JP5227352B2 - 熱回収蒸気発生器及び関連する蒸気ラインを予め加温するためのシステム及び方法 - Google Patents

熱回収蒸気発生器及び関連する蒸気ラインを予め加温するためのシステム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5227352B2
JP5227352B2 JP2010055241A JP2010055241A JP5227352B2 JP 5227352 B2 JP5227352 B2 JP 5227352B2 JP 2010055241 A JP2010055241 A JP 2010055241A JP 2010055241 A JP2010055241 A JP 2010055241A JP 5227352 B2 JP5227352 B2 JP 5227352B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam
line
heated
high pressure
superheater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010055241A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010216477A (ja
JP2010216477A5 (ja
Inventor
タイライ・フー
ケルヴィン・アール・エストラーダ
マイケル・ジョセフ・アレクサンダー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JP2010216477A publication Critical patent/JP2010216477A/ja
Publication of JP2010216477A5 publication Critical patent/JP2010216477A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5227352B2 publication Critical patent/JP5227352B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C6/00Plural gas-turbine plants; Combinations of gas-turbine plants with other apparatus; Adaptations of gas-turbine plants for special use
    • F02C6/18Plural gas-turbine plants; Combinations of gas-turbine plants with other apparatus; Adaptations of gas-turbine plants for special use using the waste heat of gas-turbine plants outside the plants themselves, e.g. gas-turbine power heat plants
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01KSTEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
    • F01K13/00General layout or general methods of operation of complete plants
    • F01K13/02Controlling, e.g. stopping or starting
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01KSTEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
    • F01K23/00Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids
    • F01K23/02Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids the engine cycles being thermally coupled
    • F01K23/06Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids the engine cycles being thermally coupled combustion heat from one cycle heating the fluid in another cycle
    • F01K23/10Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids the engine cycles being thermally coupled combustion heat from one cycle heating the fluid in another cycle with exhaust fluid of one cycle heating the fluid in another cycle
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01KSTEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
    • F01K23/00Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids
    • F01K23/02Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids the engine cycles being thermally coupled
    • F01K23/06Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids the engine cycles being thermally coupled combustion heat from one cycle heating the fluid in another cycle
    • F01K23/10Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids the engine cycles being thermally coupled combustion heat from one cycle heating the fluid in another cycle with exhaust fluid of one cycle heating the fluid in another cycle
    • F01K23/101Regulating means specially adapted therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/16Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Turbines (AREA)
  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
  • Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)

