JPH08127298A - ピラー用頭部衝撃吸収保護カバー - Google Patents

ピラー用頭部衝撃吸収保護カバー

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JPH08127298A
JPH08127298A JP6264930A JP26493094A JPH08127298A JP H08127298 A JPH08127298 A JP H08127298A JP 6264930 A JP6264930 A JP 6264930A JP 26493094 A JP26493094 A JP 26493094A JP H08127298 A JPH08127298 A JP H08127298A
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ribs
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rib
buckling
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篤 村松
Hiroshi Kakimoto
寛 柿本
Masahiko Nagasawa
正彦 長沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピラーボディを覆った保護カバー表面とピラ
ーボディとのクリアランスを変えることなく、衝撃吸収
に要する変位のストロークを大きくする。 【構成】 保護カバー4の内面に、長手方向と直交した
薄板状の座屈リブ7,7・・を長手方向へ等間隔で突設
すると共に、それらの座屈リブ7,7・・と直交状に、
座屈リブ7より高く、V状及びN状に折り曲げたプレー
ト状で、板面を前記座屈リブ7と直交させた打撃リブ
8,8が、その先端を前記ピラーボディ1の平面部中央
に向けて突設される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】車輛が衝突した際、搭乗者はシー
トベルトの着用により体が拘束されていたとしても、頭
部の拘束は全くないので、車内においては搭乗者が頭部
をピラーに衝突させる可能性が極めて高い。本発明は、
そのような頭部をピラーに衝突させた場合、衝突の衝撃
を吸収、緩和して予想される被害を可能な限り少なくす
るためのピラー用頭部衝撃吸収保護カバー(以下単に保
護カバーとのみ称する)の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】頭部がピラーボディに直接激突しないよ
うに、ピラーボディの表面を保護カバーで覆い、図10
に示す保護カバーAの如く、ピラーボディ1と保護カバ
ーAにおける基板5との間に衝撃吸収用の間隙Lを確保
した構造とすれば、衝突の際、前記間隙Lでそのストロ
ーク分の衝撃を吸収できる。しかし衝撃が強すぎれば、
図11に示す前記従来の保護カバーAの衝撃吸収特性か
ら明らかな如く、衝撃を吸収しきれずに頭蓋骨骨折の回
避が期待できる最大許容荷重Fを超える衝撃荷重を受
け、致命的なダメージを負うことになる。前記間隙を大
きくしたり、ピラーボディの周囲に幾重となくクッショ
ン材を巻き付ければ衝撃吸収力は高まるが、コスト高を
招いたり、ピラー全体が太くなって視野がせばまるなど
実用性が損なわれてしまう。そこで従来より、搭乗者が
体の一部を衝突させると予想される車輛部材に関して
は、限られたサイズの範囲内で効率良く衝撃を吸収する
各種構造体が提案されている。
【0003】その代表的なものを挙げると、インストル
メントパネルでは、図12のa,bに夫々例示する如
く、パネル10とパッド11との間に、パネルから外部
衝撃に対して充分撓みうるリブ12を突出させた構造
(特開昭60−222345号)や、芯材13と表皮材
