JPS60175917A - ガス化炉 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、国家的に石油の代替燃料としての使用が奨
励されている自！１ｉＩｌ車用廃タイヤあるいは類似の
産業ｌｆ６棄物等を乾留ガス化して完全燃焼°せしめる
と共に発生する高１ｉｒａ熱エネルギーを他設４ｊｊ＋
の熱源として回収するガス化炉に関する。

技術背景 産業廃棄物は、一般には火格子燃焼式焼却炉で焼却され
るが、廃プラスチック等は直接燃ｂｂさ−１：Ｉるほか
に、ガス化して燃焼させるガス化炉による焼却が行われ
ている。（１−商品大辞典」東洋経済新報社（昭５１−
６−１’５））。

又、自動車廃タイヤ等を代替燃料とする燃焼炉は、上記
焼却炉と同様に一般には火格子燃焼炉が用いられＣいる
。すなわち、代替燃料を炉の火格子上に投入して燃焼せ
しめ、その燃焼ガスは上部又は水平の方向に移動し、必
要量の空気が供給されて島温の燃焼ガスとなり、例えば
ボイラ等の他設備の熱源とし°Ｃ供給される。

ところが、このような直接燃焼の場合は、投入され１こ
燃料の上に次の燃料が投入され、先に投入されｔこ燃料
がガス化されないうちに、次に投入された燃料が屯ねら
れるｔこめ、一般には不完全燃焼する。そのｒコめ１ｊ
６タイヤ等の場合は真黒な黒煙が発生し公害の面から好
ましくない。しｒこがって、廃タイヤ等の代綿燃料は直
接燃焼させることなく、いつ１こんガス化して完全燃焼
させることが望ましい。

発　明　の　目　的 この発明は、かかる現状に鑑み、主として廃タイヤを代
替燃料とし１こ燃焼炉として最適のガス化炉を作ること
を目的としたものであり、廃タイヤ等は裁断機械により
裁断してチップ化した代替燃料を使って、ガス化室、中
温Ｉ室、高温Ａ室を通して完全燃焼させ、高温熱エネル
ギーを回収利用しうるガス化炉を提案するものである。

発　明　の　構　成 この発明は、燃料を乾留ガス化し燃焼させるガス化炉に
おいて、炉を高さ方向に上方よりガス化室、中温室、高
温室と複数区分し、ガス化室に投入する燃料を完全燃焼
せしめると共に高温室で発生する高温熱エネルギーを回
収するように構成しｒこことを要旨とする。

発　明　の　作　用 次に、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図、第２図に示すように、架台−に支えられた炉本
体（１）は、その内部に上方よりガス化室（２）、中温
室（３）、及び高温室（４１が炉太体（１）との間にす
き（１）を以通して燃料投入口（６）が、又高温室（４
）の側壁には燃焼ガス取出し口（６）がそれぞれ開口さ
れ、さらに高温室（４）の床（７）には灰留り（８）が
設けられ、灰留り（８）の下側り旧：１は灰出し樋（９
）に接続する。この灰出し樋（９）の一端は押出し口ｔ
２４１、他端は排出口（ハ）として形成され、高温室（
４）より落下ｔコい積しｔこ灰及び鉄屑等の不燃物を押
出し具で押出し排出口（２）より排出させるようにする
。なお床（７）、灰留り（８）及び灰出し樋（９）には
多数の空気孔ｍ＋＋を設は空気室シηより空気を噴射し
て鉄屑等が溶着するのを防止する。

又、ガス化室（２）と中温室（３）の間は通路（ｌＯ）
で、中温室（３）と高温室（４）の間は通路（１りで、
それぞれ接続し、各室の周囲に形成したすきまは氷室（
１２１とし、下方に設けｆこ給水口（ハ）より給水し予
熱されｔコ温水をに方の取出しローより取出し他設備へ
供給するようにする。

そして、各室には接線方向に近い角度で入射する空気ノ
ズル（１濁の複数本がそれぞれ設けられ、又ガス化室（
２）の燃料投入口（６１の相対位置に向ｉｔで着火バー
ナ０４）が設けられる。

さらに、炉本体（１）の中心には上方より中温室（３）
に、達する中空の回転軸（１６）が貫設され、ガス化室
（２）、中温室（３）それぞｉＬの床面近くに回転翼（
ｌｆｉ　（Ｉηが設けられる。この回転翼（口１）（１
力は複数の噴気「コ（」８１を有するパイプよりなり、
炉本体ｆｉ＋の上面に設けｆこ回転軸支持箱θ匈を望気
留とし空気送入口松メより送入される空気を、回転軸（
１５」に設けＩコ吸気口（２＋）より回転軸内を経て回
転翼の噴気口（１８Ｉから噴出するようにする。

なお、回転軸０５）の上端に設けた歯車（〃は図示しな
いｒ１動機の減速歯車装置の歯車にかみ合って回転軸（
１５）を回転させるｔこめのものであり、＋：ＸＵはＬ
下室間をつなぐステー、（“（〔；）は保Ｊｌ１１用の
耐火１・Δである。

