JPS6018144Y2

JPS6018144Y2 - 段ボ−ル製デイスプレイ台

Info

Publication number: JPS6018144Y2
Application number: JP2850781U
Authority: JP
Inventors: 浩三長谷川
Original assignee: 美倍紙業株式会社
Priority date: 1981-02-27
Filing date: 1981-02-27
Publication date: 1985-06-01
Also published as: JPS57141567U

Description

【考案の詳細な説明】本考案は商品を載置して展示する段ボール製ディスプレ
イ台に関するものである。

従来のディスプレイ台は合成樹脂、金属あるいは木製で
製作されていて連結にボルト、ナツト、釘等を使用し組
立てが複雑であり、重くて取り扱いに＜＜、また使用後
コンパクトに収容できず、装飾も付しにくく、その上、
高価でもあった。

そこで、本考案は上記の問題点を解消すべく、段ボール
製の基板、棚板および支持板によりディスプレイ台を製
作したものである。

以下、本考案を添付する図面に示す具体的実施例に基い
て詳細に説明する。

基板１、棚板２．３．４、支持板５および表示板６は全
て複両面段ボール製である。

基板１はコ字状に折り曲げて基壁１ａの両側端に側壁１
ｂ。

１ｂを形成するために長方形状あるいは正方形状の中央
部に縦方向で平行状の折曲線７，７を刻設し１、側壁１
ｂ、ｌｂの上隅部を斜状に切除する。

各側壁１ｂには、全高の略１／３の高さおよび略２／３
の高さの位置に、棚板２および棚板３を架設するための
水平溝孔８、垂直溝孔９，１０、水平溝孔１１、垂直溝
孔１２．１３をそれぞれ穿設する。

垂直溝孔９，１２は上方を若干外方に位置するように傾
斜させ、垂直溝孔１０．１３は折曲線７の近傍に位置さ
せる。

また、棚板４を架設するために、側壁１ｂの上縁に垂直
切込１４．１５を穿設し、上側と同様に垂直切込１４は
上方を若干外方に位置するように傾斜させ、垂直切込１
５は折曲線７に接して位置させる。

支持板５を組み込むために側側壁１ａの前下部に垂直切
込１６を穿設し、垂直切込１６の開口部は支持板５の差
し込みが容易なるように円弧状に形成する。

棚板２，３は共に長方形状で、前記基板１の側壁１ｂの
水平溝孔８、垂直溝孔９，１０、水平溝孔１、垂直溝孔
１２．１３にその両端部を差し込ませるために、平行状
に折曲線１７，１７．１８．１８をそれぞれ刻設し、両
端の折曲線１７゜１７間、１８．１８間に差込片１９，
１９．２０．２０をそれぞれ突設し、両端の折曲線１７
゜１８の外側で折曲線１７．１８に接するようにして差
込片２１，２１，２１，２１．２２，２２゜２２．２２
をそれぞれ突設する。

棚板４は長方形状で平行状の折曲線２３．２３を刻設し
折曲線２３．２３より外方を差込片２４．２４とし、差
込片２４．２４の端縁には前記垂直切込１４．１５に嵌
合させる切込２５，２５．２５，２５を突設する。

表示板６は前記垂直切込１５．１５に嵌合させる切込２
６．２６を下端縁に突設し、上角部を円弧状に切除し、
表面には商品名、その広告等の表示を行う。

支持板５は長方形状で、゛その高さは組立ての際、棚板
２の下面に当接するように設定し、上端縁には前記垂直
切込１６．１６と嵌合する切込２７．２７を突設する。

組立ては次のようにして行う。

まず、基板１および棚板２，３，４をコ字状に折り曲げ
、次に、棚板２の差込片１９，１９，２１，２１，２１
゜２１を側壁１ａ、ｌａの水平溝孔８，８垂直溝孔９、
９．１０．１０に差し込み、同様に棚板３の差込
片２０，２０，２２，２２，２２，２２を側壁１ａ、ｌ
ａの水平溝孔１１，１１垂直溝孔１２．１２，１３，１
３に差し込み、続いて棚板４の差込片２４，２４を切込
２５．２５．２５．２５を側壁１ｂ、ｌｂの垂直切込１
４，１４．１５．１５に嵌合させて差し込み、側壁１ｂ
、ｌｂ間に棚板２．３．４を架設する。