Description

本発明は、複合サイクル発電プラントに関し、より具体的には、熱回収蒸気発生器及び関連する蒸気ラインを予め加温するためのシステム及び方法に関する。
複合サイクル発電プラントは、ガスタービンと蒸気タービンとの組み合わせを用いて電力を発生することができる。複合サイクル発電プラントにおいて、ガスタービンサイクルは、熱回収蒸気発生器(HRSG)により蒸気タービンサイクルと動作可能に組み合わせることができる。
複合サイクル発電プラントでは、ガスタービンサイクルはトッピングサイクルとみなされ、蒸気タービンサイクルはボトミングサイクルとみなすことができる。蒸気タービン又はボトミングサイクルは、ガスタービン又はトッピングサイクルの排出ガスからの熱により駆動され、場合によっては、ガスタービン又はトッピングサイクルが蒸気タービンサイクル又はボトミングサイクルを好適な温度に上昇させるまで、HRSGが完全に運転可能にはならない。
例えば、ガスタービン又はトッピングサイクルの始動中、タービンが運転速度まで加速するときに、ガスタービンからの高温ガスの排出ガス流量の比較的急激な増大がある。この時点では、ガスタービンの燃焼温度が増大して、所望の出力を発生するよう好適なレベルで管理されると、排出ガスの温度は漸次的に増大する。
ガスタービンからの高温の排出ガスは通常、ガスタービンの始動中にHRSGを通って流れるが、最初に低温のHRSGが十分な圧力及び温度で蒸気を発生することができるまでに相当な時間期間が経過する可能性がある。従来のシステムでは、HRSGの温度が所望の圧力及び温度で蒸気を発生することができるレベルに増大するまでは、ガスタービン又はトッピングサイクルは、比較的低負荷に維持されていた。長い時間期間にわたり低負荷でトッピングサイクルを維持することにより、蒸気タービンを通る蒸気は、低温の蒸気タービン金属及び構成要素への応力が低減される温度及び圧力で制御することができる。トッピングサイクルがこの加温相において低負荷に維持されなかった場合、蒸気タービン又はボトミングサイクルは、その運用寿命を短縮する応力に曝される。部品疲労、ケーシング及びシャフト歪み、並びにHRSGのシール及びブレードの物理的劣化は、これらの応力が引き起こす可能性のある損傷の単なる一部の例示に過ぎない。これとは対照的に、ガスタービン又はトッピングサイクルを比較的低負荷で運転することにより、これらの応力及び対応する損傷を低減することができる。しかしながら、このようにすることで、複合サイクルシステムの全体の出力が低下し、効率低下及びエミッション増大につながる場合がある。
米国特許第6,782,703号公報
その結果として、HRSG及び関連する蒸気ラインを予め加温するためのシステム及び方法に対する必要性がある。更に、低温、温暖、及び高温条件などの複数の状態条件でHRSG及び関連する蒸気ラインを予め加温するためのシステム及び方法に対する必要性がある。
本発明の実施形態は、上述の必要性の一部又は全てに対処することができる。本発明の幾つかの実施形態は、一般に、熱回収蒸気発生器(「HRSG」)及び関連する蒸気ラインを予め加温するシステム及び方法を目的とする。本発明の他の幾つかの実施形態は、加熱器、再熱器、蒸気タービンの複数の段、及び/又は高圧蒸発器及びドラムを加温するためのシステム及び方法を目的とする。1つの実施形態によれば、HRSGを予め加温する方法を提供することができる。本方法は、蒸気タービンから加熱蒸気を提供する段階を含むことができる。本方法はまた、蒸気源からの加熱蒸気を過熱器に配向して、該過熱器の少なくとも一部を加温する段階を含むことができる。加えて、過熱器からの加熱蒸気の少なくとも一部を少なくとも1つのバイパスラインに配向する段階と、過熱器からの加熱蒸気の少なくとも一部を予め定めた温度又は圧力に達するまでバイパスライン内に維持する段階とを含むことができる。更に、本方法は、再熱器を加温することができるように、バイパスラインが予め定めた温度又は圧力にあるときに、加熱蒸気の少なくとも一部をバイパスラインから再熱器に配向する段階を含むことができる。
本発明の別の実施形態によれば、HRSGを予め加温するためのシステムを提供することができる。本システムは、加熱蒸気を提供するための蒸気源を含むことができる。本システムはまた、蒸気源及び過熱器に接続され、蒸気源からの加熱蒸気を過熱器に配向するための少なくとも1つの蒸気ラインを含むことができる。本システムは更に、過熱器及び少なくとも1つのバイパスラインに接続され、過熱器からの加熱蒸気の少なくとも一部を少なくとも1つのバイパスラインに配向するための少なくとも1つの蒸気ラインを含むことができる。本システムはまた、少なくとも1つのバイパスラインに接続され、少なくとも1つのバイパスラインにおいて加熱蒸気の少なくとも一部を予め定めた温度又は圧力に維持するためのコントローラを含むことができる。更に、本システムは、バイパスライン及び再熱器に接続され、予め定めた温度又は圧力にある加熱蒸気の少なくとも一部を少なくとも1つのバイパスラインから再熱器に配向するための少なくとも1つの蒸気ラインを含むことができる。
本発明の更に別の実施形態によれば、HRSGを予め加温するための方法を提供することができる。本方法は、蒸気源から加熱蒸気を提供する段階を含むことができる。本方法はまた、蒸気源からの加熱蒸気を過熱器に配向し、過熱器の少なくとも一部を加温する段階を含むことができる。本方法は更に、蒸気源からの加熱蒸気の少なくとも一部を蒸気タービンの高圧セクションに配向し、蒸気タービンの高圧セクションの少なくとも一部を加温する段階を含むことができる。加えて、本方法は、過熱器からの加熱蒸気の少なくとも一部を再熱器に配向し、再熱器からの加熱蒸気の少なくとも一部を蒸気タービンの中圧セクションに配向する段階を含むことができる。最後に、加熱蒸気は、蒸気タービンの中圧セクションから蒸気タービンの低圧セクションに配向し、蒸気タービンの低圧セクションを加温する段階を含むことができる。
本発明の他の実施形態及び態様は、添付の図面を参照しながら以下の説明から明らかになるであろう。
従来技術の熱回収蒸気発生器を示す図。 本発明の1つの実施形態によるHRSG及び関連する蒸気ラインを予め加温するための例示的なシステムを示す図。 本発明の1つの実施形態によるHRSG及び関連する蒸気ラインを予め加温するための例示的な方法を示す図。
以上において本発明を概略的に説明してきたが、ここで必ずしも縮尺通りに描かれていない添付図面を参照する。
次に、本発明の例示的な実施形態が示された添付図面を参照しながら、本発明を以下でより詳細に説明する。本発明は、多くの異なる形態で具現化することができるが、本明細書で記載される例示的な実施形態に限定されると解釈すべきではなく、むしろこれらの実施形態は、当業者に対して本発明の技術的範囲を十分に伝えるようにするために提示するものである。図面全体を通して、同じ参照符号は、同様な要素を示している。
図1は、当該技術分野で公知の熱回収蒸気発生器(HRSG)システム100を示している。図示のシステム100において、蒸気は、高圧段105、中圧段110、及び低圧段115を含む一連の蒸気タービン段を通って循環される。凝縮器120は、低圧段115及び高圧段105に接続されて凝縮物を収集する。バルブ121は、凝縮器120と高圧段105との間に接続され、これら2つの構成要素間の圧力を制御する。高圧過熱器125により過熱蒸気を提供することができ、該高圧過熱器125は、主蒸気ライン130を介して過熱蒸気を高圧段105に配向する。ドレイン126は、過熱器12と主蒸気ライン130との間で凝縮物を排水するのに利用可能である。主蒸気ライン130と高圧過熱器125との間では、バルブ129が、これら2つの構成要素間の圧力及び蒸気流を制御することができる。同様に、主蒸気ライン130と高圧段105との間のバルブ132は、この2つの構成要素間の圧力及び蒸気流量を制御することができる。ドレイン131は、主蒸気ライン130からの凝縮物を排水するのに利用可能である。
