JPS601772A - コネクタ−によるフラツトケ−ブル接続機構 - Google Patents

コネクタ−によるフラツトケ−ブル接続機構

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JPS601772A
JPS601772A JP58109699A JP10969983A JPS601772A JP S601772 A JPS601772 A JP S601772A JP 58109699 A JP58109699 A JP 58109699A JP 10969983 A JP10969983 A JP 10969983A JP S601772 A JPS601772 A JP S601772A
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flat cable
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鈴木 基樹
中野 秀孝
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Yamaichi Electronics Co Ltd
Yamaichi Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は多数のコンタクト’を有するコネクターを多芯
フラットケーブルに取付け、該コンタクトを同ケーブル
の絶縁被覆に貫通させ、絶縁被覆内にある導線を同コン
タクトで捕捉接続するようにしたコネクターによるクラ
1.トケーブルの接続機構に関する。
上詰多芯フラ、・トケーブルとは第1図に示すように多
数の平行導線4eを帯状の絶縁被覆4Cに内包させたフ
ラットな部分を少なくともケーブル全長の一部に有する
ケーブル4を意味する。
例えば同フラットケーブルとしてはケーブル全長におい
て各導線が平行に配列はれ、全長が絶縁被覆で覆われて
いるフラットリボンケーブル、又多数のベア導線の並列
から成り、帯状の絶縁被覆で覆われたコネクター取付領
域において、各ベア導線の絡み巻を解除し平行導線に整
列しなおして接続に供するようにしたツウイストフラノ
トケー実施可能である。
上記多芯フラットケーブル4ばその導線4eの各々をコ
ネクターの多数の信号用コンタクトの各各に接続して多
数の信号ラインを形成する場合に汎用されている。
而して、上記フラットケーブル4の多数の導線4eを信
号用導線と接地用導線とに交互に用い、各信号用導線に
接地用導線が隣接するように配置すると信号用導線間の
電気的干渉、即ちクロストークを防止し各信号導線にお
ける電送特性を良好にすることが知られている。
(3) 上記に従って例えば導線−条置きに接地用導線とすると
必然的に信号用導線の芯数はフラ、ソトケーブルの全導
線の部分の−に減少する。
従って上記クロストーク防止を目的とする接地用導線を
確保しつつ、なお且つ一条のフラットケーブルの全導線
に相当する信号用導線を確保せんとする場合には従来、
二条のフラ、ソトケーブルの準備が必要とされ、各ケー
ブル個別の接続機構及びその接続作業が必要とされてい
た。
而して二条のフラットケーブルを使って上記信号ライン
と接地ラインを有する回路を完成させる作業は非常に面
倒であり、時間がかかる作業となる。しかも接続機構部
の専有スペースの増大を招き、装置の小型化、単純化の
要請にも逆行する。
本発明は上記のように二条のフラットケーブルを用いる
ことなく、切り離されていない一条のフラットケーブル
で同ケーブルの一端側と他端側へ互いに異なる信号ライ
ンが形成でき、且つ信号ラインと隣接する接地ラインの
形成も可能とした新規な接続機構を提供するもので、又
その接続作業(4) も従来性われている単一のコネクター全単一のケーブル
端末に取付ける場合と同等の単純作業で所期のライン構
成を可能としたものである。
本発明の詳しい特徴は以下に述べる実施レリの説明によ
ってより明白にされる。
第2図は穿孔パターン、信号ライン、接地ラインの形成
パターン等に関する本発明の基本的実施例の1つを示し
、第3図、第4図は同基本例を内在する変形例全示し、
又第5図は本発明の他の基本的実施例全示し、何れも発
明の基本思想を説明するため概略的に示したものである