表示板６はその切込２６２６を側壁１ｂ、ｌｂの垂直切
込１５゜１５に嵌合させて差し込み立設する。

支持板５はその切込２７．２７を側壁１ａ、ｌａの垂直
切込１６．１６に嵌合させて第２図に示すように上端を
棚板２の下面に当接支持するようにして基板１に組み込
む。

基板１の内外面、棚板２．３．４、支持板５にも載置
する商品に関する事項（商品名、広告文書図案等）を適
宜印刷することができる。

また、表示板６は展示する商品等の関係で適宜形状（例
えば上端を円弧の連続形状）に形成することができ、本
例では棚板４と別体であるが、板取りの関係等によって
は一体に構成させることができる。

本例では棚板２．３．４は差込片２１，２１．２２．２
２．２４，２４が下方へ折り曲げられているが、載置し
た商品の落下を防止するために、差込片２１，２１．２
２，２２．２４，２４を上方に折り曲げるように構成す
ることもできる。

本考案は、叙上のような構成で、基板に棚板および支持
板を差し込むだけで組立てられるので組立てが至極簡単
である。

また、ディスプレイ台が全て段ボールで構成され軽く取
り扱いが容易で、使用後は折り畳んでコンパクトは収容
でき、その上、段ボール製であるので丈夫である。

また、印刷により適した装飾、広告等ができ、他のディ
スプレイ台に比して安価であり、実用上有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の具体的な一実施例の斜視図、第２図は
第１図の■−■線断面図、第３図はそ７の基板の展開図
、第４図、第５図および第６図は棚板の展開図、第７図
は表示板の展開図、第８図は支持板の展開図である。１・・・・・・基板、２．３．４・・・・・・棚板、５
・・・・・・支持板。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

中央部に縦方向で平行状の折曲線７，７を刻設し、両側
部に側壁１ｂ、ｌｂを形成し、両側壁の上隅部を斜状に
切除し、各側壁１ｂ、ｌｂに水平溝孔８、垂直溝孔９，
１０、水平溝孔１１、垂直溝孔１２，１３、上縁に垂直
切込１４．１５を穿設し、前下部に垂直切込１６を穿設
した基板１の両側壁１ｂ、ｌｂ間に、平行状に折曲線１
７，１７．１８．１８をそれぞれ刻設し、両端の折曲線
１７．１７間、１８．１８間に差込片１９，１９．２０
，２０をそれぞれ突設し、両端の折曲線１７．１８間の
外側で折曲線１７．１８に接するようにして差込片２１
，２１，２１，２１．２２．２２，２２．２２をそれぞ
れ突設した棚板２．３を、前記基板１の側壁１ｂの水平
溝孔８、垂直溝孔９，１０、水平溝孔１１、垂直溝孔１
２．１３にその差込片１９，２１．２０，２２を差し込
ませ、平行状の折曲線２３．２３を刻設し折曲線２３．
２３より外方を差込片２４．２４とした棚板４の差込片
２４を前記垂直切込１４，１５に差し込み差込片２４，
２４の端縁の切込２５．２５，２５．２５を垂直切込１
４．１５に嵌合させ、表示板６の下端縁に穿設した切込
２６゜２６を垂直切込１４．１５に嵌合させ、高さは組
立ての際、棚板２に当接するように設定した支持板５の
上端縁切込２７．２７を垂直切込１６，１６と嵌合させ
て組み込んでなる段ボール製ディスプレイ台。