JPS60178908A - 蒸気タ−ビンプラント及びその運転方法 - Google Patents

蒸気タ−ビンプラント及びその運転方法

Info

Publication number
JPS60178908A
JPS60178908A JP3550784A JP3550784A JPS60178908A JP S60178908 A JPS60178908 A JP S60178908A JP 3550784 A JP3550784 A JP 3550784A JP 3550784 A JP3550784 A JP 3550784A JP S60178908 A JPS60178908 A JP S60178908A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam
pressure
turbine
pipe
plant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3550784A
Other languages
English (en)
Inventor
Tei Misawa
三沢 禎
Kazuo Aizawa
和夫 相沢
Hidemasa Ogose
英雅 生越
Akio Ochi
大地 昭生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
JFE Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3550784A priority Critical patent/JPS60178908A/ja
Publication of JPS60178908A publication Critical patent/JPS60178908A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01KSTEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
    • F01K7/00Steam engine plants characterised by the use of specific types of engine; Plants or engines characterised by their use of special steam systems, cycles or processes; Control means specially adapted for such systems, cycles or processes; Use of withdrawn or exhaust steam for feed-water heating
    • F01K7/16Steam engine plants characterised by the use of specific types of engine; Plants or engines characterised by their use of special steam systems, cycles or processes; Control means specially adapted for such systems, cycles or processes; Use of withdrawn or exhaust steam for feed-water heating the engines being only of turbine type
    • F01K7/22Steam engine plants characterised by the use of specific types of engine; Plants or engines characterised by their use of special steam systems, cycles or processes; Control means specially adapted for such systems, cycles or processes; Use of withdrawn or exhaust steam for feed-water heating the engines being only of turbine type the turbines having inter-stage steam heating
    • F01K7/24Control or safety means specially adapted therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01KSTEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
