JPS60182579A - カセツトにおけるテ−プリ−ルの空転防止装置 - Google Patents
カセツトにおけるテ−プリ−ルの空転防止装置Info
- Publication number
- JPS60182579A JPS60182579A JP3800084A JP3800084A JPS60182579A JP S60182579 A JPS60182579 A JP S60182579A JP 3800084 A JP3800084 A JP 3800084A JP 3800084 A JP3800084 A JP 3800084A JP S60182579 A JPS60182579 A JP S60182579A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- tape reel
- drive shaft
- locking
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はオーディオ、ビデオ、パーソナルコンピュータ
ー、NC機器等の各種の機器においてテープデツキに利
用されているカセッ1〜におけるテープリールの空転防
止装置に関する。
ー、NC機器等の各種の機器においてテープデツキに利
用されているカセッ1〜におけるテープリールの空転防
止装置に関する。
従来技術
第1図は代表的なカセットのテープリール周りを断面図
で示しており、テープリール(50)が表裏のケース(
51)内面間にその回転軸線方向には移動しないように
して回転可能に内蔵されていて、テープリール(50)
がケース(51)内で遊動し得る構成のものであるため
、テープが弛む不都合がある。
で示しており、テープリール(50)が表裏のケース(
51)内面間にその回転軸線方向には移動しないように
して回転可能に内蔵されていて、テープリール(50)
がケース(51)内で遊動し得る構成のものであるため
、テープが弛む不都合がある。
このテープの弛み理由としては、■テープリールが運搬
中や携行中の振動で遊動して回る。
中や携行中の振動で遊動して回る。
■テープ端部分が引張り強度の強い線形性の補強テープ
地で形成されていてほどけ易い。■テープ自体が熱伸縮
する。等の各要因であり、それらの相乗作用によるもの
である。
地で形成されていてほどけ易い。■テープ自体が熱伸縮
する。等の各要因であり、それらの相乗作用によるもの
である。
この弛みは、パーソナルコンピューター或いはNG機械
等ではエラーの最大原因となり、重大な支障そして事故
の理由になっているし、オーディオ(ビデオ)では録音
、再生時の音の歪み、さらにはテープが絡まり使用不能
に至る等の種々の弊害ばかりJO<。
等ではエラーの最大原因となり、重大な支障そして事故
の理由になっているし、オーディオ(ビデオ)では録音
、再生時の音の歪み、さらにはテープが絡まり使用不能
に至る等の種々の弊害ばかりJO<。
そのため、この種のカセットではその使用説明書で、テ
ープの弛みをなくしてから使用すること、と注意内きし
て、避けられないテープ弛みの矯正を需要者にめ、テー
プの弛みにともなう事故貞任を需要者に負わせている。
ープの弛みをなくしてから使用すること、と注意内きし
て、避けられないテープ弛みの矯正を需要者にめ、テー
プの弛みにともなう事故貞任を需要者に負わせている。
すなわち、需要者がテープの弛みをその使用毎に矯正す
るのを忘れた揚台には、叙上の弊害を生じ、その意味で
は製品として未完全品である。発明の目的 本51明はテープリールの空転を防止してテープが弛ま
ぬようにし、弛みによる弊害を一挙に解消することにあ
る。
るのを忘れた揚台には、叙上の弊害を生じ、その意味で
は製品として未完全品である。発明の目的 本51明はテープリールの空転を防止してテープが弛ま
ぬようにし、弛みによる弊害を一挙に解消することにあ
る。
発明の構成
上記目的を達成するために本発明はその基本的な構成を
、ケース(1)内に突出しているテープリールをガイド
する筒状ハブ(2)外周面に沿い係止溝(3)を多数設
け、ドライブシャツ1〜(10)が挿脱する軸孔にドラ
イブシャフト(10)周面の谷部(10b)と噛合可能
な短突子(5)を有しているテープリール(4)のその
軸孔(4a)に孔面の一部を作動部(6)で径方向に揺
動自在に形成し、この作動部(6)には上記係止溝(3
)に係止する係止爪(7)を設けると共に係止爪(7)
が係止溝(3)から外れ得るようにドライブシャフト谷
面(10c)に押される長突子(8)を設けたことを特
徴とする。
、ケース(1)内に突出しているテープリールをガイド
する筒状ハブ(2)外周面に沿い係止溝(3)を多数設
け、ドライブシャツ1〜(10)が挿脱する軸孔にドラ
イブシャフト(10)周面の谷部(10b)と噛合可能
な短突子(5)を有しているテープリール(4)のその
軸孔(4a)に孔面の一部を作動部(6)で径方向に揺
動自在に形成し、この作動部(6)には上記係止溝(3
)に係止する係止爪(7)を設けると共に係止爪(7)
が係止溝(3)から外れ得るようにドライブシャフト谷
面(10c)に押される長突子(8)を設けたことを特
徴とする。
作用
軸孔(4a)にドライブシャフト頭部(10a)が挿入
していない状態では、作動部(6)における係止爪(7
)がケース(1)側のハブ(2)における係止溝(3)
に係止していて、テープリール(4)の空転は阻止され
て停止状態にロックされる。
していない状態では、作動部(6)における係止爪(7
)がケース(1)側のハブ(2)における係止溝(3)
に係止していて、テープリール(4)の空転は阻止され
て停止状態にロックされる。
そして軸孔(4a)にドライブシャフト頭部(10a)
が挿入した状態では、作動部(6)が長突子(8)を経
て谷面(10c)に押されて外側に揺動して、係止爪(
7)は係止溝(3)から外れていて、短突子(5)およ
び長突子(8)が人々の谷部(1011)に噛合してい
るテープリール(4)はドライブシャツ]〜(10)と