これに対し、第6図A乃至E図は代表例の一つとして第
4図で説明される思想を実用可能な構造、形態に再現し
たコネクター及びその接続機構の具体例を示し、又第9
図は他の代表例として上記第5図で説明される基本思想
を実用可能な構造形態に再現したコネクター及びその接
続機構の具体例を示しているので、第2図乃至第5図の
説明と併せて参照されたい。
各図において同−信号は同一部分を示している。
図において1はコネクターを、2は該コネクター1に具
備させた信号用コンタクトを、3は同接地用コンタクト
を夫々示し、4は同コネクターlに接続される第1図に
基づき説明した多芯フラットケーブルを示し、全ての接
地用コンタクト3は共通のアース母板3Aから一体に立
設され、又全ての信号用コンタクト2は各々独立してコ
ネクター基盤1aに植立されている。
理解を助けるため第2図乃至第5図の説明図ではフラッ
トケーブル4の芯数を少なく図示し、且つ信号用コンタ
クト2を白丸で、接地用コンタクト3を黒丸で図示し、
又各図生信号用導線と接地6図以降に詳示している。
第2図乃至第5図に共通するように上記コネクター1は
一条のフラットケーブル4の長さ方向の途中に取付けら
れてフラットケーブル4の一14aと他端4bとが該コ
ネクター取付領域4d外へ夫夫延在されている。
上記フラットケーブル4は既述の如く多数の定間隔に配
された平行導体4e’(r有し、各平行導体4eは帯状
の絶縁被覆4C内を延在している。
上記フラットケーブル4の絶縁被覆4Cには上記コネク
ター取付領域4dにおいて複数の抜き孔5を穿け、複数
条の導線を断にする。
上記抜き孔5は上記側れの実施例においても絶縁被覆4
C及び導線4eを導線の長さ方向へある面積で切除(プ
レスで打抜き)するか、又は第11図A図に示すように
切割6金入れ、該切割6にコネクタ(盤1a又はカバー
1b等から立上げ又は立下げた絶縁スペーサ7を介入し
て形成し得る。
上記の如くして導線4eの全部又は一部が上記絶縁被覆
4Cを貫く各抜き孔5により絶縁被覆4c内に延在され
つつ、断にされた状態が形成され、同導線は該抜き孔5
を境にフラットケーブル4の一端4a側へ向は延在する
片引導線と、同他端4b側へ向は延在する片引導線とに
分断される。
斯くして形成された一方向片引導線と他方向片引導線の
各々及び非穿孔導線の各々を上記コネク(7) ター取付領域4dに取付けられたコネクターlの信号用
コンタクト2又は接地用コンタクト3で捕捉接続させる
上記によって抜き孔5で隔てられた信号用導線Sa、S
bを第2、第3、第4図に示す如きパターン、若しくは
第5図に示す如きパターンで展開させた双方向信号ライ
ンを完成させる。
上記によって一条のフラットケーブル4の一端側と他端
側に異なる信号ラインを形成可とし、同時にフラットケ
ーブルの一端側と他端側とに信号用導線Sa、Sbと接
地用導線G、Ga、Gbとが隣接するパターンを形成可
としたものである。
上記信号用と接地用のコンタクト2,3は何れもフラッ
トケーブル4の絶縁被覆4Cを突き破り被覆内にある導
線をしっかりと挟み込み接続を図る形態のものが用いら
れる。このような形態のコンタクトとしては第10図に
示す如き枝状フォーク形コンタクトが知られている。
第2図乃至第5図の黒丸と白丸で示したコンタクト2,
3は上記枝状フォーク形コンタクトの類を(8) 示している。
このコンタクト2.lt先端を尖鋭にした少なくとも一
対の並設接片2a、3a’(i=有し、両尖鋭接片間に
U字形スロット2b、3b’!il−形成している。信
号用コンタクト2は更に両尖鋭接片2aの下端がら雄端
子2cが垂設され、該雄端子2cがコネクター基盤1a
の下方へ突出し、接片2aが同基盤上方へ突出する如く
同基盤1aに植立されている。
他方接地用コンタクト3はその尖鋭接片3aの下端が共
通アース母板3Aに一体に連設されており、共通アース
母板3Aを基盤1aの中央に固装して尖鋭接片3aを基
盤上方へ突出させ、よって第2図乃至第5図の各図に示
すパターンで信号用コンタクト2と接地用コンタクト3
とを並列させる。
上記アース母板3Aは第6図Aに示すように、基盤1a
の中央部、即ち、信号用コンタクト2の列間にケーブル
巾方向に亘って形成された凹所1g内に嵌着され、母板
3Aに穿けた取付孔3ci凹所tgの底壁に立てた突起
1hに圧嵌すると共に、凹所1gの左右内側壁にケーブ
