JP3342102B2 - 鉄筋キャップ - Google Patents
鉄筋キャップInfo
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- JP3342102B2 JP3342102B2 JP13122193A JP13122193A JP3342102B2 JP 3342102 B2 JP3342102 B2 JP 3342102B2 JP 13122193 A JP13122193 A JP 13122193A JP 13122193 A JP13122193 A JP 13122193A JP 3342102 B2 JP3342102 B2 JP 3342102B2
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- reinforcing bar
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、工事現場等において鉄
筋の先端上に人が落下したとき、鉄筋が人に突き刺さる
事故を防止する等の目的で、鉄筋の先端部に取り付けら
れる鉄筋キャップに関する。
筋の先端上に人が落下したとき、鉄筋が人に突き刺さる
事故を防止する等の目的で、鉄筋の先端部に取り付けら
れる鉄筋キャップに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の鉄筋キャップは、全体を
プラスチックにより一体構成されており、一重の天井部
で鉄筋の先端を覆う構造となっていた。
プラスチックにより一体構成されており、一重の天井部
で鉄筋の先端を覆う構造となっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このため、鉄筋の先端
上に人が落下した場合、鉄筋が鉄筋キャップの天井部を
突き抜けて人に突き刺さってしまうという重大事故が生
じることがあるという問題があった。
上に人が落下した場合、鉄筋が鉄筋キャップの天井部を
突き抜けて人に突き刺さってしまうという重大事故が生
じることがあるという問題があった。
【０００４】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、鉄筋の先端部上に人が落下しても、鉄筋が鉄
筋キャップの天井部を突き抜けて人に突き刺さってしま
うようなことがない非常に安全な鉄筋キャップを提供す
ることを目的とする。
たもので、鉄筋の先端部上に人が落下しても、鉄筋が鉄
筋キャップの天井部を突き抜けて人に突き刺さってしま
うようなことがない非常に安全な鉄筋キャップを提供す
ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明による鉄筋キャッ
プは、鉄筋の先端部に嵌合される内側キャップと、軟質
プラスチックからなり、内側面を前記内側キャップの外
側面に嵌合される外側キャップと、この外側キャップの
天井部の内面から前記内側キャップの天井部の外面に向
って延びるように該外側キャップに一体的に設けられた
複数のピン状の緩衝突起とを有してなるものである。
プは、鉄筋の先端部に嵌合される内側キャップと、軟質
プラスチックからなり、内側面を前記内側キャップの外
側面に嵌合される外側キャップと、この外側キャップの
天井部の内面から前記内側キャップの天井部の外面に向
って延びるように該外側キャップに一体的に設けられた
複数のピン状の緩衝突起とを有してなるものである。
【０００６】
【作用】本発明においては、鉄筋の先端部が内側キャッ
プと外側キャップとにより二重に覆われる上、内側キャ
ップの天井部と外側キャップの天井部との間に介在され
た緩衝突起が衝撃を吸収するので、鉄筋の先端部上に人
が落下したとき、鉄筋が鉄筋キャップの天井部を突き抜
けて人に突き刺さってしまう虞をなくすことができる。
プと外側キャップとにより二重に覆われる上、内側キャ
ップの天井部と外側キャップの天井部との間に介在され
た緩衝突起が衝撃を吸収するので、鉄筋の先端部上に人
が落下したとき、鉄筋が鉄筋キャップの天井部を突き抜
けて人に突き刺さってしまう虞をなくすことができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
説明する。図１〜４は、本発明の一実施例における内側
キャップ１を示す。この内側キャップ１は、特殊ナイロ
ン等の硬質プラスチックにより一体成形されてなり、天
井部２によって一端を閉じられた円筒状をなしており、
取り付けるべき鉄筋３の太さに対応する大きさの内径を
有している。前記内側キャップ１の外側面には、該内側
キャップ１の軸方向と平行方向に延びる溝４が複数設け
られている。
説明する。図１〜４は、本発明の一実施例における内側
キャップ１を示す。この内側キャップ１は、特殊ナイロ
ン等の硬質プラスチックにより一体成形されてなり、天
井部２によって一端を閉じられた円筒状をなしており、
取り付けるべき鉄筋３の太さに対応する大きさの内径を
有している。前記内側キャップ１の外側面には、該内側
キャップ１の軸方向と平行方向に延びる溝４が複数設け
られている。
【０００８】図５〜８は前記実施例における外側キャッ
