JPS60115025A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS60115025A JPS60115025A JP22300483A JP22300483A JPS60115025A JP S60115025 A JPS60115025 A JP S60115025A JP 22300483 A JP22300483 A JP 22300483A JP 22300483 A JP22300483 A JP 22300483A JP S60115025 A JPS60115025 A JP S60115025A
- Authority
- JP
- Japan
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- magnetic
- recording medium
- layer
- coating
- magnetic layer
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- Paints Or Removers (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は磁気記録媒体に関し、詳しくは、その表面(磁
性層上)に特定の保護層を設けた磁気記録媒体に関する
。
性層上)に特定の保護層を設けた磁気記録媒体に関する
。
従来技術
磁気テープ、フロッピーディスク等で代表される磁気記
録媒体に杜、プラスチックフィルムのごとき非磁性支持
体上に磁性粒子及び熱硬化性バインダーを主成分とする
磁性層を設けたものが多く採用されている。
録媒体に杜、プラスチックフィルムのごとき非磁性支持
体上に磁性粒子及び熱硬化性バインダーを主成分とする
磁性層を設けたものが多く採用されている。
ところで、この種の磁気記録媒体においても゛その磁性
層は、記録・再生時に磁気ヘッドあるいはガイド部材に
激しく摺動乃至は接触するため摩耗されやすく、徐々に
再生出力が低下して誤作動の原因を招来するといった不
都合が認められていた。
層は、記録・再生時に磁気ヘッドあるいはガイド部材に
激しく摺動乃至は接触するため摩耗されやすく、徐々に
再生出力が低下して誤作動の原因を招来するといった不
都合が認められていた。
こうした不都合をできるだけ解消することを意図して、
(1) i性層中にSIC、All0B、 Cr1O1
などの研磨剤を添加させることや、(■)磁性層上にワ
ックス、ノぐラフインなどの潤滑剤からなる保護層を設
けること、等が提案されている。しかし、前記(1)で
は磁気ヘッドの摩耗を促進することによって成る程度磁
性層の摩耗を防ぐことができるものの、研磨剤の添加剤
の配合量は必然的に制約されるため、十分な効果が期待
しえない。tた、前記(…)では磁性層の摩耗を防止で
きるものの、このワックス、パラフィンなどの保護層は
軟弱でしかも磁性層との接着性がよくないため磁気ヘッ
ドとの摺動等によって容易に消失してしまい、やはシ十
分な効果が期待しえないのが実情である。
(1) i性層中にSIC、All0B、 Cr1O1
などの研磨剤を添加させることや、(■)磁性層上にワ
ックス、ノぐラフインなどの潤滑剤からなる保護層を設
けること、等が提案されている。しかし、前記(1)で
は磁気ヘッドの摩耗を促進することによって成る程度磁
性層の摩耗を防ぐことができるものの、研磨剤の添加剤
の配合量は必然的に制約されるため、十分な効果が期待
しえない。tた、前記(…)では磁性層の摩耗を防止で
きるものの、このワックス、パラフィンなどの保護層は
軟弱でしかも磁性層との接着性がよくないため磁気ヘッ
ドとの摺動等によって容易に消失してしまい、やはシ十
分な効果が期待しえないのが実情である。
更には、熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂などを主成分とし
た保護層を磁性層上に設けて磁気ヘッドとの衝撃力を柔
けるととも試みられているが、これとても耐摩耗性にお
いて不十分である。
た保護層を磁性層上に設けて磁気ヘッドとの衝撃力を柔
けるととも試みられているが、これとても耐摩耗性にお
いて不十分である。
目 的
本発明はヘッドとの衝撃力が柔けられ、かつ、磁性層の
電磁変換特性が損われることのないすぐれた耐摩耗性を
有する磁気記録媒体を提供するものである。
