JPS60179441A - ストレツチフイルム - Google Patents
ストレツチフイルムInfo
- Publication number
- JPS60179441A JPS60179441A JP3361084A JP3361084A JPS60179441A JP S60179441 A JPS60179441 A JP S60179441A JP 3361084 A JP3361084 A JP 3361084A JP 3361084 A JP3361084 A JP 3361084A JP S60179441 A JPS60179441 A JP S60179441A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plasticizer
- film
- adipic acid
- adipate
- alkyl group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Wrappers (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、ストレッチフィルムに係り、詳しくは脂肪性
食品を包装Ｊるのに適した、添加剤の溶出が少ないポリ
塩化ビニル樹脂製ストレンチフィルムに関する。
食品を包装Ｊるのに適した、添加剤の溶出が少ないポリ
塩化ビニル樹脂製ストレンチフィルムに関する。
従来技術
食品等の包装手段として、フィルムを引き伸ばしつつ物
品を包込み、当該フィルムの折返し端部を指などで軽く
圧着するだけで当該フィルムの端部同志を粘着（自己粘
着）させで包装する、いわゆるストレッチ包装がスーパ
ーマーケット等で一般的に行なわれている。
品を包込み、当該フィルムの折返し端部を指などで軽く
圧着するだけで当該フィルムの端部同志を粘着（自己粘
着）させで包装する、いわゆるストレッチ包装がスーパ
ーマーケット等で一般的に行なわれている。
ストレッチ包装には、ポリ塩化ビニル樹脂（以下ｒＰＶ
ｃＪという）に可塑剤を添加したＰＶＣ製ストレッチフ
ィルムが、透明性及び自己粘着性等にすぐれており、最
も多用されている。このようなｐｖｃａストレッチフィ
ルムに使用されている可塑剤どしては、ＤＩＮＡ＠のア
ジピン酸エステル系可塑剤が、可塑化効率や無毒性の点
から通常゛使用されているものである。
ｃＪという）に可塑剤を添加したＰＶＣ製ストレッチフ
ィルムが、透明性及び自己粘着性等にすぐれており、最
も多用されている。このようなｐｖｃａストレッチフィ
ルムに使用されている可塑剤どしては、ＤＩＮＡ＠のア
ジピン酸エステル系可塑剤が、可塑化効率や無毒性の点
から通常゛使用されているものである。
しかしながら、上記のＰｖＣ製ストレッヂフイルムを油
脂含量が２０％程度以上の食肉製品、魚肉ハム等の脂肪
性食品の包装に使用すると、フィルム中の可塑剤や他の
添加剤が溶出して食品へ移行するため、食品自体の風味
、香り等の品質が阻害されることがある。
脂含量が２０％程度以上の食肉製品、魚肉ハム等の脂肪
性食品の包装に使用すると、フィルム中の可塑剤や他の
添加剤が溶出して食品へ移行するため、食品自体の風味
、香り等の品質が阻害されることがある。
発明の目的
本発明の目的は、油脂分の多い脂肪性食品を包装しても
可塑剤や他の添加物が食品へ溶出（移行）しにくいスト
レッチフィルムを１！７ることにある。
可塑剤や他の添加物が食品へ溶出（移行）しにくいスト
レッチフィルムを１！７ることにある。
発明の措成
前記目的を達成Ｊ゛るため、本発明のフィルムは可塑剤
として、特定の組成からなる可塑剤を組合Ｕたものぐあ
り、その要旨とするところは、ポリ塩化ビニル樹脂１ｏ
ｏｔｉｉ部に対し、（１〉炭素数が６〜１０の直鎖アル
キル基を有するアジピン酸エステル系可塑剤２０〜４０
重石部、及び （ｉｉ）分子ｍ１、ＯＯｏ〜３、ｏｏｏのポリ１ステル
元高分子可塑剤５〜１０重量部を添加してなるストレッ
チフィルムにある。
として、特定の組成からなる可塑剤を組合Ｕたものぐあ
り、その要旨とするところは、ポリ塩化ビニル樹脂１ｏ
ｏｔｉｉ部に対し、（１〉炭素数が６〜１０の直鎖アル
キル基を有するアジピン酸エステル系可塑剤２０〜４０
重石部、及び （ｉｉ）分子ｍ１、ＯＯｏ〜３、ｏｏｏのポリ１ステル
元高分子可塑剤５〜１０重量部を添加してなるストレッ
チフィルムにある。
本発明におけるアジピン酸エステル系可塑剤とは、ジカ
ルボン酸であるアジピン酸と炭素数６〜１０の直鎖アル
キル基を有りる高級アルコールとのエステル化物であっ
て、アルキル基としては、ノルマル構造体でもイソ構造
体でもよく、また混合使用してもよい。具体例を示すと
、アジピン酎ジーイソノニルエステル（ＤｒＮＡ）、ア
