JPS60175Y2 - 板材の曲げ加工装置 - Google Patents

板材の曲げ加工装置

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JPS60175Y2
JPS60175Y2 JP1919483U JP1919483U JPS60175Y2 JP S60175 Y2 JPS60175 Y2 JP S60175Y2 JP 1919483 U JP1919483 U JP 1919483U JP 1919483 U JP1919483 U JP 1919483U JP S60175 Y2 JPS60175 Y2 JP S60175Y2
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JP
Japan
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punch
flange
recess
plate material
mold
Prior art date
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Expired
Application number
JP1919483U
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English (en)
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JPS59124619U (ja
Inventor
幸則 河本
Original Assignee
マツダ株式会社
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Publication date
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Priority to JP1919483U priority Critical patent/JPS60175Y2/ja
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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は板材を断面U字状に曲けるとともに、U字状
開口部に左右に折り曲ったフランジ部が形成されるよう
になされた板材の曲は加工装置に関するものである。
自動車のクロスメンバなどの補強部材は、第4図て示さ
れるように、板材3をプレス加工によって断面U字状に
折り曲げ、その開口部3Aに左右に折り曲げられたフラ
ンジ部3ait 3a2を形成した断面形状に成形さ
れる。
このような断面形状に板材を折り曲ける場合、従来第5
a図に示されるように、ます板材2oの両端部にフラン
ジ部21,21を形成し、っぎに、この板材20の中央
部両側を矢印Y、 Y方向に下方に折り曲げることによ
って、第5b図に示される断面形状に成形する手段と、
第6a図に示されるように、板材20をU字状に折り曲
け、ついで第6b図のように開口部20Aを少したけ左
右に折り曲ける中間的けを行ない、さらに中間的げされ
た部分を直角に折り曲けて第6c図に示されるフランジ
21,21か形成された断面形状に成形する手段とが知
られている。
しかしながら、上記従来の手段において、前者は2工程
が必要てあり、また後者は3工程が必要であるため、両
者ともに工程が煩雑て作業性に劣る問題がある。
一方、第7図で示されるように、断面U字状部に対応す
る凹所25を有するダイ26A、26Bが固定されてい
る下型27と、該下型27のダイ26A、26Bに対応
する型部30を有し、この型部30の上型基台30aに
取り付けられて、その基部にフランジ成形部28 a、
28 bが左右に張り出して形成されたポンチ28
を備えてなる板材の曲げ加工装置か知られている。
このような装置によれば、上記第7図においてダイ26
A、26Bの上面に載置された板材20は、上型基台2
7aとともに下降するポンチ28によって、第8図て示
されるように、断面U字状でその開口部20Aに左右に
折り曲がったフランジ部21,21が形成された断面形
状にl工程て成形できるけれども、実際上は、上記第7
図で示された状態から第8図の状態に至る間に、第9図
で示すように板材20の左右両端部がポンチ28のフラ
