JPS60178002A - 化粧単板の製造方法 - Google Patents
化粧単板の製造方法Info
- Publication number
- JPS60178002A JPS60178002A JP3349184A JP3349184A JPS60178002A JP S60178002 A JPS60178002 A JP S60178002A JP 3349184 A JP3349184 A JP 3349184A JP 3349184 A JP3349184 A JP 3349184A JP S60178002 A JPS60178002 A JP S60178002A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- veneer
- decorative veneer
- compressed
- decorative
- flitch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Finished Plywoods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は人工的に木目模様を造出する化粧単板の製造
方法に関するものである。
方法に関するものである。
従来の化粧ｆＱ板の製造方法は、ロータリーまたはスラ
イス単板を脱色し、ついで所望色に染色したのち、その
複数枚を接着剤を介して積層し成形型で圧縮接着してフ
リッチを成形し、このフリッチを所定方向からスライス
することにより、化粧単板を得ていた。
イス単板を脱色し、ついで所望色に染色したのち、その
複数枚を接着剤を介して積層し成形型で圧縮接着してフ
リッチを成形し、このフリッチを所定方向からスライス
することにより、化粧単板を得ていた。
しかしながら、前途の染色にあたっては、素材単板を染
色浴に浸漬して染色するものであるために、素材単板の
全体が均一に染色されてしまい、得られた化粧単板には
天然樹種にみられるような木目部の色の濃淡がなく、天
然感、自然感に劣るという問題があった。
色浴に浸漬して染色するものであるために、素材単板の
全体が均一に染色されてしまい、得られた化粧単板には
天然樹種にみられるような木目部の色の濃淡がなく、天
然感、自然感に劣るという問題があった。
この発明は、木目部に色の濃淡を与え、天然感。
自然感に冨んだ化粧単板の製造方法を提供することを目
的とする。
的とする。
この発明の化粧単板の製造方法は、素材単板に部分的に
圧縮部を形成し、ついでこの素材単板を染色して圧縮部
と非圧縮部とで色の濃淡を生じさせたのち、その複数枚
を接着剤を介して積層し圧縮接着して成形フリッチを得
、このフリッチをスライスすることを特徴とするもので
ある。
圧縮部を形成し、ついでこの素材単板を染色して圧縮部
と非圧縮部とで色の濃淡を生じさせたのち、その複数枚
を接着剤を介して積層し圧縮接着して成形フリッチを得
、このフリッチをスライスすることを特徴とするもので
ある。
この発明の一実施例を第１図ないし第６図を参照して説
明する。第１図はこの実施例における素月単板ｌの圧縮
工程を示しており、素材単板１を一対の部分圧縮ロール
２．３間に通して、第２図に示すように部分的に圧縮し
、圧縮部４と非圧縮部５とを形成する。
明する。第１図はこの実施例における素月単板ｌの圧縮
工程を示しており、素材単板１を一対の部分圧縮ロール
２．３間に通して、第２図に示すように部分的に圧縮し
、圧縮部４と非圧縮部５とを形成する。
次に、この素材単板ｌの表面に染料液を塗布して染色す
る。その際、第３図に示すように染料液は高密度になっ
た圧縮部４ではその浸透度合が低く、一方、非圧縮部５
では染料液はよく浸透するので、圧縮部４との間で色の
濃淡が生じる。また、素材単板１の表面においても、第
４図に示すように、圧縮部４の表面に染料が残り、濃色
となっている このようにして色の濃淡を付与して得た染色単板６の表
面に接着剤を塗布し、その複数枚を積層して、第５図に
示すように成形型７ （板目型）で圧締接着し、ついで
得られたフリッチ８を所定方向からスライスする。かく
して、第６図に示すように、木目部９に色の濃淡変化が
表われた化粧単板１０が得られるのである。
る。その際、第３図に示すように染料液は高密度になっ
た圧縮部４ではその浸透度合が低く、一方、非圧縮部５
では染料液はよく浸透するので、圧縮部４との間で色の
濃淡が生じる。また、素材単板１の表面においても、第
４図に示すように、圧縮部４の表面に染料が残り、濃色
となっている このようにして色の濃淡を付与して得た染色単板６の表
面に接着剤を塗布し、その複数枚を積層して、第５図に
示すように成形型７ （板目型）で圧締接着し、ついで
得られたフリッチ８を所定方向からスライスする。かく
して、第６図に示すように、木目部９に色の濃淡変化が
表われた化粧単板１０が得られるのである。
なお、前記素材単板ｌの圧縮し３部分圧縮ロール２．３
を加熱して圧縮するのが好ましい。また、素材単板１の
染色に浸漬法を用いる場合は、圧縮部４表面に残る染料
による圧縮部４と非圧縮部５との表面の色の差ができに
