JPS6018337A - 積層体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はたとえば同一波長に成形した２枚の波形シート
をその波頂部において貼合わせて得られる多数の小透孔
が並列した積層体に関するものである。

波形紙の両面に平面状紙部ちライナーを貼合わせて多数
の並列した小透孔を形成した積層体は両面段ボールとし
て紙器または箱に広く使用され、波形紙の一面に平面状
紙を貼合わせた所謂片面段ボールを該両面段ボールに貼
着した複面段ボールも同様に包装材、緩衝材に広く使用
されている。

同一波長に成形した２枚の波形７−トをその波頂部にお
いて貼合わせて得られる積層体も原理的には上述の片面
段ボール、両面段ボールと同様緩衝材に使用し得るわけ
であるが、片面段ボール、両面段ボールの場合にはライ
ナーの強度によって段ボールの保形性が保たれ、波ｍ紙
およびライチーの有する逸にの可撓性と相俟って包装材
、緩衝材としての使用に耐え得るのに対し、２枚の波形
シートをその波頂部において貼合わせた積層体は押圧ま
たは成形クートの波の進行方向に引張るζ扁 とによシ容易にその波形が崩れ制子になってしまうので
実際には使用され得ない。

本発明は上記の２枚の波形シートをその波頂部において
貼合わせた積層体を抑圧または引張シの１ 力によル惰平化しないよう構成した本のであって以下実
施例を図面につｂて詳細に説明する。

案施例１ 第１図および第２図において、１．２はクラブト紙、硬
質合成樹脂等よシなる波形シートでその波の波長および
波形、幅を同一にして無限長ｒｃ成形したものであシ、
この２枚の成形シートの長さ方向に糸、金属細線等の繊
条３，３・・・を適宜本数並行に並べて波形シート１の
谷部４と波形シート２０頂部５との間に挾み、波形シー
ト１の谷部４と波形シート２０頂部５と繊条京、３・・
・とを線状に塗布した接着剤６．γによル接着し多数の
平行した小透孔８，８・・・を形成してなる積層体であ
る。

実施例２ 第３図に示す如くクン７ト紙、硬質合成樹脂等よ〕なシ
波の波長およびシート幅を同一にし波高を異にする断面
折線状の無限長の波形シー）１ａ。

２ａを成形し、この２枚の波形シートの長さ方向に紙、
布、合成紙、合成樹脂フィルム等の細幅テープ３ａ、３
ａ・・・を適宜本数並行に並べて波形シー）１ａの谷部
４ａと波形シー）２ａの頂部５ａとの間に挾み、波形シ
ー）１ａの谷部４ａと波形シー）２ａの頂部５１Ｌとを
線状または点状に塗布した接着剤によ）接着し、細幅テ
ープ３ａ。

３ａ・・・を該接着剤によシ固定し、多数の平行した小
透孔８ａ、８ａ・・・を形成してなる積層体である。

実施例３ 第４図に示す如くクラフト紙、硬質合成樹脂等＝よシな
シ波の波長、波高およびシート幅を同一に形成した無限
長の波形シー）１，２．ｉｔ）を成形し、波形シー）１
，２．ｌｂとほぼ同一幅に構成した嵩密度の小さいレー
ス等の編物または網３ｂ。

３ｂを波形シート１，２間・および波形シート２゜１ｂ
間に挾み隣接する波形シート相互をその波頂部、波底部
において線状または点状に塗布した接着剤によシ接着し
編物または刈３ｂ、３１）を該接着剤によシ固定し、多
数の平行した小透孔８，８・Φ・、ａｂ、ｓｂ・・・を
形成してなる積層体である。

本発明の積層体の上記の如くライナーを使用せず波形シ
ートのみを接合して多数の平行した小透孔を形成した段
ポール状に成形し、その接合部において波形シートの波
の稜線と交わるよう糸、金５処 属細線等の繊条、裸幅テープ、編組物を挾んで固定した
ので、従来の段ボールの如くライナーを使用しなくても
繊条等の引張ル抵抗によル績層体の形状を保持し、抑圧
または波の進行方向に引張シ萄 力が作用しても直ちにその波形が崩れ偏平になることな
く、外力を吸収する緩衝材または包装材として有効に使
用し得るものである。

