JPS60154327A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPS60154327A
JPS60154327A JP996884A JP996884A JPS60154327A JP S60154327 A JPS60154327 A JP S60154327A JP 996884 A JP996884 A JP 996884A JP 996884 A JP996884 A JP 996884A JP S60154327 A JPS60154327 A JP S60154327A
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JP
Japan
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magnetic
layer
intermediate layer
recording medium
surface roughness
Prior art date
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Pending
Application number
JP996884A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Okita
務 沖田
Hiroshi Hashimoto
博司 橋本
Yoshihito Mukoda
可人 向田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気記録媒体、さらに詳しくは高密度記録に適
した磁気記録媒体に関する。
〔従来技術〕
近年、開発が進められて〜・る高密度記録用磁気記録媒
体においては、磁気ヘッドと磁気テープとの間のいわゆ
る間隙損失を軽減させるため、磁性層の表面性をより高
度なものとすることが要求される。この目的のためには
、磁性層の製造技術、すなわち磁性粒子の分散、塗布、
表面成形技術などの改良により磁性層の表面性を向上さ
せることが必要であると共に、支持体の表面性を向上さ
せることもまた必要となる。とくに、記録密度が高くな
るにともない記録波長が小となることにより、厚み損失
を逃がれるために磁性層を薄くする試みがなされてきて
いる。それにより、支持体の表面性が磁性層の表面性に
与える影響はますます大となってきている。
しかしながら磁気記録媒体に使用される支持体の表面性
を向上させることは下記の理由から限界がある。つまり
、製膜して巻き取る工程において、フィルムの表面性が
良いと販送ローラーに対する摩擦抵抗が大となり、しば
しば蛇行を起こしたり、シワが生じたりする。またフィ
ルム間の摩擦抵抗が増大し巻き取りロールの形状にゆが
みが生じたりもする。
前記の背反する問題点の解決のために、これまでに種々
の試みがなされてきている。たとえば特開昭53−10
9605号公報には、支持体上に熱可塑性樹脂の微粒子
を突出させ、巻き取り後、磁性層形成時に溶剤にて該樹
脂を溶解除去する方法が記載されている。しかしながら
、この方法も溶解除去の工程を要するばかりでなく、高
密度記録用磁気記録媒体としての満足すべき特性を付与
しうるにはいたっていない。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、前記の従来技術の欠点を除き、高密度
記録に適する磁気記録媒体を提供することKある。
本発明の他の目的はS/N又はC/N の優れた磁気記
録媒体を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、非磁性支持体との接着力の高
い中間層を有する磁気記録媒体を提供することにある。
本発明の他の目的は塗布適性の優れた中油層を有する磁
気記録媒体を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、耐久性の優れた磁気記録媒体
を提供することにある。
〔発明の構成〕
本発明者らは上記の目的を達成すべく鋭意検討した結果
、表面あらさくRα)が0.010μrfL(カットオ