ル巾方向に亘って接地用コンタクト30間隔と等ピッチ
の多数のラック状突起11を並成し、該各突起1iを上
記各接地用コンタクト3の並設間隔に介入させることに
よって定位置に固装する。
上記第2図乃至第5図の実施filに用いるコネクター
及びその接続機構は、代表例として示した該第4図の実
施列に対応する第6図乃至第8図及び、第5図の実施例
に対応する第9図に夫々示したコネクター及びその接続
機構を参照することによって理解できる。
上記コネクター1は前述の如く絶縁盤を母体とするコネ
クター基盤1aとコネクターカバー1bとから成り、同
基盤1aとカバ−1b間にフラットケーブル4を強く挟
み付けるように抱き合せ両者la、Ibk一体的に組立
てることにより、上記コンタクト2,3はケーブル4の
絶縁被覆4Cを貫いてその先端がコンタクト2,3の配
列と対応するカバー、1bのコンタクト挿入孔1c内に
挿入される。
同状態でケーブル両耳部の外側において相互に雌雄係合
しカバー1bと基盤1aとを一体にするロック手段1e
、Ifが、同カバー1bと基盤1aの両端に設けられて
いる。
これによってコネクターはフラットケーブル4のコネク
ター取付領域4dK:Lつかっと取付けられ、上記した
信号用と接地用導線S a + S b + G + 
Ga +Gbの接続状態が保たれる。
尚上記コンタクト2,3及びカバー1b、基盤Haの結
合機構は一例を示したまでである。
上記の如き機構にし、且つコンタクト2,30己列を第
2図乃至第5図の各実施例に対応させたコネクターlを
準備し、両コンタクトの尖鋭接片2a。
3aでケーブル4の絶縁被覆4c’に刺し貫き、そのU
字形スロット2b、3b内に信号用導線Sa、Sb又は
接地用導線G、Ga、Gbを圧入捕捉し、出接を得るこ
とによって、ケーブル両端に以下に述べる各パターンの
双方向信号ラインを形成するに至る。
上記に関連して第2図乃至第5図の各実施例に付特有の
構成について説明する。第4図と対応する第6図乃至第
8図、第5図と対応する第9図を(11) 併せて参照されたい。
第2図、第4図の両実施例は共にその穿孔パターンから
観察した場合、各穿孔導線の両側に非穿孔導線が隣接す
るように導線−条に付、−又は二個抜き孔5を導線単位
で交互に穿けた場合を示す。
これに対し、第3図は穿孔導線の片側に非穿孔導線が隣
接するように交互に上記抜き孔5を穿けた場合を示す。
具体的には第2図、第4図の実施例が抜き孔5を導線単
位で穿けたのに対し、第3図の実施例は抜き孔5を隣接
する二本の導線にまたがって穿け、該一方の穿孔導線の
片側と他方の穿孔導線の片側に非穿孔導線が配列される
ようにし、該非穿孔導線を接地用導線とした場合を示す
上記の説明から理解されるように第2、第3、第4図の
各実施例は何れも抜き孔5を穿けた穿孔導線と、抜き孔
5を穿けていない非穿孔導線とが互いに隣接する如く上
記抜き孔5が配置され、穿孔導線を信号用導線とし、非
穿孔導線を接地用導線とした点で共通する。
詳述するならば、第2、第3、第4図の各実施(12) 例は何れも抜き孔5によって隔てられたフラットケーブ
ル4の一端側へ向は延在する一方向片引導線を信号用導
線Saとし、これを抜き孔側端末へ刺し貫かせた信号用
コンタクト2の一部で捕捉接続して一方向信号ラインを
形成すると共に、同他端側へ向は延在する他方向片引導
線を信号用導線Sbとし、これを抜き孔側端末へ刺し貫
かせた他の一部の信号用コンタクト2で捕捉接続して他
方向信号ラインを形成した場合を示す。
従って各実施例において、各信号用コンタクト2は抜き
孔5を間にして正対する。
更に上記各実施し0は上記の如く一条のフラットケーブ
ル4の一端側と他端glllに夫々異なる信号ライン全
形成させつつ、同時に各信号用導線Sa。
Sbの両側に非穿孔導線を隣接させるか(第2図、第4
図)、又は−側(第3図)に非穿孔導線を隣接させ、該
非穿孔導線の抜き孔間を延在する絶縁被覆部分へコネク
ターエに具備させた接地用コンタクト3を貫かせ、これ
を捕捉接続することにより信号用導線Saにて形成され
るフラットケーブル4の一端側信号ラインと信号用導線
sbにて形成される他端側信号ラインとに共用する接地
ラインを形成てせたものである。Gは該接地ラインを形
成する共用接地用導線を示す。
第2図、第3図、第4図の実施例で説明した穿孔導線と
