JPS6017662B2 - セラミツクユニツトの端面研削法及びその装置 - Google Patents

セラミツクユニツトの端面研削法及びその装置

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Publication number
JPS6017662B2
JPS6017662B2 JP10174580A JP10174580A JPS6017662B2 JP S6017662 B2 JPS6017662 B2 JP S6017662B2 JP 10174580 A JP10174580 A JP 10174580A JP 10174580 A JP10174580 A JP 10174580A JP S6017662 B2 JPS6017662 B2 JP S6017662B2
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JP
Japan
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tube
ceramic
grinding
ceramic unit
shaft
Prior art date
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JP10174580A
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JPS5727656A (en
Inventor
謙次 田中
信雄 世良
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP10174580A priority Critical patent/JPS6017662B2/ja
Publication of JPS5727656A publication Critical patent/JPS5727656A/ja
Publication of JPS6017662B2 publication Critical patent/JPS6017662B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はセラミックユニット、すなわち、セラミック素
材の全表面に金属メッキを施して成るユニット、の機面
を研削する方法およびその装置に関する。
近年、セラミック鰭子部品、例えば、円板状セラミック
コンデンサ、中高圧用セラミックコンデンサを製造する
場合、その電極形成方法として従来の銀焼付法に代り、
化学メッキ法が採用されるようになってきた。
しかし、この方法ではセラミック素材の全表面にメッキ
属が形成されるため、所要の電極を形成するためにはセ
ラミック素材の端面に析出したメッキ、すなわちセラミ
ックユニットの端面部分を研削し、該ユニットの表と菱
のメッキ層を分離させて電極とする後加工が必要である
。このため、個々のセラミックユニットの端面に硬質微
粒子を吹きつけて研削するサンドブラスト法、あるいは
多数のセラミックユニットを円柱状に整列させると共に
ワックスで相互に固着して研削するセンタレス法、ある
いはセラミックユニットを両平面を耐酸性樹脂等でコー
トした後、あるいはワックスで円柱状または角柱状に固
着した後酸性浴に浸濃して機面のメッキのみを選択的に
溶解させる化学研摩法などが種々提案されている。しか
し、サンドブラスト法は、セラミックユニットの形状が
小さく、またその肉厚が薄いことから作業性に劣り量産
的でないという問題があり、センタレス法はセラミック
ユニットを多数固着するのに多大の工数を要するばかり
でなく、研削後ワックスを除いて再び個々のセラミック
ユニットにばらさなければならず、量産的とは言い難い
。また、このことはイり学研鰹法についても同様のこと
が言える。本発明は、上記従来法における問題を解決し
、多量のセラミックユニットを同時に効率よく処理でき
、高品位の製品を得ることができるセラミックユニット
の端面研削法およびその装贋を提供することを目的とす
るものであって、その要旨は、内周面に研削機能を有す
る管内にセラミックユニットを入れ、該答を自転させる
と共に周転させて管内の上記セラミックユニットの端面
を上記管の内周面と廉際接触させることを特徴とするセ
ラミックユニットの端面研削法にある。
以下、本発明方法の実施に使用するセラミックユニット
端面研削装置を示す添付の図面を参照して本発明を具体
的に説明する。
第1図〜第3図に示す装置は、セラミックユニットを収
容する複数の管1と、該管1を自転させる駆動機機2お
よび該管1を周転させる駆動機構とから主として構成さ
れている。
管1は塩化ビニル等の合成樹脂、あるいは銅、アルミニ
ウム、鉄もしくはそれらの合金等で形成され、断面形状
円形のの内周面を有している。また、これらの材料で形
成された管1の内周面に研削機能を付与する手段として
サンドべ−パ16が用いられ、このサンドベーパ16は
