JPS60178865A - ベンジルチオピペラジン誘導体その製造方法及び高血圧治療薬 - Google Patents

ベンジルチオピペラジン誘導体その製造方法及び高血圧治療薬

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JPS60178865A
JPS60178865A JP59033739A JP3373984A JPS60178865A JP S60178865 A JPS60178865 A JP S60178865A JP 59033739 A JP59033739 A JP 59033739A JP 3373984 A JP3373984 A JP 3373984A JP S60178865 A JPS60178865 A JP S60178865A
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JP
Japan
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group
phenyl group
formula
compound
hypertension
Prior art date
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Pending
Application number
JP59033739A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Sato
誠二 佐藤
Shunichi Hagiwara
萩原 俊一
Eiji Takeuchi
栄治 竹内
Takashi Ozeki
大関 隆志
Junji Suzuki
鈴木 順次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Soda Co Ltd
Original Assignee
Nippon Soda Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規な化合物、その化合物類の製造方法及び該
化合物類の高血圧症治療薬としての使用法(=関するも
のである。
(先行技術) ベニンジンの発見以来、数多くの抗生物質が感染症の駆
逐(−伴い平均寿命は大きな伸びを示すと共(二癌、高
血圧症、狭心症、心筋梗塞、脳卒中、動脈硬化症等の所
謂成人病が死亡原因の上位をしめてきた。
これら成人病の中で、高血圧症は狭心症、心筋梗塞、脳
卒中との関連も深くまた40才以上の日本人の3人(1
1人は高血圧症であるといわれる程(=大きな存在であ
り、各種抗高血圧薬が実用(=供されているものの、い
まだに副作用の少ない優れた抗高血圧薬が待ち望まれて
いた。
一方、本発明化合物(二類似のN−ベンジルチオ−N’
−フェニルピペラジン類の製造方法力Chem。
Pharm、Bull、20 (9) 1862〜18
68 (1972)l二記載されている。開示されてい
る製造方法は下記反応式(二示す様(=8−ペンジルチ
オイソチオフレアとフェニルピペラジンとを反応させる
方法であり、収率は置換基(二より27%〜74%であ
る。
また、本文献ではN−ベンジルチオ−N′−フェニルピ
ペラジン類の医薬上の有用性については言及されていな
い。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明者らは副作用の少い抗高血圧薬を見い出すべく、
ピペラジン誘導体に注目し、研究を重ね本発明に到達し
た。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、一般式 (式中、鴇はフェニル基、ピリジル基、又はへロゲン原
子もしくは低級アルコキシ基でオルソ位が置換されたフ
ェニル基を、Xはへロゲン原子又は低級アルキル基を、
nは0又は1を示す。)で表される化合物が工業的(二
有利に製造できしかも、優れた降圧作用を有することな
りい出した。
即ち、本発明は前記一般式(I)(但し、鴇がフェニル
ノ^である時n=Qではない。)で表される新規な化合
物。
一般式 (式中、R1は前記(I)式の場合と同一の意味を示す
。)で表される化合物と (式中、X及びnは前記(I)式の場合と同一の意味を
示す。)で表される化合物とを反応させることを特徴と
する前記一般式(I)で表される化合物の製造方法及び
前記一般式(I)で表される化合物で表されるピーラジ
ン類と前記一般式(II[)で表されるN−ベンジルチ
オスクシンイミド類とを有機溶媒中、室温でio〜2o
時間反応させる。
:有機溶媒としてはベンゼン、クロロポルム、塩化メチ
レン等の不活性溶媒が使用できる。反厄終了後は反応液
を水洗、乾燥後、溶媒を留去すること1:より本発明化
合物が80%以上の好収率で得られる。本発明化合物の
構造はIR%MASS 、 NMR等のスペクトル分析
結果から決定した。
(実施例) 次(二実施例を早げて本発明を説明する。
実施例1 化合物1 フェニルピペラジン2.43.9を塩化メチレン30ツ
(二溶解した溶液(二N−ペンジルチオスクシンイミド
3.31.9を室温で徐々C−添加した。更(:冨温で
16時間撹拌した後、反応液を水洗し有機層を硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。有機溶媒を減圧留去して1−ベン
ジルチオ−4−フェニルピペラジン(化合物1 ) 3
.7pを得た。ベンゼンから再結晶して融点98〜99
.5℃の無色結晶を得た。収率87%実施例2 化合物
2 2−・ピリジルピペラジン1.65.9を塩化メチレン
30ツに溶解した溶液(二N−((4−メチルフェニル
)メチルチオ)スフ羨ンイミド2.4Ilを室温で徐々
(二添加した。以後実施例1と同様1:処理して1−(
(4−メチルフェニル)メチルチオ)−4−(2−ピリ
ジル)ピペラジン(化合物2)2.4g0 を得た。融点104〜105℃ 収率?t%実施例3 
化合物3 フェニルピペラジン2.43.9を塩化メチレン30ツ
(二溶解した溶液にN−((3−クロロフェニル)メチ