電磁変換特性が損われることのないすぐれた耐摩耗性を
有する磁気記録媒体を提供するものである。
構成
本発明は非磁性支持体上に磁性粒子及び熱硬化性バイン
ダーを主成分とした磁性層、保護層を順次設けた磁気記
録媒体において、前記保護層が、ポリエステルを骨格と
する5官能以上の分校状の分子構造を有する電子線硬化
性樹脂を主体とした第1被膜とシリコーン変性電子線硬
化性樹脂を主体とした第2被膜との積層とからなってい
ることを特徴としている。
ダーを主成分とした磁性層、保護層を順次設けた磁気記
録媒体において、前記保護層が、ポリエステルを骨格と
する5官能以上の分校状の分子構造を有する電子線硬化
性樹脂を主体とした第1被膜とシリコーン変性電子線硬
化性樹脂を主体とした第2被膜との積層とからなってい
ることを特徴としている。
ちなみに、本発明はさきの目的を達成するために種々検
討された結果、磁性層上に保@層として前記の第1被膜
を設け、更にその上に第2被膜を設けるようにすれば有
効であるとと全見出し、それに基づいて完成されたもの
である。
討された結果、磁性層上に保@層として前記の第1被膜
を設け、更にその上に第2被膜を設けるようにすれば有
効であるとと全見出し、それに基づいて完成されたもの
である。
以下に本発明をさらに詳細に説明すると、本発明に係る
保護層を除いた他の部分即ち非磁性支持体、磁性層自体
は従来のそれと何等異なるところはない。
保護層を除いた他の部分即ち非磁性支持体、磁性層自体
は従来のそれと何等異なるところはない。
従って、本発明磁気記録媒体における非磁性支持体とし
ては、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、
セルローストリアセテート、セルロースジアセテート、
?リイミドなどの樹脂フィルムや紙、合成紙、アルミニ
ウム箔などが例示できる。
ては、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、
セルローストリアセテート、セルロースジアセテート、
?リイミドなどの樹脂フィルムや紙、合成紙、アルミニ
ウム箔などが例示できる。
磁性層を構成するものの一方である磁性粒子としては、
r −Fi11!01 HFe3O4、Co含有r −
Fe103 。
r −Fi11!01 HFe3O4、Co含有r −
Fe103 。
Co含有Fe104 、 Co被着r −Fe、OBな
どが代表例とにあげられる。
どが代表例とにあげられる。
磁性粒子とともに磁性層を構成するものの他の一方であ
るバインダーとしては、この分野で通常使用されている
熱硬化性樹脂であればいずれも使用可能である。このよ
うな熱硬化性樹脂の具体例としては、塩化ビニル−酢酸
ぜニル共重合体、ポリウレタン樹脂、ニトロセルローズ
などがあげられる。勿論、これら樹脂は単独で用いられ
ても2種以上併用されていてもかまわない。バインダー
の量紘磁性粒子100重量部に対し30〜40重量部が
適当である。
るバインダーとしては、この分野で通常使用されている
熱硬化性樹脂であればいずれも使用可能である。このよ
うな熱硬化性樹脂の具体例としては、塩化ビニル−酢酸
ぜニル共重合体、ポリウレタン樹脂、ニトロセルローズ
などがあげられる。勿論、これら樹脂は単独で用いられ
ても2種以上併用されていてもかまわない。バインダー
の量紘磁性粒子100重量部に対し30〜40重量部が
適当である。
なお、磁性層の厚さは10〜15μくらいである。
本発明の磁気記録媒体におっては、ζうした磁性層上に
二層からなる保護層が設けられているが、その第1M腹
(磁性層に接する側の層ンは5官能以上の分校状分子構
造を有するアクリル変性ポリウレタン樹脂層であシ、そ
の第2被膜(表面に位置する層)はシリコーン変性の電
子線硬化性樹脂層である。
二層からなる保護層が設けられているが、その第1M腹
(磁性層に接する側の層ンは5官能以上の分校状分子構
造を有するアクリル変性ポリウレタン樹脂層であシ、そ
の第2被膜(表面に位置する層)はシリコーン変性の電
子線硬化性樹脂層である。
前記の5官能以上の分校状分子構造を有するアクリル変
性ポリウレタン樹脂(以下「電子線硬化性アクリル変性
ポリウレタン樹脂」という)は例えば次のようにして製
造することができる。
性ポリウレタン樹脂(以下「電子線硬化性アクリル変性
ポリウレタン樹脂」という)は例えば次のようにして製
造することができる。
即ち1,4−ブタンジオールとアジピン酸との反応生成