本願特許出願人はさきに昭和５８年６月２０日付で％願
昭５８−　として「熱交換素子につき特許出願したが、
その実施例３に第５図に示す如く同一形状の波形シート
１，２をその波頂部において接合しその波形両端縁に接
着剤９，９を充填して順次積重ね、同一方向に並列した
多数の小透孔８，８と該小透孔８，８と直交する方向に
透通した広幅の屈曲した隙間１０．１０とを形成した熱
交換素子を提案した。この場合波形シー−）ｌ、２の接
合において本発明によりその間に繊条３，３・・・等を
挾むときは２枚の波形シートの成形、接合、更にその積
層の工程において波形シートの波形が正確に保持され、
確実容易に製造ができるとともに熱交換素子としての物
理的強度も増大し変形を生ずるおそれなく、使用に当っ
ては小透孔８，８を通過する被処理気体Ｘが極東３゜３
・・拳等に当ってａ気流を生じ、流体又と小透孔壁との
接触を盛にし屈曲した隙間を通る流体Ｙと該流体Ｙと温
度差のある流体Ｘとの間で静圧損失が小さく効率のよい
熱交換を行なうことができる。

本発明の狽ノ曽体く使用する波形シートの材質としては
紙、布、アスベスト紙、合成紙、ゲラスフ算 アイバー紙、合成樹脂、金属薄層シート状をなすハ 任意の材料を使用することができ、一般の包装材、緩衝
材として使用するときはクラフト紙その他の紙、合成樹
脂フィルム、合成樹脂を含浸した紙などで適宜の強度と
可撓性を有する材料よシ選定し、熱交換素子として使用
するときは紙、布、アスベスト紙、合成樹脂フィルム、
金属薄層、合成紙、セラミック紙、活性炭粒子混入紙、
活性カーボン繊維混入紙、その他適宜材料より適宜の強
度と熱伝導性を有する材料を選定する。また繊条３とし
ては綿糸、絹糸、合成繊維糸、金属薄線等よ）選び、レ
ース等　編物本同様材料よりなるものを使用し、狭幅の
テープは織物、紙、プラスチック、等の材料より選んで
使用する。

以上実施ｆｉｉにおいては波の波頂線はすべてシートの
長さ方向に直角とし１、糸の方向はシートの長さ゛方向
と同一としたが、波の波頂線をシートの長さ方向に対し
斜向し、また第６図に例示する如く糸３，３をシート１
の長さ方向に対し斜にし互に交叉妊せてもよい。

本発明の積層体は上記の構成よシなるので、繊条、狭幅
のテープ、網などを使用することによシ従来のライナー
を使用した段ボールと同様確実容易に成形することがで
き、従来の段ボールに比しライナーがないので包装材、
緩衝材として使用した場合、外カケ受けた際の緩衝性が
すぐれているｔユか、前述の如く熱交換素子に使用する
ときはすぐれた効果を発揮し得るものである。

罎り弔二の夫施例をボ丁防■図、第５図に本奏の積層体
を使用した熱交換素子の例を示す斜視図、第６図は波形
シート１に対−ノーる糸３，３の紀行の他の例を示す平
面図である。

図中１．２．１１ＩＬ、２ａ、ｌｂは波ノ杉シート、３
は糸、金１４，１ｌｌｉＩ線等の繊条、８．８ａ、８ｂ
は小゛”″　ａ：ｗｈ　、＋ｔ、＊　ａＢ”””・・ｊ
手　続　補　正　書　（自発） ５ブ ■、事件の表示 昭和５８年特許願第１２６３１６号 ３、補正をする者 ４、代理人　〒８１１−２４ 福岡県粕屋郡篠栗町大字和田１０４３番地の５（電話　
０９２−９４７−４３１１　代表）５、補正の対象 明楕書の欄および図面の欄 、”パノ゛・１ 、−と。２．６　） ６、補正の内容 （１）明細書第５頁第６行の「特願昭５８−」の次の空
欄にｒｌ１０６４４Ｊを挿入します。

（２）特許間添付の図面中第１図、第２図カベしわ寄り
のため、再提出します。（内容に変更なし）。

７、添付書類の目録 図面（第１図、第２図）　１通。

代理人　井手１、ヂ：

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数枚の波形シートの波頂部を、該波頂と交叉する繊条
   、狭幅Ｏテープ、レースまたは網を挾んで相互に接合し
   、多数の並列した小透孔を形成してなることを特徴とす
   る積層体。