JPS60182017A - 磁気記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分力 本発りｊｔ′ｉ、磁気記録媒体に関し、詳しくは、磁性
ノＩ′１１上に船足の保護）Ｐ’ｊを設けるようにした
磁気記録夕１１１．体に関する。

従来技術 ＆　気テープ、フロラぎ一ディスク、鉄道の改札外・定
期券、キャッシュカードなどで代表さり、る磁気記録媒
体の多くは、紙やプラスチックフィルムのごとき非磁性
支持体上に磁性梓子及びパイ／ダ−を主成分とした磁性
ル゛ｉが設けられたものである。

ところで、この釉の磁気記録媒体は、上記からうかがわ
れるように、杭々の業務において使用されているが、記
録・再生時に磁気ヘッドあるいはガーイド部材に激しく
摺動乃至は接触し、このため、それ程多数回の使用にも
かかわらず、磁性層が摩耗して再生出力が低下し誤作動
の原因を招き易いといった傾向が応々にして認められて
いた。

そうした不都合をできるだけｈ１消することを意図して
、磁性層中に例えば（イ）　ＳｉＣ、Ａｌ２Ｏ３ｐＣｒ
２０３　などの研磨剤を添加して磁気ヘッドの摩耗を促
進させたり、あるいは、（ロ）シリコーン、ワックスな
どの尚滑剤の添加も試みられているが、これら（イ）（
ロ）の手段によったのでは磁性層抜脱の軟化、ブリード
アウト等の現象があられれやすいことから前記添加剤の
使用量が必然的に制限され、十分な効果音もたらし得な
いのが実’＋ｆｔである。

また他の手段として、磁性層上に例えば（ハ）泪′４滑
剤からなる保ｉｊｊ、！ｊ肋、に）樹脂バインダー中に
研ｊむ粒子を分散した保護層、′あるい←ｊ１、（ホ）
各紳樹）１αパインター−の粕ハ）ｉ又は混合による保
ｔｉ（ｊ　）＜Ｑ　ｆ一般けることも提案されているが
、これらの手段においても依然としで良好な粕呆はイ（
すられていない。即ち、前ａＬ　（’１では保護層の寿
命が短く、前り己（ロ）で６．ヘッドのＪ皆れが０狡し
く、前ｉ己←旬ではｌｌｌ１１７１ｉ・〕耗性はよいも
のの１刷（ｉ＊１撃件が劣っていＩＬり又はその逆であ
ったり、更にｔ；Ｊ：、１ｉｉＪ久性かい址／こ不十分
である。

［１的 木ジ１シψｊの目的は、」二記のごとき欠陥を除去し、
多数ＩＩ］１の６己録・再生ＶＣよっても再生出力の低
下が著しく少なく、かつ、４久性にすぐれた良りｊＩの
磁気ｉ；１録媒録音体供するものである。

構成 本発明の磁気記録媒体は、非磁性支持体上に磁性ｊ曽が
設けられ、更にその磁性層上に、アクリル樹１１’ｒｊ
”、変性アクリル樹脂又はスチにン４Ｍ（Ｊｌｉばと、
ポリウレタンエラストマーと、インシアネート化合物と
を主成分とした保蔵層が設けられていることを特徴とし
ている。

ちなみに、本発明者等はさきの目的を達成するために種
々横割した結果、磁性層上に特定４☆」１１ｂの組み合
わせからなる保設）＆ｒ’を設ければ、磁性層の電磁変
換竹性を損うことなく、シかも耐摩耗性・耐衝粘性にす
ぐれた良質の磁気記録媒体が得られることを見いだした
のであり、本発明はそうした知見に基づいて完成された
ものである。

以下に本発明をさらに詳細に説明すると、本発明に係わ
る保護層金除いた他の部分即ち非磁性支持体、磁性層自
体は従来のそれと何等異なるところはない。

従って、本発明磁気記録媒体における非磁性支持体とし
ては、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、
セルローストリアセテート、セルロースジアセテート、
ポリイミドなどの樹脂フィルムや紙、合成紙、アルミニ
ウム９６などが例示できる。

