JPS6017436A - リ−ダプリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電子写真感光体による複写装置を内蔵したマ
イクロフィルム用のリーダプリンタに関し、特に全体の
奥行をつめて設置面積の減少と操作性の向上とを企図し
たものである。ロール状やフィッシュ状或いはアパーチ
ャカード状、ジャケット状等をなすマイクロフィルムに
記録された画像情報を投影スクリーン上に拡大投影した
り或いは紙等の転写媒体に拡大複写したりする装置とし
て知られているものにリーダプリンタがあり、プリンタ
として一般的には電子写真感光体を利用したものがほと
んどである。

このリーダプリンタの小形軽量化及び低コスト化を企図
して投影用のレンズと複写用のレンズとを一本の複写投
影レンズで兼用すると共に光源等も一つにまとめたもの
が開発されている。

このような従来のリーダプリンタの一例の概略構造を表
す第１図に示すように、本体１０１の下端部前方に形成
されたランプ室１０２には、光源１０３及びこの光源１
０３からの光を上方へ反射する反射鏡１０４が設置され
ており、マイクロフィルム１０５が位置決めされるフィ
ルム操作空間部１０６は本体１０１の下部前方に形成さ
れている。光源１０３がらの光をマイクロフィルム１０
５に導く集光レンズ１０７の一部は、フィルム操作空間
部１０６に買出するように反射鏡１０４の直上に固設さ
れており、マイクロフィルム１０５を挾んでこの集光レ
ンズ１０７と対向する複写投影レンズ１０８の上方（（
は光路を本体１０１の後方に折り曲げる第一反射鏡１０
９が傾斜状態で固設されている。この第一反射鏡１０９
の後方には、当該第一反射鏡１０９からの光路を本体１
０１の前面上部に形成された投影スクリーン１１０側か
或いは本体１０１の下部後方に形成された電子写真感光
紙１１１の露光部側へ・切９換える切換反射鏡１１２が
本体１０１に取如付けられた回動軸１１３を中心に回動
自在に配置゛されており、更に第一反射鏡１０９からの
光路を電子写真感光紙１１１の露光部側へ折り曲げる複
写用反射鏡１１４が傾斜状態で固設されている。又、切
換反射鏡１１２の上方にはこの切換反射鏡１１２を介し
て第一反射鏡１０９からの光路を投影スクリーン１１０
側へ折り曲げる投影用反射鏡１１５が固設されており、
図示しない駆動装置により間欠走行可能なロール状の電
子写真感光紙１１１に隣接してこれを順に帯電及び現像
及び定着し得る図示しない電子写真装置が本体１０１に
付設されている。

トコロチ、マイクロフィルム１０５はロール状のものや
フィッシュ状のものがあり、特に平板状をなすフィッシ
ュ状のものでは複写投影レンズ１０８に対して直角な平
面上な任意の方向に移動させると共に回転させる必要が
あるため、フィルム操作空間部１０６を非常に大きく設
定しなければならなかった。この結果、従来のリーダプ
リンタにおいてはスペースの点で電子写真感光紙１１１
０露光部をいきおいフィルム操作空間部１０６の後方に
形成しなければならず、全体の奥行寸法が非常に大きな
ものとなっていた。このような欠点は、普通紙への転写
工程を有する電子複写装置を具えたリーダプリンタにお
いては特に顕著である。父、普通紙へ転写する形式のも
のでは電子複写装置が本体１０１の下端部に配置される
関係で本体１０１の下端及びフィルム操作空間部１０６
がら投影スクリーン１１０までの高さが高く、通常の机
等にこのリーダプリンタを載置した場合にはオペレータ
が立った状態で操作しなければならなかった。

しかも、オペレータの目の高さと投影スクリーン１１０
の高さとを一致させると、マイクロフィルム１０５の操
作をかがんだ状態で行なわなければならず、着座状態で
の作業性が非常に悪いものとなっていた。

