JPH0341415Y2 - - Google Patents

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JPH0341415Y2
JPH0341415Y2 JP1986049142U JP4914286U JPH0341415Y2 JP H0341415 Y2 JPH0341415 Y2 JP H0341415Y2 JP 1986049142 U JP1986049142 U JP 1986049142U JP 4914286 U JP4914286 U JP 4914286U JP H0341415 Y2 JPH0341415 Y2 JP H0341415Y2
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signal
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は多芯フラツトケーブル用のコネクタに
関する。
扁平な帯状被覆中に多数の並行芯線を有する多
芯フラツトケーブルの接続は一般に多芯フラツト
ケーブルをコンタクトで刺し貫き芯線をコンタク
トの接片間へ圧入し捕捉する一括圧接方式が採ら
れる。
而して、該フラツトケーブルの接続においては
微小なピツチで並行している芯線間のクロストー
クを防止するため、隣接する芯線の一方を信号線
とし、他方を接地線とする接続形態が屡々採られ
る。この接地形態を形成させるべくフラツトケー
ブルの各信号用芯線間に専用接地用芯線を配置し
たものが多く提供されている。
従来、このような接地用の芯線を短絡する手段
として例えば接地に用いる芯線をケーブル端未よ
り剥き出しシヨートバーにハンダ付けする手段、
或は共通母材から成る連結コンタク板を準備し、
これをコネクタに装備させ、接地用に用いる芯線
を捕捉させる手段等が提案されている。
前者は作業が非常に繁雑であり、ケーブルの端
未以外のところではコネクタによる圧接及び芯線
剥き出しを行う場合には切断を招来する恐れがあ
る。
後者の連結コンタクトを用いる場合には信号用
芯線を捕捉する圧接コンタクト以外に特別の多連
構造のコンタクトの準備が必要である。又ピツチ
変換等ができず、互換性に欠け、各ピツチの芯線
及びコネクタに対応することができず、コンタク
トの通常の圧入植込みが適用できない。
又分離したコンタクトを用いる場合には各コン
タクト間を連結する短絡部品の付属、同部品をコ
ンタクトに保持させる機構等が必須となる。
而して本考案は、コネクタに上記の如き連結コ
ンタクトを実装する構造を採らず、又コンタクト
に短絡部品を保持させる機構等を使用することな
く、上記接地のための芯線捕捉並びにその短絡状
態の形成をフラツトケーブル用の圧接コネクタ内
で可能としたものであり、その手段として上記圧
接コネクタに信号用コンタクトと接地用のコンタ
クトが挿入される孔を開口した短絡用基盤を具備
させ、該短絡用基盤の孔開口面に金属箔を貼付し
て導電層を一体に形成し、該接地用コンタクトの
挿入孔を該導電層で覆つて導電膜を形成すると共
に、上記信号用コンタクトが挿入される少なくと
も一つの孔の開口面を上記導電層で覆い信号用コ
ンタクトで突き破られる導電膜を形成し、両コン
タクトがフラツトケーブルの芯線を捕捉した直
後、又は捕捉する直前に接地用コンタクトを上記
前者の導電膜へ突入させて各芯線の圧接を得なが
ら接地用上記導電層を媒体とする該接地用コンタ
クト群と、接地用芯線群の短絡状態の形成が的確
に図られるようにし、更に上記信号用コンタクト
の少なくとも一本が短絡用基盤に挿入された時に
上記後者の導電膜を突き破つて該コンタクトを共
通接地用コンタクトとして配線基盤の接地ライン
へ落とすことができるようにしたものである。
図面は上記本考案の趣旨に従つて製造されたフ
ラツトケーブル用コネクタを例示する。
以下同実施例に付き詳述する。
1は信号用のコンタクトを、2は接地用のコン
タクトを夫々示す。両コンタクトはフラツトケー
ブルの被覆を貫き被覆内部に延在する各芯線を接
片間に圧入し弾力的に捕捉する、このようなコン
タクトは先端を尖らせ、並設した少なくとも二こ
の圧接接片を有し、接片間に芯線の圧入間隙を形
成している。図示のコンタクトは千鳥配置にした
三この圧接接片を有し、芯線を第1,第2接片間
から第2,第3接片間へ通すように圧入捕捉す
る。
両コンタクト1,2は圧接接片の基部が互いに
連結部に植込部8,9を有する。信号用コンタク
ト1は該植込部8によりフラツトケーブル3の信
号用の芯線4と同一ピツチでコネクタ基盤6に植
込み、該植込部8からな信号用コンタクト1と反
対側に延びた雄又は雌コンタクト7を植込孔内に
延在させるか、又は孔外へ突出する。
他方コネクタに上記信号用コンタクト1が貫通
するコンタクト挿入孔12を有するコネクタ基盤
10を具備させ、該コネクタ基盤10に上記接地
用コンタクト2をフラツトケーブル3の接地用芯
線と同一ピツチで植立する。17は該接地用コン
タクトを植立する圧入植込孔を示す。
又コネクタは上記信号用と接地用コンタクト