14との間に緩衝材15や衝撃吸収材16を充填した構
造(実開平1−52967号公報)、ニーパッドとして
は、図12のcに示す如く、表皮部材17内にハニカム
構造体18を内蔵した構造(実開昭57−59741号
公報)や、その他にも図示はしないが各種形状のリブ
(突起)における座屈現象や緩衝材のクッション作用を
効果的に利用した構造が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構造は、い
ずれも冒頭で説明したリブや緩衝材を有しない頭部衝撃
吸収保護カバーAと比べて衝撃吸収効果が格段に向上
し、それらの構造をピラーに応用し、図13や図14に
示す如く、ピラーボディ1と保護カバー4との間に、衝
撃吸収用の間隙Lとして、実用上許容される最大ストロ
ークを確保し、保護カバー4の内面にリブ12を設けた
り、ピラーボディ1と保護カバー4との間に緩衝材9を
充填した保護カバーB,Cの場合、いずれも衝撃吸収の
ための変位ストロークはピラーボディと保護カバーとの
間隙Lの範囲内で、図15の衝撃吸収特性に示す如く、
最大衝撃荷重Fmax をかろうじて頭蓋骨骨折の回避が期
待できる最大許容荷重F以内に押えることができる。し
かして衝撃吸収用の間隙Lをそれ以下にして衝撃吸収の
ための変位ストロークを減少させれば、最大衝撃荷重F
max が確実に頭蓋骨骨折の回避が期待できる最大許容荷
重Fをオーバーしてしまうのでそれは望むべくもない
が、前記の如く頭蓋骨骨折の回避がなんとか期待できる
最大許容荷重F以内に押えられたといえども、頭蓋骨骨
折の危険性は依然として高く、安全性に乏しいと言わざ
るを得ない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、衝撃荷重によ
ってピラーボディを意図的に変形せしめ、衝撃吸収のた
めの変位ストロークの拡大を図るべく、頭部衝突方向に
対して平面部を有する金属製の中空なピラーボディの外
表面を合成樹脂製の保護カバーであって、その構成は、
保護カバー内面に、前記ピラーボディの平面部中央に向
けてリブを突設させたことにある。そして前記リブは、
総てがピラーボディの平面部中央に向けて突設されるば
かりでなく、同じ高さのリブのうちの一部がピラーボデ
ィの平面部中央に向けて突設される場合や、高さの異な
るリブのうち、うち少なくとも背の高いリブ、或は逆に
背の低いリブ、又はそれら背の高いリブと背の低いリブ
の一部が、ピラーボディの平面部中央に向けて突設され
る場合もある。又前記リブに加え、保護カバーの内面に
は、リブの先端部が頭出しされる高さ、或はリブを完全
に埋入する高さの緩衝材の層を設けることができる。尚
ここでピラーボディの平面部の中央とは、長手方向と直
交する方向に対する屈曲部と屈曲部との中間を意味し、
長手方向に対する位置の制限はない。
【0006】
【作用】頭部の衝突によってリブがピラーボディの平面
部に衝突してピラーボディの平面部が陥没されると共
に、リブが座屈する。又リブの高さが異なる場合、背の
高いリブがピラーボディの平面部中央に向けて突設され
ていれば、背の高いリブがピラーボディの平面部に衝突
してピラーボディの平面部を陥没させると共に、その背
の高いリブが座屈し、それに続いて背の低いリブがピラ
ーボディに圧接して背の低いリブも座屈するし、背の低
いリブがピラーボディの平面部中央に向けて突設されて
いれば、先ず背の高いリブが座屈した後、背の低いリブ
がピラーボディの平面部に衝突してピラーボディの平面
部を陥没させると共に、その背の低いリブが座屈すると
いったように、二段階に衝撃が吸収される。又、緩衝材
の層を設けることにより、リブが緩衝材の層から頭出し
していれば、ピラーボディ平面部の陥没とリブの座屈
後、緩衝材によっても衝撃が吸収され、リブが緩衝材の
層内に埋入されていれば、緩衝材によって衝撃が吸収さ
れる途中で、ピラーボディの平面部が陥没すると共にリ
