JPS60175703A - スクロ−ル型流体機械の組立方法 - Google Patents
スクロ−ル型流体機械の組立方法Info
- Publication number
- JPS60175703A JPS60175703A JP3137984A JP3137984A JPS60175703A JP S60175703 A JPS60175703 A JP S60175703A JP 3137984 A JP3137984 A JP 3137984A JP 3137984 A JP3137984 A JP 3137984A JP S60175703 A JPS60175703 A JP S60175703A
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- JP
- Japan
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- scroll
- scrolls
- fluid machine
- pin
- movable scroll
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- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は圧縮機、膨張機、ポンプ、モータ等として使用
しうるスクロール型流体機械の組立方法に関する。
しうるスクロール型流体機械の組立方法に関する。
この種スクロール型圧縮機の従来の組立方法を第1図及
び第2図を参照して説明する。1は可動スクロールで鏡
板1hとうずまき体1aを有する。
び第2図を参照して説明する。1は可動スクロールで鏡
板1hとうずまき体1aを有する。
2は固定スクロールで鏡板2bとうずまき体2αを有す
る。これら可動スクロール1のうずまき体1αと固定ス
クロール2のうずまき体2αは互に噛み合わされて流体
ポケット3を限界している。
る。これら可動スクロール1のうずまき体1αと固定ス
クロール2のうずまき体2αは互に噛み合わされて流体
ポケット3を限界している。
固定スクロール2はポル)20.19によりフレーム5
に固定され、可動スクロール1はクランク軸7のクラン
ク部7αに軸受6bを介して連動連結されるとともにフ
レーム6に自転防止機構8を介して連結されている。ク
ランク軸7を図示しないモ〜り等により回転駆動するこ
とにより可動スクロールlは自転防止機構8により自転
を制せられながらクランク半径γ0で公転運動をし、流
体ポケット3内に流体を吸い込みこれを圧縮して固定ス
クロール20鎗板2bに穿設した吐出孔4より吐出する
。
に固定され、可動スクロール1はクランク軸7のクラン
ク部7αに軸受6bを介して連動連結されるとともにフ
レーム6に自転防止機構8を介して連結されている。ク
ランク軸7を図示しないモ〜り等により回転駆動するこ
とにより可動スクロールlは自転防止機構8により自転
を制せられながらクランク半径γ0で公転運動をし、流
体ポケット3内に流体を吸い込みこれを圧縮して固定ス
クロール20鎗板2bに穿設した吐出孔4より吐出する
。
このスクロール裂圧縮機においては可動スクロール2は
そのx −y座標が固定スクロール2のX−Y座標と半
行を保ちながらその原点O′ が固定スクロール2の原
点Oに対して常にクランク半径r。
そのx −y座標が固定スクロール2のX−Y座標と半
行を保ちながらその原点O′ が固定スクロール2の原
点Oに対して常にクランク半径r。
で公転しなければ固定スクロール2のうずまき体2αと
可動スクロール1のうずまき体1αが噛み込んだり或い
は両者間の隙間が大きくなって流体ポケット3内の汗、
体がこの隙間から漏れ、スクロール型流体機械の性能を
阻害する。
可動スクロール1のうずまき体1αが噛み込んだり或い
は両者間の隙間が大きくなって流体ポケット3内の汗、
体がこの隙間から漏れ、スクロール型流体機械の性能を
阻害する。
そこで、これに対処するため、各スクロールの鏡板1b
及び2b、の対応する所定位置にそれぞれ複数の位置決
め孔13a、13A、14W、 14hを穿孔して置き
、可動スクロールlをクランク軸7回させた状態で上記
位置決め孔13a、13b、14α。
及び2b、の対応する所定位置にそれぞれ複数の位置決
め孔13a、13A、14W、 14hを穿孔して置き
、可動スクロールlをクランク軸7回させた状態で上記
位置決め孔13a、13b、14α。
14bにそれぞれピン18.17を挿入し、この状態で
固定スクロール2の鏡板2hに穿設されたばか穴15.
16にポル)19.20を挿入して固定スクロール2を
フレーム5に固定し、しかる後、ピン17.18を抜き
取っていた。
固定スクロール2の鏡板2hに穿設されたばか穴15.