ンジ成形部28a、28bに干渉して、板材20が上向
きに末広がり状に傾斜した状態が生じる。
このように、板材20が傾斜したままの状態て、ポンチ
28の下降に伴ってダイ26A、26Bの凹所25に押
し込まれると、第8図の状態に成形されたのち、上型基
台27aを上昇させ、この上昇動作に追従するノックア
ウト29のけり出し動作によって成形品が取り出された
場合、スプリングバックによって第10図て示されるよ
うに1そりヨが生じた形状になり精度が損われる欠点が
ある。
この考案は上記従来の問題と欠点に鑑みなされたものて
、工程を簡略化して作業性が向上するように構成すると
ともに、精度のよい成形品を得ることがてきる板材の曲
は加工装置を提供することを目的とする。
以下、この考案の実施例を図面にしたがって説明する。
第1図において、1は下型、2は上型を示し、下型1に
は板材(ワーク)3を断面U字状に折り曲けるために、
該断面に対応する凹所4を有するタイ5A、5Bが固定
され、このタイ5A、5Bの凹所4の下方からノックア
ウト6が昇降自在に臨んている。
上型2は、下型1に対応する型部2Aと、この型部2A
の上型基台2aに取り付けられたポンチ7とから構成さ
れ、ポンチ7は上記上型基台2aに対してタイ5A、5
Bの凹所4と同軸線上に下向きに取り付けられ、かつそ
の基部7aに左右の凹所8a、8bが設けられている。
9A、9Bは左右l対のフランジ成形ブロックを示し、
該フランジ成形ブロック9A、9Bは、その一端側に上
記ポンチ凹所8a、8bに嵌合するポンチ凹所嵌合部9
a+v 9b、が形成され、他端側か上型基台2aの
下面に取り付けられた支持部材10A、IOBの支持面
10a、10bによって、左右方向をこ摺動可能に支持
されている。
そして、常時はスプリングからなる弾性部材11によっ
て矢印A方向、つまりポンチ凹所嵌合部9a1゜9b+
がポ/チ凹所8a、8bに嵌合する方向に付勢されてい
る。
また、上記ポンチ凹所嵌合部9a1,9b1ノ下部には
、該嵌合部9a、、9blがポンチ凹所8a、8bに嵌
合された場合に、ポンチ7の側面7bl−7b2より外
部に突出しないように、ポンチ凹所8a、8bに没入(
たとえば図示のようにポンチ7の側面7b1,71)2
と面一)するような肉厚tに形成されるとともに、板材
3に折り曲げ形成されるフランジ部(後述する)の張り
出し寸法に等しい高さhを有すフランジ成形部9a2゜
9b2が設けられている。
さらに、フランジ成形ブロック9A、9Bの他端側には
、上記フランジ成形部9a2,9b2に対向して下向き
に末広かりの傾斜カム9a3,9b3が形成されている
12A、12Bはカム部材を不味該カム部材12は下型
の上部てしかもダイ5の外側に位置して固定され、その
外側面に上記フランジ成形ブロック9A、9Bの傾斜カ
ム9 第3t 9 baと当接する下向きに末広かり
の傾斜面12a19 12blが形成され、これら傾斜
面12al? 12blの傾斜角はフランジ成形ブロ
ック9A、9Bの傾斜カム9a3゜9b3の傾斜角に等
しく設定されている。
上記構成において、第1図の状態から上型2か下降する
と、板材3の中央部はポンチ7の下面で下方に押し下け
られ、ポンチ7の角部7c1,7c2とダイ5A、5B
の角部5a、5bとが協動し、第2図に示すようにタイ
5A、5Bの凹所4に押し込まれてU字状に折り曲げら
れる。
この場合、フランジ成形ブロック9A、9Bのポンチ凹
所嵌合部9”l? 9b、の肉厚tは、ポンチ凹所嵌
合部9a19 9b、かポンチ7の左右の凹所8a、8
bに嵌合された場合に、ポンチ7の側面7b、、7t)
2より外部に突出しない厚さ、っまりポンチ凹所8a。
8bに没入する厚さに設定されているから、板材3の左
右両端部がフランジ成形ブロック9A、9Bのポンチ凹
所嵌合部9al? 9b、に干渉されることなく垂直
に折り曲げられてポンチ7の側面7b1,7b2とフラ
ンジ成形部9a2,9b2の側面に沿う。
さらに上型2が下降すると、板材3はポンチ7によって
さらに押し下けられるとともに、フランジ成形ブロック
9A、9Bの傾斜カム9a3,9b3がカム部材12A
、12Bの傾斜面12a、、12b1に摺接し、弾性部
材11のはね力に抗して第2図の矢印B方向に摺動する
そのために、フランシ成形フロック9A、9Bのフラン
ジ戊形部9a2,9b2がポンチ7の凹所8a、8bか
ら抜は出し、フランジ戒形部9a2y 9b2とダイ
