JPS60174314A - 車両用空気調和装置の風向自動調整装置 - Google Patents

車両用空気調和装置の風向自動調整装置

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JPS60174314A
JPS60174314A JP2926384A JP2926384A JPS60174314A JP S60174314 A JPS60174314 A JP S60174314A JP 2926384 A JP2926384 A JP 2926384A JP 2926384 A JP2926384 A JP 2926384A JP S60174314 A JPS60174314 A JP S60174314A
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崇 倉橋
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赤塚 英彦
Genichi Yamada
山田 元一
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    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00735Control systems or circuits characterised by their input, i.e. by the detection, measurement or calculation of particular conditions, e.g. signal treatment, dynamic models
    • B60H1/00742Control systems or circuits characterised by their input, i.e. by the detection, measurement or calculation of particular conditions, e.g. signal treatment, dynamic models by detection of the vehicle occupants' presence; by detection of conditions relating to the body of occupants, e.g. using radiant heat detectors

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は車両用空気調和装置の送風方向を、乗員の乗車
位置に応じて調整づる風向自動調整装置に関するしので
ある。
[従来技術] 近年、車室内の環境が乗員にとって快適なものとなるよ
うするために、カークーラ、カーエアコン等の車両用空
気調和装置を搭載した車両が一般化されつつある。
ところで従来の車両用空気調和装置(以下、単にエアコ
ンともいう。)において空気調和用空気(以下、望調用
空気という。)の送風方向の調整は、エアコンの空気吹
出口に設けられた風向変更板の角度を乗員自らが調整゛
づることによって行なっていた。従って夏の暑い日には
、室’Q /j=下がるまでの間は自分の顔や体の方向
に空調用空気が送風されるよう風向変更板を調整し、v
温が下がって車室内が快適温度となると、今度は自分に
直接送風されないように風向変更板の角度を調整するど
いっだことを乗員自らが行なっていた。
このJ:うな空調用空気の送風方向の調整は、乗員、特
に運転者にとっては煩わしいものであり、一方、調整を
行なわないでいると、せっかくのエアコンの空調効果が
損なわれてしまうといった問題がある。
[発明の目的] 本発明は、空調用空気の送風方向を乗員の乗車位置に応
じて自動調整1−ることによって、乗員の手を煩わせる
ことなくエアコンの空調効果が向上できる車両用空気調
和装置の風向自ll調整装置を提供Jることを目的とし
ている。
[発明の構成] かかる目的を達成するためになされた本発明の構成は、
第1図に示す如く、 車両の空気調和装置■に備えられ、空気吹出口風向変更
板の角度を調整するアクチュエータ■と、当該車両にお
ける乗員顔面位置の検出手段■と、上記検出された乗員
顔面位置に応じて上記アクチュエータに駆動信号を出力
し、当該空気調和装置工からの空調用空気送風方向を制