非穿孔導線の配列は多数ある全部の導線相互間において
実施する場合に限らず、実施に応じ信号用とすべき導線
の一部を接地用導線として用いる場合も含み、請求の範
囲の記載はこのような実施例全内包している。
又第2図、第3図の何れの実施例においても導線−条に
つき切断個所が複数形成されるよう複数個の抜き孔を構
成することを妨げない。
コネクター取付領域4dにおいて導線の長さ方向に複数
の抜き孔を構成した場合、抜き孔の一端及び他端とは抜
き孔と抜き孔間を隔てる側の端部全意味しない。
第4図は第2図の実施例を基本思想として内在しつつ、
抜き孔5を導線単位で導線−条に何部個並設した具体例
を示し、以下これと対応する第6図A乃至E図及び第7
、第8図を参照しつつ説明する。
図示のように並設された一方の抜き孔5をケーブル巾方
向へ整列させると共に、他方の抜き孔5をこれと平行に
整列させ、一方の抜き孔の列と他方の抜き孔の列の列間
にアース母板3Aを配し、該アース母板から千鳥配置で
立設された接地用コンタクト3がケーブル巾方向に並列
され、−力の列の接地用コンタクト3で上記交互に配列
された非穿孔導線(接地用導線G)を捕捉接続し接地ラ
インを形成すると共に、他方の列の接地用コンタクト3
で上記並設抜き孔間にあって両端を断たれた遊離導線部
4fを捕捉接続するように形成している。
第4図の実施列においては遊離導線部4fは信号ライン
と接地ラインの形成に側管寄与していない。このことは
第4図に対応する第6図E図にも明瞭に示されている。
しかしながら同図及び第8図に示すように任意の信号用
導線端末の一方の抜き孔、例えば図中点(15) 線で示す一方の抜き孔5Xを穿孔せずに、接地用コンタ
クト3xの位置まで導線SX端末を延在させてこれを同
コンタクト3Xで捕捉接続することにより、同コンタク
ト3Xと信号用コンタクト2Xとを短絡状態にすること
ができる。即ち、共通アース母板3Aによって導通状態
にある他の全ての接地用コンタクト3及びこれに接続さ
れた全ての接地用導線Gは上記選択された接地用コンタ
クト3xi介し本来信号用となるべき導線SX(共通ア
ース母線)IF−接続てれ、該導線SXに接続嘔れた本
来信号用となるべきコンタクト2x(共通アースコンタ
クト)を介して一部アースをとることができる。
めくらにする抜き孔の位置を選択することによって、こ
れに対応する本来遊んでいる接地用コンタクトの一つ及
びこれに対応する信号用導線及び信号用コンタクトの一
つを共通アースコンタクト及び共通アース母線として活
用し、上記一括アース機構を形成することができる。
上記本来遊離導線部4fとなるべき位置に配置(16) された一方の列の接地用コンタクト3は上記の如き一部
アースをとる場合に有効である。
上記選択された接地用コンタクト3X及び共通アースコ
ンタクト2X並びに共通アース導線SXを用いて一部ア
ースをとるコネクター及びその接続機構の具体例は第8
図を参照することによってより明瞭に把握することがで
きる。
又第4図に示す実施例は同図及び第7図に示すように、
上記共通アース母板3Aの端部にどの導線にも接続され
ない予備接地用コンタクト3Y’e有しており、該予備
接地用コンタクト3yへ別の導線Gzを接続して、これ
を共通アース母線としてプリント基板等へ一部アースす
る構成とした場合を示している。
上記予備接地用コンタクト3yを第2図、第3図、第5
図の各実施例に適用できることは勿論である。
上記共通アース母線Gz及び同5Xfl実施に応じ併用
するか、又は何れか一方を用い、一括アースを行う。上
記共通アース母線GZはカバー1bの内面に形成した通
路1jTh通しコネクター外へ導出される。
第7図は上記予備接地用コンタクト3y及び共通アース
母線Gzi用いて一括アースをとるコネクター及びその
接続機構の具体IFI示している。
次に第5図に概略的に示された実施例の特有の構成を、
これに対応する第9図A、B図のコネクター及びその接
続機構を参照しつつ、説明する。
第5図は隣接する複数条の導線の全てに導線単位で前記
抜き孔5を穿けて第4図の場合と同等の目的を達成せん
とするものである。
抜き孔5tri図示のように隣り合う導線1e間におい
て互いに隣接しないように導線長さ方向に位置をずらし
て穿け、フラットケーブルに対する一体性を保ちつつ、
該各抜き孔5の形成個所で各導線1e’に分断し、一方
