JPS60175665A - 建築物等の外壁補修方法 - Google Patents

建築物等の外壁補修方法

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Publication number
JPS60175665A
JPS60175665A JP3384484A JP3384484A JPS60175665A JP S60175665 A JPS60175665 A JP S60175665A JP 3384484 A JP3384484 A JP 3384484A JP 3384484 A JP3384484 A JP 3384484A JP S60175665 A JPS60175665 A JP S60175665A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
support
adhesive
hole
gap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3384484A
Other languages
English (en)
Inventor
泉 宏志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NITSUKOU KASEI KK
Original Assignee
NITSUKOU KASEI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by NITSUKOU KASEI KK filed Critical NITSUKOU KASEI KK
Priority to JP3384484A priority Critical patent/JPS60175665A/ja
Publication of JPS60175665A publication Critical patent/JPS60175665A/ja
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  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)
  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、コンクリート建造物等に於ける外壁補修工法
の改良に係り、高能率で、しかも安全且つ確実に外壁体
の補修を行なえる様にした補修工法に関する。
ビルや共同住宅等のコンクリート建造物に於いては、建
築後の建物使用期間の経過と共に外壁体が構造物本体(
躯体コンクリート)から剥離し、所謂「外壁の浮き」境
象を屡々起生ずる。この様な「外壁体の浮き部分」の補
修工法としては、従前から第1図に示す如き工法が開発
され広く実用に供されている。(特公昭48−3904
4号)。即ち、先ず外壁体Aの表面に適当な間隔で接着
剤注入孔Bを穿孔し、ここから粘度の比較的高い接着剤
を間隙G内へ注入して外壁体Aと構造物本体Cとを点接
着によって仮り止めし、その後、構造物本体Cと外壁体
Aの間隙G内へ別に穿設した接着剤注入孔りから流動性
の接着剤Eを注入し、剥離した外壁体Aを構造物本体C
へ接着固定するものである。
前記工法は、仮り止め用接着剤が硬化してできた硬化柱
体Fにより外壁体Aの浮き部分が補強されるため、補修
作業中に於ける外壁体Aの剥離の進行が防止され、安全
に外壁体Aの補修を施工し得るという利点がある。
しかし乍ら、外壁体Aの剥離間隙Gが10〜20mm以
上になると、仮り止め用接着剤に相当粘度の高いものを
使用した場合でも接着剤の垂れ下りが発生し、確実に仮
り止めを為し得ないという欠点がある。また、万一所定
強度の仮り止めが出来たとしても、垂れ下った仮り止め
用接着剤が間隙G内を閉塞し、後の本接着作業時に接着
剤Eを円滑に間隙G内へ充填できないという欠点がある
。更に、仮り止め用接着剤の充填に手数がかかるうえ、
その硬化にも相当時間がかかるため、作業能率の大幅な
向上を図り難いという難点がある。
本発明は、従前のこの種コンクリート建造物等の外壁体
補修工法に於ける上述の如き欠点の除去を課題とするも
のであり、剥離間隙Gの相当大きな外壁体であっても、
高能率で、しかも安全且つ確実に外壁体の補修を行なえ
る様にした建築物等の外壁補修方法を提供するものであ
る。
前述の如き課題を達成するため、本発明に於いては、先
ず外壁体の外側より外壁体を貫通して構造物本体に適宜
深さの支持孔を穿設し、外壁体の外方より金属製支持体
を挿入してその先端を前記支持孔内へ固定すると共に、
外壁体と金属製支持体との間に接着剤を充填して支持体
頭部と外壁体とを固着し、その後外壁体に別に設けた接
着剤注入孔より、外壁体と構造物本体との間隙G内へ流
動性の接着剤を注入することを、発明の基本溝成とする
ものである。
以下、第2図乃至第4図に示す本発明の一実施例に基づ
いてその詳細を説明する。
第2図は本発明の一実施例を示す説明図であり、V。
先ず、コンクリート躯体等の構造物本体かり剥離して浮
き上った外壁体2に、ドリル等によって適宜外径の支持
体挿入孔3を穿孔すると共に、該挿入孔3の穿孔と同時
に、これと対向する構造物本体3側に深さ20〜30繍
位の支持孔4を穿設する。
尚、前記支持体挿入孔3の穿設密度は、剥離間隙Gの大
きさや浮き上り部分の面積、外壁体2の厚さ等とも関係
するが、通常外壁体面積1−当り5〜10個の挿入孔3
を穿設する0又、挿入孔3の孔径は一般に5〜8 mm
 11位いであり、後述する金属製支持体5の外径に応
じて適宜に選定される。
前記挿入孔3及び支持孔4の穿設が終れば、圧搾空気等
によって塵芥等の除去を行ない、引き続き適宜の長さの
金属製支持体5を外方より挿入し、その先端を支持孔4
内へ適宜の方法により固定する。金属製支持体5として
は、通常外径4〜7閣メのステンレス鋼の九棒若しくは
ボルトが使用され、外壁体2の浮き上りが特に大きい場
合には、外径が9〜13 an pfの比較的太い支持
体5を使用する0 金属製支持体5の支持孔4内への固定は、本実施例に於
いては所謂アンカーボルト工法によって行なわれており