御する制御手段1vと、 を備えたことを特徴とする車両用空気調和装置の風向自
動調整装置を要旨としている。
[実施例] 以下、本発明の小両用空気調和装置の風向自動調整装置
を実施例を挙げて図面と共に説明する。
尚、以下に述べる2つの実施例においては、運転者の顔
面位置に応じ′C運転席側のエアコン空気吹出1]を調
整りるものを例にとり説明づ−る。
第2図は本発明第1実施例の風向自動調整装置が1ハ載
された車両のインストルメンI−パネル及び座席の配置
図である。図において1は運転者、2は運転j畠、3は
助手席、4はステアリングホイール、5a 、!5b、
6a 、、及び6bは図示シ’cj: イエアコンの空
気吹出口を示し、5a 、5bは運転席2側に空調用空
気を送出づるための空気吹出口、6a、6bは助手席3
側に空調用空気を送出するための空気吹出口である。ま
た空気吹出口5a16aはインスi〜ルメンl〜パネル
中央部に、空気吹出口5b 、6bはインストルメント
パネル右端部、左端部に、夫々配置されている。次に7
はエアコンスイッチや湿度設定器が設けられたエアコン
操作部、84まカーラジオ、9はスピーカー、10はス
ピードメータ等が設けられた計器パネルであって、Bl
器パネル104こは通常設置されている計器類の他に、
運転者1の顔面部の位置を検出するための発光部11と
、画像検出部12及び13が尚えられている。また発光
部11と画像検出部12及び13は、これらの装置から
運転者1の上体位置が見通せるよう、つまりステアリン
グijiイール4に妨げられないように設置されており
、図から明らかな如く、発光部11は運転席2の左右方
向に対して中心位置に設置され、画像検出部12及び1
3は発光部11に対して左右対称位@に設置されている
次に第3図はエアコンの空気吹出口及びエア二]ンユニ
ットの概略系統図である。図にお(1で15はエアコン
操作部]−を示し、エアコンユニット15は車室内・外
の空気を導入して送風するプロワモータ16と、導入さ
れた空気を冷却させるエノ\ボレータ17と、エンジン
冷却水により空気を加熱づるヒータコア18と、該ヒー
タコア18に導入覆る空気但の割合を調整づるエアミッ
クスダンパ19とからなっている。そしてこのエアコン
ユニット15は上記エア」ン操作部7に設けられたエア
コンユニットや温度設定器等の操作によって動作され、
空調用空気が各空気吹出口ba% 5b −。
5a、6bに送られることとなる。また各空気吹1Ll
ll15a 、 5b 、6a 、 6bには夫々風向
変更板21.22.23.24が設けられ、空調用空気
の送1inth向を上下・左右に調整できるようされC
J3す、本実施例においては、運転者1の顔面位置に応
じ’−7風向を自@I調整覆ることから、空気吹田口5
a及び5bに、風向変更板21及び22を人々駆動Jる
アクチュエータ31.32が設けられている。尚、風向
変更板としては空調用空気の送風方向を上下・左右に調
整Jることから、用向変更板21及び22は、夫々川向
を左右方向に調整する変更板(第4図に示す21a及び
22a)と、上下方向に調整する変更板(第4図に示′
+1’ 21 b及び22+))とを有し、アクチュエ
ータ31及び32もまた、夫々左右方向の調整部(第4
図に示131a及び32a)と、上下方向の調整部(第
4図に示す31b及び32b)とを有する。
次に第4図は本実施例の風向自動調整装置の全体構成を
示すブロック図である。図において41a、41b、4
2a、42bは夫々7 ’) チ:r エータ31及び
32(7)調整部31a 131b、、32a 。
32bに設けられ、各々の変更板21a 、 2ib 
22a、22bによる空調用空気の送風方向を検出部る
風向センサ、44は車外の空気温度を検出づる外気温セ
ンサ、46は車室の空気温度を検出づる至渇セン°リ−
148は同じくエアコン操作部7に設けられたエアコン
スイッヂ、5oは制御回路を示している。
図に示づ如く本風向自動調整装置は、発光部11と、画
像検出部12及び13と、アクチュエータ31及び32
に備えられた調整部31a 131b 、32a 、3
2bと、風向センサ41a141b、/12a、42b
と外気温センサ44と、室温センサ46と、エアコンス
イッヂ48と、制御回路50とからなり、画像検出部1
2及び13にて1りられた運転者1の−1一体を示す2
つの2次元画像から運転者1の顔面位置を検出し、検出
された顔面位置に応じて各空気吹出口からの風向を調整
