JPH0420855Y2 - - Google Patents

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JPH0420855Y2
JPH0420855Y2 JP1988034869U JP3486988U JPH0420855Y2 JP H0420855 Y2 JPH0420855 Y2 JP H0420855Y2 JP 1988034869 U JP1988034869 U JP 1988034869U JP 3486988 U JP3486988 U JP 3486988U JP H0420855 Y2 JPH0420855 Y2 JP H0420855Y2
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reel hub
reel
hub forming
flange
locking rod
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は電子部品用リールに関するものであ
る。
ロ 従来の技術 電子部品を、プラスチツクテープ等に適宜間隔
に係止乃至形成させた収納部に収納させて、その
上を接着テープにて被覆させた後、プラスチツク
テープ等をリールに巻取るようにした技術は、例
えば、実開昭59−64851号公報、実開昭61−44969
号公報に於て既に公開されている。又リールの形
成に際して二枚のフランジを対向させ、その中央
に突出させたボス部を突合せ、接合した構成も実
開昭59−33867に見られる。又巻取りハブに導電
層を設けて静電気の帯電防止を図つたものとして
は実開昭60−137760号公報、実開昭62−147657号
公報に記載されている。
ハ 解決すべき問題点 然して巻取りハブに導電層を設けた前記の2件
に於てはフープ、ケーブルの巻取り用のリールで
あり或る程度の導電性を有していれば使用でき、
それ程厳密な導電性を要求される訳ではない。こ
れに対し、電子部品を係止乃至収容させたプラス
チツクテープ等を捲回する場合には少しの帯電も
チツプ状電子部品の損傷を来す虞れがある。又該
リールの製造に際してリールハブ即ち巻胴部とフ
ランジ部を別個に形成し組立てる必要があるがリ
ールハブとスライドの接合に工程がかかる難点が
ある。これを解決する手段として両フランジより
リールハブ部となる突出部を突出させ、該突出部
同志を突合せ接合するリールが前記実開昭59−
33867号公報に於て提案されている。これは部品
の数としては二点であるが、接合位置の特定箇所
はなく、真直なリールハブの形成は困難で、更に
接合は接着剤、ウエルダー等により行われる必要
があり極めて手間がかかることになる。
ニ 問題点を解決するための手段 そこで本考案に於ては部品の数としては二点で
済み、その組立は何等の接着剤、接合機械を要す
ることなく、二つの部品を嵌合させるだけで容易
に形成出来ると共にリールハブとフランジ全体を
導電性材料により一体形成することにより、極め
て導電性に優れ、電子部品の損傷の虞れを防止で
きるようにしたもので、導電性プラスチツク材に
てフランジ及びその中央に突出したリールハブ形
成部を一体的に形成させると共に、一方のフラン
ジのリールハブ形成部に内接させて係止杆を設
け、他方のフランジには係止杆に対応して係止孔
及び係止杆内側に対応する突片を設け、二枚の該
フランジを対向させ係止杆を係止孔に圧入させ、
同時に突片とリールハブ形成部内側間に挾持さ
せ、両リールハブ形成部を接合して組立てること
を特徴する。
ホ 実施例 以下図に示す一実施例について本考案を詳細に
説明すれば、はフランジで、その一側中央に突
出したリールハブ形成部2と導電性プラスチツク
材にて一体的に形成してある。はフランジで、
その一側中央に突出したリールハブと導電性プラ
スチツク材にて一体的に形成してある。リールハ
ブ形成部2はリールハブ形成部4に嵌合してリー
ル巾Wのリールハブを形成する。その際リール
ハブ形成部2は細径に形成し全体をリールハブ形
成部4に嵌入させてもよいし、リールハブ形成部
4内に一部を細径にした部分を嵌合させてもよ
い。更にリールハブ形成部2をリールハブ巾Wに
形成しその先端部にリールハブ形成部4の細径に
した部分を、嵌合させてもよい。又リールハブ形
成部2、リールハブ形成部4共に同径とし突合せ
る如くに構成してもよい。フランジのリールハ
ブ形成部2内側には適宜数の係止杆6,6……を
張出させ、その先端には夫々爪片7を突合わせて
ある。該係止杆6はリールハブ形成部2と内接し
ているかリールハブ形成部2より植立してもよ
い。係止杆6の植立した内側には二筋の溝8,9
を穿設してある。一方のフランジには前記のフ
ランジの係止杆6と対応する位置に係止孔10
を穿設し、該係止孔10の外端に段11を連接
し、係止孔10内側には突片19を突出させ、更
に内方に溝12を穿設してある。13,13はフ
ランジに夫々設けたスリツトで巻残量確認
の窓である。14,14は、フランジの中