ブが座屈する。
【0007】
【実施例】本発明に係る保護カバーの実施一例を図面に
基づいて説明する。図1及び図2において、1はピラー
ボディ(フロントガラスの左右に位置するAピラーのボ
ディ)であり、縦長い鋼板の両サイドを内側に折り曲げ
て断面を不完全なコ字状とし、それら折り曲げられた両
サイド部の端縁を反対側の外方へ折り曲げた一対を向か
い合わせ、端縁同士をスポット溶接することによって断
面を概ね六角形とした筒状に形成されており、前記溶接
された一方の端縁延長上にフロントガラス2が、又、他
方の端縁延長上にサイドウインド3が位置するよう配置
され、車内側は断面車内面を円弧状とした保護カバー4
で覆われる。従って前記保護カバー4で覆われたピラー
ボディ1は、室内側に対して長手方向に平面部が連続し
た断面コ字状の膨出面を向けた配置となる。
【0008】前記保護カバー4は、アッパーガーニッシ
ュと称される内装材としてのパッド4aと、インナーガ
ーニッシュと称される骨組4bとから成り、その骨組4
bは、前記パッド4aが被着される断面円弧状の基板5
と、その基板5の内面に組み込んで基板5と一体化され
るリブ構造体6とで構成されている。リブ構造体6は、
長手方向に等間隔で、長手方向と直交して配置される薄
板状の座屈リブ7,7・・と直交状に、V状及びN状に
夫々折り曲げ、板面を前記座屈リブ7と直交させた折り
曲げプレート状の打撃リブ8,8・・を配置した構造に
なっていて、室内側となる面を、座屈リブ7は外縁を前
記基板5の内面に一致する円弧状とし、打撃リブ8の基
端もその座屈リブ7の外縁と同一のレベル面に合わせ、
前記室内側となる面に基板5が密着固定される。この骨
組を構成する基板5とリブ構造体6は、ポリプロピレン
やポリエチレン、或はABS等の熱可塑性樹脂により、
射出成形或はスタンピング成形によって別体或は一体に
形成される。又リブ構造体6のピラーボディ側となる面
は、座屈リブ7の外縁がピラーボディ1との間に均一し
た間隙を有する形状になっており、打撃リブ8のV状先
端は、座屈リブ7の外縁レベル面から突出すると共に、
突出部が長手方向に連続され、その突出部の高さは、前
記座屈リブ7の外縁とピラーボディ1との間隙より少な
い。
【0009】前記のように形成された保護カバーは、保
護カバー4の内面に座屈リブ7と打撃リブ8とが交差状
に設けられ、背の高い打撃リブ8は、頭部が衝突すると
予測される室内側に面する部位から前記ピラーボディ1
におけるコ字状断面の平面部中央に向け、長手方向に対
して連続的に突出し、その打撃リブ8も前記座屈リブ7
も、共に先端とピラーボディ1との間に間隙が確保され
ている。そしてこの保護カバーは、右側から側面衝突さ
れた場合、次のように作用する。先ず前席の右側(運転
席)に座っている搭乗者(ドライバー)の頭部は、X方
向に衝突する。すると保護カバー4はピラーボディ1側
に強く押し付けられ、打撃リブ8のV状先端がピラーボ
ディ1の平面部を打撃し、その打撃された部分を大きく
陥没させるようにピラーボディ1が変形され(図3の
a)、そのピラーボディ1の変形と同時或はその変形直
後に打撃リブ8が座屈する。続いて座屈リブ7もピラー
ボディ1に強く圧接し、前記打撃リブ8とともに圧接力
の強い部分が座屈し、両リブとも破壊される(図3の
b)。従って保護カバーから見た変位のストロークは、
ピラーボディの陥没深さL1が加算され、衝撃力はそれ
だけ多く吸収されることになる。このとき背の低い座屈
リブの突出方向も、ピラーボディの平面部中央に向けて
おくと、座屈リブが第二の打撃リブとなってピラーボデ
ィをより大きく変形させ、衝撃吸収効果をそれだけ増加
させることができるから、ピラーボディの強度や保護カ
バーの材質等を考慮の上、有利と判断されればそのよう
な構造を採用することが望ましい。又図4に示す衝撃吸
収特性のパターンから、前記保護カバーの変位ストロー