ともにケース〈1)に対して回転可能である。
が挿入した状態では、作動部(6)が長突子(8)を経
て谷面(10c)に押されて外側に揺動して、係止爪(
7)は係止溝(3)から外れていて、短突子(5)およ
び長突子(8)が人々の谷部(1011)に噛合してい
るテープリール(4)はドライブシャツ]〜(10)と
ともにケース〈1)に対して回転可能である。
すなわち、テープデツキにレツ1〜すると、テープリー
ルのロックが解除されて、テープリールはドライブシャ
ツ1〜とともに回転し、またテープデツキから外1とテ
ープリールは自動ロックされC空転しない。
ルのロックが解除されて、テープリールはドライブシャ
ツ1〜とともに回転し、またテープデツキから外1とテ
ープリールは自動ロックされC空転しない。
実施例
以下図面にもとづいて本発明の実施の一例を詳細に説明
する。
する。
(1)【よケース、(4)(4)はケース(1)に内蔵
されでいる左右一対のテープリール、(9)はテープリ
ール(4)<4.)に巻架されでいるテープである。
されでいる左右一対のテープリール、(9)はテープリ
ール(4)<4.)に巻架されでいるテープである。
ケース(1)は合成樹脂製で、表側ケース部(1a)と
裏側ケース部(1b)との分割構造状、或いは第11図
に示すように表側ケース部(1a)と裏側ケース(1b
)が、両ケース部における連成側の側壁(1a+)およ
び/又は(11〕l)を形成するジョイン1〜壁部(1
C)を経て一体速成状に成型されていて、ジョインl−
壁部(1c)を経て表裏の両ケース部(1a) (1b
)が展開した状態で成形金型により射出成型されている
一体構造状のものであり、両ケース(1a) (Ib)
はクツピングネジ(15)で合体される。
裏側ケース部(1b)との分割構造状、或いは第11図
に示すように表側ケース部(1a)と裏側ケース(1b
)が、両ケース部における連成側の側壁(1a+)およ
び/又は(11〕l)を形成するジョイン1〜壁部(1
C)を経て一体速成状に成型されていて、ジョインl−
壁部(1c)を経て表裏の両ケース部(1a) (1b
)が展開した状態で成形金型により射出成型されている
一体構造状のものであり、両ケース(1a) (Ib)
はクツピングネジ(15)で合体される。
表側ケース部(1a)および裏側ケース部(1b)はそ
の内面の左右位置にテープリール(4)(4)の筒状ハ
ブ<2)(2)を夫々対向させて突設していて、表裏の
ハブ(2)間にテープリール(4)を回転可能且つ径方
向に多少の遊びを残して保持している。各ハブ(2)は
夫々その外周面に沿い多数の係止溝(3)を等間隔状に
刻設しており、この係止溝(3)深さは大略Q、5mm
以下であるのが望ましい。また各係止溝〈3)は相互に
密に連続した略鋸歯状にすることも自由である。
の内面の左右位置にテープリール(4)(4)の筒状ハ
ブ<2)(2)を夫々対向させて突設していて、表裏の
ハブ(2)間にテープリール(4)を回転可能且つ径方
向に多少の遊びを残して保持している。各ハブ(2)は
夫々その外周面に沿い多数の係止溝(3)を等間隔状に
刻設しており、この係止溝(3)深さは大略Q、5mm
以下であるのが望ましい。また各係止溝〈3)は相互に
密に連続した略鋸歯状にすることも自由である。
テープリール〈4)は合成樹脂製で、成形金型により同
一体に射出成型されていて、テープデツキ側のドライブ
シャフト〈10)の頭部(10a>が遊嵌づる軸孔(4
a)面には短突子(5)を右し−C1短突子(5)がド
ライブシャツj・頭部(10a)の谷部(10b)内に
噛合可能にし−Cいる。この知突子(5)は望ましくは
少なくとも三方に等角度状に配置するのが好ましい。
一体に射出成型されていて、テープデツキ側のドライブ
シャフト〈10)の頭部(10a>が遊嵌づる軸孔(4
a)面には短突子(5)を右し−C1短突子(5)がド
ライブシャツj・頭部(10a)の谷部(10b)内に
噛合可能にし−Cいる。この知突子(5)は望ましくは
少なくとも三方に等角度状に配置するのが好ましい。
ま1=、テープリール(4)はその軸孔(4a〉孔面の
一部、具体的には各短突子(5)の間の壁面を作動部(
6)で径方向に揺動自在に形成しており、この作動部(
6)には対面の係止溝(3)に係止J−る係止爪(7)
を突設していて、軸孔(4a)内にドライブシャ71〜
頭部(10a)がi If)If L、ていない状態で
は、係止爪(7)が係止溝〈3)に弾性的に係止してテ
ープリール(4)の空転が阻止且つ停止状態にロックさ
れるようにしである。また作動部(6)にはドライブシ
ャ71〜頭部(10a)の谷面(10c)に押される艮
突子(8)を突設していて、軸孔(4a)内へのドライ
ブシャフト頭部(10a)の遊嵌詩に、その谷面(10
c)に長突子(8)を通じて押された作動部(6)が揺
動して係止溝(3)から係止爪(7)が外れて、テープ
リールく4)のロックが解除されてドライブシャツ1〜
(10)と−緒に回転自由にしである。
一部、具体的には各短突子(5)の間の壁面を作動部(
6)で径方向に揺動自在に形成しており、この作動部(
6)には対面の係止溝(3)に係止J−る係止爪(7)
を突設していて、軸孔(4a)内にドライブシャ71〜
頭部(10a)がi If)If L、ていない状態で
は、係止爪(7)が係止溝〈3)に弾性的に係止してテ
ープリール(4)の空転が阻止且つ停止状態にロックさ
れるようにしである。また作動部(6)にはドライブシ
ャ71〜頭部(10a)の谷面(10c)に押される艮
突子(8)を突設していて、軸孔(4a)内へのドライ
ブシャフト頭部(10a)の遊嵌詩に、その谷面(10
c)に長突子(8)を通じて押された作動部(6)が揺
動して係止溝(3)から係止爪(7)が外れて、テープ
リールく4)のロックが解除されてドライブシャツ1〜
(10)と−緒に回転自由にしである。
作動部(6)は軸孔(4a)孔面の少なくとも1ケ所若
しくは図面に示ずように各短突子(5)間の壁面に夫々
配置し、且つ各作動部(6)はドライブシャフl〜心か
ら等角度状に在って、ハブ(2)を三方から囲繞して係