本発明はかかる従来のリーダプリンタにおける寸法上の
不具合に鑑み、奥行を大幅に短縮できると共に下端及び
フィルム操作空間部から投影スクリーンまでの高さを極
力低くでき、これによって設置スペースの削減及び着座
姿勢での操作性の向上を企図し得る新規な構造のリーダ
プリンタを提供することを目的とする。

この目的を達成する本発明のリーダプリンタにかかる構
成は、本体の下部に設けられ且つマイクロフィルムに記
録された画像情報を拡大する複写投影レンズと、前記本
体の前面上部に形成され且つ拡大された前記画像情報が
写し出される投影スクリーンと、この投影スクリーンよ
りも上方の前記本体の上端部に移動自在に取り例けられ
た電子写真感光体と、拡大された前記画像情報の静電潜
像をこの電子写真感光体に形成させる帯電露光手段と、
前記静電潜像をトナー現像する現像手段と、前記電子写
真感光体に溢って配設され且つ前記画像情報のトナー像
を前記本体の上端部に収納されて前記電子写真感光体と
同期移動し得る転写媒体に転写する転写手段と、前記本
体内に取り付けられ且つ前記複写投影レンズからの光路
を前記投影スクリーン側か或いは前記電子写真感光体側
へ切り換え（−する複数の反射鏡と、前記投影スクリー
ンに近接して設けられ且つ複写の際に前記投影スクリー
ンから前記本体内へ入射する光を遮光し得る遮光部材と
を具えたものである。

以下、本発明によるリーダプリンタの一実施例について
その断面構造を表す第２図及び電子写真装置の概略構成
を表す第３図を参照しながら詳細に説明する。本体１１
の下端部前方に形成されたランプ室１２には、図示しな
い光源及びこの光源からの光を上方へ反射する図示しな
い反射鏡がそれぞれ配置されており、各種のマイクロフ
ィルム１３が位置決めされるフィルム操作空間部１４は
本体１１の下部前方に形成されている。前記光源からの
光を反射鏡を介してマイクロフィルム１３へ専＜を光レ
ンズ（コンアンサレンズ）１５は、フィルム操作空間部
１４に突出するように前記反射鏡のｉα上に固設されて
おり、マイクロフィルム１３を挾んでこの集光レンズ１
５と対向する複写投影レンズ１６の上方には、光路を本
体１１の後方或いは後部上方へ選択的に折り曲げ得る第
一反射鏡１７が本体１１に回動自在に枢着された回動軸
１８を介して傾斜状態で取り付けられている。つまり、
この第一反射＠１７は二つの傾斜角を任意に選択できる
ようになっている。本体１１の後部には第一反射鏡１７
がらの光路を本体１１の前面上部に形成された投影スク
リーン１９が或いは本体１１の上端部に配置された後述
する電子写真感光体２ｏの露光部へ切り換える第二反射
鏡２１が本体１１に枢着された切換中心軸２２を中心に
回動自在に配設されており、従ってこの第二反射鏡２１
は投影用位置と複写用位置との二つの位置を選択するこ
とができるようになっている。投影スクリーン１９の上
下両端部にはこの投影スクリーン１９を遮光し得る帯状
をなす遮光部材２３の両端部が巻回収納される駆動回転
自在のロー２２４がそれぞれ配設されており、光路を投
影スクリーン１９側へ導く際には上側のローラ２４に遮
光部材２３全部が巻き取られて透明な部分が投影スクリ
ーン１　’（ｌ　Ｋ近接状態となっており、何ら問題な
くマイクロフィルム１３に記録された画像情報を拡大投
影することができる。又、光路を電子写真感光体２゜の
露光部へ導く際には遮光部材２３が下４１１のローラ２
４側へ引き出され、投影スクリーン１９から本体１１内
へ光が入るのを防止するため、電子写真感光体２０の露
光時に投影スクリーン１９側からの外部の漏光が完全に
防止され、画質の向上を企図し得る。