、第3図に示す如く支持体5の先端部5aにアンカー5
bを挿着して支持孔4内へ挿入し、外方より支持体5を
打ち込むことにより、支持体先端部5aが支持孔4内へ
固定されている。
尚、支持体の固定方法は如何なる方法であってもよく、
所謂カールプラグ工法や、第4図に示す如く支持体先端
部5aを早強接着剤6によって支持孔4内へ接着固定す
る方法であってもよい。
支持体先端部5aの固定が終れば、引き続き外壁体2の
外方より挿入孔3内へ早強接着剤6を充填し、支持体5
の頭部5cを外壁体2へ接着固定する。支持体頭部5c
を固着することにより、剥離した外壁体2は構造物本体
1へ堅固に仮り止めされることになり、後述する本接着
工事の際の外壁体2の剥離脱落が完全に防止されること
になる。
金属製支持体5による外壁体2の仮り止めが完了すれば
、外壁体2に接着剤注入孔7を穿設し、該注入孔7から
流動性を有するエポキシ樹脂接着剤8等をグリスポンプ
等によって間隙G内へ注入充填する。前記注入孔7は通
常5〜8 van 5r;の外径を有し、且つ外壁体1
扉当り約16〜22個の密度で穿設される。尚、接着剤
8の注入が完了すれば、各注入孔7にはパテ状のエポキ
シ樹脂シール材が充填され、注入した接着剤8の流出防
止が図られる。また本実施例に於いては、外壁体2の仮
り止めの完了後に注入孔7を穿設するようにしているが
、支持体挿入孔3及び支持孔4の穿孔と一緒に注入孔7
を穿孔してもよいことは勿論である。更に、本実施例に
於いては、間隙G内へ注入孔7を介して接着剤8を注入
充填するようにしているが、外壁体2の浮き上り面積及
びその浮き上りの間隙Gが比較的小さい場合には、金属
製支持体5による仮り止めだけで十分に外壁体2の脱落
を防止することができ、間隙G内への接着剤の充填を省
略−することも可能である。
本発明は上述の通り、金属製支持体5を用いて外壁体2
を構造物本体1へ仮り止めするようにしているため、外
壁体2の剥離間隙Gが20爺〜40mm位いの相当大き
な場合でも、これを簡単且っ曜実に構造物本体1へ仮り
止めすることができ、これ迄補修が不可能とされていた
外壁体にも適用することができる。
また、本発明に於いては、挿入孔3と支持孔4とを連続
的に芽設できるうえ、金属製支持体5の固着作業も(函
めて簡単に行なえる。その結果、作業能率の大幅な向上
が可能となり、例えば第1図に示した従前の工法と比較
した場合、作業時間を略30〜40%短縮することがで
きる。
更に、本発明に於いては金属製支持体5を使用している
ため、従前の工法の如く仮り止め用接着剤の硬化柱体F
によって間隙G内が閉塞され、接着剤の注入が困難にな
る様なことは全く無い。
本発明は上述の通り秀れた実用的効用を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従前の外壁体の補修工法の説明図である。 第2図は本発明による外壁体の補修工法の説明図であり
、第3図は本発明に於いて使用する金属製支持体の側面
図である。 第4図は、外壁体の仮り止めの池の実施例を示す説明図
である。 l 構造物本体 6 早強接着剤 2 外壁体 7 接着剤注入孔 3 支持体挿入孔 8 接着剤 4 支持孔 G 剥離間隙 5 金属製支持体 第1図 第3図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 外壁体に支持体挿入孔を貫穿すると共に、内側の構造物
    本体の前記支持体挿入孔と対向する位置に、適宜深さの
    支持孔を穿設し、前記外壁体の外側より金属製支持体を
    挿入してその先端を構造物本体の前記支持孔内へ固定す
    ると共に、外壁体と金属製支持体頭部の間に接着剤を充
    填して両者を接着し、その後外壁体に穿設した接着剤注
    入孔より、構造物本体と外壁体との間隙内へ接着剤を注
    入することを特徴とする建築物等の外壁補修方法。 ゛
JP3384484A 1984-02-23 1984-02-23 建築物等の外壁補修方法 Pending JPS60175665A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3384484A JPS60175665A (ja) 1984-02-23 1984-02-23 建築物等の外壁補修方法

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JP3384484A JPS60175665A (ja) 1984-02-23 1984-02-23 建築物等の外壁補修方法

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JPS60175665A true JPS60175665A (ja) 1985-09-09

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ID=12397798

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JP3384484A Pending JPS60175665A (ja) 1984-02-23 1984-02-23 建築物等の外壁補修方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10140779A (ja) * 1996-11-11 1998-05-26 Ohbayashi Corp 仕上げ面の施工方法及び仕上げ面構造
JP2018048447A (ja) * 2016-09-20 2018-03-29 積水ハウス株式会社 壁補修方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5766276A (en) * 1980-10-08 1982-04-22 Kobe Kensetsu Kk Reparing of float of wall surface such as concrete

Patent Citations (1)

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