止爪(7)と係止溝(3)との係止状態を確かにしであ
る。
しくは図面に示ずように各短突子(5)間の壁面に夫々
配置し、且つ各作動部(6)はドライブシャフl〜心か
ら等角度状に在って、ハブ(2)を三方から囲繞して係
止爪(7)と係止溝(3)との係止状態を確かにしであ
る。
作動部(6)の各短突子(5)はその突子先端の内接円
形が、ドライブシャフト頭部(10a)の山部(10d
)外接円形よりも小径で、谷部(10c)外接円形より
は大径比に形成されていで、谷部(10b)内に遊合状
に噛合してドライブシャツI〜(10)の回転力をテー
プリール(4)に伝えるようにしである。
形が、ドライブシャフト頭部(10a)の山部(10d
)外接円形よりも小径で、谷部(10c)外接円形より
は大径比に形成されていで、谷部(10b)内に遊合状
に噛合してドライブシャツI〜(10)の回転力をテー
プリール(4)に伝えるようにしである。
各長突子(8)はその先端部(8a)が中心に向けて短
突子(5)先端よりも内方に突出してa3す、この先端
部(8a)の突出長さは軸孔(4a)に遊嵌するドライ
ブシャフト頭部(10a)の谷部(10c)に同先端部
〈8a)が押されて係止溝(3)から係止爪(7)が外
れるJ:うに設定しである。また先端部(8a)は先細
状にしてその周面を“j−パー面(8b)とし、そのテ
ーパー面(8b)をドライブシャフト頭部(10a)が
滑動しで、先端部(8a)が谷面(10c)にスムーズ
に1呂擦移行−づるようにしである。
突子(5)先端よりも内方に突出してa3す、この先端
部(8a)の突出長さは軸孔(4a)に遊嵌するドライ
ブシャフト頭部(10a)の谷部(10c)に同先端部
〈8a)が押されて係止溝(3)から係止爪(7)が外
れるJ:うに設定しである。また先端部(8a)は先細
状にしてその周面を“j−パー面(8b)とし、そのテ
ーパー面(8b)をドライブシャフト頭部(10a)が
滑動しで、先端部(8a)が谷面(10c)にスムーズ
に1呂擦移行−づるようにしである。
また長突子(8)と係止爪(7)とは回軸中心の放射線
上に位置ターるのが望ましい。
上に位置ターるのが望ましい。
テープリール(4)におりるテープ(9)の止め部(1
1)はテープ巻取り面(12)の一部で成形しており、
この止め部(11)は継部(13)を経で同一体に成型
していて、テープ止着部(14)に向けて揺動させてテ
ープ止着部(14)に嵌合して、同テープ止肴部〈14
)内にテープ(9)端末を止着可能にしである。
1)はテープ巻取り面(12)の一部で成形しており、
この止め部(11)は継部(13)を経で同一体に成型
していて、テープ止着部(14)に向けて揺動させてテ
ープ止着部(14)に嵌合して、同テープ止肴部〈14
)内にテープ(9)端末を止着可能にしである。
止め部(11)には途中の仮止め爪(Ila)と先端の
本止め爪<iib )が備えられていて、テープ(9)
端末を仮止め爪(11a)が仮止め凹溝(14a)内に
仮止めした後で、本止め爪(11b)が顎イ」ぎ本止め
凹溝<14b )内に本止めし、テープ止着部(14)
にテープ(9)端末を止着自在にJ−る一方、止め部(
11)をテープ止着部(14)から揺動量いてテープ(
9)端末を外し自在にしである。
本止め爪<iib )が備えられていて、テープ(9)
端末を仮止め爪(11a)が仮止め凹溝(14a)内に
仮止めした後で、本止め爪(11b)が顎イ」ぎ本止め
凹溝<14b )内に本止めし、テープ止着部(14)
にテープ(9)端末を止着自在にJ−る一方、止め部(
11)をテープ止着部(14)から揺動量いてテープ(
9)端末を外し自在にしである。
発明の効果
■テープリールの軸孔に694721778頭部が挿脱
するのにともない、長突子を通じ−C作動部が径方向に
揺動してその係止爪がケース側のハブにお(プる係止爪
に係脱し、使用中では係止爪が係止面から外れていてテ
ープリールCよドライブシャツl〜とともにスムース゛
に回転自由である一方、不使用中には軸孔からドライブ
シャ71〜頭部が抜けると同時に係止)j4に係止爪が
係止して同係止状態を維持し−Cいて、テープリールは
停止状態にロックされて空転しない。
するのにともない、長突子を通じ−C作動部が径方向に
揺動してその係止爪がケース側のハブにお(プる係止爪
に係脱し、使用中では係止爪が係止面から外れていてテ
ープリールCよドライブシャツl〜とともにスムース゛
に回転自由である一方、不使用中には軸孔からドライブ
シャ71〜頭部が抜けると同時に係止)j4に係止爪が
係止して同係止状態を維持し−Cいて、テープリールは
停止状態にロックされて空転しない。
■不使用中の空転が自動的に防止され−Cテープの弛み
は全く起こらず、弛みによる種々の弊害を一層して解消
したばかりか、従来使用者にめCい/j弛みの矯正操作
をも不必要にして、製造者側から提供する製品として完
全なものである。
は全く起こらず、弛みによる種々の弊害を一層して解消
したばかりか、従来使用者にめCい/j弛みの矯正操作
をも不必要にして、製造者側から提供する製品として完
全なものである。
■ハブにおける係止溝そしてテープ リールにおける長
短の突子および係止爪を有する作動部は、夫々ケースお
よびテープリールの成型時に成形金型により同一体に成
型できて、製作容易であると共に価格的にも安価である
。
短の突子および係止爪を有する作動部は、夫々ケースお
よびテープリールの成型時に成形金型により同一体に成
型できて、製作容易であると共に価格的にも安価である
。
第1図は従来のカセットにおけるテープリール周りを示
1部分断面図で、第2図はそのテープリールの正面図。 第3図乃至第10図は本発明装置を備えたカセットの一
実施例を示し、第3図は正面図で一部切欠する。第4図
は分解斜視図。第5図はv−v線に沿える部分拡大断面
図でテープリールが空転不可能にロックされている状態
を示す。第6図はVl −Vl線に沿える同断面図。第
7図はVl−■線に沿える断面でテープリールが回転可
能な状態を示す部分拡大断面図。第8図は■−■線に沿
