JP2022173874A - 梱包材及び梱包材の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 被梱包物への追従性が良く、かつ建材の梱包材用途として高い強度を備える梱包材及び梱包材の製造方法を提供する。【解決手段】 梱包材は、断面が波形状の中芯と、中芯の一方の面に接着された第一ライナーシートと、中芯の他方の面に接着された第二ライナーシートと、を備え、第一ライナーシート及び第二ライナーシートの少なくとも一方には、中芯の波進行方向と直交する方向と交差するように、中芯、第一ライナーシート及び第二ライナーシートを折り曲げるための罫線が形成されている。【選択図】図1

Description

本開示は、梱包材及び梱包材の製造方法に関する。
従来、建材を出荷する際には、段ボール等の梱包材に梱包して出荷している。既製サイズの箱形状の梱包材を用いる場合、複数の建材のサイズと梱包材のサイズとが一致しないことが多い。このため、建材の輸送時における傷や破損を抑制するために梱包材内の空間に緩衝材を詰めて建材の出荷を行っており、施工現場において廃棄物が多く生じる事となっていた。
そこで、建材のサイズと一致させることが可能な梱包材として、断面が波形状の中芯の一方の面のみにライナーシートを接着した片面段ボールが用いられている(例えば、特許文献1参照)。
実全平04-060600号公報
しかしながら、上述した巻き段ボールは、被梱包物への追従性は良く緩衝材が不要となるものの、特に被梱包物の角部における強度が不足しているため、建材用途の梱包材としては適さない場合が多かった。
本開示は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、被梱包物への追従性が良く、かつ建材の梱包材用途として高い強度を備える梱包材及び梱包材の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本開示の一態様に係る梱包材は、断面が波形状の中芯と、中芯の一方の面に接着された第一ライナーシートと、中芯の他方の面に接着された第二ライナーシートと、を備え、第一ライナーシート及び第二ライナーシートの少なくとも一方には、中芯の波進行方向と直交する方向と交差するように、中芯、第一ライナーシート及び第二ライナーシートを折り曲げるための罫線が形成されている。
本開示の一態様に係る梱包材の製造方法は、断面が波形状の中芯の両面に、第一ライナーシート及び第二ライナーシートをそれぞれ接着し、第一ライナーシート及び第二ライナーシートの少なくとも一方に、中芯の波進行方向と直交する方向と交差するように、中芯、第一ライナーシート及び第二ライナーシートを折り曲げるための罫線を形成することである。
本開示の態様によれば、透明な梱包材であっても高意匠性を実現可能な梱包材を提供することができる。
本開示の第一実施形態に係る梱包材の一構成例を示す外観図である。 本開示の第一実施形態に係る梱包材の一構成例を示す断面図である。 本開示の第一実施形態に係る梱包材で断面が矩形状の被梱包物を梱包した場合の一例を示す外観図である。 本開示の第一実施形態に係る梱包材で断面が円形状の被梱包物を梱包した場合の一例を示す外観図である。
以下、実施形態を通じて本開示を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。また、図面は特許請求の範囲にかかる発明を模式的に示すものであり、各部の幅、厚さ等の寸法は現実のものとは異なり、これらの比率も現実のものとは異なる。
本開示の第一実施形態に係る梱包材について説明する。本開示に係る梱包材は、例えば、建材を梱包する梱包材である。なお、以下の説明では、被梱包物側の面を「下」、被梱包物側の面と反対側の面であり、梱包材の外装となる面を「上」として説明する場合がある。
以下、図面を参照して本開示の各実施形態の各態様について説明する。
1.第一実施形態
(1.1)梱包材の基本構成
以下、第一実施形態に係る梱包材1の構造を、図1、図2、図3及び図4を参照して説明する。図1は、梱包材1の一構成例を示す外観図であり、図2は、梱包材1の一構成例を示す断面図である。また、図3及び図4は、梱包材1を用いて異なる断面形状の被梱包物20A,20Bを梱包する場合の状態をそれぞれ説明する概略図である。
図1及び図2に示すように、梱包材1は、断面が波形状の中芯11と、前記中芯の一方の面に接着された第一ライナーシート12と、前記中芯の他方の面に接着された第二ライナーシート13と、を備えている。第一ライナーシート12及び第二ライナーシート13の少なくとも一方には、中芯11の波進行方向Dと垂直な方向と交差するように、中芯11、第一ライナーシート12及び第二ライナーシート13を折り曲げるための罫線121及び131が形成されている。これにより、梱包材1の被梱包物への追従性が高くなるとともに、緩衝材が不要となり、さらに被梱包物の角部における強度も向上する。