なお、本発明の他の一実施例の断面構造を表す第４図に
示すように、第二反射鏡２１を投影用反射鏡２５と複写
用反射鏡２６との二つで構成しても良いが、この場合に
は複写作業時に投影用反射鏡２５がじゃまになるため、
これを駆動させる必要がある。そこでこの実施例では複
再作業時に図中、二点鎖線で示すように投影用反射鏡２
５を投影スクリーン１９側へ移動できるようにし、この
投影用反射鏡２５の上下両端部に遮光補助板２７を一体
的に設け、全体として遮光部材としても機能するように
構成している。従って、この実施例ではローラ２４や遮
光部材２３が不要となる。。

ところで、前記電子写真感光体２ｏは無端の帯状をなし
、二本の相互に平行な駆動ローラ２８に巻き掛けられて
おし、この駆動ローラ２８の駆動回転に伴って第３図中
、右回り回転し得るようになっている。本実施例では電
子写真感光体２０を無端構造としたが、有端構造にして
左右一対の駆動ローラ２８に連結し、これら駆動ローラ
２８の正逆転によって反復使用するようにしても良いし
、無端のベルトにシート状の電子写真感光体を取シ付け
ても良い。何れにしても、電子写真感光体２ｏの露光部
をフィルム操作空間部１４の大きさに全く影響を受けな
い本体１１の上端部に形成したことによシ、全体の奥行
を従来のものより大幅に少なくすることができる。電子
写真感光体２０の露光部の一端側には、との電子写：ｐ
ｃ感光体２ｏを帯電させるイ（Ｙ電器２９が設けられて
おり、１１ｉ子写真感光体２゜の露光部の他端側にはこ
の電子写真感光体２゜の露光部にて形成された静電性（
象をトナー現像する現像器３０が設けられている。又、
本体１１の上端部には転写媒体である複写用紙３１を収
納する紙カセット３２が設けられており、この複写用紙
３１は半円弧状をした繰出ロー２３３により紙カセット
３２から一枚ずつ引き出され、上下一対のレジストロー
ラ３４により定着ロー２３５から本体１１外に送り出さ
れるようになっている。レジストローラ３４と上下一対
の定着ローラ３５との間には、ｒＫ電子写真感光体。

に形成されたトナー像を複写用紙３１に転写させる転写
器３６が設けられており、この転写器３６によって複写
用紙３１に転写されたトナー像は、定着ローラ３５を通
過する間にこの定着ローラ３５内に内蔵された図示しな
いヒータにより加熱され、複写用紙３１に定着されるよ
うになっている。転写器３６と帯電器２９との間には、
転写後の電子写真感光体２００表面に付着しているトナ
ーを公知の手段によりトナー受け３７へ掻き落とすクリ
ーナ３８と、電子写真感光体２０の残留静電気を除く除
電器３９とが電子写真感光体２０に沿って配設されてい
る。

なお、本実施例の電子複写装置は一台の帯電器２９によ
って電子写真感光体２０を帯電させ、画像情報の静電潜
像を形成させるようにしているが、特開昭５３−７６０
３５号に開示されているように極性の異なる１台の帯電
器と、露光後に電子写真感光体２０を再び帯電させる帯
電器及び電子写真感光体２０を均一露光する露光手段と
を組み込み、静電潜像の形成段階で画像情報のネガ像或
いはポジ像を選択できるようにした電子複写装置を用い
ることも可能である。又、本実施例では定着手段として
熱を利用したが、圧力を利用して行なうこともできる。

従って、マイクロフィルム１３に記録された画像情報を
投影スクリーン１９に写し出す場合には、第一反射鏡１
７及び第二反射鏡２１を第２図中、実線に示す如く位置
決めし、図示しない光源を点燈することによって拡大さ
れた画像情報が複写投影レンズ１６により投影スクリー
ン１９上に結像される。又、複写する場合には第一反射
鏡１７及び第二反射鏡２１を第２図中、二点鎖線に示す
如く位置決めし、帯電器２９によって帯電された電子写
真感光体２００部分を露光部まで移動し、前記光源を点
燈することでマイクロフィルム１３に記録された画像情
報の静電潜像が拡大状態で複写投影レンズ１６により電
子写真感光体２’ＯＫ形成される。後は現像器３０等を
作動して画像情報のネガ像或いはポジ像を任意に複写用
紙３１に形成する。この複写作業時においては、ロー２
２４を駆動して遮光部材２３で投影スクリーン１９上を
６い、外部からの光の侵入を防止するので、コントラス
トの良好な複写を行なうことができる。