磁性ハ゛看をイトシ成するものの一方でゎる磁性粒子と
しては、γ−Ｆｅ２０ＨＨＦｅ３０４　ｒ　Ｃｏ含シイ
１γＦｅ２０．　。

Ｃｏ含イＥ’　Ｆｅ、Ｏ，、Ｃｏ被応γ−Ｆｅ、Ｏｓな
どが代表例とにあけられる。

磁性粒子とともに磁性層形成液− の一方であるバインダーとしては、この分野で通常使用
されているもの、例えば塩化ビニ／Ｌ、　−酢酸ビニル
共ル′合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、塩
化ビニル−アクリロニトリル共重合体、アクリル敵エス
テルースチレン共ｍ合体、ウレタンエラストマー、Ｉリ
ビニルブテラ−Ａ、（ルｏ−スアセテートブテレート、
ニトロセルロース、＋１ヒリエステルｌ［ｔＪ　脂、ス
チレン−ブタジェン共重合体、ブタジェン−アクリロニ
トリル共重合体などが用いられる。また、電子線硬化性
バインダーを用いてもよい。′１１Ｌ子線硬化性バイン
ダーを磁性層の形成ｅこ用いるようにした磁気記録媒体
の製造法によれば、値性坊料（磁性層形成液）中の固プ
レ分の凝固防止及びポットライプの向上、製造工程の簡
略化、省エネルギー等の点で有利である。また、電子線
硬化性バインダーと熱硬化性バインダーとの組み合わせ
たものも有効に使用しうる。

前記の１〔う予約４ｄ！化性バインダーの代表例として
は、エステル骨格、エーテル骨格、ウレタン骨格、エポ
キシ骨格等を有する化合物具体的にはアクリロイル基、
メタアクリロイル基のごときを有するオリゴマー或いは
プレポリマー、例えばウレタンアクリレートオリゴマー
、ポリエステル／アクリレートプレ月？リマー、ポリエ
ーテル／アクリレートプレポリマー、エポキシ／アクリ
レートフレポリマー、７１？リエステル／ウレタン／ア
クリレートプレポリマーなどがあげられる。１だ、ｆＪ
’Ｊ７尼の熱る史化物、バインダーとしては、ウレタン
樹ＩＩば、エポキシ＜ｊｌｊＩｌｉｊｒ、繊維素糸４も
）Ｉｆ１７おるいはこれらと塩化ビニル４Ｊ脂、塩化ビ
ニリデン４ｖｊｊｌｉｉ　％との混合！１勿などがあけ
られる。

本発明の磁気りじ録媒体にあっては、こうした磁性層上
に特定の保護ｈｉが設けられたものである。この保護層
は、比較的硬い被膜を形成するアクリルＪｒｌ１月ｋｊ
ｓ変性アクリル４Ｍ：ｌ　Ｊｌｉゴ又はスチレン樹脂と
比較的柔軟な被膜を形成するポリウレタン千ラストマー
とを主体とし、これにインシアネート化合物か共存され
て架橋構造がとらｉしたことによって、１１ｒ１摩耗性
・１嗣衝撃性にすぐれ、加えて、耐熱性にもすぐれた強
靭なものとなっている。

アクリル樹ＩＪ１１としてはインシアネート化（ｉｉ物
によって架橋か可能なものであればよく、これの市販品
には東亜合成社製のアロン２０００シリーズなどが例示
できる。

変性アクリル４９１月ぽはアクリル４例月ａに一〇Ｈ）
、（を（＝Ｊ加したものであり、市販品として例えばハ
ニー］二業社シ堤ハニタン８６８３Ｅなどがあけられる
。

スチレンとしてはイソシアネート化合物によって架橋が
【す能なものであれによく、これの市販品にｔ」、旭ダ
ウ社製スタイロン６６６などが例示できる。

ポリウレタンエラストマーとしては、７タル酸、アジピ
ン酸、三量化リルイン醒、マレイン酸などの有機二塩基
酸とエチレン、プロピレン、ブチレン、ジエチレンなど
のグリコール類、トリメチロールプロパン、ヘキサント
リオール、。

グリセリン、トリメチロールエタン、ペンタエリスリト
ールなどの多価アルコール類との反応によって得られる
ポリエステルポリオール；プロピレンオキサイド、エチ
レンオキサイドなどから罷導されるポリエーテルポリオ
ールをトリレンジインシアネート、４　、４’−ジフェ
ニルメタンジインシアネート、ヘキサメチレンジイソス
テルポリウレタン４創Ｊｌｉｉ又はポリエーテルポリウ
レタン４Ｉ１１脂、等があげられ分子量１００００〜１
０００００のものが望ましい。これの市販品には日本ポ
リウレタン社製ニラポラン３０２２、ニラポラン２３０
４などが例示できる。