高圧過熱器125は、高圧蒸発器及びドラム135から蒸気を受け取ることができる。高圧蒸発器及びドラム135は、ガスタービン又はトッピングサイクルにより排出される高温の排出ガスを用いて給水を蒸気に変換することができる。高圧過熱器125はまた、ガスタービン排出ガスに依存して、高圧蒸発器及びドラム135からの蒸気の少なくとも一部を過熱蒸気に変換することができる。システム100では、給水制御は、バルブ136により提供される。
過熱蒸気は、主蒸気ライン130から高圧段105に配向されると、過熱蒸気は、関連するシャフトを介して機械的エネルギーに変換される。シャフトの回転を用いて、発電機などの負荷を駆動することができる。蒸気は、高圧段105から出ると、エネルギー変換によってエネルギーが失われている。蒸気は、中圧段110に送給される前に再熱することができる。結果として、流出蒸気が逆止めバルブ133を通過すると、蒸気は、中圧蒸気ライン134に流入することができ、該中圧蒸気ライン134は再熱蒸気ライン140に接続されている。中圧蒸気ライン134から凝縮物を除去するためにドレイン136が存在し、バルブ138は、中圧蒸気ライン134と再熱蒸気ライン140との間の圧力及び蒸気流量を制御する。
再熱蒸気ライン140は、再熱器145に接続される。再熱器145は、蒸気の温度を上昇させることができ、再熱蒸気を高温再熱蒸気ライン150に提供し、該蒸気ラインは再熱器145を中圧段110に接続する。バルブ147及び152は、これらの構成要素間の圧力及び蒸気流量を制御することができ、ドレイン146及び151は、システム100からの凝縮物を除去するのに利用可能である。蒸気が中圧段110から出ると、該蒸気は低圧段115に流入し、これら2つの段110、115を通って移動するときに、付随するシャフトによって関連する熱エネルギーが機械エネルギーに同様に変換される。低圧段115から流出すると、残留蒸気の一部又全て及び蒸気変換の副生成物である水は、凝縮器120において収集することができる。
また、システム100には、高圧蒸気バイパスライン160があり、高圧過熱器125の出口を再熱蒸気ライン140に接続し、過熱器125からの蒸気を再熱蒸気ライン140に配向するよう動作可能である。高圧蒸気バイパスバルブ165は、高圧蒸気バイパスライン160内の対応する蒸気圧力及び蒸気流量を制御するよう動作可能である。高温再熱蒸気バイパスライン170は、再熱器145の出口を凝縮器120に接続し、これらの間の蒸気を配向するよう動作可能である。再熱器145と凝縮器120との間の蒸気流量及び圧力は、再熱バイパスバルブ175を用いて管理することができる。バルブ180には中圧蒸気用の入口があり、ジョイント185、190、及び195では、別のHRSGシステムをシステム100と統合することができる。
蒸気タービン又はボトミングサイクルは、蒸気及び過熱蒸気から機械エネルギーを導出するので、ボトミングサイクル構成要素及び関連の蒸気ラインは、極めて高温で動作する。しかしながら、非動作時には、これらの構成要素及び蒸気ラインの温度は、一定の作動範囲から外れる可能性がある。システム100が、48時間又はそれ以上などの長い時間期間にわたって動作していない場合、「低温」熱状態条件にあると考えられる。過熱蒸気が低温のシステムに送給されて出力を発生するように、HRSGシステムが直ちに作動されると、構成要素及び蒸気ラインへの応力が結果として生じることになる。
図2は、本発明の1つの実施形態による例示的なシステム200を示す。システム100と同様に、システム200は、異なる温度及び異なる圧力で蒸気が導入されるときに機械エネルギーを発生するように設計された複数の蒸気タービン段を含む。これらのタービン段は、高圧段105、中圧段110、及び低圧段115を含むことができる。低圧段115及び高圧段105には、凝縮器120が接続される。システム200にはまた、高圧過熱器125、高圧蒸発器及びドラム135、再熱器145、及び関連の蒸気ライン、並びにこれらの構成要素を接続するバルブがある。例えば、システム100と同様に、主蒸気ライン130は、高圧過熱器125を蒸気タービン又はボトミングサイクルの高圧段105に接続する。主蒸気ライン130は、過熱器125から高圧段150に蒸気を配向するよう動作可能である。高温再熱蒸気ライン150は、ボトミングサイクルの中圧段110を再熱器145に接続し、再熱器145から高温再熱蒸気ライン150に蒸気を配向するよう動作可能である。タービン段、ライン、及び構成要素間には、蒸気圧及び蒸気流量を制御するためのバルブ132、152、及び逆止めバルブ133と、システムから凝縮物を除去するためのドレイン126、131、139、146、及び151とが分散されている。凝縮物が除去されると、貯蔵タンク内に収集され、凝縮器120に送られて再使用することができる。
更にシステム100と同様に、システム200は、高圧過熱器125の出口を再熱蒸気ライン140に接続する高圧蒸気バイパスライン160と、再熱器145の出口を凝縮器120に接続する高温再熱蒸気バイパスライン170とを含む。これらの要素間には、高圧蒸気バイパスバルブ165及び再熱蒸気バイパスバルブ175を含む、蒸気流を制御するための同様のバルブがある。
しかしながら、システム100とは異なり、システム200は、少なくとも1つの蒸気源205を含み、これは、高圧過熱器125、高圧蒸発器及びドラム135、再熱器145、及びこれらの関連する蒸気ラインを予め加温するために加熱蒸気をシステム200に提供するよう動作可能である。蒸気源205は、例えば、ボイラ、蒸気発生器、加圧温水器、プラント蒸気、又は蒸気を発生する別のシステムとすることができる。蒸気源205からの加熱蒸気を用いると、HRSGシステムのボトミングサイクルは、ガスタービン又はトッピングサイクルの動作とは無関係に加温することができる。この独立性によって、最大連続出力定格に相当する負荷を含む、どの負荷においてもトッピングサイクルを動作させることが可能になる。更に、HRSGシステムをガスタービン又はトッピングサイクルとは無関係に加温することができるので、この独立性は、HRSGシステムに比較的高速の始動機能を提供し、HRSGシステムは、以下でより詳細に説明するように蒸気タービンサイクルシステムの運用寿命に対する影響を維持又は最小にしながらこのような始動を行う。
システム100とシステム200との他の相違点には、蒸気タービン又はボトミングサイクルの種々の構成要素を通る加温蒸気を管理するための多数の蒸気ライン、バルブ、及び関連するバルブ制御部が含まれる。例えば、システム200において、高圧過熱器125の出口は、蒸気ライン220に接続され、該蒸気ライン220は、遮断バルブ129を介して主蒸気ライン130に接続される。蒸気ライン220は、過熱器125の出口から主蒸気ライン130に蒸気を配向するよう動作可能である。蒸気ライン220は更に、バイパスバルブ235が開いているときには、過熱器125の出口から出力蒸気ライン230に蒸気を配向するよう動作可能である。コントローラ240は、蒸気バイパスバルブ165及びバイパスバルブ235を介して出力蒸気ライン230及び高圧蒸気バイパスライン160内の圧力及び蒸気流量を維持することができる。例示的な実施形態において、出力蒸気ライン230は、凝縮器120、貯蔵タンク、大気、又は蒸気を収集するための別のシステムに接続することができる。
