矩形に形成され
ている。駒状体4はダィキャスト又は袷間鍛造又はその
他の精密成形法で作られる。金型主体1の内周面は旋盤
等を用いて精密に切削され、その後、環状溝3が旋盤や
放電加工機などを用いて形成される。なお、環状溝3を
除く内周面に必要に応じて模様を彫刻することは、言う
までもない。駒状体4は二個の半球状の支持脚部7を有
し、この二個の支持脚部7は、第3図および第5図に示
すように、環状溝3の弧状底部と接している。そして、
駒状体4は二個の支持脚部7によって2点支持され、環
状溝3内に安定に配置される。多数の駒状体4を環状溝
3の中に隙間なく鉄合することにより、金型主体1の内
周面と実質上同一面をもつように上記タイヤ成形面が位
置され上記突条部5が当該タイヤ成形面から突出されて
第1図図示の如き環状突起2を形成するようにされる。
即ち、この突条部5の列は、タイヤ表面の凹部を成形す
るためのものである。駒状体4の熱膨張係数を金型主体
1の熱膨張係数より大きくしておくと、駒状体4の環状
溝3への横合又は取外しを容易に行ない得るようにする
ことが出来る。
タイヤ成形用金型がタイヤ成形のために加熱されたとき
、駒状体4は互にぴったりと隙間なく密着する。金型主
体1は例えば熱側諺張係数22×10‐6程度のアルミ
合金で作ることが出来、一方、駒状体4は例えば熱膨張
係数25×10‐8程度のアルミ合金或は熱風鞍張係数
27×10‐6程度の亜鉛合金で作ることが出来る。ま
た金型主体1は熱膨張係数12×10‐6程度の鉄を用
いることも出来る。タイヤ成形用金型を組立ては、次の
ようにして行なう。
タイヤ表面の凹部は、大ピッチのく字形溝部分、中ピッ
チのく字形溝部分、および小ピッチのく字形溝部分が組
合されて構成されているのが一般であるので、大ピッチ
の〈字形突条部5を有する駒状体4、中ピッチの〈字形
突条部5を有する駒状体4および小ピッチのく字形突条
部5を有する駒状体4を、夫々所要個数ずつ準備する。
そして、上記3種類の駒状体4を、所定の配列に従って
金型主体1の環状溝3の中に鉄合してタイヤ成形用金型
を絹立てる。このとき、駒状体4を環状溝3内に確実に
固定するため、耐熱性接着剤等を用いることができる。
勿論、上記駒状体4は、上記1ピッチに対応する円周方
向長さをもつものに限られるものではなく、複数ピッチ
に対応するものあるいは端数をもつピッチ数に対応する
ものであってもよい。第2図ないし第5図に示されたタ
イヤ成形用金型は、従来のものに比し簡単な工程によっ
て作成できると共に正確な寸法のものを容易に作成でき
るという利点を有している。
また、従釆のタイヤ成形用金型は、タイヤ表面の凹部の
形状が僅かに変ると使用不可能であったが、第2図ない
し第5図に示されたタイヤ成形用金型は、駒状体4の形
状又は配列をかえることにより、凹部の形状の異なるタ
イヤの成形に対しても使用可能である。第6図および第
7図は、本発明によるタイヤ成形用金型の他の実施例を
示すものである。第6図および第7図において、駒状体
14は略板状をなしている。金型主体11の環状簿13
は多数の蓬続せろく字形溝部分より構成されている。駒
状体14は〈字溝部分の一辺に鉄合される。駒状体14
は二個の支持脚部17を有し、これにより環状溝13の
中に安定に配置される。その他の点については、第2図
ないし第5図の実施例と同じであるので、これ以上の説
明は省略する。第6図および第7図に示されたものは、
金型主体11の環状簿13の形成がやや困難であるが、
駒状体14の製作が簡単であるという利点をもっている
。以上の説明から明らかなように、本発明のタイヤ成形
用金型は、金型主体の内周面および溝部を旋盤や放電加
工機等で加工することができ、また駒状体もダィキャス
トや冷間鍛造やその他の精密成形法で容易に製作するこ
とができるので、従来のタイヤ成形用金型に比し製作工
程を簡単化できると共に、容易に正確な寸法、形状のも
のとすることができる。なお、本発明を、タイヤ表面が
形成する円周と交叉する方向に凹部を有するタイヤ例え
ば大形トラック用のタイヤの成形用金型にも適用できる
ことは当然である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のタイヤ成形用金型の断面図、第2図は駒
状体の一部を省略した本発明のタイヤ成形用金型の一実
施例の断面図、第3図は第2図の領域Aを拡大して示す
図、第4図は第3図の右側面図、第5図は第3図のA−
A′線における断面図、第6図は本発明のタイヤ成形用
金型の他の実施例の内面の一部を示す図、第7図は第6
図のB−B線における断面図である。 1…・・・金型主体、3・・・・・・環状簿、4・・・
・・・駒状体、5・・・・・・突条部、6・・・・・・
基板部、7・・・・・・支持脚部、8・・・・・・ガス
抜き孔、11・・・・・・金型主体、13・・・・・・
環状簿、14・・・・・・駒状体、17・・・・・・支
持脚部。 第1図 弟・3図 第2図 第4図 第5図 第6図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 成形すべきタイヤの外形と一致する内周面と上記タ
    イヤの表面に形成される凹部を成形するための突起とを
    有するタイヤ成形用金型において、タイヤの上記外形と
    一致する内周面が形成されている金型主体と、該金型主
    体の内周面に形成された位置決め凹部と、該位置決め凹
    部に嵌合された複数の駒状体とを少なくともそなえ、該
    駒状体は、上記位置決め凹部に嵌合される基板部と、該
    基板部の表面に形成されて実質上上記内周面の一部を構
    成するタイヤ形成面と、該タイヤ形成面から突出されて
    上記突起の一部を構成する突条部とを有し、当該複数の
    駒状体が夫々上記タイヤ形成面を上記金型主体の内周面
    と実質上同一面上に位置する如く上記金型主体上の位置
    決め凹部に嵌合され、少なくとも、当該駒状体の上記タ
    イヤ形成面と該タイヤ形成面から突出する上記突条部と
    上記金型主体の上記内周面とが上記タイヤを成形するた
    めの成形加工面の一部を構成していることを特徴とする
    タイヤ成形用金型。 2 金型主体の上記位置決め凹部の底部に外部に連通す
    るガス抜き孔を設けると共に、上記位置決め凹部の内壁
    と駒状体との間にガス抜き間隙を形成したことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項のタイヤ成形用金型。 3 駒状体が少なくとも2個の支持脚部を有し、該支持
    脚部が上記位置決め凹部の底部に当接していることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項のタイヤ成形
    用金型。 4 駒状体の熱膨張係数が、金型主体の熱膨張係数より
    も大であることを特徴とする特許請求の範囲第1項ない
    し第3項のいづれかに記載されたタイヤ成形用金型。
JP6543176A 1976-06-04 1976-06-04 タイヤ成形用金型 Expired JPS6018524B2 (ja)

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JPS52148576A JPS52148576A (en) 1977-12-09
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