える同断面図、第9図はIX矢視図。第10図は要部の
拡大斜視図。 第11図はケースの他の実施例を示す部分拡大断面図で
ある。 図中 (1)・・・ケース (2)・・・ハブ(3)・・・係
止溝 (4)・・・テープリール(4a)・・・軸 孔
(5)・・・知突子(6)・・・作動部 (7)・・
・係止爪(8)・・・長文子 (9)・・・テープ(1
0)・・・ドライブシャフト (10a)・・・ドライブシャフト頭部(10b)・・
・谷部 (100)・・・谷部特 許 出 願 人 中
本 高 行 1.11’lの表示 カセツ1〜におりるテープリールの空転防止装置氏名(
名称) 中 本 高 行 4、代理人 住 所 東京都文京区白山5丁目14番7号昭和 年
月 日 補 正 明 細 書 1、発明の名称 カセットにおけるテープリールの空転 防止装置 2、特許請求の範囲 ケース内に突出しているテープリールをガイドする筒状
ハブ外周面に沿い係止溝を多数設け、ドライブシャフト
が挿脱する軸孔にドライブシャフト周面の谷部と噛合可
能な短突子を有しているテープリールにその短突子の少
なくとも一つと同一体の作動部を径方向に揺動自在に形
成し、この作動部には上記係止溝に係止する係止爪を設
けると共にこの係止爪が係止溝がら外れ得るように作動
部の短突子をドライブシャフト谷面に押される長突子と
したことを特徴とするカセットにおけるテープリールの
空転防止装置。 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明はオーディオ、ビデオ、パーンナルコンピュータ
ー、NC機器等の各種の機器においてテープデツキに利
用されているカレットにおけるテープリールの空転防止
装置氏名する。 従来技術 第1図は代表的なカセットのテープリール周りを断面図
で示しており、−アぜプリール(50)が表裏のり“−
ス(51)内面聞にその回転軸線方向には移動しないよ
うにして回転可能に内蔵されでいて、テープリール(5
0)がケース(51)内で遊動し得る構成のものである
ため、テープが弛む不都合がある。 このテープの弛み理由としては、■テープリールが運搬
中や携行中の振動で遊動して回る。 ■テープ端部分が引張り強度の強い線形性の補強テープ
弛で形成されていてほどけ易い。■テープ自体が熱伸縮
する。等の各要因であり、それらの相乗作用によるもの
である。 この弛みは、パーソナルコンピューター或いはN(JM
械等ではエラーの最大原因となり、重大な支障そして事
故の理由になっているし、オーディオ(ビデオ)では録
音、再生時の音の歪み、さらにはテープが絡まり使用不
能に至る等の種々の弊害ばかり招く。 そのため、この種のカセットではその使用説明書で、テ
ープの弛みをなくしてから使用すること、と注意書ぎし
て、避けられないテープ弛みの矯正を需要者にめ、テー
プの弛みにともなう事故責任を需要者に負わせている。 すなわち、需要者がテープの弛みをその使用毎に矯正す
るのを忘れた場合には、叙上の弊害を生じ、その意味で
は製品として未完全品である。 発明の目的 本発明はテープリールの空転を防止してテープが弛まぬ
ようにし、弛みによる弊害を一挙に解消することにある
。 発明の構成 上記目的を達成するために本発明はその基本的な構成を
、ケース(1)内に突出しているテープリールをガイド
する筒状ハブ(2)外周面に沿い係止溝(3)を多数設
け、ドライブシャフト(10)が挿脱する軸孔にドライ
ブシャフト(10)周面の谷部(10b)と噛合可能な
短文子(5)を右しているテープリール(4)にその短
文子の少なくとも一つと同一体の作動部(6)を径方向
に揺動自在に形成し、この作動部(6)には上記係止溝
(3)に係止する係止爪(7)を設りると共にこの係止
爪(7)が係止溝(3)から外れ得るにうに作動部(6
)の短文子をドライブシャツ1〜谷面(10c)に押さ
れる長炎子(8)としたことを特徴とする。 作用 軸孔(4a)にドライブシャフト頭部(10a)が挿入
していな′い状態では、作動部(6)にお(プる係止爪
(7)がケース(1)側のハブ(2)における係止溝(
3)に係止していて、テープリール(4)の空転は阻止
されて停止状態にロックされる。 そして軸孔(4a)にドライブシャフト頭部(10a)
が挿入した状態では41作動部(6)が長炎子(8)を
紅で谷面(10c)に押されて外側に揺動して、係止爪
(7)は係止溝(3)から外れていて、短文子(5)お
よび/又は長炎子(8)が夫々の谷部<10b)に噛合
しているテープリール(4)はドライブシャツh(10
)とともにケース(1)に対して回転可能である。 すなわち、テープデツキにセットすると、テープリール
のロックが解除されて、テープリールはドライブシャフ
トとともに回転し、またテープデツキから外すとテープ
リールは自動ロックされて空転しない。 実施例 以下図面にもとづいて本発明の実施の一例を詳細に説明
する。 (1)はケース、(4)(4)はケース(1)に内蔵さ
れている左右一対のテープリール、(9)はテープリー
ル(4)(4)に巻架されているテープである。 ケース(1)は合成樹脂製で、表側ケース部(1a)と
裏側ケース部〈1b)との分割構造状、或いは第11図
に示すように表側ケース部(1a)と裏側ケース(1b
)が、両ケース部における連成側の側’! (1a+
) 63よび/又は(1b+)を形成Jるジョイン1〜
檗部(1C)を経て一体連成状に成型されていて、ジョ
イン1〜壁部(1C)を経て表裏の両ケース部(1a)
(lb)が展開した状態で成形金型l、7−より射出
成型されている一体構造状のものであり、両ケース(1
a) (1b)はタッピングネジ(15)で合体される
。 表側ケース部(1a)および裏側ケース部(1b)はそ
の内面の左右位置にテープリール(4)(4)の筒状ハ
ブ(2>(2>を夫々対向させて突設していて、表裏の
ハブ(2)間にテープリール(4)を回転可能且つ径方
向に多少の遊びを残して保持している。各ハブ(2)は
夫々その外周面に沿い多数の係止溝(3)を等間隔状に
刻設しており、この係止溝(3)深さは大略Q、5mm