プ５を示す。この外側キャップ５はポリエチレン等の軟
質プラスチックにより一体成形されてなり、円筒状の筒
状部６と、天井部７と、複数の緩衝突起８とを有してな
る。前記筒状部６は、内側キャップ１の外径に対応する
内径を有している。前記天井部２は筒状部６の一端を閉
じるとともに、筒状部６より外側に張り出しており、そ
の上面は球面状とされている。前記緩衝突起８は、外側
キャップ５の天井部７の内面から該外側キャップ５の軸
方向と平行方向に突出している。
プ５を示す。この外側キャップ５はポリエチレン等の軟
質プラスチックにより一体成形されてなり、円筒状の筒
状部６と、天井部７と、複数の緩衝突起８とを有してな
る。前記筒状部６は、内側キャップ１の外径に対応する
内径を有している。前記天井部２は筒状部６の一端を閉
じるとともに、筒状部６より外側に張り出しており、そ
の上面は球面状とされている。前記緩衝突起８は、外側
キャップ５の天井部７の内面から該外側キャップ５の軸
方向と平行方向に突出している。
【０００９】図９はこの実施例の使用状態を示してお
り、鉄筋３の先端部に内側キャップ１を嵌合するととも
に、内側キャップ１の外側面に外側キャップ５の内側面
を嵌合し、かつ外側キャップ５の緩衝突起８の先端を内
側キャップ１の天井部２の外面に当接させる。
り、鉄筋３の先端部に内側キャップ１を嵌合するととも
に、内側キャップ１の外側面に外側キャップ５の内側面
を嵌合し、かつ外側キャップ５の緩衝突起８の先端を内
側キャップ１の天井部２の外面に当接させる。
【００１０】これにより、人が鉄筋３の先端部上に落下
しても、鉄筋３の先端部が内側キャップ１と外側キャッ
プ５とにより二重に覆われている上、内側キャップ１の
天井部２と外側キャップ５の天井部７との間に介在され
た緩衝突起８が衝撃を吸収するので、鉄筋３が鉄筋キャ
ップの天井部２，７を突き抜けて人に突き刺さってしま
う虞がない。
しても、鉄筋３の先端部が内側キャップ１と外側キャッ
プ５とにより二重に覆われている上、内側キャップ１の
天井部２と外側キャップ５の天井部７との間に介在され
た緩衝突起８が衝撃を吸収するので、鉄筋３が鉄筋キャ
ップの天井部２，７を突き抜けて人に突き刺さってしま
う虞がない。
【００１１】なお、本実施例では、内側キャップ１は内
径の違うものを複数種類用意しておき（例えば、直径１
０〜１３ｍｍの鉄筋用のもの，直径１６〜１９ｍｍの鉄
筋用のもの，直径２２〜２５ｍｍの鉄筋用のもの等を用
意しておく）、鉄筋３の太さに応じて適当な内径の内側
キャップを使用するようになっている。図１０〜１２
は、図９の鉄筋３より細い鉄筋３に対応するための内側
キャップ１を示しており、この内側キャップ１は、その
外径は図１〜４の内側キャップ１と同一とされている
が、その内径は図１〜４の内側キャップ１より小さくさ
れている。図１３は、この図１０〜１２の内側キャップ
１の使用状態を示しており、外側キャップ５は他の太さ
の鉄筋３に対するものと同一のものが共通に使用され
る。
径の違うものを複数種類用意しておき（例えば、直径１
０〜１３ｍｍの鉄筋用のもの，直径１６〜１９ｍｍの鉄
筋用のもの，直径２２〜２５ｍｍの鉄筋用のもの等を用
意しておく）、鉄筋３の太さに応じて適当な内径の内側
キャップを使用するようになっている。図１０〜１２
は、図９の鉄筋３より細い鉄筋３に対応するための内側
キャップ１を示しており、この内側キャップ１は、その
外径は図１〜４の内側キャップ１と同一とされている
が、その内径は図１〜４の内側キャップ１より小さくさ
れている。図１３は、この図１０〜１２の内側キャップ
１の使用状態を示しており、外側キャップ５は他の太さ
の鉄筋３に対するものと同一のものが共通に使用され
る。
【００１２】図１４は本発明の他の実施例の使用状態を
示している。この実施例において内側キャップ１は前記
実施例の場合と同様のものである。外側キャップ５は前
記実施例の外側キャップ５から緩衝突起８を除去した構
成となっている。前記内側キャップ１の天井部２と外側
キャップ５の天井部７との間には、内側キャップ１およ
び外側キャップ５とは別体のゴム、ウレタン等の衝撃吸
収性の材料（これらは発泡されたものでもよいし、発泡
されないものでもよい）からなる緩衝体９が介装されて
いる。本実施例においても、前記実施例の場合と同様の
効果を得ることができる。
示している。この実施例において内側キャップ１は前記
実施例の場合と同様のものである。外側キャップ５は前
記実施例の外側キャップ５から緩衝突起８を除去した構
成となっている。前記内側キャップ１の天井部２と外側
キャップ５の天井部７との間には、内側キャップ１およ
び外側キャップ５とは別体のゴム、ウレタン等の衝撃吸
収性の材料（これらは発泡されたものでもよいし、発泡
されないものでもよい）からなる緩衝体９が介装されて
いる。本実施例においても、前記実施例の場合と同様の
効果を得ることができる。
【００１３】
【発明の効果】以上のように、本発明による鉄筋キャッ
プは、鉄筋の先端部上に人が落下しても、鉄筋が鉄筋キ
ャップの天井部を突き抜けて人に突き刺さってしまうよ
うなことがなく、非常に安全であるという優れた効果を
得られるものである。