アクリル初脂、要件アクリル樹脂又はスチレン樹脂とポ
リウレタンニジストマーとの混合重分割合は４／６〜７
／３、好１しくは５１５〜６／４である。上記範囲を越
えてポリウレタンニジストマーの割合か多くなると被膜
が柔らかくなり、また少ムくなると被膜がもろくなり、
いずれにしても耐久性において満足な結果が４１４られ
ない。

インシアネート化合物としては、トリレンジイソシアネ
ート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキザメチ
レンジイテシアネートなどの二又は三基体からなるポリ
イソシアネートが好適である。インシアネート化合物の
添加ＪＹ；−は不機パインターＪｌｉ−の５〜２０　ｙ
ｌｊ　％）係、好１しくけｌＯ〜１５月ｔ　：ｈＩ：　
％がｉＩ遠当である。

実際に木発明の恢気記録媒体４〜つくるには、別々に磁
性Ｒ７形成液、保胞層形成液をＷ１°！ｌ製しておき、
これらを支ｆ−￥体上に順次塗布し乾燥（保膣層形成で
は乾係に続き加熱硬化ンせしめればよい。これら形成液
の調製のために使用される溶剤としては、アセトン、メ
チルエチルケトン、シクロヘギサン、酢酸エチル、トル
エン、キシレン、ヘキサン、ヘゾタンなどが例示てきる
。

また、塗布方法としてはグラビアコート、リノマースロ
ールコート、）ζ−コート、ナイフコート等が適当採用
できる。

磁性層の厚さは１〜２０μ程度であり、この分野で通常
使用される分散剤、？ｔ’？　’ｉｌＩ、防止剤、潤滑
剤、研磨剤、硬化剤などが適宜添加されていてもよい。

一方、保護層の厚さは０．５〜５ｐ程度である。

次に実施例及び比較例について説り１する。なお、部は
すべて重量部である。

実施例１ γ−Ｆｅ、０３粉末７５部、レシチン３部、塩化ビニル
−ビニルアルコール共重合体１５部、ポリウレタンエラ
ストマー７部およびトルエン・メチルエチルケトン混合
溶媒（ｂ　Ｊ’＋ｊ比１：１）１９０部からなる混合物
をゼールミルで２４時間分散した後、これにポリイソシ
アネート化合物３部全添加し混線して磁性塗料全調製し
た。

１８８μ厚のポリエステルフィルム（基体）上に上記の
磁性塗料を塗布し乾燥して、約１３μｊ１１′−の磁性
層を形成した。更に、この磁性層上に下記わ１成からな
る１））料を塗布乾燥後、熱処理して約３μ厚の保１１
うｊｃ；を形成し、１１すられた磁気記録媒体を規定」
法に裁断し磁気カードとした。

アクリルＪＭＪ　Ｊ＆　（東！１１Ｌ合成社５Ｊ足、ア
ロン３−２０６０）　６０部 ポリウレタンエラストマー（日本 ポリウレタン社製、ニッポ７ｙ３０２２）　４ｏ部イン
シアネート化合物（日本ポリウレ タン社製、コロネートＬ）　１５部 トルエン・メチルエテルケトン 混合溶媒（容量比１　：　１　）　４６０部笑施例２ 保ｉφノｖ、・ジ塗料として 変性アクリル樹脂（ハニー工業 社製、ハニタン８６８３１ｉ）　’　５５部ポリウレタ
ンニジストマー（日米 ポリウレタン社製、ニラポラン２３０４）　ａｏ部イン
シアネート化合物 （コロネー）Ｌ）　１５部 トルエン・メチルエチルケトン混合 溶媒（容知Ｓ比１：１）　４８０部 からなる組成のものを用いた以外は実施例１と１つたく
同様にして磁気カードをつくった。

実施例３ ・実施例２の保睦層塗旧における変性アクリル樹脂５５
部をスチレン樹脂（旭ダウ社製、スタイロン６６６）５
５部に代えた以外は実施例２とまったく同様にして磁気
カードをつくった。