以下であるのが望ましい。また各係止溝く3)は相互に
密に連続した略鋸歯状にりることも自由である。 テープリール(4)は合成樹脂製で、成形金型により同
一体に射出成型されていて、テープデツキ側のドライブ
シャフト(10)の頭部(10a)が遊嵌する軸孔(4
a)面には短文子(5)を有して、短文子(5)がドラ
イブレ1シフト頭部(10a)の谷部(10b)内に噛
合可能にしている。この短文子(5)は図面上では三方
に等角度状に配置している。 また、テープリール(4)はその一部で各短文子(5)
の少なくとも一つと同一体の作動部(6)を径方向に揺
動自在に形成しており、この作動部(6)には対面の係
止溝(3)に係止する係止爪(7)を突設していて、軸
孔(4a)内にドライブシャフト頭部(10a)がMl
tffしていない状態では、係止爪(7)が係止溝(3
)に弾性的に係止してテープリール(4)の空転が阻止
月つ停止状態にロックされるようにしである。また作動
部(6)にはドラ1721771頭部(10a)の谷面
(10c)に押される長炎子(8)を突設していて、軸
孔(4a)内へのドライブシャフト頭部(10a)の遊
嵌時に、その谷面(100)に長炎子(8)を通じて押
された作動部(6)が揺動して係止溝(3)から係止爪
(7)が外れて、テープリール(4)のロックが解除さ
れてドライブシャツh(10)と−緒に回転自由にしで
ある。 各短文子(5)はその突子先端の内接円形が、ドライブ
シャフト頭部(10a)の山部(10d)外接円形より
も小径で、谷面(10c)外接円形よりは大径比に形成
されていて、谷部(iob)内に遊合状に噛合してドラ
イブシャフト(10)の回転力をテープリール(4)に
伝えるようにしである。 作動部(6)は軸孔(4a)孔面の少なくとも1ケ所若
しくは図面に示すように各短突子(5)間の壁面に夫々
配置し、且つ各作動部(6)はテープリールの回転中心
から等角度状に在って、ハブ(2)を三方から囲繞して
係止爪(7)と係止溝(3)との係止状態を確かにしで
ある。 作動部(6)の各長突子(8)はその先端部り8a)が
中心に向けて短突子(5)先端よりも内方に突出してお
り、この先端部(8a)の突出長さは軸孔(4a)に@
bTf−S+−るドライブレ1?フト頭部(10a)
の谷部(10c)に同先端部(8a)が押されて係止溝
(3)から係止爪(7)が外れるように設定しである。 また先端部(8a)は先細状にしてその周面をテーパー
面(8b)とし、そのテーパー面(8b)をドライブシ
ャツ1−頭部(10a)が滑動して、先端部(8a)が
谷面(10c)にスムーズに層擦移行するようにしであ
る。 また長突子(8〉と係止爪(7)どは回転中心の放射線
上に位置するのが望ましい。 テープリール(4)におけるテープ(9)の止め部(1
1)はテープ巻取り而(12)の一部で成形しており、
この止め部(11)は継部(13)を経て同一体に成型
していて、テープ止着部(14)に向けて揺動させてテ
ープ止着部(14)に嵌合して、同テープ止着部(14
)内にテープ(9)端末を止着可能にしである。 止め部(11)には途中の仮止め爪(lla)と先端の
本止め爪(iib )が備えられていて、テープ(9)
端末を仮止め爪(11a)が仮止め凹溝(14a)内に
仮止めした後で、本止め爪(11b ) カm付キ本止
?l) 凹ff4 (14b )内に本止めし、テープ
止着部(14)にテープ〈9)端末を止着自在にする一
方、止め部(11)をテープ止着部(14)から揺動量
いてテープ(9)端末を外し自在にしである。 又、テープリール(4)における長突子(8)を右する
作動部(6)数の具体例どして、−どじた例を第12図
で示し、二とした例を第13図で示したが、全ての短突
子(5)を長突子とした作動部(6)とづることも自由
であることはいうまでもない。 発明の効果 ■テープリールの軸孔にドライブシャフト頭部が挿脱J
−るのにともない、艮突子を通じて作動部が径方向に揺
動してその係止爪がケース側のハブにおける係止爪に係
脱し、使用中では係止爪が係止溝から外れていてテープ
リールはドライブシャフトとともにスムーズに回転自由
である一方、不使用中には軸孔からドライブシャフト頭
部が抜【ノると同時に係止溝に係止爪が係止して同係止
状態を維持していて、テープリールは停止状態にロック
されて空転しない。 ■不使用中の空転が自動的に防止されてテープの弛みは
全く起こらず、弛みによる種々の弊害を一層して解消し
たばかりか、従来使用者にめていた弛みの矯正操作をも
不必要にして、製造者側から提供する製品として完全な
ものである。 ■ハブにおける係止溝そしてテープリールにおける長短
の突子および係止爪を有する作動部は、夫々ケースおよ
びテープリールの成型時に成形金型により同一体に成型
できて、製作容易であると共に価格的にも安価である。 4、図面の簡単な説明 第1図は従来のカセットにおけるテープリール周りを示
す部分断面図で、第2図はそのテープリールの正面図。 第3図乃至第10図は木発明装置を備えたカセットの一
実施例を示し、第3図は正面図で一部切欠する。第4図
は分解斜視図。第5図は■−■線に沿える部分拡大断面
図でテープリールが空転不可能にロックされている状態
を示す。第6図はVl −Vl線に沿える同断面図。第
7図はvu−vu線に沿える断面でテープリールが回転
可能な状態を示す部分拡大断面図。第8図は■−■線に
沿える同断面図、第9図はIX矢祝図。第10図は要部
の拡大斜視図。 第11図はケースの他の実施例を示す部分拡大断面図。 第12図および第13図はテープリールの他の実施例を
示す正面図である。 図中 (1)・・・ケース (2) ・・・ハブ(3)・・・
係止溝 (4)・・・テープリール(4a)・・・軸
孔 (5)・・・短文子(6)・・・作動部 く7)・
・・係止爪(8)・・・長文子 (9)・・・テープ(
10)・・・ドライブシャフト (10a)・・・ドライブシャフト頭部(10b)・・
・谷部 (10c)・・・谷面性 許 出 願 人 中
本 高 行