第3図に示すように管1の内周面に挿脱自在に取り付け
られている。しかし、サンドベーパを用いた場合、反復
して使用するその表面に固着されている砥粒が脱落し、
研削能力が低下すると同時に脱落した砥粒がセラミック
ユニット表面のメッキ層に損傷を与えるので〜 これを
防止するため、サンドべ−パを用いる代りに、SIC,
M203等の粉末状研削剤ををフェノール樹脂その他の
接着剤で管の内周面にコートして、直後研摩層を形成し
てもよく、また、上記粉末状研削剤を所定形状の管に成
形して燐成したもの、あるいはフェノール樹脂と研摩剤
を混合してホットプレス法により管1を作ったものなど
を使用してもよい。これらの場合、サンドベーバを用い
た場合に比べて研削時間を1/7〜1/lm屋度に短縮
でき、また研削度も0.12肋程合まで向上させること
ができる効果も得られる。各管1は駆動用シャフト4に
固定された複数の回転ディスク5に軸受ベアリング6を
介して回転自在に、シャフト4に平行に取り付けられ、
それらを巻回するベルト7およびプーリ8を介してモー
タ9により駆動され、自転させられる。
シャフト4はその両端部で軸受ベアリング10を介して
その両端部で基台11上に配穀され、その一端に取り付
けられたプーリ12、モータ15に取り付けられたプー
リ13および両プーリ間に張られたベルト14を介して
モータ15により騒動される。従って、モータ15を作
動させるとシャフト4および回転ディスク5が回転し、
回転ディスク5に保持された管1がシャフト4を中心に
してその周囲を回転、すなわち、周転する。管1の両端
はゴム栓、キャップ17等で開閉される。管1の内径は
端面研削しようとする円盤状セラミツクュニットの外径
よりもやや大きい方が、具体的にはセラミックユニット
は外径の1.15〜1。35倍の範囲がよく、特に1.
2封苦程度が好適である。
上記構成の装置を使用する場合、まず、各管富内にセラ
ミックユニット18を一杯になるまで装填した後、キャ
ップ17にてその端部を封止しtモータ9,15を作動
させてト管1に自転と筒転を行なわせる。管1内に装填
されたセラミックユニット18は管1の自転数の増加に
伴なし、管鰍にその平面が直交する方向に自立し、その
端面が管内部の研削面、例えば、サンドベーパ貴6の表
面と接触する。しかし、管】の自転だけでは管1の回転
とセラミックユニットの回転が同じになりトいわゆる共
回りするため総面研削ができないためト本発明において
は「管1を閥転させることによりセラミックユニットに
遠心力を付与し、サンドべ山バとの接触圧力と大きくし
L セラミックユニットの端面と管内部の研削面との摩
擦接触により研削している。なお「管を自転させること
なく局転だけさせるとセラミックユニットは管内蟹に押
圧されて研削されない。上記の様に、管内にセラミック
ユニットを装填し、その管を自転させると共に周転させ
ると〜各ユニットの端面と管内部の研削面との摩擦接触
によりセラミックユニット端面が短時間に多数同時に研
削でき、加工能率を著しく高めることができる。
また、管内で回転している各セラミックユニットの両隣
りのものも同方向に回転しているため、電極となる両表
面のメッキ面が損傷を受けることがほとんどなく、研削
中にセラミックユニットの割れ発生率も非常に少ない。
さらに、管内に装填する際、ユニットをそろえてワック
ス等を用いて固着させる必要がないので工数も著しく削
減させることができるなど、優れた効果が得られる。第
4図は本発明に係る装置の他の実施例を示し、この装贋
は一合のモータ28で管1に自転および岡転を生じさせ
るようにした点が異なるので、他は第1図の装置と同じ
構成を有している。
このの装置において、管1を自転させる駆動機構2は、
各管1の一端に固定された小歯車21と、シャフト4に
軸受べャリング20を介して回転自在に装着され上記小
歯車21と噛み合う大歯車22とからなり、この大歯車
22はその軸部に設けられたベルト溝に係合するベルト
24およびモータ28の回転軸28aに固定されたプー
リ23を介してモータ28により駆動される。一方、シ
ャフト4はそれに固定されたプーリ25、ベルト26お
よびプーリ27を介してモータ28により駆動され、管
1を周転させる。以下、第4図の装置を用いて本発明方
法を実施した例について説明する。
内径13.3側の塩化ビニル樹脂製管1内に、予め丸み
を付けた120メッシュのサンドベーバを挿入し、ベー
パと管内壁との隙間ができるだけでなくなるようにセッ
トし、これに外径10.0土0.5岬のセラミックユニ
ットを一杯になるまで菱瀕する。
次いで管1の関口端にキャップをし、ネラィ研削度を0
.雌士0.02脇とし自転数220びpm.周転数47
8pmの条件下で20分間管を回転させる。研削後、衝
撃によるワレ防止の為水中に浸潰した絹鍵の中へセラミ
ックユニットを取り出し、水洗、乾燥させた後、外観を
観察したところ電極となるメッキ面の損傷のない良好な
製品が得られた。また、研削割れは全く認められなかっ