比較例１ 実施例１の保護層の代りにポリエチレンワックスによる
保護層（約３μ厚）を設けて磁気カードをつくった。

比較例２ 実施例１の保護層の代りにアクリル樹脂とニトロセルロ
ース樹脂との混合糸（重Ｊ１；比１：ｌ）からなる保ｄ
つ層を設けて磁気カードをつくった。

これら５独の磁気カードの耐摩耗性及び耐価５）す性に
ついての試験を行なったところ、表−１のどとき結果が
得られた。

表−１ ａ０５００　ｆ　荷ｆｆｉでステンレスチップによる強
制摩耗テストを行ない、保護層が）１１；公的に剥離す
るまでの回数で表示した。

４ｚ）ｚｏｏｒ荷重でステンレスチップによる同一個所
落下テストを行ない、保護層が剥離するまでの回数で表
示した。

効果 以上から明らかなように、本発明の磁気記録媒体はとく
に耐摩耗性及び而［衝撃性にすぐｉｔている。これは、
表面・保護層が！Ｆヲ定樹脂の併用でかつ架橋構造とな
っているためと考えられる。

特許出願人　株式会社　リ　コ　− 特許庁長官若杉和夫殿 １．事件の表示 昭和５９年特　許　願第３６２８３　号２、発明の名称 磁気記録媒体 ３　補正をする者 事件との関係　特許出願人 東京都太田区中馬込１丁目３番６号 （６７４）株式会社　リ　コ　− 代表者　浜　１）　広 ４、代　理　人 ５、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の掴 ６、補正の内容 （１）　第５頁９行目の「酢酸ビニル共重合体、」の後
に１塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合
体、」を加入する。

（２）　第７頁１３〜１５行目の「変性アクリル・・・
（中略）・・・などがあげられる。」を１変性アクリル
樹脂はアクリル（Ｗ・１脂［−ＯＨ基を付加したもの、
あるいは、シリコーン変性アクリル樹脂であり、市販品
として、ＭｉＪ者としては例えば）・−一工業社製ノ・
ニタン８６８３Ｅなどが、後者としては例えば日本紬薬
社製ＳＴＳ　−７０などがあげられる。」と訂正する。

（３）第１Ｏ頁１３〜１４行目の１°塩化ビニル一ビ゛
ニルアルコール共■合体」を１塩化ビニル−酢酸ビニル
−ビニルアルコール共重合体」と訂正する。

（４）第１２貞９行目の「・・・をつくった。」の後に
行をかえて次を加入′１−る。

１′実施例４ γ−Ｆｅ２０Ｂ粉末７５部、レシチン３部、塩化ビニル
−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体１０部、ポリ
ウレタンニジストマー１０部およびトルエン・メチルエ
チルケトン混合６ず１．’Ａ　（各ｔ［比１：１）１８
０部からなる混合物をボールミルで２４時間分散した後
、これにポリイソシアネート化合物（日本ポリウレタン
社製コロネートＬ）３部を添加し混練して磁性塗料を調
製した。

１８８μ厚のポリエステルフィルム（基体）上に上記の
磁性塗料を塗布し乾燥し゛て、約１３μ厚の磁性層を形
成した。更に、この磁性層上に下記組成からなる塗料を
塗布乾燥後、熱処理して約３μ厚の保お層を形成し、得
られた磁気記録媒体を規定寸法に裁断し磁気カードとし
た。

シリコーン変性アクリル樹脂 （日本紬薬社製５ＴＳ−７０１）　５５部ポリウレタン
ニジストマー（日本ポリ ウレタン社製ニラポラン２３０４）　３０都イソシアネ
一ト化合物（日本ポリウレ タン社製コロネートＬ）　１５部 トルエン・メチルエチルケトン 混合溶媒（容針比”：′）　“°０部」（５）第１３頁
表−１中の実施例３と比軸例１との間に 」 を加入する。

以上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　非磁性支持体上に磁性層が形成され、更にその上
   に、アクリル樹脂、変性アクリル４１１Ｉ脂又はスチレ
   ン樹脂と、ポリウレタンエラストマーと、インシアネー
   ト化合物とを主成分とした保副層が設けられていること
   を’ｌ’５徴とする磁気記録媒体。