フ0.2 ms )以上である非磁性支持体と磁性層と
の間にアクロイル基またはメタクロイル基を分子中に2
個以上有する分子量が3000以下のポリウレタン(以
下、ポリウレタンアクリレートの称する)と放射線照射
により重合可能なモノマーとを該モノマーがポリウレタ
ンアクリレートと該モノマーとの和の30〜80重量%
であるように含有し、放射線照射により重合硬化された
中間層を設けることにより上記の目的が達成され、顕 
i著な効果が得られることを見出し、本発明に致った。
すなわち、本発明は、表面あらさが0.01μm以上で
ある非磁性支持体と磁性層との間に1分子量が3000
以下のポリウレタンアクリレートとモノマーを含み、モ
ノマーがポリウレタンアクリレートと該モノマーとの和
の30〜80重量%である中間層を設け、該中間層が放
射線照射されていることを特徴とする磁気記録媒体であ
る。
特に、本発明では、中間層の表面あらさが0.010μ
m以下であることが好ましい。
以下、本発明を詳述する。
本発明に使用される非磁性支持体の表面あらさは表、裏
で異なるものを使用することも可能であるが、そのよう
な支持体の調製には高度の技術を要し、また製造効率も
低い。そこで本発明では表裏両面の表面あらさがはy同
一に調製された支持体を主たる適用対象とするが、本発
明の範囲はこれのみにと父まるものではない。
本発明に使用される支持体は、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリエチレン−2,6−ナフタレート等のポリエ
ステル類;ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレ
フィン類:セルローストリアセテート、セルロースダイ
アセテート、セルロースアセテートフチレート、セルロ
ースアセテートプロピオネート等のセルロース誘導体:
ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のビニル系樹脂
;ポリカーボネート、ポリイミド、ポリアミドイミド等
のプラスチックの他に用途に応じてアルミニウム、銅、
スズ、亜鉛またはこれらを含む非磁−合金、不銹銅など
の非磁性金属類;紙、バライタまたはポリエチレン、ポ
リプロピレン、エチレンーゾテン共重合体などの炭素数
2〜10のα−ポリオレフィン類を塗布またはラミネー
トした紙などである。
本発明における表面あらさとは、JIS−B12O3の
5項で定義される中心線平均あらさをさし、カットオフ
値は0.25mである。
本発明に使用される支持体の表面あらさば0.010μ
m以上、とくに0.015 pm 〜0.5μmである
ことが好ましい。
支持体の裏面には走行性などの改良を目的としていわゆ
るバック層を設けることができる。この場合、バック層
の表面あらさな0.01μm以上、好ましくは0.01
5μ以上とすることにより本発明の効果は同様に発揮さ
れる。
本発明の中間層に使用されるポリウレタンアクリレート
は、多価アルコールと多塩基酸とからなるポリエステル
ポリオール(ポリエステルポリエーテルポリオールな含
む)、多価アルコールの重縮合あるいはアルキレンオキ
シドの開環重合などKよるポリエーテルポリオール等の
ポリオール類をポリイソシアネートでウレタン縮合し、
更に末端C)H基をアクリレート変またはメタクリレー
ト変性したもので、分子中にアクロイル基またはメタク
ロイル基を分子中に2個以上有している。
多価アルコールの具体例としては、エチレングリコール
、フロピレンゲリコール、メタンジオール、ベンタンジ
オール、ネオインチルグリコール、ヘキサンジオール、
オクタンジオール、シクロヘキサンジオール、シクロヘ
キサン1.4−ジメタツール、ジエチレングリコール、
トリエチレングリコール、グリセリン、トリメチロール
プロパン、等がある。
多塩基酸としては、フマル酸、マレイン酸、とは(酸、
アジピン酸、七)ζシン酸、7タル酸、イソフタル酸、
テレフタル酸、シクロヘキサン1.4−ジカルボン酸等
がある。
アルキレンオキシドとしては、エチレンオキシド、プロ
ピレンオキシド9、及びこれらのアルキル置換オキシド
等がある。
これらの多価アルコール、多塩基酸、アルキレンオキシ
