JPS6018413Y2 - ヘルメツト - Google Patents

ヘルメツト

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JPS6018413Y2
JPS6018413Y2 JP9570581U JP9570581U JPS6018413Y2 JP S6018413 Y2 JPS6018413 Y2 JP S6018413Y2 JP 9570581 U JP9570581 U JP 9570581U JP 9570581 U JP9570581 U JP 9570581U JP S6018413 Y2 JPS6018413 Y2 JP S6018413Y2
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JP
Japan
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impact
helmet
absorbing liner
area
shock absorbing
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JP9570581U
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JPS584624U (ja
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理夫 新井
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Individual
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は帽体の内側に発泡スチロール製の衝撃吸収ラ
イナーを装備したヘルメットに関し、更に詳しくは改良
された衝撃吸収ライナーを有したヘルメットに関する。
この種ヘルメットに於ける衝撃吸収ライナーは発泡スチ
ロールによって所定の形状に成形されており、これが衝
撃を受けた時、潰れて頭体に作用する衝撃を緩和吸収す
るものであるが、従来使用されている衝撃吸収ライナー
はその硬度が均一である。
トコろで、ヘルメットに対し作用する外部からの衝撃を
見た場合、ヘルメットの頂面部に作用する衝撃は内側の
衝撃吸収ライナーの頂面部に於ける広い面積で頭に接し
て衝撃を吸収するのに対し、ヘルメットの下部周縁或い
は前額部に作用する衝撃は衝撃吸収ライナーの縁に近い
部分的な狭い面積で衝撃を吸収しなければならない。
従って、衝撃吸収ライナーの均一な硬度が硬かった場合
、広い面積に作用する力は単位面積当りの力が小さくな
るため衝撃吸収ライナーは潰れるまでに至らず、衝撃は
思うように緩和吸収されないことになる。
又、狭い面積に上述と同じ力が作用した場合は、単位面
積当りの力が大きいため、衝撃吸収ライナーは適度に潰
れ、衝撃は緩和吸収される。
逆に、均一な硬度が軟らかい場合、広い面積に作用する
力は単位面積当りの力が小さくなるため衝撃吸収ライナ
ーは適度に潰れ、衝撃は緩和吸収されるが、狭い面積に
作用する力は単位面積当りの力が大きいため、衝撃吸収
ライナーは衝撃吸収域を越えて潰れ、衝撃は頭体にまで
及ぶことになる。
依って、今日使用されている硬度が均一な衝撃吸収ライ
ナーにあっては、十分な衝撃吸収が出来ないものである
そこで本考案者は、上述したような衝撃が作用する面積
との関係を研究し、硬度に差をつけることによって、各
部に充分な衝撃吸収機能を持たせることが出来ることを
見出した。
即ち、衝撃を受けとめる面積比に応じて硬度を軟らかく
したり、硬くすることにより、完全な衝撃吸収機能を有
した衝撃吸収ライナーを完成した。
以下、本考案を図面に基いて説明すると、第1図はジェ
ット型ヘルメットの場合を示す斜視図で、ヘルメットは
帽体1と、その帽体1の内側面に嵌合装着せる発泡スチ
ロール製の衝撃吸収ライナー2とから戒り、帽体1はガ
ラス繊維強化樹脂等によって形成されている。
衝撃吸収ライナー2は、発泡スチロール製によって所定
の形状に形成されると共に、その硬度は衝撃を受ける部
位の面積比に応じて発泡倍率を変え、硬度差が付けられ
ている。
即ち、広い面積で衝撃を受けめる頂面部2−1は発泡倍
率を高くして軟らか<aL、狭い面積で衝撃を受けとめ
る前額部2−2は発泡倍率を底くして硬くbする。
第2図はお櫛型をなしたヘルメットを示し、帽体1の内
側面に装着せる衝撃吸収ライナー2は上述したジェット
型ヘルメットの場合と同様硬・軟差がつけられており、
特に狭い面積で衝撃を受けとめる下側周縁部2−3は下
から約1.5cm位の部分が発泡倍率を低くして硬<b
してある。
又、上記した何れの場合も、衝撃吸収ライナー2は部分
的に発泡倍率を変えて同一体に成形した一体成形品とす
る。
本考案に係るヘルメットは以上詳記したように衝撃を受
ける部位の面積に応じて発泡倍率を変え、硬・軟の差を
つけた一体成形の衝撃吸収ライナーを装着したヘルメッ
トであるから、いかなる方向に作用する衝撃に対しても
確実に衝撃を緩和吸収でき安全性に優れたヘルメットを
提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はジェット型ヘ
ルメットの場合を示す斜視図、第2図はお櫛型ヘルメッ
トの場合を示す斜視図である。 図中、1:帽体、2:衝撃吸収ライナー a:軟らかい
部分、b:硬い部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 帽体の内側に発泡スチロール製の衝撃吸収ライナーを装
    備したヘルメットであって、その衝撃吸収ライナーにお
    ける広い面積で衝撃を受けとめる部位は発泡倍率を高く
    して軟らかくし、狭い面積で衝撃を受けとめる部位は発
    泡倍率を低くして硬くした一対成形品としたことを特徴
    とするヘルメット。
JP9570581U 1981-06-26 1981-06-26 ヘルメツト Expired JPS6018413Y2 (ja)

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JP9570581U JPS6018413Y2 (ja) 1981-06-26 1981-06-26 ヘルメツト

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Publication Number Publication Date
JPS584624U JPS584624U (ja) 1983-01-12
JPS6018413Y2 true JPS6018413Y2 (ja) 1985-06-04

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61132605A (ja) * 1984-11-30 1986-06-20 昭栄化工株式会社 ヘルメツトの帽体
JP2013075369A (ja) * 2011-09-29 2013-04-25 Sekisui Plastics Co Ltd 発泡成形体の製造方法

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JPS584624U (ja) 1983-01-12

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