5A、5Bの角部5a、5bとが協動して板材3の両端
を左右方向に折り曲げ、第3図に示されるように断面U
字状に折り曲げられた板材3の開口部3Aに、左右に折
り曲げられてフランジ戒形部9a2,9b2の高さhに
等しい張り出し寸法を有するフランジ部3a1,3a2
が形成される。
つついて、上型2が上昇してポンチ7がダイ5A、5B
の凹所4から抜は出るのにともない、周知の機構によっ
てノックアウト6が上昇し、ダイ5A、5Bの凹所4に
嵌合されて断面U字状に折り曲けられた板材3(第4図
参照)が取り出される。
以上説明したように、この考案によれば板材は1工程て
断面U字状に折り曲けられるとともに、U字状開口部に
左右に折り曲がったフランジ部が形成されるから作業性
が向上する。
また、フランジ成形ブロックのポンチ凹所嵌合部の下部
には、該嵌合部がポンチ凹所に嵌合された場合に、ポン
チの側面より突出しないようにポンチ凹所に没入するよ
うな肉厚に形成されたフランジ戊形部が形成されている
から、板材は折り曲げられる途中で従来のように上向き
に末広がり状に傾斜することなく垂直に折り曲げられる
したがってスプリングバックによる1そりヨが生じない
ので製品精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る板材の曲げ加工装置の縦断正面
図、第2図は板材が断面U字状に折り曲げられた状態を
示す縦断正面図、第3図は板材の折り曲げ完了状態を示
す縦断正面図、第4図はこの考案に係る板材の曲げ加工
装置によって曲げ加工された成形品の断面形状を示す正
面図、第5a図および第5b図は従来の板材折り曲げ手
段の一例を示す説明断面図、第6a図ないし第6c図は
同じく他の例を示す説明断面図、第7図は従来の板材の
曲は加工装置の縦断正面図、第8図は同板材の折り曲は
完了状態を示す縦断正面図、第9図は同曲げ加工途中の
状態を示す縦断面図、第10図は従来の板材間は加工装
置によって曲げ加工された成形品の断面形状を示す正面
図である。 1・・・・・・下型、2A・・・・・・型部、2a・・
・・・・上型基台、3・・・・・・板材、3A・・・・
・・開口部、3a1,3a2・・・・・・フランジ部、
4・・・・・・凹所、5A、5B・・・・・・ダイ、7
・・・・・・ポンチ、7a・・・・・・基部、7bl、
7b2・・・・・・側面、8a、8b・・・・・・凹所
、9A、9B・・・・・・フランジ成形ブロック、9a
1,9b1・・・・・・ポンチ凹所嵌合部、9a2,9
b2・・・・・・フランジ戊形部、11・・・・・・弾
性部材、12A、12B・・・・・・カム部材、h・・
・・・・高さ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板材を断面U字状に曲けるとともに該U字状開口部に左
    右に折り曲ったフラジ部を形成するようにした曲げ加工
    装置てあって、上記断面U字状部に対応する凹所を有す
    るタイが固定された下型と、上記下型タイと対応する型
    部とこの型部の上型基台に取り付けられて基部に左右方
    向の凹所を設けたポンチと、上記上型基台に左右方向に
    摺動可能に支持され常時弾性部材によりポンチ凹所に一
    側端が嵌合するように付勢されかつこのポンチ凹所嵌合
    部の下部に嵌合時ポンチ側面より突出しないようにポン
    チ凹所に没入するとともに上記フランジ部の高さを有す
    るフランジ成形部が設けられたフランジ部成形フロック
    と、上記下型上部に固定され、ポンチの下降途中に北い
    てフランジ部成形ブロックに設けた傾斜力りと当接して
    フランジ成形部をポンチ凹所から抜き出してフランジ部
    を成型するカム部材とを備えてなる板材の曲は加工装置
JP1919483U 1983-02-12 1983-02-12 板材の曲げ加工装置 Expired JPS60175Y2 (ja)

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JPS59124619U JPS59124619U (ja) 1984-08-22
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JPS59124619U (ja) 1984-08-22

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