このように本発明のリーグプリンタによると、電子写真
感光体の露光部を投影スクリーンよりも上方の本体上端
部に形成したので、全体の奥行を従来のものよりつめる
ことが可能であり、狭い場所にも設置することができる
。又、複写装置の部分を本体の上端部に収納したことに
より、リーダプリンタの下端及びフィルム操作空間部か
ら投影スクリーンまでの高さを従来のものよシ低くする
ことが可能となり、着座姿勢での作業性を大幅に向上さ
せることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のリーダプリンタの概略構造を表す断面図
、第２図は本発明によるリーダプリンタの一実施例の概
略構造を表す断面図、第３図はその電子複写装置の部分
の正面図、第４図は本発明の他の一実施例における主要
部の概略構造を表す断面図であり、図中の符号で１１は
本体、 １３はマイクロフィルム、 １４はフィルム操作空間部、 １６は複写投影レンズ、 １７は第一反射鏡、 １９は投影スクリーン、 ２０は電子写真感光体、 ２１は第二反射鏡、 ２３は遮光部材、 ２４はローラ、 ２５は投影用反射鏡、 ２６は複写用反射外、 ２７は遮光補助板、 ２９は帯電器、 ３０は現像器、 ３１は複写用紙、 ３５は定着ローラ、 ３６は転写器、 ３８はクリーナである。 特許出願人　富士写真フィルム株式会社代理人　弁理士
　光石士部（他１名） 第２図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）本体の下部に設けられ且つマイクロフィルムに記
   録された画像情報を拡大する複写投影レンズと、前記本
   体の前面上部に形成され且つ拡大された前記画像情報が
   写し出される投影スクリーンと、この投影スクリーンよ
   りも上方の前記本体の上端部に移動自在に取り付けられ
   た電子写真感光体と、拡大された前記画像情報の静電潜
   像をこの電子写真感光体に形成させる帯電露光手段と、
   前記静電潜像をトナー現像する現像手段と、前記電子写
   真感光体に沿って配設され且つ前記画像情報のトナー像
   を前記本体の上端部に収納されて前記電子写真感光体と
   同期移動し得る転写媒体に転写する転写手段と、前記本
   体内に取り付けられ且つ前記複写投影レンズからの光路
   を前記投影スクリーン側が或いは前記電子写真感光体側
   へ切り換え得る複数の反射鏡と、前記投影スクリーンに
   近接して設けら−れ且つ複写の際に前記投影スクリーン
   から前記本体内へ入射する光を遮光し得る遮光部材とを
   具えたリーダプリンタ。 ■　複数の反射鏡が複写投影レンズの上方に配設され且
   りマイクロフイルムからの光路を本体の後部側へ折り曲
   げると共に二つの傾馴角を任意に設定し得るように回動
   自在に前記本体に枢支された第一反射鏡と、この第一反
   射鏡からの光路を投影スクリーン側へ導く投影用位置か
   或いは電子写真感光体側へ導く複写用位置に切換自在に
   前記本体の後部に取り付けられた第二反射鏡とからなる
   特許請求の範囲第１項に記載したリーダプリンタ。 （３）複数の反射鏡が複写投影レンズの上方に配設され
   且つマイクロフィルムからの光路を本体の後部側へ折り
   曲げると共に二つの傾斜角を任意に設定し得るように回
   動自在に前記本体に枢支された第一反射鏡と、この第一
   反射鏡からの光路を投影スクリーン側へ導くと共にこの
   投影スクリーンに対し近接自在となって遮光部材として
   も機能する投影用反射鏡と、前記本体の後部に固設され
   且つ前記第一反射鏡からの光路を電子写真感光体側へ導
   く複写用反射鏡とからなる特許請求の範囲第１項に記載
   したリーダプリンタ。