1部分断面図で、第2図はそのテープリールの正面図。 第3図乃至第10図は本発明装置を備えたカセットの一
実施例を示し、第3図は正面図で一部切欠する。第4図
は分解斜視図。第5図はv−v線に沿える部分拡大断面
図でテープリールが空転不可能にロックされている状態
を示す。第6図はVl −Vl線に沿える同断面図。第
7図はVl−■線に沿える断面でテープリールが回転可
能な状態を示す部分拡大断面図。第8図は■−■線に沿
える同断面図、第9図はIX矢視図。第10図は要部の
拡大斜視図。 第11図はケースの他の実施例を示す部分拡大断面図で
ある。 図中 (1)・・・ケース (2)・・・ハブ(3)・・・係
止溝 (4)・・・テープリール(4a)・・・軸 孔
(5)・・・知突子(6)・・・作動部 (7)・・
・係止爪(8)・・・長文子 (9)・・・テープ(1
0)・・・ドライブシャフト (10a)・・・ドライブシャフト頭部(10b)・・
・谷部 (100)・・・谷部特 許 出 願 人 中
本 高 行 1.11’lの表示 カセツ1〜におりるテープリールの空転防止装置氏名(
名称) 中 本 高 行 4、代理人 住 所 東京都文京区白山5丁目14番7号昭和 年
月 日 補 正 明 細 書 1、発明の名称 カセットにおけるテープリールの空転 防止装置 2、特許請求の範囲 ケース内に突出しているテープリールをガイドする筒状
ハブ外周面に沿い係止溝を多数設け、ドライブシャフト
が挿脱する軸孔にドライブシャフト周面の谷部と噛合可
能な短突子を有しているテープリールにその短突子の少
なくとも一つと同一体の作動部を径方向に揺動自在に形
成し、この作動部には上記係止溝に係止する係止爪を設
けると共にこの係止爪が係止溝がら外れ得るように作動
部の短突子をドライブシャフト谷面に押される長突子と
したことを特徴とするカセットにおけるテープリールの
空転防止装置。 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明はオーディオ、ビデオ、パーンナルコンピュータ
ー、NC機器等の各種の機器においてテープデツキに利
用されているカレットにおけるテープリールの空転防止
装置氏名する。 従来技術 第1図は代表的なカセットのテープリール周りを断面図
で示しており、−アぜプリール(50)が表裏のり“−
ス(51)内面聞にその回転軸線方向には移動しないよ
うにして回転可能に内蔵されでいて、テープリール(5
0)がケース(51)内で遊動し得る構成のものである
ため、テープが弛む不都合がある。 このテープの弛み理由としては、■テープリールが運搬
中や携行中の振動で遊動して回る。 ■テープ端部分が引張り強度の強い線形性の補強テープ
弛で形成されていてほどけ易い。■テープ自体が熱伸縮
する。等の各要因であり、それらの相乗作用によるもの
である。 この弛みは、パーソナルコンピューター或いはN(JM
械等ではエラーの最大原因となり、重大な支障そして事
故の理由になっているし、オーディオ(ビデオ)では録
音、再生時の音の歪み、さらにはテープが絡まり使用不
能に至る等の種々の弊害ばかり招く。 そのため、この種のカセットではその使用説明書で、テ
ープの弛みをなくしてから使用すること、と注意書ぎし
て、避けられないテープ弛みの矯正を需要者にめ、テー
プの弛みにともなう事故責任を需要者に負わせている。 すなわち、需要者がテープの弛みをその使用毎に矯正す
るのを忘れた場合には、叙上の弊害を生じ、その意味で
は製品として未完全品である。 発明の目的 本発明はテープリールの空転を防止してテープが弛まぬ
ようにし、弛みによる弊害を一挙に解消することにある
。 発明の構成 上記目的を達成するために本発明はその基本的な構成を
、ケース(1)内に突出しているテープリールをガイド
する筒状ハブ(2)外周面に沿い係止溝(3)を多数設
け、ドライブシャフト(10)が挿脱する軸孔にドライ
ブシャフト(10)周面の谷部(10b)と噛合可能な
短文子(5)を右しているテープリール(4)にその短
文子の少なくとも一つと同一体の作動部(6)を径方向
に揺動自在に形成し、この作動部(6)には上記係止溝
(3)に係止する係止爪(7)を設りると共にこの係止
爪(7)が係止溝(3)から外れ得るにうに作動部(6
)の短文子をドライブシャツ1〜谷面(10c)に押さ
れる長炎子(8)としたことを特徴とする。 作用 軸孔(4a)にドライブシャフト頭部(10a)が挿入
していな′い状態では、作動部(6)にお(プる係止爪
(7)がケース(1)側のハブ(2)における係止溝(
3)に係止していて、テープリール(4)の空転は阻止
されて停止状態にロックされる。 そして軸孔(4a)にドライブシャフト頭部(10a)
が挿入した状態では41作動部(6)が長炎子(8)を
紅で谷面(10c)に押されて外側に揺動して、係止爪
(7)は係止溝(3)から外れていて、短文子(5)お
よび/又は長炎子(8)が夫々の谷部<10b)に噛合
しているテープリール(4)はドライブシャツh(10
)とともにケース(1)に対して回転可能である。 すなわち、テープデツキにセットすると、テープリール
のロックが解除されて、テープリールはドライブシャフ
トとともに回転し、またテープデツキから外すとテープ
リールは自動ロックされて空転しない。 実施例 以下図面にもとづいて本発明の実施の一例を詳細に説明
する。 (1)はケース、(4)(4)はケース(1)に内蔵さ
れている左右一対のテープリール、(9)はテープリー
ル(4)(4)に巻架されているテープである。 ケース(1)は合成樹脂製で、表側ケース部(1a)と
裏側ケース部〈1b)との分割構造状、或いは第11図
に示すように表側ケース部(1a)と裏側ケース(1b
)が、両ケース部における連成側の側’! (1a+
) 63よび/又は(1b+)を形成Jるジョイン1〜
檗部(1C)を経て一体連成状に成型されていて、ジョ
イン1〜壁部(1C)を経て表裏の両ケース部(1a)
(lb)が展開した状態で成形金型l、7−より射出
成型されている一体構造状のものであり、両ケース(1