ドから前記のようにして作られたポリエステルポリオー
ル、ポリエーテルポリオールまたはポリエステルエーテ
ルポリオールをポリイソシアネートでウレタン縮合し、
更にアクリレートまたはメタアクリレート変性すること
によって本発明で用いるポリウ′り′アクリレートを得
る尋1ができる。
と〜で用いられるポリイソシアネートとしては、ヘキサ
メチレンジイソシアネート、トルエンジイソシアネート
、イソホロンジイソシアネ−)、シフ四ヘキサンジイソ
シアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、フェ
ニレンジイソシアネート等がある。
本発明で用いるポリウレタンアクリレートの分子量眸3
,000以下であり、3,000以上では表面性が悪く
なるので好ましくない。
本発明において前記ポリウレタンアクリレートと共に中
間層に使用されるモノ寸−は放射線照射により重合可能
な化合物であって、炭素−炭素不飽和結合を分子中に1
個以上有する化合物であり、アクリル酸エステル類、ア
クリルアミド9類、メタクリル酸エステル類、メタクリ
ルアミド類、アリル化合物、ビニルエーテル類、ビニル
エステル類、ビニル異部環化合物、N−ビニル化合物、
スチレン類、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸類
、イタコン酸類、オレフィン類、 −などが例としてあ
げられる。これらのうち好ましいものとしてアクリロイ
ル基またはメタクリロイル基を2個以上含む下記の化合
物があげられる。具体的には、ジエチレングリコールジ
アクリレート、トリエチレングリコールジアクリレート
、テトラエチレングリコールジアクリレート、トリメチ
ロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトー
ルテトラアクリレート、などのアクリレート類、ジエチ
レングリコールジメタクリレート、トリエチレングリコ
ールトリメタクリレート、テトラエチレングリコールジ
メタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレ
ート、インタエリスリトールテトラメタクリレート、な
どのメタクリレート類あるいはその他の2官能以上のポ
リオールとアクリル酸メタクリル酸とのエステル類、な
どがある。
これらのモノマーは1種でもよくまた2種以上用いても
よい。
本発明で中間層として用いるポリウレタンアクリレート
と上記モノマーとの割合は、該モノマーがポリウレタン
アクリレートとモノマーとの和の30〜80重量%であ
る。モノマーが30重量%以下では塗布性が悪く、セル
フレベリングが生じ難く、中間層の平滑性が良くない。
また80重量%以上であると、中間層と支持体との接着
性が悪く、カールを生じ易い等の人魚があり、また重合
に必要な放射線の量を大きくしなければならない欠点も
ある。
中間層用の前記ポリウレタンアクリレートとモノマーを
支持体に塗布するには溶剤を用いてもよいが、モノマー
の種類によっては、モノマーが溶剤としての役をなし、
ポリウレタンアクリレートの分子量が小さい場合には他
の溶剤を用いなくても両者のみで良い塗布性及びセルフ
レベリング性を示すので、溶剤を用いなくてもよいとい
う利点がある。
本発明の中間層には、必要に応じて、塩化ビニル−塩化
ビニリデン系樹脂、ウレタン樹脂、アクリロニトリル−
ブタジェン樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、繊
維素樹脂、アセタール系樹脂等の熱可塑性樹脂を前記成
分と共に用いることができる。
本発明における前記のポリウレタンアクリレートとモノ
マーからなる中間層用の塗液は粘性が低く、塗布性が良
く、薄く塗ることができることや、良好なセルフレはリ
ングを生ずるので平滑性の良い中間層を形成する効果が
ある。
本発明の塗液な支持体に設け、これに放射線照射を行っ
て重合硬化させて中間層を形成すると、支持体との密着
性が良く、カール等を生じない中間層が得られ、また表
面あらさが0.010μm以上(このような表面あらさ
の支持体は製膜時の巻取り操作等に好ましい)の支持体