クの増大と、最大許容荷重Fmax の減少も確認できる。
【0010】前席左側(助手席)に座っている搭乗者の
頭部はY方向に衝突し、前記と同様に、V状の打撃リブ
8のV状先端がピラーボディ1の平面部に打ち当ってピ
ラーボディ1を変形させると共に、先端部が座屈し、続
いて座屈リブ7もピラーボディ1に圧接して、前記打撃
リブとともに圧接力の強い部分が座屈し、破壊される
(図5)し、後部座席に座っている搭乗者は、Z方向に
衝突し、N状の打撃リブ8のV状先端がピラーボディ1
の平面部に打ち当ってピラーボディ1を変形させると共
に、前端部が座屈し、続いて座屈リブ7もピラーボディ
1に圧接して、前記打撃リブとともに圧接力の強い部分
が座屈し、破壊される(図6)。
【0011】このように多方向からの衝突に対して高い
衝撃吸収効果が得られ、衝突方向にかかわらず、安全性
が確保される。又Aピラーボディに限らず、Bピラーボ
ディ、Cピラーボディの場合も同様であり、頭蓋骨骨折
の確率は大幅に減少される。尚座屈リブは、ピラーの傾
斜を考慮して上下に傾斜させることが望ましい。
【0012】前記実施例は打撃リブがV状であるため、
製造上の理由からリブ構造体6と基板5とを別々に形成
して合体させて骨組を形成しているが、座屈リブも打撃
リブも、長手方向と平行に連続又は断続的に配置した板
状、或は図7に例示する如く、座屈リブ7と打撃リブ8
とをスポット的に配置されるピン状として骨組4bを一
体成形することもできるし、座屈リブを省略したり、図
8に示す如く座屈リブに代え、或は座屈リブに加えて発
泡体等の緩衝材9を打撃リブ8と組み合わせ利用するこ
とができる。又保護カバーは、パッドを別体とせず、パ
ッドと基板、或はそれらとリブ構造体とを一体成形する
ことも可能であるし、硬質パッドとリブ構造体とで構成
し、基板を省略することもできる。実施例の保護カバー
は、先端がピラーボディの平面部中央に向けて突設され
た打撃リブが座屈リブより高くしたが、図9のaに例示
する如く、前記実施例とは逆に、座屈リブ7を打撃リブ
8より高くして、座屈リブ7の先端部が座屈した後、打
撃リブ8がピラーボディ1を打撃してピラーボディ1の
平面部を変形させ、その変形と同時、或はその変形直後
に、両リブ7,8とも、応力に高い部分が座屈によって
破壊するようにもできる。又図9のbに示す如く、緩衝
材9の中に打撃リブ8が埋設された構造とし、緩衝材9
が収縮する過程で打撃リブ8がピラーボディ1を打撃
し、ピラーボディの平面部を変形させるようにもでき
る。更に図示はしないが、高さの異なる複数のリブをピ
ラーボディの平面部中央に向けて突設し、ピラーボディ
の変形とリブの座屈とを段階的行なわせるようにもでき
る。
【0013】尚、打撃リブの突出方向は、ピラーボディ
の断面形状に応じて設計変更し、変形部は、ピラーボデ
ィの機械的強度が弱い平面部が選択され、例えば断面が
真円のように機械的強度の弱い箇所がない場合は、ピラ
ーボディの形状を変更して弱い箇所を意図的に設ける必
要がある。打撃リブの先端とピラーボディとの間隔は、
2mm以下が望ましく、 打撃リブの先端がピラーボディに
接触していても、効果には殆ど影響はない。又保護カバ
ーは、少なくとも基板或はパッドが樹脂製であればその
材質は問わないが、リブのみを金属で形成しても差し支
えない。保護カバー表面とピラーボディとの間には、少
なくとも従来製品に匹敵する空間が確保されることを理
想とするものの、衝撃吸収効果の高いバンパーとの併用
で、ピラーでの衝撃吸収効果は従来と同程度確保できれ
ば充分である車輛を設計するに当っては、視野の確保を
重視してピラーを細くすることも可能となる。
【0014】
【発明の効果】本発明の保護カバーによれば、内面に突
設したリブによる打撃で、ピラーボディを変形させて変
位のストロークを稼ぐことができるので、保護カバーの