本発明の実施形態を他の環境、状況、及び応用に適用可能であることは理解することができる。図2において図示されこれに関して説明されたシステム200の構成要素は、単に例証として提示されていることは理解されるであろう。多数の他の動作環境、システムアーキテクチャ、及び装置構成が可能である。従って、本発明の実施形態は、何れかの特定の動作環境、システムアーキテクチャ、及び装置構成に限定されるものと解釈すべきではない。
図3は、HRSGシステム及びその関連する蒸気ラインを予め加温するための例示的な方法300を示している。本方法は、蒸気源により加熱蒸気が提供されるブロック305から始まり、次いで、加熱蒸気を過熱器に配向することによるブロック310に進む。この例示的な方法を実施する1つの実施形態は、図2に示す例示的なシステム200である。例えば、システム200のボトミングサイクルが通常動作温度を下回ると、蒸気源205から加熱蒸気が提供されて、バルブ206を介して高圧過熱器125に流入され、過熱器管体を加温する。このようにすることで、過熱器125を加温することができる。
方法300は、ブロック315に進み、ここで加熱蒸気が、過熱器から、該過熱器と再熱器との間に接続された主バイパスラインに配向される。ブロック320は、加熱蒸気を予め定めた温度又は圧力に達するまで主バイパスライン内に維持する。1つの実施形態では、これらのブロックは、過熱器125、高圧蒸気バイパスライン160、蒸気ライン220、及び蒸気バイパスバルブ165を備えたシステム200により実装される。より具体的には、加熱蒸気が過熱器125を通って移動した後、該加熱蒸気は、高圧蒸気バイパスライン160及び蒸気ライン220内に吐出され、これらのラインを加温することができるようになる。蒸気バイパスバルブ165及びバルブ235は、加温蒸気を高圧蒸気バイパスライン160及び出力蒸気ライン230に通すように開閉する。蒸気バイパスバルブ165及びバルブ235は、加温期間中にそれぞれの関連する蒸気ライン内の圧力を制御するよう、互いに連動して動作することができる。1つの実施形態では、バルブ165及び235の各々は、予め定められた、又は他の方法でプログラムされた圧力設定点を有することができ、高圧蒸気バイパスライン160における初期圧力など、該圧力設定点は、システム200に関連する多くの条件に少なくとも部分的に基づいて計算することができる。
図2に示す実施形態では、コントローラ240は、蒸気バイパスバルブ165及びバルブ235の両方を制御することができ、これら2つだけのバルブと関連して1つのコントローラだけが示されているが、あらゆる数のコントローラ及びバルブを多くの構成で用いて、加熱蒸気の流れを制御し、更にHRSGシステム及び何れかの関連する蒸気ラインを予め加温することができる点は理解されたい。
例示的な方法300において、ブロック320では、加熱蒸気を予め定めた温度又は圧力に達するまで主イパスライン内に維持することができる。方法300は、ブロック325に進み、ここで、バイパスライン内の温度及び圧力が適切な閾値に達した後、加熱蒸気が再熱器に配向される。例示的なシステム200において、これらのブロックの一部又は全ては、高圧蒸気バイパスライン160、高圧蒸気バイパスバルブ165、再熱蒸気ライン140、及び再熱器145により実施することができる。加温蒸気が高圧蒸気バイパスライン160及び蒸気ライン220に流入すると、これらのラインは、予め定めた圧力又は温度まで加温が始まり、適切な圧力又は温度に達すると、高圧蒸気バイパスバルブ165が開き始め、加熱蒸気を高圧蒸気バイパスライン160から流出させて、再熱蒸気ライン140及び再熱器145に流入できるようになる。加熱蒸気は、再熱器145に流入した後、再熱器管体を加温することになる。
方法300はブロック330で終了し、ここでは、収集及び再利用のために加熱蒸気が再熱器から凝縮器に配向される。例示的なシステム200は、遮断バルブ129、147、及び138が閉鎖されたときに、収集及び再利用のために再熱器から凝縮器に加熱蒸気を配向する1つの実施形態を提供する。この構成において、主蒸気ライン130、蒸気タービン段105、110、及び115、並びに中間圧力蒸気ライン134は、加熱蒸気から隔離されている。従って、加熱蒸気は、遮断バルブ147が閉鎖されているときに再熱器145から流出し、高温再熱蒸気バイパスライン170を通って流れることになる。高温再熱蒸気バイパスバルブ175は、加熱蒸気を高温再熱蒸気バイパスライン170に流出可能にするよう開き、その後、加温期間中にライン内の圧力を制御する。当該技術分野において理解されるように、圧力制御の対応する設定点は、高温再熱蒸気配管内のライン圧力など、システムにおける条件に基づいている。この設定点が達成されると、加熱蒸気は、再熱蒸気バイパスライン170を通って収集のため凝縮器120に移動する。
HRSGを予め加温する方法の別の例示的な実施形態では、再熱器から凝縮器に加熱蒸気を配向するのではなく、加熱蒸気を用いて、蒸気タービン又はボトミングサイクル内に存在することができる他の蒸気ラインを更に加温することができる。
例えば、例示的なシステム200に関連して、遮断バルブ129及び147を開き、加熱蒸気が主蒸気ライン130及び高温再熱蒸気ライン150に流入し加温できるようにすることができる。1つの実施形態では、遮断バルブ129は漸次的に開き、加温蒸気が主蒸気ライン130に緩慢に導入されるようにする。このようにすると、主蒸気ライン130における圧力の急激な変化を避けることができる。別の実施形態では、主蒸気ライン130における蒸気流量はこのように制御されず、開放又は閉鎖の何れかである。蒸気制御の他の実施形態も利用可能であり、当該技術分野においてよく認識されるべきである。
HRSGを予め加温する方法の別の例示的な実施形態では、加熱蒸気を用いて、蒸気ライン及び構成要素に加えて蒸気タービンを加温する。例えば、例示的なシステム200において、バルブ132及び152は、蒸気タービン段105、110、及び115が加熱蒸気から隔離されるように閉鎖することができる。次いで、再利用のために凝縮物がドレイン131、146、及び151に収集される。或いは、バルブ132、152、及び遮断バルブ148を開放可能にし、中圧蒸気ライン134と共に蒸気タービン段105、110、及び115を加温することができるようにする。
当該技術分野で理解されるように、これらの構成要素を加温する実施形態は、幾つかの要因に応じて変えることができる。例えば、このような1つの要因は、加熱蒸気の可用性である。利用可能な加熱蒸気の量がシステム全体を加温するのに十分である場合、1つの実施形態では、蒸気タービン又はボトミングサイクルの一部又は全体を一度に加温することができる。しかしながら、加熱蒸気の量がシステム全体を一度に加温するのに不十分である場合、別の実施形態では、ボトミングサイクルを複数の段において加温してもよい。例示的なシステム200では、このような多相加温サイクルは、バルブ132、152、及び遮断バルブ129、138の開閉動作を通じて、或いは、上述され本明細書で例示された他のバルブの開閉動作により達成することができ、ボトミングサイクルの構成要素が複数の段において加温されるようになる。