ジピン酸とヘプヂルアルコール及ノニルアルコールとの
混合エステル化物（Ｃ７、Ｃ９アジペート）、アジピン
酸とヘキシルアルコール、オクチルアルコール及びデシ
ルアルコールとの混合エステル化物（ＣＧ、Ｃ８、ｃｉ
ｏアジペート）等が挙げられる。
ルボン酸であるアジピン酸と炭素数６〜１０の直鎖アル
キル基を有りる高級アルコールとのエステル化物であっ
て、アルキル基としては、ノルマル構造体でもイソ構造
体でもよく、また混合使用してもよい。具体例を示すと
、アジピン酎ジーイソノニルエステル（ＤｒＮＡ）、ア
ジピン酸とヘプヂルアルコール及ノニルアルコールとの
混合エステル化物（Ｃ７、Ｃ９アジペート）、アジピン
酸とヘキシルアルコール、オクチルアルコール及びデシ
ルアルコールとの混合エステル化物（ＣＧ、Ｃ８、ｃｉ
ｏアジペート）等が挙げられる。
上記高級アルコールの直鎖アルキル基にお（）る炭素数
が６未満のものでは、脂肪性食品についし可塑剤が溶出
しやりく、１０を越すものを使用すると、可塑化効率が
劣るため不都合である。
が６未満のものでは、脂肪性食品についし可塑剤が溶出
しやりく、１０を越すものを使用すると、可塑化効率が
劣るため不都合である。
また、アジピン酸エステル系可塑剤の添加部数は、ＰＶ
Ｃ１００ｕｆｆｉ部り対し、、２０−４０車ｍ部の範囲
どする必要がある。２０重量部未満では、溶出量は少な
くなるが、ストレッチフィルムとして要求される自己粘
盾性−％ｂフィルムの伸びが劣る。４０重量部を越すと
、脂肪性食品に対する溶出量が多くなる。
Ｃ１００ｕｆｆｉ部り対し、、２０−４０車ｍ部の範囲
どする必要がある。２０重量部未満では、溶出量は少な
くなるが、ストレッチフィルムとして要求される自己粘
盾性−％ｂフィルムの伸びが劣る。４０重量部を越すと
、脂肪性食品に対する溶出量が多くなる。
また、本発明にお（）るポリエステル系高分子可塑剤と
しては、アジピン酸、アゼライン酸１、セバシン酸等の
二価アルコールとの反応物であり、具体例を示づど、ポ
リ（プロピレングリコール、アジピン酸）エステル、ポ
リ（エチレングリコール、アジピン酸）エステル、ポリ
（１゜３ブタンジオール、アジピン酸）エステル等が挙
げられる。
しては、アジピン酸、アゼライン酸１、セバシン酸等の
二価アルコールとの反応物であり、具体例を示づど、ポ
リ（プロピレングリコール、アジピン酸）エステル、ポ
リ（エチレングリコール、アジピン酸）エステル、ポリ
（１゜３ブタンジオール、アジピン酸）エステル等が挙
げられる。
本発明においては、使用するポリニスデル系高分子可塑
剤の分子量を１０００〜３０００の範囲とする必要があ
る。分子量が１．０００未満では、高分子可塑剤自体が
溶出しやすく、同時にアジピン酸エステル系可塑剤や可
塑剤以外の添加剤の溶出を防止する効果がない。
剤の分子量を１０００〜３０００の範囲とする必要があ
る。分子量が１．０００未満では、高分子可塑剤自体が
溶出しやすく、同時にアジピン酸エステル系可塑剤や可
塑剤以外の添加剤の溶出を防止する効果がない。
分子ｍが３、ＯＯＯを越すものでは、上記の溶出防止効
果はでるが、可塑化効率が悪いため、ストレッチフィル
ムとしての特性が得られない。
果はでるが、可塑化効率が悪いため、ストレッチフィル
ムとしての特性が得られない。
また、ポリエステル系可塑剤の添加部数はＰＶｃｉ ｏ
ｏ重量部に対し、５〜１０重量部の範囲どする必要があ
る。５重量部未満では、アジピン酸エステル系可塑剤や
他の添加剤の溶出防止効果がない。１０重ｈ１部を越す
と可塑化効率が悪いため、アジピン酸エステル系可塑剤
の添加部数を増やり必要があり、結局可塑剤の溶出間が
多くなり不都合である。
ｏ重量部に対し、５〜１０重量部の範囲どする必要があ
る。５重量部未満では、アジピン酸エステル系可塑剤や
他の添加剤の溶出防止効果がない。１０重ｈ１部を越す
と可塑化効率が悪いため、アジピン酸エステル系可塑剤
の添加部数を増やり必要があり、結局可塑剤の溶出間が
多くなり不都合である。
以上に述べた可塑剤以外の成分としては、１ボキシ化大
豆油等のエポキシ化植物油、金属石りん等の熱安定剤、
非イＡン界面活性剤等の防曇剤やその他の成分を、要求
される品質に応じ通常の使用範囲内で併用できる。
豆油等のエポキシ化植物油、金属石りん等の熱安定剤、
非イＡン界面活性剤等の防曇剤やその他の成分を、要求
される品質に応じ通常の使用範囲内で併用できる。
本発明のストレッチフィルムは、上記組成物を高速ミキ
サー等で加熱混合後、Ｔダイやインフレーション法にて
押出成形し１５〜３０μ程度の厚みを有するフィルムが
得られる。
サー等で加熱混合後、Ｔダイやインフレーション法にて
押出成形し１５〜３０μ程度の厚みを有するフィルムが
得られる。
実 施 例