する。
また制御回路50は、図に示す如く、上記各装置に信号
を入・出ツノづるための△/1つ変換器や増幅回路等を
備えた人・出力部51、上記2つの2次元画像から運転
者1の顔面位置を検出する画像処理及び風向調整処理を
実(j−りるC l) U 52、CPU52にて演算
処理大行の際に必要なデータが予め記憶されたR OM
 53 、同じく演算処理大行の際に必要なデータが一
時的に記憶されるR A IVI54、及び電源が常時
供給されたバックアップRAM55を右すると共に、バ
ックアップRAM55に常時電源を供給するためにバッ
テリ56と直接接続された電源回路57と、上記バック
77ツプ1<ΔM55以外の各部に電源を供給4るイグ
ニツシ1ンlイ・9手へAVは7勺セ什IIフ1111
手らQを介してバッテリ56に接続された電源回路60
とを備えている。
次にアクチュエータ31及び32の構造を、アクチュエ
ータ31における左右方向の調整部31aを例にとり説
明する。第5図に示づ如く、調整部31aは、電動機と
減速用の歯車が一体化されたギャードモータ71と、ギ
A7−ドモータ71の回転軸に設けられたビニオン72
と、ビニオン72と咬合し、ギャードモータ71の回転
運動を直線運動に変換するラック73が刻設されたギヤ
アダプタ74どからなり、このギヤアダプタフ4の直線
運動は連結部材75を介しC変更板21a後端の取付部
材76に伝達される。変更板21aは支持部材77を中
心どして左右方向回動自在に空気吹出口5aに取付けら
れていることから、取付部材76の直線運動によって左
右方向の風向調整ができるようになる。また風向センサ
41aはギヤアダプタ74に設置され、変更板21aに
よる空調用空気の送風方向をラック73とビニオン72
との咬合位置く以下、実ラック位置という。)として検
出するものであり、ポテンショメータからなる。
次に発光部11と画像検出部12及び13は、前述の如
く、計器パネル10の運転者1の上半身が見通りる((
/胃に段間されているのであるが、本実施例においては
、発光部11として赤外ストロボを、画(3!検出部1
2及び13どして2次元固体IQ像索子(以下、単に2
次元CODと呼ぶ。)を用いることどし、夫々の開成を
第6図及び第7図を用い(説明づる。
第6図は赤外ストロボを用いた発光部11の側面図であ
って、80は赤外発光体、81は赤外光を運転?i1に
広く照射づるためのレンズ、82は赤外光を透過し可視
光を通さない赤外フィルタ、83はケース、84はレン
ズ81とフィルタ82をケース83に固定するインナを
表わし、本発光部11の計器パネル10への取り付けは
、ボルト85とナツト86との螺合ににって行なわれる
ここで上記フィルタ82は可視光を通さないためのもの
であるが、これは赤外発光体80がらの発光スペクトル
が必ずしも赤外領域のものだけではなく可視光領域のも
のも含まれることから、このフィルタ82によって例え
ば波長800nm以下の光はカットし、運転者に眩しさ
を感じさせないようにしているのである。
第7図は2次元CODを用いた画像検出部12(又は1
3)の側面図であって、90はプリン1一基板91に装
着された2次元COD、92ないし96は2次元CCD
90からの画像の読み出しを制御する画像信号制御回路
が装着されたプリント基板、100は2次元CCD90
上に画像を結ばせる焦点距離rのレンズ101.2次元
CCD90へ集光づる光量を調節づる液晶絞り素子10
2.2次元CCD90に集光される光の邑を検出するフ
第1〜1〜ランジスタ103が組込まれたマウントアダ
プタを表わしている。まIこ105は本画像検出部12
(又は13)のケースぐあって、フランシャ106を介
して、ボルト107及びプ°ツ]−108の螺合により
計器パネル10に固定されている。
ここで上記液晶絞り素子102の1t″J造は、第8図
に示1如く、液晶層111と、液晶層111を挟持づる
透明電極層112及び113と、互いに直交する偏光面
を有づる偏光板層1′14及び115どからなっ−(お
り、液晶層111と透明電極層112及び113は、本
液晶絞り素子102が光量を5段階に調整できるよう、
同心円状に夫々a。
b、c、d、eと区分されている。モして電極層112
及び113の各部、つまり112a−113a、112
+1−113b、112cm113c。
112tl−113t1には夫々同時に電源が供給でき
るようにされており、)第1〜1ヘランジスタ103に