を用いても表面あらさが0.010μm以下の表面性の
良い中間層を形成することができ、従ってこの上に形成
する磁性層の表面性を著しく改良することができ、また
耐久性にも優れているので電磁特性が改良され、特に高
密度記録に適した磁気記録媒体を得ることができる。
本発明において使用される放射線は電子線および紫外線
である。紫外線を使用する場合には前記の化合物に増感
剤を添加することが好ましい。増感剤としては、特に限
定されないが、紫外線照射光源として通常使用される水
銀灯の輝線スペクトルを生ずる254,313.3 B
 5 nmの波長において吸光係数の比較的大なるもの
が好ましい。
その代表例としては、アセトフェノン、ベンゾフェノン
、インジインエチルエーテル、インジルメチルケタール
、インジルエチルケタール、ベンゾインイソブチルケト
ン、ヒドロキシジメチルフェニルケトン、l−ヒビロキ
シシクロへキシルフェニルケトン、2−2ジエトキシア
セトフエノン、MichLarzケトンなどの芳香族ケ
トンが使用できる。
増感剤の混合比率は、化合物100重量部に対し0.5
〜20重址部、好ましくは2〜15重量部、さらに好ま
しくは3〜lO重量部である。
前記中間層を支持体上に塗設する場合、種々の有機溶媒
が必要に応じ使用できるが、前記したように中間層塗液
が低粘度の液体である場合無溶媒でもよい。使用できる
有機溶媒としてはアセトン、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン系;
メタノール、エタノール、プロパツール、メタノール等
のアルコール系;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル
、乳酸エチル、酢酸グリコールモノエチルエーテル等の
エステル系;エーテル、クリコールジメチルエーテル、
クリコールモノエチルエーテル、ジオキサン等のグリコ
ールエーテル系;ベンゼン、トルエン、キシレン等のタ
ール系(芳香族炭化水素);メチレンクロライド、エチ
レンクロライド、四基化炭X、クロロホルム、エチレン
クロルヒドリン、ジクロルベンゼン等があげられる。
前記中間層の厚さは放射線照射による重合硬化後の測定
で0.1〜1.5μmであることが好ましく、該層の表
面あらさは0.0101t17!以下であることが好ま
しい。このためには比較的低粘度の化合物、あるいは有
機溶媒の添加により低粘度に保ち塗設によるいわゆるセ
ルフレベリング効果をもたせることが有効な手段の1つ
となる。
電子線加速器としてはスキャニング方式、ダブルスキャ
ニング方式あるいはカーテンビーム方式が採用できるが
、好ましいのは比較的安価で大出力が得られるカーテン
ビーム方式である。電子線特性としては、加速電圧が1
0〜t o o o hv、好ましくは50〜300 
kVであり、吸収線量として0.5〜20メガラツP好
ましくは1〜lOメガラツト9である。加速電圧が10
1V以下の場合は、エネルギーの透過量が不足し100
0 kVを超えると重合に使われるエネルギー効率が低
下し経済的でない。
吸収線量が0.5メガランド以下では硬化反応が不充分
で20メガラッド以上になると、硬化に使用されるエネ
ルギー効率が低下したり、被照射体が発熱し、特にプラ
スティック支持体が変形するので好ましくない。
本発明の重合硬化層の上に設けられる磁性層は強磁性粉
末と結合剤とを主成分とするものであっても、磁性金属
薄膜であってもよい。
本発明に適用される磁性金属薄膜の形成法は真空槽内で
膜を形成する方法あるいはメッキ法によればよく、金属
薄膜の形成速度の速いこと、製造工程が簡単であること
、あるいは排液処理等の必要のないこと等の利点を有す
る真空槽内で膜な形成する方法が好ましい。真空槽内で
膜を形成する方法とは希薄な気体あるいは真空空間中に
おいて析出させようという物質またはその化合物を蒸気
あるいはイオン化した蒸気として基体となる支持体上に
析出させる方法で真空蒸着法、スパツタリンメ法、イオ
ンプレーテインク法、化学気相メッキ法等がこれに相当
する。
さらに本発明において磁気記録層となるべき強磁性金属
層としては鉄、コ/之ルト、ニッケルその他の強磁性金
属あるいはFe−Go、Ft−Ni。