本実施形態では、第一ライナーシート12に罫線121が形成されており、第二ライナーシート13に罫線131が形成されている。図1には、第一ライナーシート12の罫線121のみが示されており、第二ライナーシート13の罫線131は示されていない。
図3は、断面が矩形状の被梱包物20Aを梱包材1で梱包する場合の一例を示し、図4は、断面が円形状の被梱包物20Bを梱包材1で梱包する場合の一例を示している。
図3に示すように、梱包材1は、矩形状の被梱包物20Aの側面の形状に沿うように、被梱包物20Aの角部で罫線121及び131を折り曲げる。被梱包物20A,20Bは、一枚又は複数枚の梱包材1で覆われる。被梱包物20A,20Bの外面を覆うように配置された梱包材1は、粘着テープ又は紐等(不図示)により固定される。これにより、被梱包物20A,20Bが梱包材1で確実に覆われる。
以下、梱包材1の各層について説明する。
<中芯>
図2に示すように、中芯11は、対向する2枚のライナーシート(第一ライナーシート12及び第二ライナーシート13)の間に配置され、山部111と谷部112とを有する波形状を有している。中芯11は、ライナーシートを波形状に成形することで得られる。ここで、「山部111」は、中芯11が第一ライナーシート12に対して凸となっている部分をいい、「谷部112」は、中芯11が第二ライナーシート13に対して凸となっている部分をいう。
中芯11は、ライナーシートの面内の一方向(図1及び図2中では方向D)に波進行方向を有する波形状に形成されている。中芯11がこのような波形状を有し、第一ライナーシート12及び第二ライナーシート13の間に配置されることで、第一ライナーシート12及び第二ライナーシート13間に、波進行方向と直交する方向に伸びる多数の筒状空間113が形成される。これにより、梱包材1は、搬送用の建材を搬送時の車両の揺れや衝撃から保護することができる。このような筒状空間113は、梱包材1が折り曲げられた場合であっても変形して空間を維持し、梱包材1の折り角をつぶれにくくする。
中芯11の山部111の高さt1又は山部111同士のピッチp1は、所望する梱包材の強度や使用場面に応じて適宜選択されればよい。ここで、「山部111の高さ」とは、梱包材1厚さ方向における、山部111の頂部の外面(図2中の山部111の上面111A)と谷部112の底部の外面(図2中の谷部112の下面112A)との間の距離t1をいう。また、「山部111のピッチ」とは、隣接する2つの山部111同士の距離p1をいう。
特に、建材を梱包する用途から、中芯11の山部111の高さは2000μm以上5500μm以下であることが好ましく、2600μm以上2900μm以下であることがより好ましい。また、中芯11の山部111同士のピッチは5.7mm以上8.5mm以下であることが好ましく、5.7mm以上6.3mm以下であることがより好ましい。山部111の高さや山部111同士のピッチを上述した範囲内とすることにより、梱包材1厚さが不要に厚くなく、かつ梱包材1の強度が向上する。
中芯11は、例えば紙、プラスチックフィルム、不織布、織物、金属シート等を用いることができるが、紙又は紙を主体とする樹脂フィルム又は樹脂コーティング膜との複合シート等により形成されることが好ましい。
また、中芯11は、でん粉接着剤、ホットメルト接着剤、合成樹脂接着剤等の接着剤により第一ライナーシート12及び第二ライナーシート13と接着されている。より具体的には、中芯11の山部111の上面111Aは第一ライナーシート12と接着されており、中芯11の谷部112の下面112Aは第二ライナーシート13と接着されている。
<ライナーシート>
第一ライナーシート12及び第二ライナーシート13は、梱包材1の曲げ強度を向上させる機能を有している。第一ライナーシート12及び第二ライナーシート13は、山部111と谷部112とにより、波進行方向Dと直交する(山部111及び谷部112が伸びる)方向の曲げ強度は高いものの、波進行方向Dの曲げ強度は極端に低くなっている。このため、中芯11の両面を第一ライナーシート12及び第二ライナーシート13で挟み、山部111を第一ライナーシート12に、谷部112を第二ライナーシート13に接着することで、梱包材1の波進行方向Dの曲げ強度を向上させ、梱包材1全体の強度を向上させることができる。
第一ライナーシート12及び第二ライナーシート13の厚さは、所望する梱包材の強度や使用場面に応じて適宜選択されればよい。特に、建材を梱包する用途から、第一ライナーシート12及び第二ライナーシート13の厚さは160μm以上190μm以下であることが好ましい。第一ライナーシート12及び第二ライナーシート13の厚さを上述した範囲内とすることにより、中芯11の波進行方向Dの曲げ強度を向上させることができる。
第一ライナーシート12及び第二ライナーシート13は、中芯11と同様の材料により形成されている。