別の例示的な方法では、蒸気源から加熱蒸気を提供し、これを過熱器及びバイパスラインに配向して、加熱蒸気を予め定めた温度又は圧力に達するまでバイパスライン内に維持することに加えて、加熱蒸気は、更に、蒸気タービン又はボトミングサイクルの高圧セクションに配向し、高圧セクションを加温できるようにすることができる。この動作の1つの実施は、例示的なシステム200に関連して説明することができる。
システム200において、バルブ208は、高圧段105を加温することができるように、開放することができる。コントローラ275は、所望の動作に応じてバルブ208を開閉するよう該バルブ208を制御するために存在する。このように開放されると、加熱蒸気は、蒸気源205から高圧段105を通り、タービンの動作可能方向に逆らって流れることができる。1つの実施形態では、バルブ132は閉鎖され、加熱蒸気が凝縮器120において収集される。別の実施形態では、バルブ132は、高圧段105及び主蒸気ライン130が同時に加温されるように開放される。
加熱蒸気は、ボトミングサイクルの他の構成要素を加温した後に高圧段に更に配向することができるので、加熱蒸気をこのセクションにのみ配向してもよい点は理解されるであろう。すなわち、HRSGを予め加温する更に別の例示的な方法において、加熱蒸気は、蒸気源から蒸気タービンの高圧セクションに配向されて、蒸気タービンの高圧セクションを加温する。例示的なシステム200において、このような方法は、バルブ129、206、207を閉鎖し、バルブ208を開放することにより実施することができる。この構成では、加熱蒸気は、蒸気源205から高圧段105に流れ、凝縮器120において収集することができる。
HRSGを予め加温する更に別の例示的な方法において、加熱蒸気は、蒸気タービンの高圧セクション及び再熱器を加温するように配向することができる。例示的なシステム200において、このような方法は、バルブ206、207、165を閉鎖し、バルブ208及びバルブ138を開放することにより実施することができる。この構成では、加熱蒸気は、蒸気源205から高圧段105に、更に逆止めバルブ133を通って流れることができる。ここから加熱蒸気は、中圧蒸気ライン134を介してバルブ138を通り、再熱蒸気ライン140及び再熱器145に移動することになる。1つの実施形態では、加熱蒸気は、中圧段110を加熱するよう配向される。別の実施形態では、加熱蒸気は、凝縮器120に収集される。
HRSGを予め加温する方法の更に別の実施形態において、加熱蒸気は、蒸気源から高圧蒸発器及びドラムに配向され、高圧蒸発器及びドラムを加温することができるようにする。1つの実施形態では、加熱蒸気は、他の構成要素が加温された後にのみ高圧蒸発器及びドラムに配向される。別の実施形態において、加熱蒸気は、他の構成要素に配向される前に、高圧蒸発器及びドラムに配向される。更に別の実施形態において、加熱蒸気は、高圧蒸発器及びドラムがボトミングサイクルの他の構成要素から隔離されて加温されるようにして、高圧蒸発器及びドラムにのみ配向される。同様に、ある実施形態が別の実施形態よりも好ましいことは、利用可能な加熱蒸気の量がシステム全体又は一部だけを加温するのに十分であるかどうかによって決まることができる。
システム200は、本方法の実施形態を実施する例示的なシステムを表している。例証として、高圧蒸発器及びドラム135は、他の構成要素が適切な温度に達した後にのみ、バルブ207を閉鎖することによりこの構成要素の後に加温することができる。従って、バルブ207の機能は、システム温度、圧力、及び/又は蒸気源205からの蒸気流量の関数とすることができる。他方、高圧蒸発器及びドラム135は、最初に、バルブ206を閉鎖してバルブ207を開放することにより加温することができ、その結果、高圧蒸発器及びドラム135を通じて加熱蒸気を配向し、その後過熱器125を加温することができようにする。コントローラ240は、これらの例示的な方法に従ってバルブ207及び206を制御するために存在する。図示していないが、高圧蒸発器及びドラム135はまた、蒸気タービン及びボトミングサイクルにおいて他の構成要素から隔離する好適なバルブ配置を用いて他の構成要素から隔離した状態で加温することができる。このようなバルブ配列は、当該技術分野でよく知られている。
従って、上述の方法及びシステムは、ガスタービン又はトッピングサイクルがあらゆる負荷で作動しているときに蒸気タービン又はボトミングサイクルを動作温度にまで引き上げることを可能にするので、HRSGシステムにおいて比較的高速の始動性能を提供する。より具体的には、これらは、当該HRSGシステムが発電用に適切な動作温度にないときのHRSGシステムの高速始動により誘起される応力問題を有意に軽減する。
開示されたシステム及び方法を用いると、ガスタービン又はトッピングサイクルとは無関係にボトミングサイクルを加温することができるので、複合サイクル発電プラントは、熱状態条件に関わらず比較的高速の始動性能を有することができる。加温されると、蒸気タービン又はボトミングサイクルは、低温の蒸気タービンには存在していたはずの金属部品及び構成要素の応力が低減された状態で、ガスタービン又はトッピングサイクルのレベルに対応するレベルにて動作することができる。結果として、ボトミングサイクルの部品及び構成要素の運用寿命が維持又は延長される。
この蒸気タービン又はボトミングサイクルの独立した加温により、HRSG及び蒸気タービンにおいて他の場合には生じていたはずの応力が低減された状態で、より大きな負荷でボトミングサイクルが作動可能になる。加えて、ガスタービンサイクルを作動させる燃料は、蒸気タービン又はボトミングサイクルが通常動作温度に加温されるまで、ガスタービンサイクルが低負荷で作動することを必要とするかのように浪費されることがない。この浪費燃料の低減により、エミッションも低減される。
本明細書で記載されるシステム及び方法は、単一のガスタービンと3つの圧力タービンシステムだけを用いたHRSGシステムについてのみ言及しているが、複数のガスタービン、蒸気タービン、及びHRSGシステムを用いたシステムに対して、開示されたシステム及び方法を活用し、また、本明細書で開示される特定の態様を十分に利用するよう適合させることができる点は、理解することができる。
上述の明細書及び関連図面で提示された教示の利点を有する本発明の関連する当業者であれば、本明細書で記載された本発明の多くの修正及び他の実施形態も想起されるであろう。すなわち、当業者であれば、本発明は多くの形態で具現化することができ、上述の実施形態に限定されるものではない点は理解されるであろう。従って、本発明は、開示された特定の実施形態に限定されず、修正及び他の実施形態は、添付の請求項の範囲に含まれることが意図される点を理解されたい。本明細書では特定の用語が利用されているが、これらは、限定の目的ではなく、一般的及び説明的な意味でのみ用いられる。
100 システム
105 高圧段
110 中圧段
115 低圧段
120 凝縮器
121 バルブ
125 高圧過熱器
126 ドレイン
129 バルブ
130 主蒸気ライン
131 ドレイン
132 バルブ
133 逆止めバルブ
134 中圧蒸気ライン
135 ドラム
136 バルブ
138 バルブ
139 ドレイン
140 蒸気ライン
145 再熱器
146 ドレイン
147 バルブ
150 蒸気ライン
151 ドレイン
152 バルブ
160 高圧蒸気バイパスライン
165 高圧蒸気バイパスバルブ
170 蒸気バイパスライン
175 バイパスバルブ
180 バルブ
185−195 ジョイント
200 システム
205 蒸気源
206−208 バルブ
220 蒸気ライン
230 出力蒸気ライン
235 バイパスバルブ
240 コントローラ
300 方法
305−330 ブロック