物、或いはゾロ2レンゲリコールとアジピン酸との反応
生成物(以上はIリエステル骨格部分に相当するもの)
等のポリエステルジオールAポリエーテルトリオールと
の混合物にジイソシアネートとアクリル系2型結合を有
する化合物とを加えて反応させることによシ製造するこ
とができる。
物、或いはゾロ2レンゲリコールとアジピン酸との反応
生成物(以上はIリエステル骨格部分に相当するもの)
等のポリエステルジオールAポリエーテルトリオールと
の混合物にジイソシアネートとアクリル系2型結合を有
する化合物とを加えて反応させることによシ製造するこ
とができる。
ポリエステルジオールとポリエーテルトリオールとの混
合物に代えて、例えばポリエーテルジオールとポリエー
テルトリオールとの混合物、ポリエステルジオールとポ
リエステルトリオールとの混合物、ポリエーテルジオー
ルとポリエステルトリオールとの混合物を用いてもよい
。
合物に代えて、例えばポリエーテルジオールとポリエー
テルトリオールとの混合物、ポリエステルジオールとポ
リエステルトリオールとの混合物、ポリエーテルジオー
ルとポリエステルトリオールとの混合物を用いてもよい
。
ここで、ジイソシアネートとしては2,4−トリレンジ
イソシアネート、2.6−)リレンジイソシアネート、
1.6−へキサメチレンジイソシアネート、キシリレン
ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、メチ
レンビス(4−フェニルイソシアネート)等が、また、
アクリル系2型結合を有する化合物としては2−ヒドロ
キシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシゾロ
ビル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシゾロビル(
メタ)アクリレート等が例示できる。なお、ポリエステ
ルジオールId 側光ばアデカ二二一エースY4−30
(旭電化工業社製)として、また、ポリエーテルトリ
オールL例えばサンエックスTP−400、同GP−3
000(以上、三洋化成社製)等として入手しうる。
イソシアネート、2.6−)リレンジイソシアネート、
1.6−へキサメチレンジイソシアネート、キシリレン
ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、メチ
レンビス(4−フェニルイソシアネート)等が、また、
アクリル系2型結合を有する化合物としては2−ヒドロ
キシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシゾロ
ビル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシゾロビル(
メタ)アクリレート等が例示できる。なお、ポリエステ
ルジオールId 側光ばアデカ二二一エースY4−30
(旭電化工業社製)として、また、ポリエーテルトリ
オールL例えばサンエックスTP−400、同GP−3
000(以上、三洋化成社製)等として入手しうる。
この電子線硬化性アクリル変性ポリウレタン樹脂のポリ
エステル部分の分子量は、保護層に要求される柔軟性及
び強靭性をもたせるために、2000〜4000の範囲
が好ましい。また、電子線硬化性アクリル変性ポリウレ
タン樹脂全体の分子量は、前記と同様々理由によシ、2
0000〜5ooooの範囲が好ましい。なお、この樹
脂においては官能基数を5個以上、望ましくは7〜13
個もたせることによシ、第1被膜の硬化促進及び硬度向
上等の効果をもたらすことができる。
エステル部分の分子量は、保護層に要求される柔軟性及
び強靭性をもたせるために、2000〜4000の範囲
が好ましい。また、電子線硬化性アクリル変性ポリウレ
タン樹脂全体の分子量は、前記と同様々理由によシ、2
0000〜5ooooの範囲が好ましい。なお、この樹
脂においては官能基数を5個以上、望ましくは7〜13
個もたせることによシ、第1被膜の硬化促進及び硬度向
上等の効果をもたらすことができる。
第2被膜に用いられるシリコーン変性電子線硬化性樹脂
は下記一般式 (式中、R′は一■又は−CH,、TDIは2,4−ト
リレンジイソシアネート、HEMは2−ヒドロキシエチ
ルアクリレートを示し、x = 50〜100 、 y
= 3〜6である。)で表わされるものである。