    • F01K7/00Steam engine plants characterised by the use of specific types of engine; Plants or engines characterised by their use of special steam systems, cycles or processes; Control means specially adapted for such systems, cycles or processes; Use of withdrawn or exhaust steam for feed-water heating
    • F01K7/34Steam engine plants characterised by the use of specific types of engine; Plants or engines characterised by their use of special steam systems, cycles or processes; Control means specially adapted for such systems, cycles or processes; Use of withdrawn or exhaust steam for feed-water heating the engines being of extraction or non-condensing type; Use of steam for feed-water heating
    • F01K7/40Use of two or more feed-water heaters in series

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Turbines (AREA)
  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、蒸気タービンプラントに係り、特にタービン
バイパス装置を有する蒸気タービンプラントの改良及び
その運転方法に関する。
第1図は、タービンバイパス装置を有する従来の蒸気タ
ービンプラントの概略系統図であって、ボイラlで発生
した蒸気は主蒸気管2を経て高圧タービン3に導入され
、ここで必要な仕事を行ない、その後、低温再熱蒸気管
4を経て再熱器5に導入される。この再熱器5で再び加
熱された蒸気は高温再熱蒸気管6を経て中圧タービン7
及び低圧タービン8に順次供給され、ここでそれぞれ仕
事を行なって発電機9を駆動する。低圧タービン8で仕
事を終えた蒸気は、復水器10に流入してここで復水せ
しめられる。
この復水器lOの復水動作によって得られた水は、ポン
プ11によりて直列接続された複数の低圧給水加熱器1
2を順次通過した後、脱気器l3に送って復水中に含ま
れるガス成分が除去される。脱気後の水は、再びポンプ
14によって直列接続された複数の高圧給水加熱器15
に送られて加熱された後、前記ボイラlに還流される。
ところで、以上のようなプラントにおいては、タービン
出力ノやス装置として、主蒸気管2と低温再熱蒸気管4
との間に圧力制御弁21及び減温器22をそれぞれ介挿
してなる高圧パイノRス管23が接続されており、また
高温再熱蒸気管6と復水器lOとの間に圧力制御弁24
及び減温器25をそれぞれ介挿してなる低圧バイパス管
26が接続されている。なお、圧力制御弁21は圧力セ
ンザ27で検出した圧力に基づいて主蒸気管2内の圧力
を一定に制御するものであり、もう1つの圧力制御弁2
5Fi圧力センサ28で検出した圧力を受けて再熱器5
から出だ再熱蒸気の圧力を所定のパターンに制御する機
能を持っている。図中、29〜31は開閉弁である。
而して、以上のようなタービンバイパス装置を持った蒸
気タービンプラントでは、そのプラントの起動時あるい
は負荷しゃ断時(停止時)においては、ボイラlで発生
した蒸気は圧力制御弁21によって圧力制御される高圧
パイノクス管23を通って再熱器5に導入され、さらに
可熱器5から圧力制御弁24によって圧力制御される低
圧パイノRス管26を通って減温器25で減温された後
、復水器10に捨てられるようになっている。第2図(
A) 、 (B)はその起動時における再熱蒸気圧力の
設定パターンと、そのとき低圧パイノPス管26を流れ
る蒸気流量を示している。とれらの図から明らかなよう
に、例えばプラントの起動時においては、高圧タービン
3に一部蒸気が通気されてからおよそ併入されるまでの
間は、高圧タービン3の回転摩擦による過熱防止の観点
から比較的低い圧力で制御し、それ以後は設定負荷に応
じて高い圧力に設定変えを行なっている。このとき、高
圧タービン3゜中圧タービン7の入側開閉弁29.30
は点火から通気までは閉、通気以後は各タービン3゜7
への流入蒸気の流量を制御するように部分的に開となっ
ている。
ところで、この種のプラントにおいては、プラントの起
動時あるいは負荷しゃ断時にゲイラIJ:9発生した蒸
気の持つエネルギーはそのま1復水器lOに捨てられて
し捷うので、エネル多く、夜間の需要は比較的少なく、
需要の変動が激しい傾向にあり、そのため昼間と夜間の
需要のアンバランスに対処する1つの方法として、前述
しまたようにタービンプラントにタービンバイパス装置
を設けて、毎日速やかにプラントを起動・停止させると
いつた方法が増加してきている。
しかし、このようなプラントでは、毎日、停止時は勿論
のこと、例えは起動時においても点火から設定負荷に達
