JPS60180773A - スミ肉部のブラスト装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はスミ肉溶接のスケール落し等に使用するスミ内
部のブラスト装置に関する。

従来よりスミ肉溶接のスケール落しのため単一の研掃材
噴射ノズルをスミ肉溶接線に沿って移動させ研掃材を噴
射している。

この場合、研掃材の外部への飛散を防止すべ（気密室内
で作業を行なわねばならず、研掃すべき構造物の大きさ
に制約があった。

又、単一の噴射ノズルでは溶接線の近傍に研掃材の噴射
に対する死角が生じやすく、研掃斑が生じることがあっ
た。

更に単一の噴射ノズルでは研掃出来る範囲が狭いため、
溶接スケールの除去は出来ても、溶接熱による下地錆止
め塗装の変質部の除去や溶接ヒユームの除去を同時に行
なうことは出来ず、能率か悪かった。

〔目　的〕

本発明は閉空間で実施出来、シ゛かも被研掃物の大きさ
を選ばずその隅部を広い範囲ζこ亘って能率的に研掃出
来るブラスト装置を提供することを目的とする。

〔構　成〕

隣り合う２面が夫々開口した筐体状プラストカバー（１
）の壁面に一対の研掃材噴射ノズル＋３）　（３１及び
吸引回収ノズル（６）が夫々設けられ、両噴射ノズル＋
３１　＋３１はプラストケース（１）の両開口面（１０
ａ）　（１０ｂ）の交差縁の近傍に向けて配備されてい
る。

〔作用及び効果〕

プラストカバーの開口面を被研掃物の隅部に対応させて
、噴射ノズルから研掃材を噴射しつつプラストカバーを
スミ肉溶接線の方向に移動させる。

スミ肉溶接線に対して上方及び横方の２方向から研掃材
が噴射されるため、溶接線を含むその近傍に研掃材の噴
射に対する死角は生じず、斑なく研掃出来る。。

しかも垂直壁に対し上方から斜めに下向けて取付けた噴
射ノズルは、取付は角度θによって長円状の広い範囲を
研掃し、又研掃材は被研掃面とプラストカバーとの間で
繰り返し乱反射するため、溶接時の溶接熱による下地錆
止め塗装の変質部及び溶接ヒユームの除去が同時に行な
われる。

乱反射して勢いの弱まった研掃材は回収ノズルによって
吸引回収され、被研掃面上に研掃材が残存することはな
い。

以下図面に示す実施例に基つき本発明を具体的に説明す
る。

プラストカバー（１）は下面及び前面が連続して開口し
た中空筐体に形成され、高さ約１２０ｗｎ１奥行き及び
幅長さは共に約１０．Ｑｍｍである。

カバー（１）の後壁（１１）は開口前面の上縁がら開口
下面の後縁にかけて傾斜している。

カバー（１）の開口縁の上縁及び後縁には短い樹脂ブラ
シによるシール材（２）が突設され、残りの開口縁には
ゴム製シール材（２１）が突設されている。

プラストカバー（１）の一方の側板（１２１側に寄せて
後壁ｆｉｌ）の上部及び下部にパイプ状ノズルケース（
３１）が突設されている。

各ノズルケース（３１）には研掃材噴射ノズル＋３１　
カ着脱可能に嵌め込まれており、プラストカバー（１）
には噴射ノズル（３）の噴射孔（３０１との対応位置に
貫通孔（１３）が開設されている。

ノズルケース（３１）　（３１１従ってノズル＋３１　
＋３１は軸心がプラストケース（１）の前面開口（１０
ａ）と下面開口（１０ｂ）の交差縁に向き且つ上端がノ
ズル（３）に近い側板（１２）に傾けて突設されている
。

両ノズルの傾きは両ノズル（３１（３）がらの直接噴射
流が干渉しない様にノズル（３１［３１の傾き角＆が決
められている。

ノズルケース（３１）には曲り接手（４）及びストレー
ト接手（４１）を介してＹ字状の噴射ホース（５）の各
分岐先端＋５１）　（５１１が接続されている。

プラストカバー（１）のノズル＋３１　（３＋からの遠
い側板（１４）と後壁（１１）の下部にかけて先端が拡
大して扁平な吸引回収ノズル（６）が突設され、該吸引
回収ノズル（６）には吸引ホース（７）が連繋されてい
る。

然してスミ肉溶接の溶接スケールの除去に際し、第１図
に示す如くプラストカバー（１）の開口面が溶接構造物
の隅部に゛被さる様にブラスト力／＜−（１）を載せ、
２本の噴射ノズル（３）（３）から研掃材を噴射する。

□　スミ肉溶接線（８）に対して上方及び横方の２方向
から研掃材が直接噴射され溶接構造物の板面と溶接線と
の間に研掃材の噴射に対する死角が生じることはなく、
溶接スケールは完全に剥離除去される。

又、溶接線（８）を挾んで両側３０ｍｍ程度の範囲は溶
接熱によって下地錆止め塗装が変質し、更に溶接線の両
側１００ｒＩｎ程度は溶接ヒユームが付着しているが、
ノズル（３）から噴射された研掃面との間で繰り返し乱
反射しこれによってプラストカバー（１）の開口面に対
応する範囲の研掃が行なわれるため、これらも確実に除
去される。

プラストカバー（１）内で繰り返し乱反射して勢いの弱
まった研掃材は回収ノズル（７）から吸引回収される。

実施例の様に噴射ノズル＋３１　＋３＋を溶接線（８）
側に傾けると同時に回収ノズル側（７）に傾けておけば
研掃材は乱反射しつつ自然に回収ノズル側に向うため回
収効率が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は使用状態を示す斜面図、第２図は装置の平面図
、第３図は使用状態を示す断面図、第４図はノズル周辺
の分解斜面図である。 （１）　・・・　プラストカバー （３１＋３１　・・・　噴射ノズル （６）　・・・　回収ノズル

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ■　隣り合う２面が開口した筐体状プラストカバー（１
   ）に一対の研掃材噴射ノズルｆ３）　＋３）及び吸引回
   収ノズル（６）が設けられ両噴射ノズル＋３１　（３１
   はプラストカバーの両開口面（１０ａ）　（１０ｂ）の
   交差縁の近傍に向けてプラストカバーの上部及び側部に
   配備されているスミ内部のブラスト装置。