は下記一般式 (式中、R′は一■又は−CH,、TDIは2,4−ト
リレンジイソシアネート、HEMは2−ヒドロキシエチ
ルアクリレートを示し、x = 50〜100 、 y
= 3〜6である。)で表わされるものである。
このシリコーン変性電子線硬化性樹脂は、被膜性に優れ
ているため均一で薄い被B!Xヲ良好に形成することが
でき又シリコン官能基を有しているため潤滑効果もあっ
て耐摩耗性、耐久性に優れている。
ているため均一で薄い被B!Xヲ良好に形成することが
でき又シリコン官能基を有しているため潤滑効果もあっ
て耐摩耗性、耐久性に優れている。
また、第2被膜には耐摩耗性、耐久性の他、第1被膜と
の密着性を良好ならしめるために、多官能電子線硬化性
モノマーを併用するのが望ましい。このモノマーはシリ
コーン変性電子線硬化性樹脂の架橋促進剤として作用し
、複雑で高密度の架橋構造を形成する上で有利である。
の密着性を良好ならしめるために、多官能電子線硬化性
モノマーを併用するのが望ましい。このモノマーはシリ
コーン変性電子線硬化性樹脂の架橋促進剤として作用し
、複雑で高密度の架橋構造を形成する上で有利である。
このような七ツマ−の具体例としては、トリメチロール
プロパントリアクリレート、テトラメチロールメタンテ
トラアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレ
ート、ジペンタエリスリトールヘキサトリアクリレート
等が挙げられる。
プロパントリアクリレート、テトラメチロールメタンテ
トラアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレ
ート、ジペンタエリスリトールヘキサトリアクリレート
等が挙げられる。
上記モノマーは、シリコーン変性電子線硬化性バインダ
ー100重量部に対し、20〜50重量部添加すること
が好ましい。この下限未満では架橋効果が減少し第1被
膜との密着性が低下+る。また、上限を超えると表面の
潤滑効果、耐摩耗性及び耐久性が低下する。
ー100重量部に対し、20〜50重量部添加すること
が好ましい。この下限未満では架橋効果が減少し第1被
膜との密着性が低下+る。また、上限を超えると表面の
潤滑効果、耐摩耗性及び耐久性が低下する。
第2被膜の厚さは1.5〜2.5μが適当である。
また、第1被膜と第2被膜とをあわせた全体の厚さく即
ち、保護層全体の厚さ)は3μくらいが適当である。保
護層の厚さがあまシ厚すぎると記録・再生において入出
力感度が低下し、逆に、厚さが薄すぎると耐摩耗性の効
果が得られない。
ち、保護層全体の厚さ)は3μくらいが適当である。保
護層の厚さがあまシ厚すぎると記録・再生において入出
力感度が低下し、逆に、厚さが薄すぎると耐摩耗性の効
果が得られない。
実際に本発明の磁気記録媒体をつくるには、非磁性支持
体上に、磁性粒子及び熱硬化性ノ々インダーを主成分と
し必要によシ添加剤(脂肪酸金属塩、高級アルコールの
ごとき分散剤;力−ゼンブラック、グラファイトのごと
き゛帯電防止剤;潤滑剤など)を加えた樹脂分散液(磁
性塗料)を塗布し乾燥して磁性層を形成し、この磁性層
上に前記特定の電子線硬化性アクリル変性ポリウレタン
樹脂を主成分とする第1被膜塗料を塗布し、乾燥後、電
子線照射して硬化した第1被膜を設け、更にこの上に、
シリコーン変性電子線硬化性樹脂を主成分とする第2被
膜塗料を塗布し、乾燥後、電子線照射して硬化した第2
被膜を設けて積層の保護層を形成すればよい。
体上に、磁性粒子及び熱硬化性ノ々インダーを主成分と
し必要によシ添加剤(脂肪酸金属塩、高級アルコールの
ごとき分散剤;力−ゼンブラック、グラファイトのごと
き゛帯電防止剤;潤滑剤など)を加えた樹脂分散液(磁
性塗料)を塗布し乾燥して磁性層を形成し、この磁性層
上に前記特定の電子線硬化性アクリル変性ポリウレタン
樹脂を主成分とする第1被膜塗料を塗布し、乾燥後、電
子線照射して硬化した第1被膜を設け、更にこの上に、
シリコーン変性電子線硬化性樹脂を主成分とする第2被
膜塗料を塗布し、乾燥後、電子線照射して硬化した第2
被膜を設けて積層の保護層を形成すればよい。
保護層形成の際の電子線照射は、加速電圧100〜75
0KV好ましくは150〜300KV(D電子線加速器
を用いて、吸収線量が2〜20M r a d になる
ようにして行なわれる。また、各層の塗料の調製に使用
される有機溶媒にはアセトン、メチルエチルケトン、シ
クロヘキサン、酢酸エチル、トルエン、キシレン、ヘキ