第一ライナーシート12及び第二ライナーシート13の外形寸法は、被梱包物に応じて適宜選択されればよい。具体的には、第一ライナーシート12及び第二ライナーシート13の外形寸法は、例えば長さ(波進行方向Dの長さ)が1000mm以上2500mm以下、幅(波進行方向Dと直交する方向の長さ)が400mm以上800mm以下とすることができ、2000mm×640mmサイズや2000mm×520mmサイズとすることができる。
<罫線>
罫線121は、第一ライナーシート12を折り曲げるための中芯11の波進行方向と直交する方向(すなわち山部111又は谷部112が伸びる方向)と交差するように形成されている。また、罫線131は、第二ライナーシート13を折り曲げるための中芯11の波進行方向と直交する方向と交差するように形成されている。
ここで、「中芯11の波進行方向と直交する方向と交差するように形成」とは、山部111又は谷部112が伸びる方向と平行な方向を除く方向に伸びるように形成されていることをいう。罫線121及び131が山部111又は谷部112が伸びる方向と平行に形成されている場合、梱包材1を折り曲げると折り角の部分に筒状空間113がないことから折り角が潰れやすくなるため好ましくない。折り角の部分に筒状空間113を持たせるために、罫線121及び131は、中芯11の波進行方向と並行に近い方向に形成されるほど折り角がつぶれにくくなるため好ましい。具体的には、罫線121及び131は、波進行方向に対して10度以下の角度で形成されていることが好ましく、波進行方向と並行に(すなわち方向Dに伸びるように)形成されることがさらに好ましい。
罫線121及び131は、20mm以上30mm以下の間隔で複数形成されていることが好ましい。罫線121及び131がこの範囲内の間隔で形成されていることにより、梱包材1のコシを維持しつつ、被梱包材の外周の形状に沿って梱包材1を折り曲げることが可能となる。
(1.2)梱包材の製造方法
以下、上述した梱包材1の製造方法について説明する。
梱包材1は、断面が波形状の中芯11の両面に、第一ライナーシート12及び第二ライナーシート13を接着剤を用いてそれぞれ接着し、第一ライナーシート12及び第二ライナーシート13の少なくとも一方に、中芯11の波進行方向と直交する方向と交差するように、中芯11、第一ライナーシート12及び第二ライナーシート13を折り曲げるための罫線(罫線121及び131の少なくとも一方)を形成することにより形成される。
このような梱包材1は、例えば製函機を用いて形成される。製函機は、第一ライナーシート12に、所定方向(梱包材1完成時に中芯11の波進行方向と直交する方向と交差する方向)に伸びる罫線121を形成する。このとき、製函機は、折り駒を多数個並べて複数の罫線121を一度の罫線加工工程で形成するか、第一ライナーシート12を移動させながら罫線加工工程を複数回行って、複数の罫線121を形成する。第二ライナーシート13にも同様の方法で複数の罫線131を形成することができる。
続いて、中芯11の両面に第一ライナーシート12及び第二ライナーシート13をそれぞれ接着することで、梱包材1を形成する。
なお、上述した製造方法では、第一ライナーシート12及び第二ライナーシート13に罫線121、131を形成した後、中芯11の両面に各ライナーシートを接着して梱包材1とする場合について説明したが、梱包材の製造方法はこの限りではない。例えば、中芯11の両面に各ライナーシートを接着したあと、所定方向に伸びる罫線121,131を形成しても良い。
(1.3)本実施形態の効果
本実施形態に係る梱包材は、以下の効果を有する。
(1)本実施形態に係る梱包材は、断面が波形状の中芯と、中芯の一方の面に接着された第一ライナーシートと、中芯の他方の面に接着された第二ライナーシートと、を備え、第一ライナーシート及び第二ライナーシートの少なくとも一方には、中芯の波進行方向と垂直な方向と交差する方向に伸びる、中芯、第一ライナーシート及び第二ライナーシートを折り曲げるための罫線が形成されている。
これにより、梱包材1の被梱包物への追従性が高くなるとともに、緩衝材が不要となり、さらに被梱包物の角部における強度も向上する。
(2)本実施形態に係る梱包材の罫線は、20mm以上30mm以下の間隔で複数形成されている。
これにより、梱包材のコシを維持しつつ、被梱包材の外周の形状に沿って梱包材を折り曲げることが可能となる。
(3)本実施形態に係る梱包材の罫線は、波進行方向に対して10度以下の角度で形成されている。
これにより、梱包材の折り角がつぶれにくくなる。
(4)本実施形態に係る梱包材は、断面が波形状の中芯の両面に、第一ライナーシート及び第二ライナーシートをそれぞれ接着し、第一ライナーシート及び第二ライナーシートの少なくとも一方に、中芯の波進行方向と垂直な方向と交差する方向に伸びる、中芯、第一ライナーシート及び第二ライナーシートを折り曲げるための罫線を形成することにより製造される。