Co−Ni、Fe−E3i、 F+−RA、 Co−P
、 Co−B。
Go−F3i、 Go−V、Go−Y%Co−La、G
o−Cm。
Go−Pr、 C(1−8m、 Go−Pt%Co−M
n%Fe −0o−Ni、 Co−N1−P、 Co−
N1−B、 Go−Ni−Ay、Go−Ni−Na、C
o−Ni−0e%Co−NiZn、 C0−NZ−Cu
1Co −Ni −W、 Go−Ni −R・、O・−
E3m−Cu等の強磁性合金を真空槽内 iで膜を形成
する方法あるいはメッキ法によって薄膜状に形成せしめ
たもので、その膜厚は磁気記録媒体として使用する場合
0.05μmの範囲であり特に0.1μm〜0.4μm
が好ましい。
本発明の磁性層に使用される強磁性粉末、各種添加剤、
有機溶媒、さらに分散・塗布方式などの詳細に関しては
特開昭52−108,804号、同54−21,804
号、同54−46,011号公報に記載されており必要
に応じ本発明に適用できる。
〔実施例〕
以下に本発明を実施例によりさらに具体的に説明する。
なお実施例中「部」は重量部を示す。
実施例1 表面あらさ0.020μm、厚さ14.5μmのポリエ
チレンテレフタレート支持体上に、flン)オールとア
ジピン酸からなるポリエステルポリオールをトリレンジ
イソシアネートでウレタン縮合し5両末端をアクリレー
トして得られた分子蓋600のポリウレタンアクリレ−
)(ポリウレタンアクリレ−)A)とジエチレングリコ
ールジアクリレートとよりなる塗液(60/40重量%
)を塗設し、加速電圧1651V 、ビーム電流5rr
LAで吸収線量3 MrarLの電子線照射を行って中
間層を形成した。硬化後の層の厚さは0.5μmであっ
た。
下記組成の磁性塗液をボールミルで10時間混線分散し
た。
分散後、トリイソシアネート化合物のトリメチロールプ
ロパン付加体(分子約760、NOO含有量13.3u
+t%、商品名:ノまイニルA、G、社製「デスモジュ
ールIJ−75J )の75wt% 酢酸エチル溶液を
22部加え1時間高速剪断分散して磁性塗布液を調製し
た。得られた塗布液を前記層の上側に乾燥後の厚さが4
μmとなるよう塗設した。ついで、直流磁場中で配向処
理して1000Gの熱風を送って乾燥した。乾燥後、カ
レンダリング処理を施して、Aインチ巾にスリットして
ビデオ用の磁気テープサンプル/I61を得た。
比較例1 実施例Iにおいて中間層を塗設せず、他は実施例1と同
様に磁気テープサンプル/162を得た。
実施例2 プロピレングリコールとアジピン酸からなるポリエステ
ルポリオールをイソホロジイソシアネートでウレタン縮
合し、両末端をアクリレート変性した分子量2,000
のポリウレタンアクリレートとテトラエチレングリコー
ルジアクリレートとよりなる塗液(25/85重量%)
を実施例1と同様の支持体に塗布し、実施例と同様に電
子線照射し中間層を形成した。中間層の厚さは0.6μ
mであった。
次いで、実施例1と同様に磁性塗布液を設けて磁気テー
プサンプル/163を得た。
比較例2 実施例1において、ポリウレタンアクリレートAの代り
にブタンジオールとアジピン酸からなるポリエステルポ
リオールをトリレンジイソシアネートでウレタン縮合し
両末端をアクリレート変性した分子量4,000のポリ
ウレタンアクリレートを用い、これとジエチレングリコ
ールジアクリレートとよりなる塗布液(60/40重量
%)を用い実施例1と全(同様にして中間層を形成し、
且つ磁性層を設けて磁気テープサンプル/I64を得た
中間層の厚さは0.5μmであった。
比較例3 実施例1においてポリウレタンアクリレートを除いた他
は全(同様にて磁気テープサンプル/165を得た。
実施例3 表面あらさ0.030μm、厚さ、14.5μmのポリ
エチレンテレフタレート支持体上にブタンジオールとア
ジピン酸からなるポリエステルポリオールをシクロヘキ
サン1.4ジイソシアネートでウレタン縮合し、両端を
アクリレート変性した分子量500のポリウレタンアク
リレートとジエチレングリコールジアクリレートとの混
合物95部とベンゾフェノン5部とからなる塗液を塗布
し、80W/cIILの水銀灯で1秒間紫外線照射を行
い中間層を形成した。重合硬化後の中間層の厚さは1.