た。次に、自転数、周転数、サンドベーバ(砥料の大き
さ)および時間を種々に変えて、これらの研削度に及ぼ
す影響を調べたところ第5図、および第6図に示すよう
な結果が得られた。第5図はサンドベーパとして#12
0のものを用い、周転数を250,350,45仇pm
‘こそれぞれ固定し自転数のみを変えて20分間研削し
た結果を示し、曲線Aは周転数25仇pm、曲線Bは藤
転数35仇pm、曲線Cは周転数45比pmの場合をそ
れぞれ示す。第6図は研削度に及ぼす砥粒の大きさ、時
間、周転数の影響を示すもので、曲線Dは周転数25比
pm、自転数180仇pm、サンドべ−パ#120の条
件下で時間を変えた場合の結果を示し、曲線Eは間転数
25仇pm、自転数180瓜pm、サンドべ−パ#80
、並びに周転数30比pm、自転数200仇pm、サン
ドベーパ#100、および局転数35仇pm、自転数2
00瓜pm、サンドベーパ#120の各条件下で時間を
変えた場合の結果を示し、曲線Fは周転数30仇pm、
自転数200瓜pm、サンドベーパ#80並びに局転数
45比pm、自転数230仇pm、サンドベーパ#12
0の各条件下で時間を変えた場合の結果を示す。第5図
および第6図の結果から明らかなように、周転数、自転
数、砥粒の大きさおよび時間を変えることによって任意
の研削度が得られるので、セラミックユニットの材質、
厚さ等に応じて最適な条件下で研削できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の実施に使用するセラミックユニッ
ト端面研削装置の一実施例を示す略断面正面図、第2図
はその略側面図、第3図はその部分断面拡大図、第4図
は他の実施例を示す一部断面正面図、第5図は研削度に
及ぼす周転数および自転数の影響を示すグラフ、第6図
は研削度に及ぼす時間および低粒の大きさの影響を示す
グラフである。 1・・・・・・管、2・…・・自転用駆動機構、3……
周転用駆動機構、4……シャフト、5・・・…回転ディ
スク、6,10,20・・・・・・軸受ベアリング、7
,14,24,26,.,,.,ベルト、8,12,1
3,23,25,27……プーリ、9,15,28……
モータ、16……サンドべ−バ、18・・・…セラミッ
クユニット、21……小歯車、22……大歯車。 第3図 第1図 第2図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内周面に研削機能を有する管内にセラミツクユニツ
    トを入れ、該管を自転させると共に周転させて管内の上
    記セラミツクユニツトの端面を上記内周面と摩擦接触さ
    せることを特徴とするセラミツクユニツトの端面研削法
    。 2 シヤフトに平行に配設されると共に内周面に研削機
    能円有し、セラミツクユニツトを収容する複数の管と、
    上記シヤフトに連結され該シヤフトを中心にして上記管
    を周転させる駆動機構と、上記管に連結され該管を自転
    させる駆動機構とからなるセラミツクユニツト端面研削
    装置。
JP10174580A 1980-07-23 1980-07-23 セラミツクユニツトの端面研削法及びその装置 Expired JPS6017662B2 (ja)

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JP10174580A JPS6017662B2 (ja) 1980-07-23 1980-07-23 セラミツクユニツトの端面研削法及びその装置

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JP10174580A JPS6017662B2 (ja) 1980-07-23 1980-07-23 セラミツクユニツトの端面研削法及びその装置

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JPS5727656A JPS5727656A (en) 1982-02-15
JPS6017662B2 true JPS6017662B2 (ja) 1985-05-04

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110181386A (zh) * 2019-06-12 2019-08-30 武汉伊科设备制造有限公司 一种打磨机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110181386A (zh) * 2019-06-12 2019-08-30 武汉伊科设备制造有限公司 一种打磨机

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JPS5727656A (en) 1982-02-15

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