今、上記ガス化炉（３１）シ・ボイラ（１渇の熱電；と
してｎ１合せた場合を第３図に示す。燃料投入口（５）
にはコンベア（３３１が対設され廃タイヤチップを燃１
、・１として０（給するように設ける。又、各空気ノズ
ル（１罎及びワβ気送入ロ噛は空気供給管Ｃ＋４１に接
続し送風４Ｍ　６＋ｒｉｒにより空気を供給され各ノズ
ル及び噴気口０趨より各室内に空気を噴射するようにす
る。そして、給水口Ｃ層は給水管に、温水の取出し口（
イ）はボイライクにそれぞれ接続し、燃焼ガス取出し口
（Ｇｌはボイラ（９）の燃焔室に接続する。

」二記装胤において、燃料投入口（５）より燃料の投入
を開始すると共に、着火バーナ０４）に点火し、又空気
ノズル１Ｉｌｌ及び噴気口（１ｍから空気を噴射し、か
つ電動機を部面Ｊして回転軸（１６〕、回転翼に０ηを
回転させる。

すると、ガス化室（２１の床上に、３下した燃料は着火
し、一定温度に達した燃料は熱分解してガスを配化して
惚焼する。そして回転ｆＬ（１６１によりかき動かされ
、未燃焼の燃料及び残滓は通路（＋０１より中温室（３
）に落下する、ここで未燃焼の燃料はガス化して燃焼し
、夕１２　ｒｊ４は回転浜０７）によりかき動かされ通
路（１１）まり高温室（４）の床（７１上ζこ落下し灰
留り（８）、灰出しＩＸ［ＩＩｆｑ！にｔこまる。一方
、ガス化室（２）、中温室（３）で生成した燃焼ガスは
高温室（４）に流下して、ここで空気と作用して高温化
し取出し口（６１よりボイラθカへ熱源として送り、又
予熱され１こ温水は取出しＤ　（２！＋）よりボイラへ
送られる。そして、ボイラθ２で熱交換されｆコ；熱焼
カスは集塵機Ｃｌ７１　Ｆ除塵し１こ後、煙突（：（（
へ）より大気中に排気される。

叉、炉内に突入する空気を予熱するようにした池の実施
例を第４図、ｅｊｉ　５図に示す。第１図、１８２図に
示す実施例と異なる点は、ガス化’＝Ｊ（２１を・中（
：１に室（３）カら遇１９ｉ　シ、〃４本体ｆｉ＋　＋
！：　カス４Ｂ　’＝ｌ　ｔｅｌ　（！：　Ｉ））　間
に空気室（３９）を形成し、室１氏近くの本体壁に取入
れ１」延を、本体上部に取出し口（４１）を設け、取出
し１」（４１）より取出し１こ予熱空気は送風機（％ｌ
　、空気供給１パｌｌ３４）を経て、ガス化室（２１、
中ｄ１λ室（３）、高温室（４）に供給し各室の温度保
持を助ける。又、氷室（１２）は中＋Ｉ＋：１室（３）
１，４温室（４）の局間に形成し、取出し口６１）を中
温室（３）の上部外周に設け、ここから温水を取出す。

発　明　の　効　果 この発明は、）尭りイヤチップ等の代階燃ネ４を炉の最
上部に設けたガス化室に投入してガズ化１７、燃焼ガス
は未燃燻燃４，９１と共に下方に設りｊこ中温室に落し
゛Ｃ燃料を完全燃焼させると共にに：、（焼ガスの中温
化を図り、さらに下方の高温室に誘導して燃焼ガスを高
温化させるｔコめ、代替燃料は完全にガス化燃焼さ・１
↓ることができ公害発生の恐れはない。

又、燃焼ガスは１２００〜１３００°Ｃ以上に高温化で
きる１こめ、他設備の；鵠源として有効に利用すること
ができ、廃う１［物の資聞化にｎ献できる。

【図面の簡単な説明】

第＋　ＩＴＪはこの発明の一実施例の縦断面図、第２１
’１ハｇ５１　ｒ５Ａ　Ａ−Ａ　、、ｒ２　上（り　横
断平ｉｈｉ　［１、第３図ハｌ１ｉ−１ニガス化炉・シ
ｃボイラの熱源として組合・ｕｌこ装置の系統図、第・
１ｒ１はこの発明の他の実施例の縦断面図、第５１ＦＪ
は同Ｉ’：　ｉｔ’＋４のｇ’！−ｈｉｉ例に示すガス
化炉をボ、イラの熱源と＋、　ｒ　１ｌｉｔ合ぜ１コ装
置の系統図である。 １・・炉７ト体、２・・・ガス化室、３・中温室、４−
　＋ｌＴ＋　ｌ：ｒｊｔ　’ａ７　、！’ｌ　・−ｋＢ
　１”ｌ投入１」、６・燃焼ガス取出し［」、８・灰１
１″？す、９・・・灰出しく、１口、１０．１１・・通
路、１２・・水室、１；１・・空気ノズル、１４・・・
着火バーナ、１５・・・回転軸、１６・・回転翼、１８
・・・噴気口、２８・・・給水口、２９・・取出し口。 第１図 つ９ 第２図 ζに３図 早 第４図 ２２ 第５図 十

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 燃料を乾留ガス化し燃焼させるガス化炉において、炉を
   高さ方向にに方よりガス化室、中温室、高温室と複数区
   分し、ガス化室に投入する燃料を完全燃焼せしめると共
   に高温室で発生する高１ｉｒａ熱エネルギーを回収する
   ように溝成することを特徴とするガス化炉。