JPS60176110A - プロセスデ−タ表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明は、ＣＲＴ表示器等の二次元表示器に、プロセ
スデータをチャート状に表示するプロセスデータ表示装
置に関する。

（ロ）従来技術 従来より、複数チャネルのプロセスデータを、ＣＲ７画
面上にチャート状に多点カラー表示するようにした記録
針がある。しかし、この従来のＣ゛ＲＴ表示式の記録針
は、複数データの表示順位が一定であるため、データの
表示線が交叉すると、交叉点での色が最後に表示したデ
ータの色と異なる。そのため、第１図に示すように、チ
ャネルＣＨＩ、ＣＨＩＩ、ＣＨＩ［のデータが同範囲で
変化し、表示線の交叉点が多いと、最後に表示されるデ
ー゛りのみ鮮明に表示され、他のデ〜りの表示が見えに
くいという欠点があった。

（ハ）目的 この発明の目的は、上記に鑑み、各データの表示順位が
変えられ、目的とするデータの表示が見えやすいプロセ
スデータ表示装置を提供することである。

（ニ）構成 上記目的を達成するために、この発明のプロセスデータ
表示装置は、各チャネルデータの表示すべき順番を記憶
する記憶手段と、少なくとも最後に表示するデータを操
作毎に変更する入力手段を特徴的に備え、前記記憶手段
に記憶される順番にしたがって、各チャネルデータを二
次元表示器に表示するようにしている。

（ホ）実施例 以下、実施例により、この発明をさらに詳細に説明する
。

第２図は、この発明の１実施例を示すプロセスデータ表
示装置のブロック図である。同図において、１．２及び
３はプロセスの各チャネル毎のデータ源を示し、これら
データ源１２及び３よりのプロセスデータは、ポート４
を経てＣＰＵ５に取り込まれるようになっている。６は
メモリであって、ＣＰＵ５に取り込まれたプロセスデー
タを各チャネル毎に過去から現在までに亘り記憶するデ
ータ記憶領域５ａ、表示すべきデータ順序を記憶する表
示順番テーブル記憶領域６ｂを有する。

７はＣＲＴ表示器であって、各チャネルのプロセスデー
タを多点表示するために設けられている。

このＣＲ７表示器７は、各チャネル毎にプロセスデータ
を色別表示できるようになっている。

８はキー人力部であって、ＣＲ７表示器７に表示される
プロセスデータの表示順を変更するための表示順変更キ
ー９、テンキー１０等を備えている。

ＣＰＵ５は、プロセスデータの取り込み及びデータ表示
動作を制御する機能を備えている。

また、メモリ６の表示順番テーブル６ｂは、表示すべき
プロセスデータ数に対応した桁数の記憶術を有している
。第２図の実施例装置では、チャネル数は３なので、表
示順番テーブル６ｂは３桁Ｄ１、Ｄ２、Ｄ３を有し、各
桁には表示すべきデータの順番を記憶している。表示の
順番は、桁Ｄ１→Ｄ２−Ｄ３となっている。それゆえ第
３図の左側の順番記憶例では、チャネルＣＨＩ−チャネ
ルＣＨＩ→チャネルＣＨＩＩＩの順で表示されることに
なる。この順番で表示された例が第１図に示されている
。

表示順番テーブル６ｂの各桁の記憶内容は、表示順変更
キー９が操作される度に１桁左シフトするようになって
いる。したがって、例えば表示順番テーブル６ｂの記憶
が第３図の左側に示す状態で表示順変更キー９が１回操
作されると、その内容は第３図の右側に示す状態となり
、この状態でデータ表示を行うと、チャネルＣＨＩのデ
ータが最後に表示されることになる。第３図の右側で示
す順に表示された例が第４図に示されている。

次に、実施例プロセスデータ表示装置の動作を第５図、
第６図に示すフロー図を参照して説明する。

動作がスタートすると、第５図に示すように、所定時間
毎にサンプリング割込みがかかり、まずスナップＳＴＩ
でデータ源１．２．３よりのプロセスデータの入力を受
け、ＣＰＵ５に取り込む。

そして、このＣＰＵ５に取り込んだデータを、チャネル
毎に、時間順次に、メモリ６のデータ記憶領域６ａに記
憶する（ステップ５Ｔ２）。

次に、データ表示順番テーブル６ｂを参照し、その記憶
された順番にしたがって、各チャネル毎にデータ記憶領
域６ａの内容をＣＲ７表示器７の画面上に表示する（ス
テップ５Ｔ３）。そしてリターンし、次のサンプリング
タイムが到来すると、上記したステップＳＴＩ〜ステッ
プＳＴ３の処理動作が繰り返される。