1,2へフラツトケーブル3を押し込むケーブル
押えカバー13を備える。該ケーブル押えカバー
13はフラツトケーブル3を刺し貫き突出された
両コンタクト1,2の先端を夫々受け入れる信号
用コンタクト挿入孔15aと接地用コンタクト挿
入孔15bとを備える。
該ケーブル押えカバー13のコンタクト1,2
が挿入される面に導電層11を施す。該導電層1
1は接地用コンタクト挿入孔15bの開口面を覆
い接地用コンタクト2で突き破られる導電膜11
aを形成し、又信号用コンタクト挿入孔15bと
は、下記の特定の孔を除いて隔絶するように配置
する。
実施例は信号用コンタクト1の少なくとも一つ
で共通接地を図るため、上記導電層11にて信号
用コンタクト挿入孔15aの少なくとも一つ、例
えば列端のコンタクト挿入孔15a′の開口面を覆
い、導電膜11bを形成する。これによつて信号
用コンタクト1の列端の一本が該導電膜11bを
突き破り、共通接地用コンタクト1′として機能
する。
即ち、列端の共通接地用コンタクト1′は上記
コンタクト挿入孔15a′内に挿入され導電膜11
bを突き破つて導電層11と導通状態となり、該
導電層11を媒体として全ての接地用コンタクト
2と導通状態となる。他の信号用コンタクト1は
導電層11と非導通である。上記共通接地用コン
タクト1′はその下端の連設された雄又は雌コン
タクトを共通接地出力端として用いる。
上記接地用コンタクト2及び共通接地用コンタ
クト1′と導電層11との導通を確実なものとす
るため、導電層11及び導電膜11a,11bは
接地用コンタクト2及び共通接地用コンタクト
1′の突き入れ側開口面に配置する。第6図に明
確に示されるように、接地用コンタクト2,1′
は導電膜11a,11bを突き破りながら、その
膜片をコンタクト挿入孔15b,15a′内へ押し
込みコンタクト2,1′と孔内壁との間に介在さ
せて加圧接触し充分な面積において接触を確保す
る。上記の如き導電層11の配置は例えば金属箔
をケーブル押えカバー13の表面に貼付すること
によつて一体に形成される。
上記によつてケーブル圧接に際し、接地用芯線
及び接地用コンタクト2を短絡する短絡用基盤が
構成される。図示の実施例は短絡用基盤をこの種
圧接コネクタにおいて通常具備するケーブル押え
カバー13を利用して構成したものである。従つ
て接地用コンタクト2及び共通接地用コンタクト
1′はフラツトケーブル3を貫いた直後に導電膜
11a,11bを突き破る。
他例としてケーブル押えカバー13とは別に短
絡用基盤を具備させ、該短絡用基盤に各コンタク
ト1,1′,2が夫々挿通されるコンタクト挿入
孔をを設け、その孔開口面に上記の如き導電層1
1及び導電層膜11a,11bを形成しても良
い。この場合短絡用基盤はフラツトケーブル3の
上面側又は表面側に配置され、コンタクトがケー
ブルを刺し貫く直後又は直前に導電膜11a,1
1bを突き破るようにすることができる。
第2図に示すようにコネクタ基盤10へ貫挿さ
れた信号用コンタクト1及び共通接地用コンタク
ト1′と接地用コンタクト2とをコネクタ基盤1
0の表面から同一高さで千鳥配置に突出しフラツ
トケーブル3との圧接に供する。
第3図に示すようにフラツトケーブル3はケー
ブル押えカバー13とケーブル保持板14間で挟
持し、上記コンタクト1,1′,2へ押し込む。
ケーブル保持板14はコンタクト1,1′,2の
貫挿を許容するコンタクト挿入孔20を有し、ケ
ーブル押えカバー13はそのコンタクト挿入孔1
5a,15b内へケーブル保持板14を貫通した
コンタクト1,1′,2の先端を受容する。
ケーブル押えカバー13とケーブル保持板14
はケーブルを保持した状態でコネクタ基盤10に
重ねられ、ケーブル保持板14を貫通したコンタ
クト1,1′,2がフラツトケーブル3を貫き、
接地用コンタクト2が接地用芯線5を捕捉し、信
号用コンタクト1及び共通接地用コンタクト1′
が信号用芯線4を捕捉する。同時に接地用コンタ
クト2及び共通接地用コンタクト1′が導電膜1
1a,11bを突き破り、よつて接地用芯線5が
接地用コンタクト2及び導電層11を介して短絡
状態となり、共通接地用コンタクト1′で捕捉す
る芯線4′が共通接地母線となる。
上記芯線捕捉状態を保持するため、ケーブル押
えカバー13の両端からコネクタ保持板16をコ
ネクタ基盤10及び6の側面に沿つて延設し、コ
ネクタ基盤側面と係合状態を形成する。
該係合手段として、例えばコネクタ基盤6及び
コネクタ保持板16の一方に突起19を、他方に
凹次18を夫々形成し、両者を弾力係合させる。
上記ケーブル保持板14は上記コネクタ保持板1
6間に嵌装しケーブル保持を行う。
実施例は専用接地線5を有する場合について述
べたが信号用芯線のみを有するフラツトケーブル
において、同芯線を接地用と信号用に交互に用い
ても良い。
尚実施例はコネクタ基盤10に接地用コンタク
ト2を具備させた場合を示したが、このようなコ
ンタクトを植立するコネクタ基盤10を用いず
に、接地用コンタクト2をコネクタ基盤6に信号
用コンタクト1と千鳥にして植立しても良い。