次に、本発明を実施例により具体的に説明する。
ＰＶＣ（Ｐ＝１０５０）１００重用部に、工ボキシ化大
豆油８重量部、Ｃａ−；１．ｎ系液状安定剤１重吊部、
防曇剤（ポリオキシエチレンラウリルニーデル ３重足部、及び可塑剤とし一Ｃ可塑化効率が同一になる
ような比率で添加した表−１記載の内容物からなる組成
物を加熱混合し、押出機から溶融押出して、厚さ１８μ
のストレッチフィルムをｉｆｆだ。
豆油８重量部、Ｃａ−；１．ｎ系液状安定剤１重吊部、
防曇剤（ポリオキシエチレンラウリルニーデル ３重足部、及び可塑剤とし一Ｃ可塑化効率が同一になる
ような比率で添加した表−１記載の内容物からなる組成
物を加熱混合し、押出機から溶融押出して、厚さ１８μ
のストレッチフィルムをｉｆｆだ。
得られた各フィルムの脂肪性食品に対する添加剤の溶出
性を評価し、その結果を表−１に示した。溶出性の評価
方法は、昭和３４年厚生省告示、第３７０号［食品、添
加物等の用！８基準」に従い、脂肪性食品の疑似溶媒と
して、ｎ−へブタンを用いて溶出試験を行なった溶出量
の実測値ど、各添加剤につぎ全ｍ溶出されると仮定した
場合の計算値との比率を示したものである。
性を評価し、その結果を表−１に示した。溶出性の評価
方法は、昭和３４年厚生省告示、第３７０号［食品、添
加物等の用！８基準」に従い、脂肪性食品の疑似溶媒と
して、ｎ−へブタンを用いて溶出試験を行なった溶出量
の実測値ど、各添加剤につぎ全ｍ溶出されると仮定した
場合の計算値との比率を示したものである。
表−１
※ポリ（１，３ブタンジオール、アジピン酸）エステル
族−１から本発明の実流量であるＮＯ１〜４は、溶出量
が少なく良好であることが判る。これに対して、使用す
る高分子可塑剤の分子用が低いＮＯ５及び添加部数の少
ないＮＯ６、さらに無添加のＮ０７は溶出■が多く、高
分子可塑剤による溶出防止効果が発現していないことが
判る。
族−１から本発明の実流量であるＮＯ１〜４は、溶出量
が少なく良好であることが判る。これに対して、使用す
る高分子可塑剤の分子用が低いＮＯ５及び添加部数の少
ないＮＯ６、さらに無添加のＮ０７は溶出■が多く、高
分子可塑剤による溶出防止効果が発現していないことが
判る。
発明の詳細
な説明したように、本発明のストレッチフィルムは、添
加剤の溶出が少なく、脂肪性食品の包装に好適に使用で
きる。
加剤の溶出が少なく、脂肪性食品の包装に好適に使用で
きる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ポリ塩化ビニル樹脂ｉｏｏａｍ部に対し、（ｉ）炭素数
が６〜１０の直鎖アルキル基を有するアジピン酸ニスデ
ル系可塑剤２０〜４０重量部、及び （ｉｉ）分子量１．０００〜３．０００のポリエステル
系高分子可塑剤５〜１０重量部を添加してなるストレッ
チフィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3361084A JPS60179441A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | ストレツチフイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3361084A JPS60179441A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | ストレツチフイルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60179441A true JPS60179441A (ja) | 1985-09-13 |
Family
ID=12391227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3361084A Pending JPS60179441A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | ストレツチフイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60179441A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60243145A (ja) * | 1984-05-18 | 1985-12-03 | Dainippon Ink & Chem Inc | ラツプフイルム用ポリ塩化ビニル樹脂組成物 |
| JPH04296344A (ja) * | 1991-03-26 | 1992-10-20 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 被塗装品用塩化ビニル系樹脂組成物 |