プは、鉄筋の先端部上に人が落下しても、鉄筋が鉄筋キ
ャップの天井部を突き抜けて人に突き刺さってしまうよ
うなことがなく、非常に安全であるという優れた効果を
得られるものである。
【図１】本発明による鉄筋キャップの一実施例における
内側キャップを示す正面図である。
内側キャップを示す正面図である。
【図２】前記内側キャップを示す平面図である。
【図３】前記内側キャップ示す底面図である。
【図４】図３のＩＶ−ＩＶ線における断面図である。
【図５】前記実施例における外側キャップを示す正面図
である。
である。
【図６】前記実施例における外側キャップを示す平面図
である。
である。
【図７】前記実施例における外側キャップを示す底面図
である。
である。
【図８】図７のＶＩＩＩ−ＶＩＩＩ線における断面図で
ある。
ある。
【図９】前記実施例の使用状態を示す断面図である。
【図１０】前記実施例における細い鉄筋用の内側キャッ
プを示す正面図である。
プを示す正面図である。
【図１１】前記細い鉄筋用の内側キャップを示す底面図
である。
である。
【図１２】図１１のＸＩＩ−ＸＩＩ線における断面図で
ある。
ある。
【図１３】前記細い鉄筋用の内側キャップの使用状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図１４】本発明の他の実施例の使用状態を示す断面図
である。
である。
１ 内側キャップ ２ 内側キャップの天井部 ３ 鉄筋 ５ 外側キャップ ７ 外側キャップの天井部 ８ 緩衝突起（緩衝体） ９ 緩衝体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65D 59/06 E04G 21/32
Claims (1)
- 【請求項１】 鉄筋の先端部に嵌合される内側キャップ
と、軟質プラスチックからなり、内側面を前記内側キャ
ップの外側面に嵌合される外側キャップと、この外側キ
ャップの天井部の内面から前記内側キャップの天井部の
外面に向って延びるように該外側キャップに一体的に設
けられた複数のピン状の緩衝突起とを有してなる鉄筋キ
ャップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13122193A JP3342102B2 (ja) | 1993-05-08 | 1993-05-08 | 鉄筋キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13122193A JP3342102B2 (ja) | 1993-05-08 | 1993-05-08 | 鉄筋キャップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06321251A JPH06321251A (ja) | 1994-11-22 |
| JP3342102B2 true JP3342102B2 (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=15052869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13122193A Expired - Fee Related JP3342102B2 (ja) | 1993-05-08 | 1993-05-08 | 鉄筋キャップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3342102B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2435068A (en) * | 2006-02-09 | 2007-08-15 | Stewart Little | A scaffold pole protective end cap |
| ES1070711Y (es) * | 2009-04-17 | 2010-01-18 | Valls Jose Carbonell | Elemento de construccion anti-impactos |
| CN112193615B (zh) * | 2020-10-20 | 2022-04-26 | 德清恒升管件有限公司 | 一种管件保护套 |
-
1993
- 1993-05-08 JP JP13122193A patent/JP3342102B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06321251A (ja) | 1994-11-22 |
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Legal Events
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| R250 | Receipt of annual fees |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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