央に設けた軸孔で、その周囲に縁部15を穿設さ
せてある。16,16……はリールハブに適宜
数設けた切込みで、それに連接して係止溝17を
形成させてある。18はフランジ、フランジ
の外周に設けた補強縁である。その組立ては、フ
ランジとフランジを対向させ、リールハブ形
成部2とリールハブ形成部4を嵌合させつつ、係
止杆6,6……をリールハブ形成部4に内接させ
乍ら進入させ係止孔10に挿通させる。リールハ
ブ形成部2とリールハブ形成部4が完全に嵌合し
或は突合わさつた時、係止杆6の先端の爪片7は
係止孔10の段部11に係合する。この時、突片
19はリールハブ形成部4の内周と共に係止杆6
を挟持して補強乃至係合補助をしている。爪片7
を設けない場合単に嵌合するが場合により接着し
てもよい。又この突片19が長ければフランジ
の溝8に係合させ、更に必要に応じ係止爪により
係止させることも出来る。溝9と溝12は係止杆
6,突片19の係止孔10或は溝8への係合に際
して緩衝地を構成しているものであるが、これら
を設けないこともある。
上記に於て述べた導電性プラスチツクとしては
合成樹脂、例えばポリスチレンにカーボンブラツ
クを混合したものが一般に用いることが出来る
が、炭素繊維、グラフアイト、チタン繊維等を混
入してもよい。カーボンブラツクの場合5〜10%
を混入するのがよい。又合成樹脂としては従来公
知のものを殆ど使用できる。
ヘ 考案の作用及び効果 上記の如き本考案によれば、導電性プラスチツ
ク材にてフランジ及びその中央に突出したリール
ハブ形成部を一体的に形成させると共に、一方の
フランジのリールハブ形成部に内接させて係止杆
を設け、他方のフランジには係止杆に対応して係
止孔及び係止杆内側に対応する突片を設け、二枚
の該フランジを対向させ係止杆を係止孔に圧入さ
せ、同時に突片とリールハブ形成部内側間に挾持
させ、両リールハブ形成部を接合して組立てるこ
とを特徴とするので、全体が導電性材にて構成さ
れ、極めて導電性に優れているため帯電防止が確
実に行なえる。その結果電子備品の損傷を確実に
防止できる。又このリールハブ形成杆2とリール
ハブ形成部4の嵌合力及び係止杆6とリールハブ
形成部4内接力更に突片19との挟持力及び係止
爪7によりフランジとフランジは強固に係合
保持される。然もその組立てに於ては単に両フラ
ンジをリールハブを介して押圧するだけの作業で
あり、他の工程を要さず、極めて簡単に短時間に
て行なえ、部品数も最小の二点であるため極めて
廉価に製造でき実用効果著大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例分解斜面図、第2図は
同上一部平面図、第3図は同上一部組立部分拡大
図、第4図は本考案使用例概略説明図である。 ……フランジ、2……リールハブ形成部、
……フランジ、4……リールハブ形成部、……
リールハブ、6……係止杆、7……爪片、8……
溝、9……溝、10……係止孔、11……段部、
12……溝、13……スリツト、14……軸孔、
15……縁部、16……切込み、18……補強
縁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 導電性プラスチツク材にてフランジ及びその
    中央に突出したリールハブ形成部を一体的に形
    成させると共に、一方のフランジのリールハブ
    形成部に内接させて係止杆を設け、他方のフラ
    ンジには係止杆に対応して係止孔及び係止杆内
    側に対応する突片を設け、二枚の該フランジを
    対向させ係止杆を係止孔に圧入させ、同時に突
    片とリールハブ形成部内側間に挾持させ、両リ
    ールハブ形成部を接合して組立てることを特徴
    する電子部品用リール。 リールハブ形成部内側に於て係止孔の突片を
    挾んだ反対側に緩衝地としての溝を形成させた
    ことを特徴とする請求項に記載の電子部品用
    リール。
JP1988034869U 1988-03-16 1988-03-16 Expired JPH0420855Y2 (ja)

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JP1988034869U JPH0420855Y2 (ja) 1988-03-16 1988-03-16

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JPH01137970U JPH01137970U (ja) 1989-09-20
JPH0420855Y2 true JPH0420855Y2 (ja) 1992-05-13

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JPS4919859U (ja) * 1972-05-27 1974-02-20

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