向片引導線と他方向片引導線とを形成する。図示の例は
上記抜き孔5′ft千鳥に穿孔して各抜き孔が隣接しな
いように形成した場合を示す。
隣接する複数条の導線の全てに抜き孔5を穿ける点て、
穿孔導線と非穿孔導線とを交互にする前記第2図、第3
図、第4図の各実施例とは異なる。
上記の如く、抜き孔は隣り合う複数条の導線間で互いに
隣接しないように位置をずらして配置され、隣り合う一
方の導線の抜き孔5で隔てられた図中左方向片引導線を
信号用コンタクト2で、同右方向片引導線を接地ライン
全形成するコンタクト3で夫々捕捉接続し、上記隣り合
う次の導線の抜き孔5で隔てられた左方向片引導線を上
記とは逆に接地ラインを形成するコンタクト3で、同右
方向片引導線を上記とは逆に信号ラインを形成するコン
タクト2で夫々捕捉接続し、以下同様にして各抜き孔に
よって隔てられた各片引導線へ信号用コンタクトと接地
用コンタクトとを交互接続する。
上記によってコネクター1の取付領域を境にケーブル4
の一端側と他端側とに抜き孔5によって隔てられた夫々
異なる信号ラインが形成され、同時に各信号ラインに隣
接する接地ラインをケーブル一端側と他端側で形成する
ことができる。
(19) 換言すれば第5図の実施例は一方向信号ラインと他方向
信号ラインとが第2図乃至第4図の実施例のように同列
の導線上に形成されることなく、導線の列毎に左右交互
になるように配置でれ、接地用導線も同様に配置される
信号用と接地用コンタクト2と3の配置パターンはこの
信号用と接地用の導線の配置パターンと対応することは
勿論である。
上記抜き孔5のうちの任意の一つを廃止することによっ
て信号用導線の一本を共通アース母線とし、該信号用導
線に接続でれた信号用コンタクトを共通アースコンタク
トとできることは第4図の実施例において説明した場合
と同様である。
第9図に示すコネクター機構は上記信号用コンタクト2
の配置態様を除けば、第4図に対応する第6図乃至第8
図の場合と同様である。
第5図の実施例はケーブルの導線の全部に適用する他、
一部にも適用可能である。
又同実施例においても各抜き孔5を導線単位で二個以上
設けても良い。
(20) 本発明は一条のフラットケーブルの長さ方向の途中にコ
ネクターを取付けて、同ケーブルの一端側と他端側に互
いに異なる信号ラインを形成することができる。
即ち、双方向信号ラインの形成が一条のフラットケーブ
ル、単一のコネクターで形成できる。
本発明は信号用導線と接地用導線とを交互に用いる場合
に有効である。従来−条のフラットケーブルに信号用と
接地用の導線を交互に配した場合、信号用導線は全導線
の二倍の−に減少する。
本発明に従いケーブルの一端側と他端側に信号ラインと
接地ラインとを交互に形成する機構を実施すれば実質的
に一条のフラットケーブルの全導線を信号ラインとして
用いたと同様の結果を得ることができる。
本発明の実施例に従えば、その穿孔パターンとこれに対
応するコネクターのコンタクト配置パターンとの組合せ
によって、ケーブルの一端側と他端側に所望の信号ライ
ンと接地ラインのパターンを自在に形成できる。
従来、二条のフラットケーブルの準備が必要とされてい
たものが所定の穿孔パターンを有する一条のフラットケ
ーブルの準備で良い。このことはケーブルの切断作業を
半減するというだけでなく、コネクターの接続作業を半
減し、と9わけコネクター及びコンタクトに対するケー
ブルの位置合せを著しく容易にする。
例えば−個のコネクターに二条のケーブルを突き合せて
位置合せすることを想定した場合に比べ本発明の場合は
ケーブルとコネクターの相対位置決めがはるかに容易と
なり、精度の高い接続が保障できる。
ケーブルを二倍する場合に比べ、ケーブルを二倍せずに
導線を二倍する方式の採用によってコネクター接続作業
が非常に単純となり、高信頼の接続が期待できる。
又他の特徴はケーブルが実質的に一条なので、ケーブル
一端又は他端に引張り力が作用した場合、ケーブルが二
条に二倍されコネクターに接続されている場合に比べ、
一方が他方を補強する相補効果を期待でき、各コンタク
トとの接続を安定に維持できる。
本発明はコネクターの取付はスペース全増大せず、接続
機構部の複雑化を招かずに、しかも少ないスペースで所
要数の信号ラインを確保しつつ、信号ラインと接地ライ
ンの隣接パターン全形成でき、多芯フラットケーブルを