くくなるので、塗布法を用いるのが好ましい。
を加熱して圧縮するのが好ましい。また、素材単板１の
染色に浸漬法を用いる場合は、圧縮部４表面に残る染料
による圧縮部４と非圧縮部５との表面の色の差ができに
くくなるので、塗布法を用いるのが好ましい。
この発明によれば、木目部に色の濃淡による変化を与え
ることができ、天然感、自然感に富んだ化粧単板を得る
ことができる。
ることができ、天然感、自然感に富んだ化粧単板を得る
ことができる。
次に、木目に濃淡を与える他の化粧単板の製造方法を説
明する。すなわち、この方法は、第７図に示すように、
脱色した素材単板１１ （たとえば厚さ１龍のアガチス
脱色単板）の表面両側部にエンボスロールにより多数の
型押し溝１２を形成し、ついで染色を行なって型押し溝
１２内に浸入する染色液により型押し溝形成部位１３を
他の部位に比して濃色に染色する。このようにして濃色
部１４および淡色部１５が形成された染色単板１６の複
数枚を常法通りに接着剤を介して積層接着し、フリッチ
１７を１ｑ、このフリッチ１７をスライスするもとによ
り、第８図に示すような化粧単板１８が得られる。
明する。すなわち、この方法は、第７図に示すように、
脱色した素材単板１１ （たとえば厚さ１龍のアガチス
脱色単板）の表面両側部にエンボスロールにより多数の
型押し溝１２を形成し、ついで染色を行なって型押し溝
１２内に浸入する染色液により型押し溝形成部位１３を
他の部位に比して濃色に染色する。このようにして濃色
部１４および淡色部１５が形成された染色単板１６の複
数枚を常法通りに接着剤を介して積層接着し、フリッチ
１７を１ｑ、このフリッチ１７をスライスするもとによ
り、第８図に示すような化粧単板１８が得られる。
この化粧単板１８の木目はその板目部分１９が柾目部分
２０ （追い棟部分）よりも淡い色となっており、杉等
の天然樹種への忠実度が高いものになっている
２０ （追い棟部分）よりも淡い色となっており、杉等
の天然樹種への忠実度が高いものになっている
第１図はこの発明の一実施例における部分圧縮工程を示
す説明図、第２図は部分的に圧縮部を形成した素材単板
の斜視図、第３図は染色した素材単板の断面図、第４図
はその斜視図、第５図はフリッチ作成工程およびスライ
ス工程を示す斜視図、第６図は化粧単板の平面部、第７
図は他の化粧単板の製造方法を示す説明図、第８図は得
られた化ｔル単板の斜視図である。 １・・・素材単板、４・・・圧縮部、５・・・非圧縮部
、７・・・成形型、８・・・フリッチ、９・・・木目部
、１０・・・化粧単板 第２図 ′第３図 第４図 第５図 第６図 第７図 ９ 第８図
す説明図、第２図は部分的に圧縮部を形成した素材単板
の斜視図、第３図は染色した素材単板の断面図、第４図
はその斜視図、第５図はフリッチ作成工程およびスライ
ス工程を示す斜視図、第６図は化粧単板の平面部、第７
図は他の化粧単板の製造方法を示す説明図、第８図は得
られた化ｔル単板の斜視図である。 １・・・素材単板、４・・・圧縮部、５・・・非圧縮部
、７・・・成形型、８・・・フリッチ、９・・・木目部
、１０・・・化粧単板 第２図 ′第３図 第４図 第５図 第６図 第７図 ９ 第８図
Claims (1)
- 素材単板に部分的に圧縮部を形成し、ついでこの素材単
板を染色して圧縮部と非圧縮部とで色の濃淡を生しさせ
たのち、その複数枚を接着剤を介してｇ１層し圧縮接着
して成形フリッチを得、このフリッチをスライスするこ
とを特徴とする化粧単板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3349184A JPS60178002A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 化粧単板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3349184A JPS60178002A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 化粧単板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60178002A true JPS60178002A (ja) | 1985-09-12 |
Family
ID=12388024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3349184A Pending JPS60178002A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 化粧単板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60178002A (ja) |
-
1984
- 1984-02-24 JP JP3349184A patent/JPS60178002A/ja active Pending
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