するまでにボイラlで発生し7だ蒸気は、蒸気タービン
の一部を駆動しながら発電することなしに復水器1oに
捨ててしまうので、その分の熱エネルギーがそのまま無
駄になってしまう等の問題があった。
本発明は以上のような問題点を解決するためになされた
もので、従来活用されていなかった蒸気を効率良く利用
して定格運転時におけるタービン出力の増加およびボイ
ラの負担低減を図り得るタービンプラント及びその運転
方法を提供することにある。
即ち、第1の発明tよ、タービンバイパス装置を有する
蒸気タービンプラントにおいて、高温再熱蒸気管の途中
に低圧バイノヤス管の一端を接続し、この低圧バイパス
管の他9’AVC最高圧力の異なる複数の蒸気貯蔵装’
Gl’c設けて、従来活用されていなかった蒸気を貯蔵
するとともに、この貯蔵蒸気を加熱用必要機器に対して
供給するようにした蒸気タービンプラントである。
また、他のもう1つの発明は、プラント起動時の点火か
ら通気までの間は再熱蒸気の圧力を高く設定してその蒸
気をタービンバイパス蒸気貯蔵装置に貯蔵し、プラント
の定格運転時にそれを利用する蒸気タービンプラントの
運転方法を提供することにある。
以下、本願の第1の発明について第3図および第4図を
参照して説明する。なお、第1図と同一部分には同一符
号を伺してその詳しい説明は省略し、以下、第1図と比
較して特に異なる刊6分の構成について説明する。第3
図において、再熱器5で再熱された蒸気を中圧タービン
7へ導く高温再熱蒸気管6の途中より分岐せられるよう
に低圧バイパス管4ノの一端が接続され、この低圧パイ
ノRスW’JJの他瑞にはそれぞれ開閉弁42a、42
bを介して最高圧力の異なる複数の蒸気貯蔵装置43a
、43bが接続されている。前記低圧パイ・ヤス管4ノ
には圧力制御弁44および減温器45が介挿されている
一方、複数の蒸気貯蔵装置43a、43bの出口側には
それぞれ開閉弁46a、46bを介して蒸気取出管47
a、47bが取り付けられ、これらの取出管47g 、
47bの端部は給水加熱器12b 、12aに個別に接
続されている。
各蒸気取出管47a、47bの途中にはそれぞれ開閉弁
48a、48bおよび逆止弁49a。
49bが設けられている。さらに、開閉弁48a。
48、bの上流側において蒸気取出管47aと47bと
の間に配管5θが設けられ、これに開閉弁51が介挿さ
れている。
次に、以上のように構成されたプラントの作用について
第4図を参照して説明する。通常、fラントの起動時に
おいては、第4図<A)のような設定パターンで再熱蒸
気圧力を制御しているが、本プラントでは、ボイラ1が
点火してからおよそ設定負荷に達するまでの間、ボイラ
1で発生した蒸気のうち必要蒸気量以外の蒸気は高圧タ
ービン3を通さずに主蒸気管2.高圧・くイパス管23
.再熱器5.高温再熱蒸気管6.圧力制御弁44および
低圧バイパス管41の経路で蒸気貯蔵装置43a、43
bに貯蔵する。このとき、点火から高圧タービン3に一
部通気が開始され併入されるまでの間、再熱蒸気圧力は
圧力制御弁44VCよって低圧制御され、以後設定負荷
までは、同じく圧力制御弁44によって高圧制御される
。このとき、圧力制御弁24は閉となっている。
而して、本発明のプラントでは、低圧バイノクス管41
を通る蒸気圧力が低圧から高圧に変化することに注目し
、最高圧力の異なる複数の蒸気貯蔵装置43a 、 4
 、? b f:投首し、低圧の間は最高圧力の低い蒸
気貯蔵装置例えば43aに蒸気を貯蔵し、高圧の間は最
高圧力の高い蒸気貯蔵装置例えば4 、? bに蒸気を
貯蔵し、よって第4図(B)のような・ぐイ・ぐス蒸気
流量つ捷り蒸気エネルギをできるだけ有効に回収するも
のである。
以下、本発明の作用について更に詳細に説明する。ボイ
ラ1が点火されてから高圧タービン3に一部通気が開始
され併入されるまでは、再熱蒸気圧力いわゆる低圧パイ
・ヤス蒸気圧力は圧力制御弁44で低圧に制御されてい
る。そこで、この低圧蒸気を圧力レベルの低い蒸気貯蔵
装置43aに貯蔵するために、開閉弁42a’fe [
i(1%開閉弁42bを閉にして、ボイラ1で発生した
蒸気を、主蒸気管28高圧パイ・ぐス管23.低温再熱
蒸気管4.再熱器5.高温再熱蒸気管6゜圧力制御弁4
4および低圧バイパス管41.減温器45を通過させて
蒸気貯蔵装置43aに熱水として貯蔵する。このとき、
開閉弁29 、30は閉となっている。
ここで、蒸気貯蔵装置43aに貯蔵される蒸気は再熱器
5を通過して高温となっているので、復水ポンプ1〕か
ら減温器45にスフ0レー水を供給して減温し、蒸気貯
蔵装置43a、の材料の強度低下を防止している。
併入後、蒸気タービンの設定負荷に達してボイラ1より
発生した蒸気が全量蒸気クービンに送られるようになる
間は、再熱蒸気圧力いわゆる低圧バイパス蒸気圧力は圧
力制御弁44で高圧に制御されている。そこで、との面
圧蒸気を最高圧力の高い蒸気貯蔵装置43bに貯蔵する
ために、υ目閉弁42aを閉、開閉弁42bを開に切シ
換えて、ボイラlで発生した蒸気を、主蒸気管2.高圧
バイノクス管23.低温再熱蒸気管4.再熱器5.高温
再熱蒸気管6.圧力制御弁44および低圧パイ・ぐス管
41.減温器45を通過させて蒸気貯蔵装置4 、? 