16にポル)19.20を挿入して固定スクロール2を
フレーム5に固定し、しかる後、ピン17.18を抜き
取っていた。
この従来の組立方法においては各位置決め孔13α、1
3b、14α、14bに挿入したピン17゜18を組立
完了後抜き取る必要があり、そして、ピン17.18を
抜き去った後の固定スクロール2の鏡板2bの位置決め
孔13α、13bをボルト1、eツキン等の手段で塞ぐ
必要がある。
3b、14α、14bに挿入したピン17゜18を組立
完了後抜き取る必要があり、そして、ピン17.18を
抜き去った後の固定スクロール2の鏡板2bの位置決め
孔13α、13bをボルト1、eツキン等の手段で塞ぐ
必要がある。
このため、流体機械の部品点数が多くなると同時に位置
決め孔13α、13bを塞ぐための工数が掛り、ひいて
は流体機捗のコストを押し上げていた。
決め孔13α、13bを塞ぐための工数が掛り、ひいて
は流体機捗のコストを押し上げていた。
また、流体機械を組立てる途中で、固定スクロール2と
可動スクロール1の位置決め孔、14b。
可動スクロール1の位置決め孔、14b。
14α及び13b、13αが一致するように調整し、こ
の後ピン17.18を挿入することが必要であり、この
位置合せを流体機械の組立中に実施することは非常に繁
雑であり、これも、流体機械のコストを押しあげる大き
な原因となっていた。
の後ピン17.18を挿入することが必要であり、この
位置合せを流体機械の組立中に実施することは非常に繁
雑であり、これも、流体機械のコストを押しあげる大き
な原因となっていた。
本発明は上記従来方法の欠点を解消するために発明され
たものであってその要旨とするところは、固定スクロー
ルと可動スクロールを有するスクロール型流体機械を組
立てるにあたり、上記一対のスクロールの各うずまき体
を正規の噛み合い状態に組み合わせてこれら一対のスク
ロール相互間に位置決めピンを挿入して一体とし、これ
をこの状態で機械に組み込んだ後に上記可動スクロール
を旋回させることによって上記位置決めピンを切断する
ことを特徴とするスクロール型流体機械の組立方法にあ
る。
たものであってその要旨とするところは、固定スクロー
ルと可動スクロールを有するスクロール型流体機械を組
立てるにあたり、上記一対のスクロールの各うずまき体
を正規の噛み合い状態に組み合わせてこれら一対のスク
ロール相互間に位置決めピンを挿入して一体とし、これ
をこの状態で機械に組み込んだ後に上記可動スクロール
を旋回させることによって上記位置決めピンを切断する
ことを特徴とするスクロール型流体機械の組立方法にあ
る。
本発明においては、流体機械に組込む以前に固定スクロ
ールと可動スクロールを正規の噛み合い状態に組合せて
これら1対のスクロール相互間に位置決めピンを挿入し
て一体としうるので可動スクロールと同定スクロールと
の位置合わせ及び位置決めピンの挿入が容易で正確に一
体化しうる。
ールと可動スクロールを正規の噛み合い状態に組合せて
これら1対のスクロール相互間に位置決めピンを挿入し
て一体としうるので可動スクロールと同定スクロールと
の位置合わせ及び位置決めピンの挿入が容易で正確に一
体化しうる。
そして、流体機械に一体化された可動スクロール及び固
定スクロールを組み込んだ後に可動スクロールを旋回さ
せることによって位置決めピンを切断するので、位置決
めピンを抜き去る作業が不用となり、また、位置決めピ
ンを抜き去った跡の位置決め孔をボルト、パツキン等に
より塞ぐ必要もない。従って、流体機械を簡単かつ容易
にしかも正確に組立てることができ、また、組立費用を
低減することができる。
定スクロールを組み込んだ後に可動スクロールを旋回さ
せることによって位置決めピンを切断するので、位置決
めピンを抜き去る作業が不用となり、また、位置決めピ
ンを抜き去った跡の位置決め孔をボルト、パツキン等に
より塞ぐ必要もない。従って、流体機械を簡単かつ容易
にしかも正確に組立てることができ、また、組立費用を
低減することができる。
以下本発明の1実施例を第3図に示す要部断面図を参照
しながら具体的に説明する。
しながら具体的に説明する。
可動スクロール1の鏡板1bにピン挿入孔101を穿孔
するとともに固定スクロール2の鏡板26にピン挿入孔
102を穿孔する。なお、これらのピン挿入孔101,
102の位置関係は両スクロール1,2が正しく噛み合
った状態の任意の対応位置とする。また、位置決めピン
100は金属、プラスチック、セラミック、ガラス等の
材質からなり第4図にその外観を示すように切り欠き部
105を具え、ピン挿入孔101.102に一旦挿入さ
れたら容易に抜は落ちないように寸法を定めておく。
するとともに固定スクロール2の鏡板26にピン挿入孔
102を穿孔する。なお、これらのピン挿入孔101,
102の位置関係は両スクロール1,2が正しく噛み合
った状態の任意の対応位置とする。また、位置決めピン
100は金属、プラスチック、セラミック、ガラス等の
材質からなり第4図にその外観を示すように切り欠き部
105を具え、ピン挿入孔101.102に一旦挿入さ
れたら容易に抜は落ちないように寸法を定めておく。
次いで、両スクロール1.2を正規の噛み合い状態に組
み合わせた後、これらのピン挿入孔101゜102に、
位置決めピン100を挿入して両スクロール1.2を一
体とする。
み合わせた後、これらのピン挿入孔101゜102に、
位置決めピン100を挿入して両スクロール1.2を一
体とする。
次いで、固定スクロール2と一体となっている可動スク
ロール1の駆動ピン部104をクランクシャフト7のク
ランク部7αに軸受6bを介して挿入し、同時に固定ス
クロール2の鏡板2b上の固定孔15にボルト19を挿
入して固定スクロール2とフレーム5を締結する。
ロール1の駆動ピン部104をクランクシャフト7のク
ランク部7αに軸受6bを介して挿入し、同時に固定ス
クロール2の鏡板2b上の固定孔15にボルト19を挿
入して固定スクロール2とフレーム5を締結する。
次に、クランクシャフト7をある一定以上の力にて回転
させると、回転力がクランク部7α、駆動ピン部104
を介して伝達され位置決めピン100はその切り欠き部
105で破断する。
させると、回転力がクランク部7α、駆動ピン部104
を介して伝達され位置決めピン100はその切り欠き部
105で破断する。
以上のようにして、流体機械の組立てを完了する。
かくして、位置決め孔101,102に挿入した位置決
めピン100を抜き取ることは不用となり、従って、位
置決めピン100を抜き去った跡の位置決め孔101.