Claims (10)

  1. 熱回収蒸気発生器及び関連する蒸気ラインを予め加温する方法であって、
    蒸気源からの加熱蒸気を提供して、前記熱回収蒸気発生器からの蒸気を発生する前に前記熱回収蒸気発生器を予め加温する段階と、
    前記加熱蒸気を前記熱回収蒸気発生器の過熱器に配向して、該過熱器の少なくとも一部を加温する段階と、
    前記過熱器からの加熱蒸気の少なくとも一部を前記熱回収蒸気発生器の少なくとも1つのバイパスラインに配向する段階と、
    前記過熱器からの加熱蒸気の少なくとも一部を予め定めた温度又は圧力に達するまで前記少なくとも1つのバイパスライン内に維持する段階と、
    前記少なくとも1つのバイパスライン内の前記予め定めた温度又は圧力にある加熱蒸気の少なくとも一部を前記熱回収蒸気発生器の再熱器に配向して、該再熱器の少なくとも一部を加温する段階と、
    を含む方法。
  2. 前記過熱器からの加熱蒸気の少なくとも一部を少なくとも1つの主蒸気ラインに配向し、該少なくとも1つの主蒸気ラインを加温する段階を更に含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記再熱器からの加熱蒸気の少なくとも一部を少なくとも1つの高温再熱蒸気ラインに配向し、該少なくとも1つの高温再熱蒸気ラインを加温する段階を更に含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記蒸気源からの加熱蒸気の少なくとも一部を蒸気タービンの高圧セクションに配向し、該蒸気タービンの高圧セクションを加温する段階を更に含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記蒸気源からの加熱蒸気の少なくとも一部を高圧蒸発器及びドラムに配向し、該高圧蒸発器及びドラムを加温する段階を更に含む、請求項1に記載の方法。
  6. 熱回収蒸気発生器及び関連する蒸気ラインを予め加温するためのシステムにおいて、
    加熱蒸気を提供して、前記熱回収蒸気発生器からの蒸気を発生する前に前記熱回収蒸気発生器を予め加温する蒸気源と、
    前記熱回収蒸気発生器の前記蒸気源及び過熱器に接続され、前記蒸気源からの加熱蒸気を前記過熱器に配向するための少なくとも1つの蒸気ラインと、
    前記過熱器及び少なくとも1つのバイパスラインに接続され、前記過熱器からの加熱蒸気の少なくとも一部を前記少なくとも1つのバイパスラインに配向するための少なくとも1つの蒸気ラインと、
    前記少なくとも1つのバイパスラインに接続され、前記少なくとも1つのバイパスラインにおいて前記加熱蒸気の少なくとも一部を予め定めた温度又は圧力に維持するためのコントローラと、
    前記バイパスライン及び前記熱回収蒸気発生器の再熱器に接続され、前記予め定めた温度又は圧力にある前記加熱蒸気の少なくとも一部を前記再熱器に配向するための少なくとも1つの蒸気ラインと、
    を備えるシステム。
  7. 前記過熱器及び蒸気タービンの高圧セクションに接続された少なくとも1つの主蒸気ラインと、
    前記少なくとも1つの主蒸気ラインに接続され、該少なくとも1つの主蒸気ライン内に前記加熱蒸気を予め定めた温度又は圧力に維持するためのコントローラと、
    を更に備える、
    請求項6に記載のシステム。
  8. 前記再熱器及び蒸気タービンの中圧セクションに接続された少なくとも1つの高温再熱蒸気ラインと、
    前記1つの高温再熱蒸気ラインに接続され、該1つの高温再熱蒸気ライン内の前記加熱蒸気を予め定めた温度又は圧力に維持するためのコントローラと、
    を更に備える、
    請求項6に記載のシステム。
  9. 前記蒸気源及び蒸気タービンの高圧セクションに接続された少なくとも1つの高圧蒸気ラインと、
    前記少なくとも1つの高圧蒸気ラインに接続され、該少なくとも1つの高圧蒸気ライン内の前記加熱蒸気を予め定めた温度又は圧力に維持するためのコントローラと、
    少なくとも1つの中圧蒸気ラインに接続され、該少なくとも1つの中圧蒸気ライン内の前記加熱蒸気を予め定めた温度又は圧力に維持するためのコントローラと、
    を更に備える、
    請求項6に記載のシステム。
  10. 前記蒸気源及び高圧蒸発器及びドラムに接続され、前記蒸気源からの加熱蒸気の少なくとも一部を前記高圧蒸発器及びドラムに配向するための少なくとも1つの蒸気ラインと、
    前記少なくとも1つの蒸気ラインに接続され、該少なくとも1つの蒸気ライン内の加熱蒸気を予め定めた温度又は圧力に維持するためのコントローラと、
    を更に備える、
    請求項6に記載のシステム。
JP2010055241A 2009-03-17 2010-03-12 熱回収蒸気発生器及び関連する蒸気ラインを予め加温するためのシステム及び方法 Active JP5227352B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/405,561 US8276382B2 (en) 2009-03-17 2009-03-17 Systems and methods for pre-warming a heat recovery steam generator and associated steam lines
US12/405,561 2009-03-17