bに熱水として貯蔵する。このとき、開閉弁29 、3
0は必要に応じて開となっている。
そして、発電プラントが定格運転になったとき、開閉弁
46b 、48bおよび逆止弁49bは開、開閉弁51
.48aおよび逆止弁49aが閉となり、最大圧力の高
い蒸気貯蔵装置43bに貯蔵された熱水は減圧され飽和
蒸気となって高圧1411の給水加熱器12aK送られ
る。なお、蒸気貯蔵装置43bX−シ発生する蒸気は減
圧によって発生するため、この発生蒸気の圧力は時間の
経過とともに低下していく。そして、この蒸気圧力が給
水加熱器12&の器内圧より低くなると、逆止弁49b
が閉となり、開閉弁51が開となって配管50を通って
低圧側の給水加熱器12bに送られる。ここでも、蒸気
貯蔵装置43bから発生した蒸気が減圧によって給水加
熱器12bの器内圧よりも低くなると、逆止弁49aが
閉となり、蒸気貯蔵装置:43bから発生する蒸気は終
了する。
一方、最大圧力の低い蒸気貯蔵装置f、 4.3 aか
ら発生する蒸気の圧力は低いので低圧側の給水加熱器1
2bに送られるが、との送出タイミングは圧力レベルの
高い蒸気貯蔵装置43aと同時かあるいは別々に送るも
のとする。この場合も蒸気貯蔵装置4.9 aから発生
する蒸気の圧力が給水加熱器12bの器内圧よりも低く
なると、逆止弁49.e、が閉となって蒸気貯蔵装@、
 43 aからの蒸気圧力の供給は終了する。
従って、以上のような構成によれば、発電プラントが定
格運転を行なっているときに蒸気)F’z”蔵装置43
g 、43bに貯蔵された蒸気を給水加熱器12a、1
2bに送って給水の加熱用蒸気として使用すれば、本来
タービンから給水加熱器12a〜12cに送るために抽
気されていた蒸気量のうち、蒸気貯蔵装置4.9 a 
、 43 bから供給される蒸気の熱量分だけ減らすこ
とができる。しかも、その減らした蒸気を後段のタービ
ン7.8へ送ることによってタービン出力を上げること
が可能となる。また、逆にタービンの抽気蒸気量が減っ
た分だけ、タービン入口蒸気瀘即ちボイラ発生蒸気量が
少なくてすみ、よってボイラlの燃料消費量を大幅に減
少することができるとともに、プラントの効率を大幅に
向上させることが可能となる。このような効果は、蒸気
貯蔵装置4.9 a 、 43 bの発生蒸気をなるべ
く高圧側の給水加熱器例えば12aに送り込んだ方がよ
り高く得られる。そこで、本ノ0ラントでは、点火から
通気までに従来低く設定していた再熱蒸気圧力をできる
だけ高く設定して蒸気貯蔵装置43aに貯蔵し、高圧側
の給水加熱器12aに供給しているものである。
次に、本願の第2の発明について第5図および第6図を
参照して説明する。この発明にあっては、高温再熱蒸気
管6に圧力制御弁44および減温器45を持った低圧バ
イパス管41を接続し、かつこの低圧バイパス管4ノの
他端に蒸気貯蔵装置43a’、43b’を設けている点
で第Jの発明と同様であるが、儀に、異なるところは、
蒸気貯蔵装置43 a’+ 43 b’として最高圧力
の異なるものを使用するものではないこと、壕だプラン
トの起動時においてボイラlの点火がらタービン3への
通気までの再熱蒸気圧力を高く設定して蒸気貯蔵装置例
えば43a′に貯蔵することにある。その他の構成は第
3図と同様であるので、ここではその説明は省略し、以
下、本発明に係るプラントの運転方法について説明する
なお、第6図(A)はグランド起動時に赴ける再熱蒸気
圧力の設定パターンを示し、同図(B)は蒸気貯蔵装置
43 a ’+ 43 b ′に貯蔵させるだめの蒸気
流量のパターンを示している。先ず、プラントの起動時
において点火から高圧タービン3への通気までの間は、
開閉弁42aを開とするとともに、圧力制御弁44を用
いて第6図(A)に示すように従来低圧で設定されてい
た再熱蒸気の圧力を本グランドにおいては高圧P1にな
るように設定制御する。この結果、ボイラ1から発生し
た蒸気は、高圧タービン3を通らずに高圧パ(/fス管
23および再熱器5による再熱後において蒸気導入管4
)を経て蒸気貯蔵装置43a′に高圧の熱水として貯蔵
される◇ この状態において高圧タービン31/c通気を始めるが
、このとき開閉弁42af閉、他方の開閉弁42bf開
とするとともに、高圧タービン30回転摩擦による過熱
防止の観点から、通気以後は圧力制御弁44を第6図(
A)のように低圧P2に設定変更し、再熱蒸気圧力を低
圧に制御する。ここで、圧力制御弁44によって圧力制
御された蒸気は低圧バイパス管4ノおよび開閉弁42b