a) (1b)はタッピングネジ(15)で合体される
。 表側ケース部(1a)および裏側ケース部(1b)はそ
の内面の左右位置にテープリール(4)(4)の筒状ハ
ブ(2>(2>を夫々対向させて突設していて、表裏の
ハブ(2)間にテープリール(4)を回転可能且つ径方
向に多少の遊びを残して保持している。各ハブ(2)は
夫々その外周面に沿い多数の係止溝(3)を等間隔状に
刻設しており、この係止溝(3)深さは大略Q、5mm
以下であるのが望ましい。また各係止溝く3)は相互に
密に連続した略鋸歯状にりることも自由である。 テープリール(4)は合成樹脂製で、成形金型により同
一体に射出成型されていて、テープデツキ側のドライブ
シャフト(10)の頭部(10a)が遊嵌する軸孔(4
a)面には短文子(5)を有して、短文子(5)がドラ
イブレ1シフト頭部(10a)の谷部(10b)内に噛
合可能にしている。この短文子(5)は図面上では三方
に等角度状に配置している。 また、テープリール(4)はその一部で各短文子(5)
の少なくとも一つと同一体の作動部(6)を径方向に揺
動自在に形成しており、この作動部(6)には対面の係
止溝(3)に係止する係止爪(7)を突設していて、軸
孔(4a)内にドライブシャフト頭部(10a)がMl
tffしていない状態では、係止爪(7)が係止溝(3
)に弾性的に係止してテープリール(4)の空転が阻止
月つ停止状態にロックされるようにしである。また作動
部(6)にはドラ1721771頭部(10a)の谷面
(10c)に押される長炎子(8)を突設していて、軸
孔(4a)内へのドライブシャフト頭部(10a)の遊
嵌時に、その谷面(100)に長炎子(8)を通じて押
された作動部(6)が揺動して係止溝(3)から係止爪
(7)が外れて、テープリール(4)のロックが解除さ
れてドライブシャツh(10)と−緒に回転自由にしで
ある。 各短文子(5)はその突子先端の内接円形が、ドライブ
シャフト頭部(10a)の山部(10d)外接円形より
も小径で、谷面(10c)外接円形よりは大径比に形成
されていて、谷部(iob)内に遊合状に噛合してドラ
イブシャフト(10)の回転力をテープリール(4)に
伝えるようにしである。 作動部(6)は軸孔(4a)孔面の少なくとも1ケ所若
しくは図面に示すように各短突子(5)間の壁面に夫々
配置し、且つ各作動部(6)はテープリールの回転中心
から等角度状に在って、ハブ(2)を三方から囲繞して
係止爪(7)と係止溝(3)との係止状態を確かにしで
ある。 作動部(6)の各長突子(8)はその先端部り8a)が
中心に向けて短突子(5)先端よりも内方に突出してお
り、この先端部(8a)の突出長さは軸孔(4a)に@
bTf−S+−るドライブレ1?フト頭部(10a)
の谷部(10c)に同先端部(8a)が押されて係止溝
(3)から係止爪(7)が外れるように設定しである。 また先端部(8a)は先細状にしてその周面をテーパー
面(8b)とし、そのテーパー面(8b)をドライブシ
ャツ1−頭部(10a)が滑動して、先端部(8a)が
谷面(10c)にスムーズに層擦移行するようにしであ
る。 また長突子(8〉と係止爪(7)どは回転中心の放射線
上に位置するのが望ましい。 テープリール(4)におけるテープ(9)の止め部(1
1)はテープ巻取り而(12)の一部で成形しており、
この止め部(11)は継部(13)を経て同一体に成型
していて、テープ止着部(14)に向けて揺動させてテ
ープ止着部(14)に嵌合して、同テープ止着部(14
)内にテープ(9)端末を止着可能にしである。 止め部(11)には途中の仮止め爪(lla)と先端の
本止め爪(iib )が備えられていて、テープ(9)
端末を仮止め爪(11a)が仮止め凹溝(14a)内に
仮止めした後で、本止め爪(11b ) カm付キ本止
?l) 凹ff4 (14b )内に本止めし、テープ
止着部(14)にテープ〈9)端末を止着自在にする一
方、止め部(11)をテープ止着部(14)から揺動量
いてテープ(9)端末を外し自在にしである。 又、テープリール(4)における長突子(8)を右する
作動部(6)数の具体例どして、−どじた例を第12図
で示し、二とした例を第13図で示したが、全ての短突
子(5)を長突子とした作動部(6)とづることも自由
であることはいうまでもない。 発明の効果 ■テープリールの軸孔にドライブシャフト頭部が挿脱J
−るのにともない、艮突子を通じて作動部が径方向に揺
動してその係止爪がケース側のハブにおける係止爪に係
脱し、使用中では係止爪が係止溝から外れていてテープ
リールはドライブシャフトとともにスムーズに回転自由
である一方、不使用中には軸孔からドライブシャフト頭
部が抜【ノると同時に係止溝に係止爪が係止して同係止
状態を維持していて、テープリールは停止状態にロック
されて空転しない。 ■不使用中の空転が自動的に防止されてテープの弛みは
全く起こらず、弛みによる種々の弊害を一層して解消し
たばかりか、従来使用者にめていた弛みの矯正操作をも
不必要にして、製造者側から提供する製品として完全な
ものである。 ■ハブにおける係止溝そしてテープリールにおける長短
の突子および係止爪を有する作動部は、夫々ケースおよ
びテープリールの成型時に成形金型により同一体に成型
できて、製作容易であると共に価格的にも安価である。 4、図面の簡単な説明 第1図は従来のカセットにおけるテープリール周りを示
す部分断面図で、第2図はそのテープリールの正面図。 第3図乃至第10図は木発明装置を備えたカセットの一
実施例を示し、第3図は正面図で一部切欠する。第4図
は分解斜視図。第5図は■−■線に沿える部分拡大断面
図でテープリールが空転不可能にロックされている状態
を示す。第6図はVl −Vl線に沿える同断面図。第
7図はvu−vu線に沿える断面でテープリールが回転
可能な状態を示す部分拡大断面図。第8図は■−■線に
沿える同断面図、第9図はIX矢祝図。第10図は要部
の拡大斜視図。 第11図はケースの他の実施例を示す部分拡大断面図。 第12図および第13図はテープリールの他の実施例を