用いて多数の信号ラインを完成させる場合、殊に各信号
ライン間のクロストーク、雑音を防止する回路を形成す
る場合に極めて好適に実施できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いる多芯フラットケーブルの構成を
示す拡大部分断面図、第2図は本発明の基本的実施例の
一つを概略的に説明するフラットケーブル及びコンタク
トとの関係を示す平面図、第3図は第2図の実施例を内
在する実施例の一つを概略的に説明する同平面図、第4
図は第2図の実施例を内在する他の実施例全概略的に説
明する同平面図、第5図は本発明の他の基本的実施例を
概略的に説明するフラットケーブル及びコンタク(23
) トとの関係を示す平面図、第6図A乃至E図及び第7図
、第8図は第4図の実施例を応用するコネクター及びそ
の接続機構の具体IFI−示し、第6図A図はコネクタ
ー基盤の分解斜視図、同B図は同組立斜視図、同C図は
コネクター基盤とコネクターカバーの分解斜視図でフラ
ットケーブルとの接続状態を示す斜視図、同り図は同C
図の組立斜視図、同E図はコンタクトとケーブルの接続
状態を摘出して示す拡大斜視図、第7図は共通アース母
線を設ける一例を示す同接続機構及びコネクター斜視図
、第8図は同共通アース母線を設ける他例を示す同接続
機構及びコネクター斜視図、第9図は第5図の基本的実
施例を応用するコネクター及びその接続機構の具体例を
示し、第9図A図はコネクター及びその接続機構の斜視
図、四B図は同コンタクトとケーブルの接続状態を摘出
して示す拡大”斜視図、第10図は信号用コンタクトの
構造を接続状態を以って示す拡大断面図、第11図A図
は抜き孔の形成例を示すケーブル拡大斜視図、同B図は
同状態をコネクター取付状態を以って示(24) す断面図である。 、 1・・・コネクター、la・・・コネクター基盤、
■b・・・同カバー、2・・信号用コンタクト、3・・
・接地用コンタクト、3A・・共通アース用母板、4・
・・多芯フラットケーブル、4a・・同ケーブル一端、
4b・・・同ケーブル他端、4c・・・同絶縁被覆、4
d・・コネクター取付領域、4e・・・芯線、Sa−・
・ケーブル一端側信号用導線、sb・・・ケーブル他端
側信号用導線、G・・・共用接地用導線、Ga・・・ケ
ーブル一端側接地用導線、Gb・・・ケーブル他端側接
地用導線、5・・・抜き孔。 ゛弛4 手続補正書 ( 1,事件の表示 ( 昭和58年特 許願第1θ’?6n号 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 五〇“所 東京都大田区千鳥2丁目8番16号氏 名(
$4) 山−電機工業株式会社代表者 山 中 −孝 4、 代 理 人 〒 105 6、 補正により増加する発明の数 7、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄及び図面。 ■)明細書の第19頁第12行目の「1e」の記載を「
4e」と補正する。 2)同頁第16行目の「1e」の記載を「4e」と補正
する。 3)図面第9図Aの付量を別紙同図写に未配の如く補正
する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) コネクターを多芯フラットケーブルに取付けて
    該コネクターのコンタクトをフラットケーブルの絶縁被
    覆に貫通させ、該貫通に伴い絶縁被覆内にある導線を上
    記コンタクトに捕捉させ、電気的接続を得るようにした
    フラットケーブル接続機構であって、上記コネクターは
    一条のフラットケーブルの長さ方向の途中に取付けられ
    てフラットケーブル両端が該コネクター取付領域外へ夫
    々延在され、上記フラットケーブルの絶縁被覆には上記
    コネクター取付領域において複数個の抜き孔を穿けて複
    数条の導線を断にし、該抜き孔の形成にて断にされた各
    導線は該抜き孔にてフラットケーブルの絶縁被覆内を一
    端側に向は延在する一方向片引導線と、同他端側に向は
    延在する他方向片引導線とに分断され、上記コネクター
    取付領域に取付ケラれたコネクターのコンタクトにより
    上記抜き(1) 孔で隔てられた上記一方向片引導線と他方向片引導線を