を経て蒸気貯蔵装置43b′に貯蔵される。
併入後はタービン3などに大量、の蒸気が流れるので、
圧力制御弁44を用いて蒸気タービンの設定負荷に応じ
て再熱蒸気圧力を高めるように制御する。そして、前記
通気から設定負荷に達するまでに低圧バイパス管41を
流れた蒸気を開閉弁42bを介して蒸気貯蔵装置43b
′に貯蔵し、その後、開閉弁42bを閉とする。以上の
ようにして蒸気貯蔵装置43a’には圧力の高い蒸気、
一方の蒸気貯蔵装置43b′には圧力の低い蒸気が貯蔵
される。
しかる後、蒸気貯蔵装置43a′は、プラントの定格運
転時に貯蔵された熱水が減圧され飽和蒸気となって比較
的高圧側の給水加熱器9aに送られる。このとき、開閉
弁46 g +’ 51 。
48bおよび逆止弁49bは開、開閉弁46b。
48aおよび逆止弁49aは閉となっている。
このようにして蒸気貯蔵装置43a′よシ発生する蒸気
は減圧によって発生するから、この発生蒸気の圧力は時
間の経過に従って低下していく。
この結果、蒸気圧力が給水加熱器12aの器内圧よりも
低くなると、逆止弁49bおよび開閉弁5Iが閉となり
、反対に開閉弁481Lおよび逆止弁49&が開となり
、これによって蒸気貯蔵装置43a′から発生した蒸気
は低圧側の給水加熱器12bに送られる。そして、蒸気
圧力が更に給水加熱器12bの器内圧よりも低くなると
、逆止弁49aが閉となって蒸気貯蔵装置43a′より
発生する蒸気は終了となる。
寸だ、同様に蒸気貯蔵装置43b′から発生した蒸気は
、高圧側の給水加熱器12&に送るときは開閉弁46b
 、48bおよび逆止弁49bが開、開閉弁5ノが閉と
なシ、低圧側の給水加熱器12bに送るときは開閉弁5
1.488が開、逆止弁49aが開となる。
従って、以−にのような構成によれば、プラントが定格
運転を行なっているときに蒸気貯蔵架jfi、 43a
’、 43b’に貯蔵された蒸気を給水加熱器12a、
12bに送って給水の加熱用蒸気として使用すれば、本
来タービンから給水加熱器12a〜12cに送るために
抽気されていた蒸気■のうち、蒸気貯蔵装置43 aZ
 4 J b、’から供給される蒸気の熱M分だけ減ら
すことができる。
しかも、その減らした蒸気を後段のタービン7゜8へ送
ることによってタービン出力を上げることが可能となる
。また、逆にタービンの抽気蒸気量が減った分だけ、タ
ービン入口蒸気量即ちボイラ発生蒸気量が少なくてすみ
、よってyl?イラ1の燃料消費量を大幅に減少するこ
とができるとともに、プラントの効率を大幅に向上させ
ることが可能となる。このような効果は、蒸気貯蔵装置
4.9a’、 43 b’の発生蒸気をなるべく高圧側
の給水加熱器例えば12aに送り込んだ方がより高く得
られる。そこで、本プラントでは、点火から通気までに
従来低く設定していた可熱蒸気圧力をできるだけ高く設
定して蒸気貯蔵装置43a′に貯蔵し、高圧側の給水加
熱器12aに供給しているものである。
なお、第1および第2の発明においては上記実施例に限
定されるものではない。例えは発電グラン)・または発
電プラント以外のものでも、再熱蒸気圧力が2段でなく
それ以上の段数で変化する場合にはそれに合せて複数個
の蒸気貯蔵装置を設置してもよく、捷だこれらの蒸気貯
蔵装置に蒸気を貯蔵する場合の運転方法は順番に貯蔵す
るばかりでなく、複数の蒸気貯蔵装置に同時に貯蔵させ
たり、貯蔵する時間をずらして運転することも可能でお
る。また、蒸気貯蔵装置より発生する蒸気の圧力が高け
れば、脱気器13らるい(はより高圧側の給水加熱器で
蒸気貯蔵装置の発生する蒸気を利用することもできる。
このとき、検数の給水加熱器で蒸気貯蔵装置43 a 
+ 43a’+ 43 b + 43 b’の発生蒸気
を同時に回収することも可能である。その他、本発明は
その要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できる。
従って、以上詳述したように第1の発明によれば、従来
活用されていなかった再熱蒸気圧力を、その圧力レベル
に応じて最高圧力の異なる蒸気貯蔵装置に貯蔵し、プラ
ントの定格運転時にはその貯蔵圧力エネルギーを利用す
るようにしたので、タービン出力の増加およびボイラの
負担軽減を図り得、プラントの効率を大幅に増加させる
ことができる。
また、第2の発明にあっては、再熱蒸気圧力を高く設定
するという運転方法により、既存のボイラやタービンに
何ら支障を力えることなしに、従来活用されていなかっ
た蒸気を高圧エネルギーとして利用でき、第1の発明と