本考案は以上説明したように、多芯フラツトケ
ーブルを刺し貫き芯線を捕捉し接続を果す多数の
コンタクトを備えたコネクタにおいて、短絡用基
盤の接地用コンタクトが挿入される孔に前記金属
箔の貼付によつて形成した孔の開口面を一体に覆
う導電層によつて導電膜を形成しておくくことに
より、圧接時には接地用コンタクトでこの導電膜
を必ず突き破ることとなり、フラツトケーブルの
接地用芯線の捕捉とその短絡状態の形成が圧接と
同時に的確に得られる。
又コンタクトが挿入される短絡用基盤に予め導
電層を設け、導電膜を形成しておくだけで良く、
コンタクトアツセンブリー時に短絡部材等を組み
込むことを要せずに容易にコネクタ内短絡機構を
形成でき、構造も簡素化でき加えて信頼性も著し
く高まる。
又信号用コンタクトの少なくとも1本が短絡用基
盤の導電膜を貫いた時に導電層と導通状態となる
ように配置するのみで共通接地用コンタクトが容
易に形成でき、導電層パターン及び導電膜の設定
によつて自在に短絡機構が形成できる。又接地用
コンタクトを挿入する接続孔を設けた共通接地用
の金属板を別部材として準備し組込むことを要せ
ず、又組込み時に金属板のずれを生じ、接地用コ
ンタクトが挿入不能となつたり、同コンタクトを
破損する問題等も招来しない。又本考案によれば
特殊な構造の連結コンタクトの準備も要しない等
の利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は信号用
コンタクトを有するコネクタ基盤と接地用コンタ
クトを有するコネクタ基盤と短絡用基盤たるケー
ブル押えカバーの一部を拡大して示す分解斜視
図、第2図は同コネクタ基盤を組立せる同斜視
図、第3図は更に上記コネクタ組立体にケーブル
押えカバーを用いて圧接を行つた状態の外観の一
部を拡大して示す圧接コネクタ全体斜視図、第4
図は第1図におけるA−A線断面図、第5図は第
1図におけるB−B線断面図、第6図は第3図に
おけるC−C線断面図である。 1……信号用コンタクト、2……接地用コンタ
クト、3……多芯フラツトケーブル、4……信号
用芯線、5……接地用芯線、6,10……コネク
タ基盤、11……導電層、11a,11b……導
電膜、13……ケーブル押えカバー、15a,1
5b……コンタクト挿入孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 多芯フラツトケーブルを刺し貫き芯線を捕捉
    して接続を果す多数のコンタクトを備えたコネ
    クタにおいて、該コネクタに上記コンタクトと
    して信号用コンタクトと接地用コンタクトとを
    具備させると共に、該信号用コンタクトと接地
    用コンタクトが夫々挿入される孔を有する短絡
    用基盤を具備させ、該短絡用基盤の上記コンタ
    クト挿入孔を形成した面に金属泊を貼付して導
    電層を一体に形成し、該導電層で接地用コンタ
    クトが挿入される孔の開口面を覆つて接地用コ
    ンタクトで突き破られる導電膜を形成すると共
    に、上記信号用コンタクトが挿入される少なく
    とも一つの孔の開口面を上記導電層で覆い信号
    用コンタクトで突き破られる導電膜を形成した
    ことを特徴とするフラツトケーブル用コネク
    タ。 (2) 上記接地用コンタクトを信号用コンタクトと
    は別のコネクタ基盤に植立させ、該コネクタ基
    盤に信号用コンタクトが挿通される孔を設けた
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のフラツトケーブル用コネクタ。
JP1986049142U 1986-04-01 1986-04-01 Expired JPH0341415Y2 (ja)

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JPS62160467U JPS62160467U (ja) 1987-10-12
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5357483A (en) * 1976-11-01 1978-05-24 Thomas & Betts Corp Method and device for terminating of flexible flat cable

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5240060Y2 (ja) * 1972-09-08 1977-09-10

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JPS5357483A (en) * 1976-11-01 1978-05-24 Thomas & Betts Corp Method and device for terminating of flexible flat cable

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