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010216477A JP2010216477A (ja) 2010-09-30
JP2010216477A5 JP2010216477A5 (ja) 2012-12-27
JP5227352B2 true JP5227352B2 (ja) 2013-07-03

Family

ID=42736304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010055241A Active JP5227352B2 (ja) 2009-03-17 2010-03-12 熱回収蒸気発生器及び関連する蒸気ラインを予め加温するためのシステム及び方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8276382B2 (ja)
EP (1) EP2423460B1 (ja)
JP (1) JP5227352B2 (ja)
CN (1) CN101846311B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104612767A (zh) * 2014-12-25 2015-05-13 中国电力工程顾问集团华东电力设计院 设定超高压缸冲转压力设定值的方法

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5552986B2 (ja) * 2010-09-24 2014-07-16 株式会社豊田自動織機 ランキンサイクル装置
US8347598B2 (en) * 2011-03-18 2013-01-08 General Electric Company Apparatus for starting up combined cycle power systems and method for assembling same
US8726625B2 (en) * 2011-04-12 2014-05-20 General Electric Company Combined cycle power plant
EP2647802A1 (de) * 2012-04-04 2013-10-09 Siemens Aktiengesellschaft Kraftwerk und Verfahren zum Betreiben einer Kraftwerksanlage
CN102943696B (zh) * 2012-11-19 2015-08-05 辽宁省电力有限公司电力科学研究院 北重350mw超临界高中压合缸汽轮机组暖缸工艺
CN103089440B (zh) * 2013-01-27 2015-11-11 南京瑞柯徕姆环保科技有限公司 布列顿-混合式蒸汽朗肯联合循环发电装置
CN103776502B (zh) * 2014-01-20 2016-08-17 上海交通大学 火电机组中低压缸入口热再热蒸汽质量流量实时计量方法
US10526966B2 (en) 2014-11-06 2020-01-07 Powerphase Llc Gas turbine efficiency and power augmentation improvements utilizing heated compressed air and steam injection
US10215060B2 (en) * 2014-11-06 2019-02-26 Powerphase Llc Gas turbine efficiency and power augmentation improvements utilizing heated compressed air
JP6474075B2 (ja) * 2015-02-03 2019-02-27 一般財団法人電力中央研究所 発電設備
CN104654267B (zh) * 2015-02-15 2016-08-24 华北电力科学研究院有限责任公司 燃气热电厂二拖一机组低压蒸汽系统及其启停控制方法
US9828884B2 (en) * 2016-02-25 2017-11-28 General Electric Technology Gmbh System and method for preheating a heat recovery steam generator
US11181041B2 (en) 2017-02-02 2021-11-23 General Electric Company Heat recovery steam generator with electrical heater system and method
JP6884721B2 (ja) * 2018-03-16 2021-06-09 株式会社東芝 プラント制御装置、プラント制御方法、および発電プラント
JP7190373B2 (ja) * 2019-03-07 2022-12-15 三菱重工業株式会社 ガスタービン排熱回収プラント
JP7278141B2 (ja) * 2019-04-23 2023-05-19 三菱重工業株式会社 蒸気タービンプラントおよびコンバインドサイクルプラント
US11326471B2 (en) 2020-03-16 2022-05-10 General Electric Company System and method to improve boiler and steam turbine start-up times
US11125118B1 (en) * 2020-03-16 2021-09-21 General Electric Company System and method to improve boiler and steam turbine start-up times
US11371392B1 (en) * 2021-01-07 2022-06-28 General Electric Company System and method for improving startup time in a fossil-fueled power generation system
US11927344B2 (en) 2021-12-23 2024-03-12 General Electric Technology Gmbh System and method for warmkeeping sub-critical steam generator