同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図(A) 、 (B)は従来の蒸気タ
ービンプラントの概略系統図およびそのプラント起動時
の運転状態を説明する図、第3図および第4図(A) 
、 (B)は第1の発明に係る蒸気タービンプラントの
一実施例を説明するだめのもので、第3図はプラントの
概略系統図、第4図(A) 、 (B)はプラント起動
時の運転状態を説明する図、第5図および第6図(A)
 、 (B)は第2の発明に係る蒸気タービンプラント
の運転方法の一実施例を説明するだめのもので、第5図
は本発明運転方法を適用した蒸気タービンプラントの概
略系統図、第6図(A) 、 (B)は運転方法による
運転状態を説明する図である。 l・・・ボイラ、3・・・高圧タービン、5・・・再熱
器、7・・・中圧タービン、8・・・低圧タービン、9
・・・発電機、I O・・復水器、12.12a−12
c。 15・・・給水加熱器、13・・・脱気器、21・・・
圧力制御弁、23・・高圧バイノクス管、24・・圧力
制御弁、26・・・低圧バイノeス管、44・圧力制御
弁、4I・・・低圧バイパス管、45・・減温器、43
a、43a′、43b 、43b’ −=蒸気貯蔵装置
、48a、48b、51・−開閉弁、49a、49b・
・・逆止弁。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦”LIII ( ζ) () 2 F 変 す

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) タービンバイパスを有する蒸気タービンプラン
    トにおいて、再熱器と中圧タービンとの間に配設された
    高温再熱蒸気管に圧力制御弁を介挿してなる低圧バイパ
    ス管を接続するとともに、この低圧バイパス管の端部側
    に最高圧力の異なる複数の蒸気貯蔵装置を設け、前記圧
    力制御弁による制御圧力のレベルに応じて前記複数の蒸
    気貯蔵装置に選択的に再熱蒸気を貯蔵し、この貯蔵蒸気
    を加熱用蒸気を必狭とするグランド内の機器に供給する
    ようにしたこと全特徴とする蒸気タービン70ランド。
  2. (2) タービンバイパス装置を有する蒸気プラントに
    おいて、プラントの起動時におけるメイラの点火からタ
    ービンへの通気オでの間、再熱蒸気圧力をす<設定し、
    この設定圧力に基づいて得られた再熱蒸気上低圧バイパ
    ス管を通して蒸気貯蔵装置で貯蔵するように運転するこ
    とを特徴とする蒸気タービンプラントの運転方法。
JP3550784A 1984-02-27 1984-02-27 蒸気タ−ビンプラント及びその運転方法 Pending JPS60178908A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3550784A JPS60178908A (ja) 1984-02-27 1984-02-27 蒸気タ−ビンプラント及びその運転方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3550784A JPS60178908A (ja) 1984-02-27 1984-02-27 蒸気タ−ビンプラント及びその運転方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60178908A true JPS60178908A (ja) 1985-09-12

Family

ID=12443672

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3550784A Pending JPS60178908A (ja) 1984-02-27 1984-02-27 蒸気タ−ビンプラント及びその運転方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60178908A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7723858B2 (en) * 2005-01-10 2010-05-25 New World Generation Inc. Power plant having a heat storage medium and a method of operation thereof