サン、ヘゾタンなどが例示できる。
0KV好ましくは150〜300KV(D電子線加速器
を用いて、吸収線量が2〜20M r a d になる
ようにして行なわれる。また、各層の塗料の調製に使用
される有機溶媒にはアセトン、メチルエチルケトン、シ
クロヘキサン、酢酸エチル、トルエン、キシレン、ヘキ
サン、ヘゾタンなどが例示できる。
次に実施例及び比較例を示す。ここでの部はすべて重量
部である。
部である。
実施例
(磁性塗料の調製)
γ−F@、0. 100部
トルエンーメチルエチルクトンーシク
ロヘキサンの混合溶媒(容量比約
B1:o、s) too部
ラウリン酸 4部
塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニル
アルコール共重合体(ucc社製、
VAGH) 25部
ポリウレタン(日本ポリウレタン
社製、N−3022) 10部
よりなる混合物を十分分散して磁性塗料を調製した。
(第1被膜塗料の調製)
電子線硬化性アクリル変性ポリ
ウレタン樹脂〔ポリエステル
部分の分子量が3000である旭
電化工業社製アデカ二二一エース
Y4−30とポリエステルトリオ
ールTP−400(三洋化成社製)
と2.6−)リレンジイソシアネ
ートトヒドロキクエチルアクリレ
ートとの分枝状構造を有する反応
生成物;官能基数10個、全分子
量的5oooo) 15部
メチルエチルケトン−トルエン混
合溶媒(容量比約l: 1 ) 100部よシなる樹脂
溶液(保護層のうちの第1被膜用塗料ンを調製した。
溶液(保護層のうちの第1被膜用塗料ンを調製した。
(第2被膜塗料の調製)
よシなる樹脂溶液(保護層のうちの第2被膜用塗料)を
調製した。
調製した。
ポリニス号ルフイルム(厚さ180〜190μ)上に磁
性塗料金塗布し乾燥して約130μ岸の磁性層を形成し
た。この上に、第1被膜塗料を塗布し乾燥した後電子線
照射して約1,0μ厚のM1被膜を設け、更にこの上に
、第2被膜塗料を塗布し乾燥した後電子線照射して約2
μ厚の第2被膜を設けることによって積層の保護層を形
成し磁気記録媒体をつくった。
性塗料金塗布し乾燥して約130μ岸の磁性層を形成し
た。この上に、第1被膜塗料を塗布し乾燥した後電子線
照射して約1,0μ厚のM1被膜を設け、更にこの上に
、第2被膜塗料を塗布し乾燥した後電子線照射して約2
μ厚の第2被膜を設けることによって積層の保護層を形
成し磁気記録媒体をつくった。
比較例1
保護層を熱硬化性樹脂〔ポリウレタン樹脂(日本ポリウ
レタン社製、N−2034))の約3μ厚の単独層とし
た以外は実施例とまったく同様にして磁気記録媒体(比
較品1)をつくった。
レタン社製、N−2034))の約3μ厚の単独層とし
た以外は実施例とまったく同様にして磁気記録媒体(比
較品1)をつくった。
比較例2
保護層を実施例の第1被膜のみで形成した゛ (但し、
厚さは約3μ厚)以外は実施例とまったく同様にして磁
気記録媒体(比較品2)をつくった。
厚さは約3μ厚)以外は実施例とまったく同様にして磁
気記録媒体(比較品2)をつくった。
比較例3
保護層の第1被膜を約1p厚の熱硬化性樹脂〔ポリウレ
タン樹脂(日本ポリウレタン社製、N−2034))の
層とし、M2被膜を実施例の第2被膜と同じ約2μ厚の
層とした以外は実施例とまったく同様にして磁気記録媒
体(比較品3)をつくった。
タン樹脂(日本ポリウレタン社製、N−2034))の
層とし、M2被膜を実施例の第2被膜と同じ約2μ厚の
層とした以外は実施例とまったく同様にして磁気記録媒
体(比較品3)をつくった。
これら4つのサンプルの性能を調べたところ、表−1の
ような結果が得られた。
ような結果が得られた。
表−1
引)サンプル表面にセロハンテープを付着させた後、4
5°の角度で強く剥離し、剥離のないものを01やや剥
離の認められるものを■、多く剥離の認められるものを
Δとした。
5°の角度で強く剥離し、剥離のないものを01やや剥
離の認められるものを■、多く剥離の認められるものを
Δとした。
4I2)サンプルを裁断し市販の摩擦測定器(東洋精器
社製)により測定した。測定値はtanθの値である。
社製)により測定した。測定値はtanθの値である。
匂)サンプルを円盤状にして市販のチーノ一式スクラッ
チテスター(東洋精器社製)にかけ、各サンプルの摩耗
の程度を相対評価し、摩耗程度の低いものを◎、中程度
のものを■、高いものを△とした。