102を、何らかの手段にて塞ぐ必要もなくなる。そし
て両スクロール1,2の相対位置決めを流体機械への組
み込みに先達って行っておくことができ、組み立て時の
繁雑さが解消される。
めピン100を抜き取ることは不用となり、従って、位
置決めピン100を抜き去った跡の位置決め孔101.
102を、何らかの手段にて塞ぐ必要もなくなる。そし
て両スクロール1,2の相対位置決めを流体機械への組
み込みに先達って行っておくことができ、組み立て時の
繁雑さが解消される。
以上の如く、本発明によれば極めて容易、且つ正確に流
体機械の組み立てが行えると同時に、部品点数を削減す
ることができるので流体機械のコストを低減できる。
体機械の組み立てが行えると同時に、部品点数を削減す
ることができるので流体機械のコストを低減できる。
なお、上記実施例においては位置決め孔101゜102
を鋳板1b、2bに穿設したが、うずまき体1αまたは
2αに穿設しても良く、また、第3図に示すように位置
決めピン100が貫通する両スクロール1,2間に隙間
106を開けても良い。
を鋳板1b、2bに穿設したが、うずまき体1αまたは
2αに穿設しても良く、また、第3図に示すように位置
決めピン100が貫通する両スクロール1,2間に隙間
106を開けても良い。
更に位置決めピン100は1または2以上設けることが
できる。
できる。
第1図及び第2図は従来のスクロール型圧縮機の1例を
示し、第1図は部分的縦断面図、第2図は第1図の■−
■線に沿う矢視図である。第3図は本発明方法によって
組立てられたスクロール型流体機械の部分的縦断面図、
第4図(イ)(ロ)は本発明に用いられる位置決めピン
の部分的外観図である。 固定スクロール・・・2、うずまき体・”2α、可動ス
クロール°°°1、うずまき体−1a、位置決めピン°
−100゜ 復代理人 弁理士 岡 本 重 文 外3名 同 寸
示し、第1図は部分的縦断面図、第2図は第1図の■−
■線に沿う矢視図である。第3図は本発明方法によって
組立てられたスクロール型流体機械の部分的縦断面図、
第4図(イ)(ロ)は本発明に用いられる位置決めピン
の部分的外観図である。 固定スクロール・・・2、うずまき体・”2α、可動ス
クロール°°°1、うずまき体−1a、位置決めピン°
−100゜ 復代理人 弁理士 岡 本 重 文 外3名 同 寸
Claims (1)
- 固定スクロールと可動スクロールを有するスクロール型
流体機械を組立てるにあたり、上記一対のスクロールの
各うずまき体を正規の噛み合い状態に組み合わせてこれ
ら一対のスクロール相互間に位置決めビンを挿入して一
体とし、これをこの状態で機械に組み込んだ後に上記可
動スクロールを旋回させることによって上記位置決めピ
ンを切断することをI!#徴とするスクロール型流体機
械の組立方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3137984A JPS60175703A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | スクロ−ル型流体機械の組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3137984A JPS60175703A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | スクロ−ル型流体機械の組立方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60175703A true JPS60175703A (ja) | 1985-09-09 |
JPH0419363B2 JPH0419363B2 (ja) | 1992-03-30 |
Family
ID=12329617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3137984A Granted JPS60175703A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | スクロ−ル型流体機械の組立方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60175703A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015220653A (ja) * | 2014-05-20 | 2015-12-07 | カシオ計算機株式会社 | 位置決め構造 |
JP2018064299A (ja) * | 2018-01-10 | 2018-04-19 | カシオ計算機株式会社 | 位置決め構造 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2472093B (en) | 2009-07-24 | 2011-11-09 | Aquamarine Power Ltd | Wave energy conversion apparatus and method |
-
1984
- 1984-02-23 JP JP3137984A patent/JPS60175703A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015220653A (ja) * | 2014-05-20 | 2015-12-07 | カシオ計算機株式会社 | 位置決め構造 |
JP2018064299A (ja) * | 2018-01-10 | 2018-04-19 | カシオ計算機株式会社 | 位置決め構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0419363B2 (ja) | 1992-03-30 |
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