これにより、被梱包物への追従性が高く緩衝材が不要であり、かつ被梱包物の角部における強度も向上する梱包材を形成することができる。
以下、本開示の実施例及び比較例について説明する。
<実施例1>
厚さ160μmから190μm程度、坪量160g/mのライナーシート(C5ライナー)からなる長さ2000mm×幅640mmサイズの第一ライナーシート及び第二ライナーシートを準備した。次に、製函機にて、第一ライナーシート及び第二ライナーシートの長さ方向に伸びる罫線を25mm間隔で形成した。
続いて、ライナーシート(上述したC5ライナー)を山部の高さが2780μm、山部同士のピッチが6mm程度となるように断面波形状とした厚さ3mmの中芯(Bフルート)を準備した。このとき、中芯の外形寸法は各ライナーシートと同様に長さ2000mm×幅640mmサイズであり、山部および谷部は、長さ方向が波進行方向となるように形成した。
中芯の山部の上面及び谷部の下面(中芯の両面の凸部外側)のみにでん粉接着剤を塗布した後、中芯の両面に、第一ライナーシート及び第二ライナーシートのそれぞれを外形が一致するように配置し、山部の上面と第一ライナーシート及び谷部の下面と第二ライナーシートとを接着・乾燥した。
以上により、実施例1の梱包材を形成した。すなわち、実施例1の梱包材は、罫線の方向が、中芯の波進行方向と平行になっている。
<比較例1>
幅方向が波進行方向となるように山部および谷部を形成した芯材を用いた以外は実施例1と同様にして、比較例1の梱包材を形成した。すなわち、比較例1の梱包材は、罫線の方向が、中芯の波進行方向と直交している。
<比較例2>
罫線を形成しなかった以外は実施例1と同様にして、比較例2の梱包材を形成した。
<評価:折り角の潰れ評価>
実施例及び各比較例の梱包材を用いて、梱包材の長さ方向が断面矩形状の被梱包物の側面を覆った。被梱包物として、長さ2000mm、重量10kgであり、断面が正方形である部材を用いた。このとき、実施例1及び比較例1では、梱包材の罫線を被梱包物の角部で折り曲げて梱包した。比較例2では、梱包材を被梱包物の角部で折り曲げて梱包した。
続いて、梱包材の折り角部分の目視による外観確認を行った。また、この後、梱包材で覆われた被梱包物を、梱包材の折り角部分を真下にして平板上に保持した場合の折り角部分の潰れ具合の目視による外観確認を行った。これにより、折り角の潰れ具合を確認し、折り角の潰れにくさを評価した。評価は以下の基準で行った。
○:梱包材の折り角部分が全く潰れていなかった
△:梱包材の折り角はできているものの、潰れが生じていた
×:梱包材の折り角部分が綺麗に形成されておらず、被梱包物の角部を覆う部分の梱包材に潰れが生じていた
以下の表1に評価の結果を示す。
Figure 2022173874000002
表1に示すように、中芯の波進行方向と直交する方向と交差するように罫線が形成された実施例1の梱包材は、中芯の波進行方向と直交する方向に伸びる罫線が形成された比較例1の梱包材を用いた場合及び罫線を形成していない比較例2の梱包材を用いた場合と比較して折り角が潰れにくくなった。
以上、本開示を実施の形態を用いて説明したが、本開示の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本開示の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 梱包材
11 中芯
111 山部
112 谷部
113 筒状空間
12 第一ライナーシート
13 第二ライナーシート
121,131 罫線
20A,20B 被梱包物


Claims (4)

  1. 断面が波形状の中芯と、
    前記中芯の一方の面に接着された第一ライナーシートと、
    前記中芯の他方の面に接着された第二ライナーシートと、
    を備え、
    前記第一ライナーシート及び前記第二ライナーシートの少なくとも一方には、前記中芯の波進行方向と直交する方向と交差するように、前記中芯、前記第一ライナーシート及び前記第二ライナーシートを折り曲げるための罫線が形成されている
    梱包材。
  2. 前記罫線は、20mm以上30mm以下の間隔で複数形成されている
    請求項1に記載の梱包材。
  3. 前記罫線は、前記波進行方向に対して10度以下の角度で形成されている
    請求項1又は2に記載の梱包材。
  4. 断面が波形状の中芯の両面に、第一ライナーシート及び第二ライナーシートをそれぞれ接着し、
    前記第一ライナーシート及び前記第二ライナーシートの少なくとも一方に、前記中芯の波進行方向と直交する方向と交差するように、前記中芯、前記第一ライナーシート及び前記第二ライナーシートを折り曲げるための罫線を形成する
    梱包材の製造方法。
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