チテスター(東洋精器社製)にかけ、各サンプルの摩耗
の程度を相対評価し、摩耗程度の低いものを◎、中程度
のものを■、高いものを△とした。
効果
これまでの説明から明らかなように、本発明の特定な積
層タイプの保護層を有した磁気記録媒体は、従来のもの
に比較して、表面の摩擦係数が低減されているだけでな
く、すぐれた耐摩耗性の向上が認められる。
層タイプの保護層を有した磁気記録媒体は、従来のもの
に比較して、表面の摩擦係数が低減されているだけでな
く、すぐれた耐摩耗性の向上が認められる。
Claims (1)
- 1、非磁性支持体上に磁性粒子及び熱硬化性バインダー
を主成分とした磁性層を設けた磁気記録媒体において、
前記磁性層上に更に、ぼりエステルを骨格とする6官能
以上の分枝状の分子構造を有する電子線硬化性樹脂を主
体−とした第1被膜とシリコーン変性電子線硬化性樹脂
を主体とした第2被膜とから々る保護層が設けられてい
ることを特徴とする磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22300483A JPS60115025A (ja) | 1983-11-26 | 1983-11-26 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22300483A JPS60115025A (ja) | 1983-11-26 | 1983-11-26 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60115025A true JPS60115025A (ja) | 1985-06-21 |
Family
ID=16791310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22300483A Pending JPS60115025A (ja) | 1983-11-26 | 1983-11-26 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60115025A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5264278A (en) * | 1991-03-20 | 1993-11-23 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Radiation-curable acrylate/silicone pressure-sensitive adhesive coated tapes adherable to paint coated substrates |
US5427997A (en) * | 1989-07-14 | 1995-06-27 | Dai Nippon Insatsu Kabushiki Kaisha | Heat transfer cover films |
US5527578A (en) * | 1991-03-20 | 1996-06-18 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Radiation curable vinyl/silicone release coating |
-
1983
- 1983-11-26 JP JP22300483A patent/JPS60115025A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5427997A (en) * | 1989-07-14 | 1995-06-27 | Dai Nippon Insatsu Kabushiki Kaisha | Heat transfer cover films |
US5646089A (en) * | 1989-07-14 | 1997-07-08 | Dai Nippon Insatsu Kabushiki Kaisha | Heat transfer cover films |
US6291062B1 (en) | 1989-07-14 | 2001-09-18 | Dai Nippon Insatsu Kabushiki Kaisha | Heat transfer cover films |
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