CN108167035A (zh) * 2017-12-01 2018-06-15 浙江大学 一种基于再热蓄热调节的热电协同系统及方法
JP2020159352A (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 三菱日立パワーシステムズ株式会社 発電プラント及び発電プラントの出力増加制御方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5823208A (ja) * 1981-07-31 1983-02-10 Central Res Inst Of Electric Power Ind 蒸気貯蔵発電系統を有する火力発電プラントの運転制御装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5823208A (ja) * 1981-07-31 1983-02-10 Central Res Inst Of Electric Power Ind 蒸気貯蔵発電系統を有する火力発電プラントの運転制御装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7723858B2 (en) * 2005-01-10 2010-05-25 New World Generation Inc. Power plant having a heat storage medium and a method of operation thereof
CN108167035A (zh) * 2017-12-01 2018-06-15 浙江大学 一种基于再热蓄热调节的热电协同系统及方法
CN108167035B (zh) * 2017-12-01 2019-10-01 浙江大学 一种基于再热蓄热调节的热电协同系统及方法
JP2020159352A (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 三菱日立パワーシステムズ株式会社 発電プラント及び発電プラントの出力増加制御方法
CN111749740A (zh) * 2019-03-28 2020-10-09 三菱日立电力系统株式会社 发电设备以及发电设备的输出增加控制方法
CN111749740B (zh) * 2019-03-28 2022-09-06 三菱重工业株式会社 发电设备以及发电设备的输出增加控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3784413B2 (ja) 廃熱ボイラの運転方法とこの方法で運転される廃熱ボイラ
JP5227352B2 (ja) 熱回収蒸気発生器及び関連する蒸気ラインを予め加温するためのシステム及び方法
JPH08246810A (ja) 蒸気タービンの運転法
JP2012102711A (ja) 減温器蒸気熱回収設備
WO1993013298A1 (en) Steam system in a multiple boiler plant
US10208630B2 (en) Method for operating a steam power plant and steam power plant for conducting said method
JPS62325B2 (ja)
JPS60178908A (ja) 蒸気タ−ビンプラント及びその運転方法
JP2004245184A (ja) 再熱蒸気タービンプラントとその起動方法
JPH09303113A (ja) コンバインドサイクル発電プラント
TW202113285A (zh) 發電廠及發電廠的剩餘能量蓄熱方法
JPH10317916A (ja) 火力発電プラント
JP2766687B2 (ja) 複合発電プラント
JP3065794B2 (ja) 給水加熱装置
JPS6149486B2 (ja)
JPS5820908A (ja) 発電プラント
JP2625487B2 (ja) ボイラのホットスタート方法
JPS59101513A (ja) コンバインドサイクル発電プラント
JPH05296407A (ja) 排気再燃形コンバインドサイクル発電設備
JP2005155340A (ja) 蒸気タービンプラント
JPS6239647B2 (ja)
JPS6212364B2 (ja)
JPH0610620A (ja) 排熱回収ボイラの保護方法
JPH04214910A (ja) リパワリング装置
JPH04128502A (ja) 蒸気タービンプラント