0μmであった。
次いで、実施例1と同様にして磁性層を設は磁気テープ
サンプル/166を得た。
実施例4 表面あらさO,O17μyx、厚さ14.5μmのポリ
エチレンテレフタレート支持体上に実施例2と同様にし
て中間層を形成した。中間層の厚さは0.5μmであっ
た。
下記組成の磁性塗液なボールミルで10時間混錬分散し
た。
分散後、これにトリメチロールプロパントリアクリレー
ト22部を加え、1時間高速剪断分散して磁性塗液を調
整した。
前記中間層の上に磁性塗液を塗設し、配向、乾燥、カレ
ンダー処理を施した後に、加速電圧165hvで吸収線
針がloMradになるように電子線照射を行った。こ
れをAインチ巾にスリットし磁気テープサンプル*7r
kaた。
比較例5 実施例4において中間層を設けず、他は実施例4と同様
にして磁気テープサンプル/168を得た。
実施例5 表面あらさ0.017μm、厚さ14.5μynのポリ
エチレンテレフタレート上に実施例1と同様にして中間
層を設けた。中間層の厚さは0.5μmであった。
上記中間層上に斜め蒸着によりCo−Ni (Ni :
 20重量%)磁性層を、100OA厚となるように設
け、磁気テープサンプル屑9を得た。
比較例6 実施例5において、中間層を設けず、他は実施例5と同
様にして磁気テープサンプル7g610を得た。
以上のサンプルについてビデオ感度、C/N。
及び接着力を測定し、結果を次表に示した。
測定方法の概略を下記に示す。
ビデオ感度: VH8方式VTR(松下電産製造、商品
名rMV −8800J ) ’r:使用シて4MH2
での再生出力を測定した。
C/N : 3’5 MHzの搬送波(v−ヤリ−y−
)を記録し、再生したときのキャリヤ ーとノイズの比(S/Nに相当)を 比較例1を基準(±□dB)として測 定した。
接着力測定 磁気テープ(捧インチ巾)の磁性面にポリエチレンテレ
フタレートの粘着テープを貼りつけ180°剥離したと
きの力をばねばかりで測定した。
1 ビデオ感度及びC/Nはサンプル7168に対する相対
値である。
〔発明の効果丁 表より明らかなごとく、支持体の表面あらさが0.01
μm以上で、かつ支持体と磁性層との間に分子i3,0
00以下のポリウレタンアクリレートとモノマーよりな
る中間層を設は放射線照射し該中間層の表面あらさo、
oiμm以下にすることによりビデオ感度(3/N及び
接着性が著しく改良された磁気記録媒体のえられること
がわかる。
(ほか3名) 手続補正書 昭和59年 3 月斗ノ 日 昭和59年特許願第 9968 号 2、発明の名称 磁気記録媒体 3、補正をする者 事件との関係“特許出願人 名称 (520)富士写真フィルム株式会社昭和 年 
月 日(発送日:昭和 年 月 日)6、補正により増
加する発明の数 1 補正する。
2)同ii+’第5頁8行rQ、Q 10Jをro、0
1Jと補正する。
3)同書第6頁17行rO,010JをrO,01J 
と補正する。
4)回書第9頁5行「以上」を「よシ大」と補正する。
5)回書第10頁19行「以下」を「よシ小」と補正す
る。
6)同魯第11頁1行「以上」を「よシ大」と補正する
7)同書第12頁7行「0.010Jを「0.01Jと
補正する。
8)同省第12頁1o行「0.010Jを「o、ol」
と補正する。
9)同瞥第14頁12行「0.010Jを「0.01J
と (補正する。
10)回書第19頁19行「(25/85重量%)」を
r(25775重量%)」 と補正する。
11)同省第21頁7行「混合物」のあとにr(4o/
so重量%)」を挿入する。
12)同書第24頁1行73sMHzJを「&5MHz
Jと補正する。
13)同誉第25頁表中ビデオ感度(dB)列サンプル
A1欄r+30Jを「十!、0」と補正する。
以上 「特許請求の範囲」 (1)表面あらさが0.01μm以上である非磁性支持
体と磁性層の間に分子量がs、ooo以下のポリウレタ
ンアクリレートと放射線照射により重合可能なモノマー
を含み、該モノマーがポリウレタンアクリレートとモノ
マーとの和の30〜80重量%である中間層を設け、該
中間層が放射線照射されていることを特徴とする磁気記
録媒体。
(2)中間層の表面ららさが隻旦ユμm以下である特許
請求の範囲第(1)項に記載の磁気記録媒体。
(3)中間層の厚さが0.1μrrL〜1.5μmであ
る特許請求の範囲第(1)項に記載の磁気記録媒体。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 表面あらさが0.010μm以上である非磁性
    支持体と磁性層の間に分子量が3,000以下のポリウ
    レタンアクリレートと放射線照射により重合可能なモノ
    マーを含み、該モノマーがポリウレタンアクリレートと
    モノマーとの和の30〜80重量%である中間層を設け
    、該中間層が放射線照射されていることを特徴とする磁
    気記録媒体。
  2. (2)中間層の表面あらさが0.010μm以下である
    特許請求の範囲第(1)項に記載の磁気記録媒体。
  3. (3)中間層の厚さが0.1μm〜1.5μmである特
    許請求の範囲第(1)項に記載の磁気記録媒体。
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