しかし、このサンプリング割込みによる表示が繰り返さ
れる限り、データ表示順番テーブル６ｂの記憶内容が変
化しないので、常に同じチャネルデータが最後に表示さ
れる（第１図の例ではチャネルＣＨＩＩＩ）。

ここで、最後に表示したいデータを変更したい場合には
、表示順変更キー９が操作される。これにより、第６図
に示すように、変更キー割込みがかかり、表示順番テー
ブル６ｂの内容を変更する。

すなわち、記憶内容を１桁左シフトする（ステップ５Ｔ
１１）。続いて、一番最後に表示するデータについての
み、過去のデータをＣＲ７表示器７の画面上に表示させ
る（ステップ５Ｔ１２）。例えば第３図に示すように、
データ表示順番テーブル６ｂの記憶内容が変更されたと
すると、チャネルＣＨｍのデータが最後に表示され、表
示線が鮮明に表示される。したがって表示の途中におい
ても、変更キー９を操作することにより、最後に表示す
るデータを変えることができる。

さらに、鮮明に表示したデータを変更したい場合には、
もう１回表示順変更キー９を操作すればよい。この操作
により、ステップ５ＴＩＩ、５Ｔ１２の処理動作が再度
繰り返され、第３図の例では、今度はチャネルＣＨＩＩ
のデータが最後に表示され、その表示線が鮮明となる。

このように、この実施例プロセスデータ表示装置では、
表示順変更キー９を操作する毎に、最後に表示するデー
タを変更することができる。

なお、上記実施例では、データ表示順番テーブルの桁数
を表示すべきデータ数と同じとし、表示データを変更す
る場合は、テーブル全体の記憶内容をシフトするように
しているが、表示順番テーブルの桁数を第４図に示すよ
うに、データ数よりも１桁（Ｄ４）多くし、１番最後の
桁Ｄ４の記憶内容を変更キーの操作毎に変更していくよ
うにしてもよい。この場合は、表示優先されるチャネル
データのみ２度表示されることになる。

また、上記実施例で表示順変更キーは１ＩＵＢ設けてい
るが、チャネルデータ数に対応して設け、対応するキー
が操作されたチャネルデータを最後に表示するようにし
てもよい。

また、上記実施例において、表示器にＣＲＴ表示器を使
用しているが、これに代えて液晶、ＥＬ等、他の二次元
表示体で形成される二次元表示器を用いてもよい。

（へ）効果 この発明のプロセスデータ表示装置によれば、キーの操
作により、複数の表示データのうち最後に表示すべきデ
ータを変更し得るので、目的とする任意のデータを選択
して鮮明に表示することができ、各チャネルデータにつ
き、適正な監視、調査を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はＣＲＴ表示器を用いたプロセスデータ表示装置
のデータ表示例を示す図、第２図はこの発明の１実施例
を示すプロセスデータ表示装置のブロック図、第３図は
同プロセスデータ表示装置のデータ表示順番テーブルの
内容変更を説明するための図、第４図は第３図に示す内
容変更にしたがい、第１図のデータ表示例を変更した表
示例を示す図、第５図、第６図は第２図に示す実施例プ
ロセスデータ表示装置の動作を説明するための概略フロ
ー図であって、第５図はサンプリング割込みフロー図、
第６図はキー割込みフロー図、第７図は表示順番テーブ
ルの他の例を示す図である。 １・２・３：データ源、５：ＣＰＵ、 ６：メモリ、　６ａ：データ記憶領域、６ｂ＝表示順番
テーブル、 ７　：　ＣＲＴ表示器、８：キー人力部、９：表示順変
更キー。 特許出願人　株式会社島津製作所 代理人　弁理士　中　村　茂　信 第１図　第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）二次元表示器に、複数チャネルの連続的に変化す
   るプロセスデータを表示するプロセスデータ表示装置に
   おいて、 各チャネルデータの表杏すべき順番を記憶する記憶手段
   と、少な（とも最後に表示するチャネルデータを操作毎
   に変更するΔカ手段とを備え、前記記憶手段に記憶され
   る順番にしたがって、各チャネルデータを前記二次元表
   示器に表示するようにしたプロセスデータ表示装置。