ルチオ)スクシンイミド3.83 、!7を室温で徐々
に添加した後、実施例1と同様に処理して1−((3−
クロロフェニル)/?ルテオ)4−フェニルピペラジン
(化合物3 ) 3.9I!を得た。融点101〜10
2℃ 収率82% 同様にして製造した本発明化合物を第1表(二示した。
第 1 表 本発明の化合物は、薬理試験C二おいて著しい血圧降下
作用を示すことから、高血圧治療薬としての有用性が認
められる。
本発明化合物は経口投与または非経口で投与することが
でき、その投与方法(=応じて種々の剤型に製剤するこ
とができる。例えば錠剤、カプセル剤、顆粒剤、水剤、
乳化剤等(二なしうる。製剤化の際(二は通常用いられ
る担体または賦形剤、例えば乳糖、蔗糖、澱粉、セルロ
ース、タルク、ステアリン酸マグネシウム、酸化マグネ
シウム、硫酸カルシクム、アラビアゴム末、ゼラチン、
アルギン酸ナトリクム、安息香酸ナトリウム、ステアリ
ン酸等が使用される。
注射薬は蒸留水、生理食塩水、リンゲル液等を用いて調
整する。
本発明化合物の用鼠は、症状、年令1体重(=よって異
なるが通常、経口投与では成人C二対して1口約lO〜
1QQfFll!であり、1回または数回に分けて投与
することができ、非経口では1回5〜50m1を皮下注
射、筋肉内注射または静脈内注射によりて与えることが
できる、 次に本発明化合物の血圧降下作用の薬理試験結果を示す
試験方法: Jap、 J、 Pharmacol、、13.401
 (1969)に記載のA、Nagaoka等の方法即
ち、9〜12週令、体重200〜300g、血圧180
〜200酩Hgの自然発症高血圧ラットの雄を用い被験
化合物2叶叩勾〜3m9/Kgを一回、経口投与し3,
6.24時間後の血圧を血口測定法により非観血的:二
測定した。各投与につき3〜6匹の自然発症高血圧ラッ
トを用い、その平均値を該投与址の血圧値とし、被験化
合物投与前血圧値から降圧率(%)をめた。対照薬物と
して市販降圧剤り一α−メチルドーパ、及びフェニルピ
ペラジン誘導体で西独で市販、米国で臨床試験中のウラ
ビジルを用いた。
第2表(二本発明化合物の最少有効投与口に於ける降圧
率(%)の経時変化とddy系マウマウス経口投与於け
るLD5o 値を示した。
第2表 (発明の効果) 本発明の化合物は、工業的媚二有利(=製造でき、しか
も優れた血圧降下作用を有し、抗高血圧薬として産業上
有用である。
出 願 人 日本曹達株式会社 代 理 人 伊 藤 晴 2 同 横 山 吉 美 手続補正書 1、事件の表示 昭和59年特許願第33739号 2発明の名称 ベンジルチオピペラジン誘導体その製造方法及び高血圧
治療薬3、補正する者 事件との関係 特許出願人 〒100東京都千代田区大手町二丁目2番1号(430
) 日本曹達株式会社 代表者三宮武夫 4、代理人 〒100東京都千代田区大手町二丁目2番1号日本曹達
株式会社内 明細書の特許請求の範囲の欄及び発明の詳細な説明の欄
6、補正の内容 (1)特許請求の範囲 別紙の通シ。
e)明細書第3頁第5行、「高血圧症治療薬」を「高血
圧治療薬」に訂正する。
(3)明細書第5頁第4行、[R1はフェニル基、ピリ
ジル基]をrRtは置換基を有しないフェニル基又はピ
リジル基」に訂正する。
(4)明細書第11頁第1行と第2行の間に次の文を挿
入する。
[(発明の効果) 本発明の化合物は、工業的に有利に製造でき、しかも優
れた血圧降下作用を有し、抗高血圧薬として産業上有用
である。」 (5)明細書第13頁第1行〜第4行を特徴する特許請
求の範囲 1、一般式 (式中、R1は1良羨至直上1至フエニル基スー伏ピリ
ジル基よ又はハロゲン原子もしくは低級アルコキシ基で
オルソ位が置換されたフェニル基を、Xはハロゲン原子
又は低級アルキル基を、nはO又は1を示す。但しR□
がフェニル基の時、nは0ではない。)で表される化合
物。
2一般式 (式中、R1は置換基を有しないフェニル基又具ピリジ
ル基よ又はハロゲン原子もしくは低級アルコキシ基でオ
ルソ位が置換されたフェニル基を示す。)で表される化
合物と一般式 (式中、Xはハロゲン原子又は低級アルギル基を、nは
0又は1を示す。)で表される化合物とを反応させるこ
とを特徴とする一般式(式中、R1、X及びnは前記と
同一の意味を示す。)で表される化合物の製造方法。
3、一般式 (式中、R1は置換基を有しないフェニル基ヌ旦ピリジ
ル基よ又はハロゲン原子もしくは低級アルコキシ基でオ
ルソ置換されたフェニル基を、Xはハロゲン原子又は低
級アルキル基を、nは0又は1を示す。)で表される化
合物を有効成分として含有することを特徴とする高血旦
療薬。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (式中、几、はフェニル基、ピリジル基又は)10ゲン
    原子Iもしくは少低級アルコキシ基でオルソ位が置換さ
    れたフェニル基を、Xはハロゲン原子又は低級アルキル
    基を、nはO又は1を示す。但し鴇がフェニル基の時、
    nはOではない。)で表される化合物。 (式中、凡1はフェニル基、ピリジル基又は)10ゲン
    原千車もしくは講低級アルコキシ基でオルソ位が置換さ
    れたフェニル基を示す。)で表される化合物と 一般式 (式中、Xはハロゲン原子又は低級アルキル基を、nは
    0又は1を示す。)で表される化合物とを反応させるこ
    とを特徴とする (式中、馬、X及びhは前記と同一の意味を示す。)で
    表される化合物の製造方法。 (式中、馬はフェニル基、ピリジル基又はハロゲン原子
    、もしくは、低級アルコキシ基でオルソ置換されたフェ
    ニル基を、Xはハロゲン原子又は低級アルキル基を、n
    はO又は1を示す。)で表される化合物を有効成分とし
    て含有することを特徴とする高血圧症治療薬。
JP59033739A 1984-02-24 1984-02-24 ベンジルチオピペラジン誘導体その製造方法及び高血圧治療薬 Pending JPS60178865A (ja)

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