    抜き孔側端末で捕捉接続し、該コンタクトと上記片引導
    線との電気的接続を介しフラットケーブルの一端側と他
    端側に信号ライン又は接地ラインを形成する構成とした
    ことを特徴とするコネクターによるフラットケーブル接
    続機構。
  2. (2)第1項記載の発明において、上記抜き孔は穿孔導
    線と非穿孔導線とが交互に形成されるよう配置され、上
    記コンタクトの一部は上記抜き孔で隔てられた上記両方
    向片引導線全抜き孔側端末で夫夫捕捉接続して信号ライ
    ンを形成すると共に、コンタクトの他の一部は上記コン
    タクトが接続された両方向片引導線と隣接する非穿孔導
    線を夫々捕捉接続して接地ラインを形成することを特徴
    とするコネクターによるフラットケーブル接続機構。
  3. (3)第1項記載の発明において、上記抜き孔は隣り合
    う複数条の導線間で互いに隣接しないように配置され、
    隣り合う一方の導線の抜き孔で隔てられた一方向片引導
    線を信号ラインを形成するコンタクトで、他方向片引導
    線を接地ラインを形成するコンタクトで夫々捕捉接続す
    ると共に、隣り合う他方の導線の抜き孔で隔てられた一
    方向片引導線を接地ラインを形成するコンタクトで、他
    方向片引導線を信号ラインを形成するコンタクトで夫夫
    捕捉接続し、以下同様にして各抜き孔によって隔てられ
    た各片引導線へ信号ラインを形成するコンタクトと接地
    ラインを形成するコンタクトとを交互接続することを特
    徴とするコネクターによるフラ、ソトケーブル接続機構
JP58109699A 1983-06-18 1983-06-18 コネクタ−によるフラツトケ−ブル接続機構 Granted JPS601772A (ja)

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GB8414554A GB2141593B (en) 1983-06-18 1984-06-07 Flat cable connecting system
US06/620,075 US4641904A (en) 1983-06-18 1984-06-12 Flat cable connecting system
FR8409522A FR2548468B1 (fr) 1983-06-18 1984-06-18 Systeme de branchement d'un cable plat
DE19843422607 DE3422607A1 (de) 1983-06-18 1984-06-18 Anschluss fuer ein mehradriges flachkabel, insbesondere ein fernmeldekabel

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JPH0145947B2 JPH0145947B2 (ja) 1989-10-05

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0548222A (ja) * 1991-04-10 1993-02-26 Sumitomo Electric Ind Ltd フレキシブルプリント配線板
WO2013190601A1 (ja) * 2012-06-21 2013-12-27 住友電装株式会社 フラットケーブルおよびフラットケーブルの製造方法

Cited By (3)

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JP2549213B2 (ja) * 1991-04-10 1996-10-30 住友電気工業株式会社 フレキシブルプリント配線板
WO2013190601A1 (ja) * 2012-06-21 2013-12-27 住友電装株式会社 フラットケーブルおよびフラットケーブルの製造方法

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JPH0145947B2 (ja) 1989-10-05

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