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3220193A (en) * 1961-01-06 1965-11-30 Gilbert Associates Devices for improving operating flexibility of steam-electric generating plants
US4487166A (en) * 1981-06-08 1984-12-11 The Babcock & Wilcox Company Start-up system for once-through boilers
JPS60164606A (ja) * 1984-02-06 1985-08-27 Hitachi Ltd 配管暖機制御装置
JPS60190607A (ja) * 1984-03-09 1985-09-28 Hitachi Ltd ガスタ−ビン−蒸気タ−ビン複合発電プラント
JPS6176803A (ja) * 1984-09-21 1986-04-19 バブコツク日立株式会社 排熱回収ボイラ
JPS63297705A (ja) * 1987-05-29 1988-12-05 Toshiba Corp 蒸気タ−ビンの起動装置
US5412936A (en) 1992-12-30 1995-05-09 General Electric Co. Method of effecting start-up of a cold steam turbine system in a combined cycle plant
US5435138A (en) * 1994-02-14 1995-07-25 Westinghouse Electric Corp. Reduction in turbine/boiler thermal stress during bypass operation
US5396865A (en) * 1994-06-01 1995-03-14 Freeh; James H. Startup system for power plants
DE4432960C1 (de) * 1994-09-16 1995-11-30 Steinmueller Gmbh L & C Verfahren zum Betrieb eines Dampfkraftwerkes und Dampfkraftwerk
DE4447044C1 (de) * 1994-12-29 1996-04-11 Hans Wonn Verfahren zur Verminderung der Anfahrverluste eines Kraftwerksblockes
US5473898A (en) 1995-02-01 1995-12-12 Westinghouse Electric Corporation Method and apparatus for warming a steam turbine in a combined cycle power plant
CA2257292C (en) * 1997-04-15 2001-08-28 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Combined cycle power plant and cooling steam supply method for gas turbine therein
JP3913328B2 (ja) * 1997-08-26 2007-05-09 株式会社東芝 コンバインドサイクル発電プラントの運転方法およびコンバインドサイクル発電プラント
JP4101402B2 (ja) * 1999-06-18 2008-06-18 株式会社東芝 排熱回収ボイラおよび排熱回収ボイラの運転方法
DE10022243A1 (de) * 2000-05-08 2002-02-21 Alstom Power Nv Verfahren zum Betrieb eines Kombikraftwerkes sowie Kombikraftwerk zur Durchführung des Verfahrens
EP1191192A1 (de) 2000-09-26 2002-03-27 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren und Vorrichtung zum Warmziehen und Entwässern von an Dampfturbinenstufen angeschlossenen Dampfzuleitungen
US6782703B2 (en) 2002-09-11 2004-08-31 Siemens Westinghouse Power Corporation Apparatus for starting a combined cycle power plant
JP4814143B2 (ja) * 2007-03-29 2011-11-16 三菱重工業株式会社 コンバインド発電プラント

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104612767A (zh) * 2014-12-25 2015-05-13 中国电力工程顾问集团华东电力设计院 设定超高压缸冲转压力设定值的方法
CN104612767B (zh) * 2014-12-25 2016-03-16 中国电力工程顾问集团华东电力设计院有限公司 设定超高压缸冲转压力设定值的方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP2423460B1 (en) 2019-12-18
CN101846311A (zh) 2010-09-29
EP2423460A3 (en) 2018-04-11
CN101846311B (zh) 2014-12-03
US20100236240A1 (en) 2010-09-23
US8276382B2 (en) 2012-10-02
JP2010216477A (ja) 2010-09-30
EP2423460A2 (en) 2012-02-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5227352B2 (ja) 熱回収蒸気発生器及び関連する蒸気ラインを予め加温するためのシステム及び方法
JP4869350B2 (ja) 蒸気タービンの暖機方法
JP5860597B2 (ja) 排熱回収ボイラ配管を予熱するシステム及び方法
JP5388803B2 (ja) 蒸気タービン発電設備およびその運転方法
JP5604074B2 (ja) 給水ポンプサイズを縮小するために燃料ガス加熱器の排水を使用する蒸気温度調節用装置
US20120137683A1 (en) Run-up method for a solar steam power plant
KR101695121B1 (ko) 가스 터빈용 연료의 예열 장치, 이것을 구비하고 있는 가스 터빈 플랜트 및 가스 터빈용 연료의 예열 방법
JP6264128B2 (ja) コンバインドサイクルプラント、その制御方法、及びその制御装置
JP2015068314A (ja) 燃料ガス加熱設備およびコンバインドサイクル発電プラント
KR101315504B1 (ko) 기력발전소의 터빈발전기 운전장치
JP2010242673A (ja) 蒸気タービンシステム及びその運転方法
US9404395B2 (en) Selective pressure kettle boiler for rotor air cooling applications
US20220195896A1 (en) Steam turbine plant and operation method, combined cycle plant and operation method
JP2004169625A (ja) コージェネレーションプラントおよびその起動方法
JP6791801B2 (ja) ガスタービン複合サイクルプラント、及びガスタービン複合サイクルプラントの制御方法
JP2004245184A (ja) 再熱蒸気タービンプラントとその起動方法
JP5651515B2 (ja) 蒸気タービン発電設備
JP5734117B2 (ja) コンバインドサイクル発電プラント及びその運転方法
JP5959454B2 (ja) 蒸気タービンシステム
JP3559573B2 (ja) 一軸型コンバインドサイクル発電設備の起動方法
JP2021001597A5 (ja)
JP4090584B2 (ja) コンバインドサイクル発電プラント
JP2019027387A (ja) コンバインドサイクル発電プラント、その運転方法並びに改造方法
CN111663973B (zh) 燃气轮机废热回收设备
JP2005155340A (ja) 蒸気タービンプラント

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121112

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121112

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20121112

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20121217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130315

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5227352

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160322

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250