| JPH10158450A (ja) * | 1996-11-28 | 1998-06-16 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 食品包装用ポリ塩化ビニル樹脂組成物 |
| KR20030002350A (ko) * | 2001-06-28 | 2003-01-09 | 삼진프라스틱공업 주식회사 | 식품 포장용 피이,브이,씨이 필름의 제조방법과 이에 의해제조 한 식품 포장용 피이,브이,씨이 필름 |
| JP2007262267A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 塩化ビニル系樹脂組成物及びストレッチフィルム |
| CN101914274A (zh) * | 2010-09-15 | 2010-12-15 | 中国科学院长春应用化学研究所 | 完全生物降解的透明高韧性聚乳酸树脂及其制备方法 |
| KR101358915B1 (ko) * | 2007-12-26 | 2014-02-06 | 주식회사 엘지생활건강 | 염화비닐수지 랩 필름 조성물 및 이로부터 제조되는 랩필름 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4917836A (ja) * | 1972-04-10 | 1974-02-16 | ||
| JPS581739A (ja) * | 1981-06-29 | 1983-01-07 | Nippon Carbide Ind Co Ltd | 塩化ビニル系フイルムおよびその製法 |
| JPS5845979A (ja) * | 1981-09-14 | 1983-03-17 | Nippon Gakki Seizo Kk | 楽譜プリント装置 |
| JPS58180545A (ja) * | 1982-04-19 | 1983-10-22 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 食品包装用塩化ビニル樹脂組成物 |
-
1984
- 1984-02-24 JP JP3361084A patent/JPS60179441A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4917836A (ja) * | 1972-04-10 | 1974-02-16 | ||
| JPS581739A (ja) * | 1981-06-29 | 1983-01-07 | Nippon Carbide Ind Co Ltd | 塩化ビニル系フイルムおよびその製法 |
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Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS60243145A (ja) * | 1984-05-18 | 1985-12-03 | Dainippon Ink & Chem Inc | ラツプフイルム用ポリ塩化ビニル樹脂組成物 |
| JPH0228618B2 (ja) * | 1984-05-18 | 1990-06-25 | Dainippon Ink & Chemicals | |
| JPH04296344A (ja) * | 1991-03-26 | 1992-10-20 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 被塗装品用塩化ビニル系樹脂組成物 |
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| KR20030002350A (ko) * | 2001-06-28 | 2003-01-09 | 삼진프라스틱공업 주식회사 | 식품 포장용 피이,브이,씨이 필름의 제조방법과 이에 의해제조 한 식품 포장용 피이,브이,씨이 필름 |
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| KR101358915B1 (ko) * | 2007-12-26 | 2014-02-06 | 주식회사 엘지생활건강 | 염화비닐수지 랩 필름 조성물 및 이로부터 제조되는 랩필름 |
| CN101914274A (zh) * | 2010-09-15 | 2010-12-15 | 中国科学院长春应用化学研究所 | 完全生物降解的透明高韧性聚乳酸树脂及其制备方法 |
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