JPS6018095B2 - 架橋ポリエチレンケ−ブルの製造法 - Google Patents
架橋ポリエチレンケ−ブルの製造法Info
- Publication number
- JPS6018095B2 JPS6018095B2 JP51000973A JP97376A JPS6018095B2 JP S6018095 B2 JPS6018095 B2 JP S6018095B2 JP 51000973 A JP51000973 A JP 51000973A JP 97376 A JP97376 A JP 97376A JP S6018095 B2 JPS6018095 B2 JP S6018095B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cross
- linked polyethylene
- insulator
- polyethylene cable
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は耐トリーィング性のある架橋ポリエチレンケ
ーブルの製造法に関する。
ーブルの製造法に関する。
最近架橋ポリエチレンケーブルの水トリー、ボータィト
リ−による絶縁性能の低下が問題となっている。
リ−による絶縁性能の低下が問題となっている。
これを解消する方法として、製造工程で架橋用の高温、
高圧水蒸気に接触したときに吸収した水分に対しては、
ミクロボィドを形成している過飽和の水分を除去するこ
とにより大幅な特性改善が期待される。しかし、通常の
乾燥方法(熱風乾燥)では厚肉絶縁ケーブルを充分に乾
燥することは困難であり、たとえば乾燥できたとしても
、遮水層が不完全であれば運転中に再び吸湿し、水トリ
ー劣化が問題になってくる。この発明の目的は、上記し
た従来技術の欠点を改良し、耐トリィング性の大きい架
橋ポリエチレンケーブルの製造方法を提供することにあ
る。
高圧水蒸気に接触したときに吸収した水分に対しては、
ミクロボィドを形成している過飽和の水分を除去するこ
とにより大幅な特性改善が期待される。しかし、通常の
乾燥方法(熱風乾燥)では厚肉絶縁ケーブルを充分に乾
燥することは困難であり、たとえば乾燥できたとしても
、遮水層が不完全であれば運転中に再び吸湿し、水トリ
ー劣化が問題になってくる。この発明の目的は、上記し
た従来技術の欠点を改良し、耐トリィング性の大きい架
橋ポリエチレンケーブルの製造方法を提供することにあ
る。
この発明の要点は、製造工程において絶縁体内の水分量
を100ppm以下になるように乾燥した後、上記絶縁
体外周に遮水層を形成せしめる点にある。第1図はボー
タィトリーの発生電界と水分との関係を示す図である。
を100ppm以下になるように乾燥した後、上記絶縁
体外周に遮水層を形成せしめる点にある。第1図はボー
タィトリーの発生電界と水分との関係を示す図である。
この実験には、絶縁厚さ0.8肋の架橋ポリエチレンケ
ーブルを用いた。これを温度25℃の種の相対温度下で
交流電圧を800時間課露し、交流印加電界とボータィ
トリー発生電界との関係を調べた。なお、ここでは、ポ
ータィトリーの伸びびが20仏m以上のものについて調
べた。図よりわかるように水分量が10岬pm以上から
ボータィトリー発生電界が急激に低下している。この発
明はこの実験結果に着目してなされたものである。
ーブルを用いた。これを温度25℃の種の相対温度下で
交流電圧を800時間課露し、交流印加電界とボータィ
トリー発生電界との関係を調べた。なお、ここでは、ポ
ータィトリーの伸びびが20仏m以上のものについて調
べた。図よりわかるように水分量が10岬pm以上から
ボータィトリー発生電界が急激に低下している。この発
明はこの実験結果に着目してなされたものである。
第2図はこの発明法により製造した努苔喬ポリエチレン
ケーブルであって、図において、1はケーブル導体、2
は内部遮蔽層、3は努詫喬ポリエチレン絶縁体、4は外
部遮蔽層、5は絶縁体、6は金属遮水層であって、鉛被
またはアルミ被等が適当である。
ケーブルであって、図において、1はケーブル導体、2
は内部遮蔽層、3は努詫喬ポリエチレン絶縁体、4は外
部遮蔽層、5は絶縁体、6は金属遮水層であって、鉛被
またはアルミ被等が適当である。
7はビニルシースである。
架橋ポリエチレン絶縁体2は架橋工程後、真空乾燥によ
り水分量を10岬pm以下とし、さらに金属遮水層6を
被せ以後の吸湿を防いだものである。
り水分量を10岬pm以下とし、さらに金属遮水層6を
被せ以後の吸湿を防いだものである。
なお、この場合架橋ポリエチレンケーブルとしては、添
加剤、充填剤の入ったもの、或は金属遮水層内に電気絶
縁性ガスを封入したものであってもよい。
加剤、充填剤の入ったもの、或は金属遮水層内に電気絶
縁性ガスを封入したものであってもよい。
この発明は以上の説明で明らかなように、絶縁体内水分
を10岬pmに押えることができるので、耐トリーィン
グ性の高い架橋ポリエチレンケーブルを提供することが
できるという効果を有する。
を10岬pmに押えることができるので、耐トリーィン
グ性の高い架橋ポリエチレンケーブルを提供することが
できるという効果を有する。
第1図はボータィトリー発生電界と水分との関係図、第
2図はこの発明による加橋ポリエチレンケーブルの構造
例を示す横断面図である。 1:ケーブル導体、3:架橋ポリエチレン絶縁体、6:
金属遮水層。 オー囚 才2図
2図はこの発明による加橋ポリエチレンケーブルの構造
例を示す横断面図である。 1:ケーブル導体、3:架橋ポリエチレン絶縁体、6:
金属遮水層。 オー囚 才2図
Claims (1)
- 1 製造工程において絶縁体内水分量を100ppm以
下になるように乾燥した後、上記絶縁体外周に遮水層を
被覆せしめることを特徴とする架橋ポリエチレンケーブ
ルの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51000973A JPS6018095B2 (ja) | 1976-01-06 | 1976-01-06 | 架橋ポリエチレンケ−ブルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51000973A JPS6018095B2 (ja) | 1976-01-06 | 1976-01-06 | 架橋ポリエチレンケ−ブルの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5284478A JPS5284478A (en) | 1977-07-14 |
JPS6018095B2 true JPS6018095B2 (ja) | 1985-05-08 |
Family
ID=11488550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51000973A Expired JPS6018095B2 (ja) | 1976-01-06 | 1976-01-06 | 架橋ポリエチレンケ−ブルの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6018095B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5549808A (en) * | 1978-10-02 | 1980-04-10 | Furukawa Electric Co Ltd | Method of manufacturing power cable |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4882375A (ja) * | 1972-02-08 | 1973-11-02 |
-
1976
- 1976-01-06 JP JP51000973A patent/JPS6018095B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4882375A (ja) * | 1972-02-08 | 1973-11-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5284478A (en) | 1977-07-14 |
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