示す正面図である。 図中 (1)・・・ケース (2) ・・・ハブ(3)・・・
係止溝 (4)・・・テープリール(4a)・・・軸
孔 (5)・・・短文子(6)・・・作動部 く7)・
・・係止爪(8)・・・長文子 (9)・・・テープ(
10)・・・ドライブシャフト (10a)・・・ドライブシャフト頭部(10b)・・
・谷部 (10c)・・・谷面性 許 出 願 人 中
本 高 行
Claims (1)
- ケース内に突出しているテープリールをガイドする筒状
ハブ外周面に沿い係止溝を多数設け、ドライブシャフト
が挿脱する軸孔にドライブシャフト周面の谷部と噛合可
能な短文子を有しているテープリールのその軸孔に孔面
の一部を作動部で径方向に揺動自在に形成し、この作動
部には上記係止溝に係止する係止爪を設けると共に係止
爪が係止溝から外れ得るようにドライブシャフト谷面に
押される長突子を設けたことを特徴とするカセットにお
けるテープリールの空転防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3800084A JPS60182579A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | カセツトにおけるテ−プリ−ルの空転防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3800084A JPS60182579A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | カセツトにおけるテ−プリ−ルの空転防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60182579A true JPS60182579A (ja) | 1985-09-18 |
Family
ID=12513303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3800084A Pending JPS60182579A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | カセツトにおけるテ−プリ−ルの空転防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60182579A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01204282A (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-16 | Shape Inc | コンパクト型オーディオテープカセット用自己ロック式ハブ組立体とその組立て方法 |
EP0579318A2 (en) * | 1992-07-13 | 1994-01-19 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Magnetic-tape cassette and reel-locking device suitable for use in the magnetic-tape cassette |
US5436782A (en) * | 1992-07-13 | 1995-07-25 | U.S. Philips Corporation | Magnetic-tape cassette and reel-locking device suitable for use in the magnetic-tape cassette |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58199480A (ja) * | 1982-05-15 | 1983-11-19 | Sueko Iwahana | 巻きたるみ防止カセツトテ−プ |
-
1984
- 1984-02-29 JP JP3800084A patent/JPS60182579A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58199480A (ja) * | 1982-05-15 | 1983-11-19 | Sueko Iwahana | 巻きたるみ防止カセツトテ−プ |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01204282A (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-16 | Shape Inc | コンパクト型オーディオテープカセット用自己ロック式ハブ組立体とその組立て方法 |
EP0579318A2 (en) * | 1992-07-13 | 1994-01-19 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Magnetic-tape cassette and reel-locking device suitable for use in the magnetic-tape cassette |
EP0579318A3 (en) * | 1992-07-13 | 1994-08-24 | Philips Nv | Magnetic-tape cassette and reel-locking device suitable for use in the magnetic-tape cassette |
US5436782A (en) * | 1992-07-13 | 1995-07-25 | U.S. Philips Corporation | Magnetic-tape cassette and reel-locking device suitable for use in the magnetic-tape cassette |
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