表面とピラーボディの表面との間隔が同じであっても衝
撃吸収効果が倍加される。そして高さの異なるリブや緩
衝材との併用によって、衝撃を段階的に吸収させること
により、安全性が高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る保護カバーの構成部材
を示した説明図である。
【図2】 本発明の実施例に係る保護カバーの断面説明
図ある。
【図3】 衝撃吸収過程の説明図である。
【図4】 衝撃により加わる荷重と変位との関係を示し
た説明図である。
【図5】 衝撃吸収過程の説明図である。
【図6】 衝撃吸収過程の説明図である。
【図7】 変更例の説明図である。
【図8】 変更例の説明図である。
【図9】 変更例の説明図である。
【図10】 従来例としての保護カバーAを示した説明
図である。
【図11】 保護カバーAにおける衝撃により加わる荷
重と変位との関係を示した説明図である。
【図12】 従来技術の説明図である。
【図13】 従来技術を応用した保護カバーBの説明図
である。
【図14】 従来技術を応用した保護カバーCの説明図
である。
【図15】 保護カバーB,Cにおける衝撃により加わ
る荷重と変位との関係を示した説明図である。
【符号の説明】
1・・ピラーボディ、2・・フロントガラス、3・・サ
イドウインド、4・・保護カバー、4a・・パッド、4
b・・骨組、5・・基板、6・・リブ構造体、7・・座
屈リブ、8・・打撃リブ、9・・緩衝材、10・・パネ
ル、11・・パッド、12・・リブ、13・・芯材、1
4・・表皮材、15・・緩衝材、16・・衝撃吸収材、
17・・表皮部材、18・・ハニカム構造体、A,B,
C・・保護カバー、F・・最大許容荷重、Fmax ・・最
大衝撃荷重、P・・空間、X,Y,Z・・搭乗者の頭部
衝突方向、L・・衝撃吸収用の間隙、L1 ・・ピラーボ
ディの陥没深さ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭部衝突方向に対して平面部を有する金
    属製の中空なピラーボディの外表面を覆う合成樹脂製の
    保護カバーであり、内面に、前記ピラーボディの平面部
    中央に向けてリブを突設したことを特徴とするピラー用
    頭部衝撃吸収保護カバー。
  2. 【請求項2】 頭部衝突方向に対して平面部を有する金
    属製の中空なピラーボディの外表面を覆う合成樹脂製の
    保護カバーであり、内面に高さの異なる二種以上のリブ
    を設け、少なくとも背の高いリブを、前記ピラーボディ
    の平面部中央に向けて突出させたピラー用頭部衝撃吸収
    保護カバー。
  3. 【請求項3】 頭部衝突方向に対して平面部を有する金
    属製の中空なピラーボディの外表面を覆う合成樹脂製の
    保護カバーであり、内面に高さの異なるリブを設け、少
    なくとも背の低いリブを、前記ピラーボディの平面部中
    央に向けて突出させたピラー用頭部衝撃吸収保護カバ
    ー。
  4. 【請求項4】 頭部衝突方向に対して平面部を有する金
    属製の中空なピラーボディの外表面を覆う合成樹脂製の
    保護カバーであり、内面に緩衝材の層を設けると共に、
    前記ピラーボディの平面部中央に向けてリブを突設し、
    そのリブを、前記緩衝材の層から頭出しさせたピラー用
    頭部衝撃吸収保護カバー。
  5. 【請求項5】 頭部衝突方向に対して平面部を有する金
    属製の中空なピラーボディの外表面を覆う合成樹脂製の
    保護カバーであり、内面に緩衝材の層を設けると共に、
    前記ピラーボディの平面部中央に向けてリブを突設し、
    そのリブを、前記緩衝材の層内に埋入させたピラー用頭
    部衝撃吸収保護カバー。
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