C検出された光量に応じて、つまりフA1−1〜ランジ
スタ103に流れる電流に応じて」−配電極層の外側か
ら112a−113a、112b −11311、・・
・・・・の順に電圧が印加できるようにされている。従
って、各電極層に電源が印加されていない場合には、液
晶層111が透過光の偏光面を90’旋回させる性質を
右Jることから、偏光板層114を透過して単幅光とな
り外光は液晶111によって偏光面が90°旋回され、
もう一方の偏光板層115を通過するようになるのであ
るが、電極層112及び113に電圧が印加されると液
晶層111は結晶の配列方向を変えることから、偏光板
層114を透過した摸の単幅光の偏光面は液晶層111
によって90°旋回されることなく、もう一方の偏光板
層115に遮ぎられ1しまい、この液晶絞り素子102
を透過する光量は著しく減少づることとなる。
故に画像検出部12及び13にd3いては、レンズ10
1側へ透過される光量が上記液晶絞り素子102によっ
て調整されるので、2次元C0D90全体へ集光される
平均元旦を一定に保つことができるようになる。そしに
のように光量を調整されl〔光は、レンズ101によっ
て2次元C0D90上に外部の像を結び、2次元CCl
) 90における各素子によって量子化されて、各素子
毎に光量に応じた光電変換の後、電荷として蓄積される
尚、第8図において(イ)は液晶絞り素子102の平面
図、(ロ)はA−Alf;A断面図を示している。
以上の如く構成された本風向自動調整装置においては、
制御回′tB50によって第9図に示すごとき制御プロ
ゲラl\に従って処理が実行され、運転者の顔面位置に
応じて風向変更板が調整されて、空調用空気の風向が調
整される。図に示°り姐く、まずステップ200にて後
述の画像処理及び風向調整処理実行の際に用いられるレ
ジスタやパラメータ等をレッ1−する初期化の処理が実
行され、次ステツプ300にて運転者の顔面位置を3次
元的に検出づる画1領処理が実行される。ぞしCステッ
プ300にて運転者の顔面位置が3次元的に検出される
と続くステップ400に移行し、その検出された顔面位
置に応じて各空気吹出口毎に風向調整処理が実行され、
空気吹出口から送出される空調用空気が運転者の顔面方
向に吹出されるよう制御されるのである。尚、本制御処
理は運転者がギースイッチを操作し、第4図に示すイグ
ニツシ=1ンスイッチ58又はアクセザリスイッチ59
がON状態にされた場合に処理が開始され、両スイッチ
が共にOFF状態とされるまでの間は、ステップ3C)
O及びステップ400の処理がくり返し実行されること
となる。
以下、上記ステップ300及びステップ400にて実行
される画像処理及び風向調整処理について詳しく説明す
る。
まずステップ300に示す画像処理は、第10図に示す
制御プログラムに従つC実行される。
ステップ301においては上記発光部11の赤外発光体
80を発光させる発光信号を出力すると共に、画像検出
部12及び13に検出された2次元画像データを読み出
りための同期信号が出力され、各画像検出部12及び1
3のプリント基板92ないし96上に装着された画像信
号制御回路にて各画素毎に画像信号が読み出される。
続くステップ3゛02においては上記読み出された画像
信号を本制御回路20内にパノノし、各画像検出部12
及び13の画像信号をRAM54内に設置ノられた所定
のエリア内に画像データRf及びLfとしてストアする
処理がなされ、次ステツプ303にて上記画像′信号の
入力が各画像検出部12及び13の全ての画素について
行なわれたか否かが判定される。そしてこのステップ3
03においては全ての画素について画像信号が入力され
るまでの間1− N 0.1と判定され続け、ステップ
302及びステップ303の処理がくり返し実行される
次に全ての画素について画像信号が入力されると、続く
ステップ30/lに移行し、上記RAM54の所定エリ
ア内にストアされた画像データR[及びL[に対し′T
、2値化の処理が実行され、2値化画像データRf”、
Lf ′を1;する。ここU−2+白化の処理とは、上
記画像データRf及びL[が有りる各々の濃淡データを
所定の判定レベルと大小比較し、判定レベルにりも濃い
部分については黒レベルに、一方判定レベルよりも薄い
部分については白レベルに截然と分離する処理のことで
ある。
つまり、第11図に示づ如く、例えば画像検出部にて検
出され、RA M 54内にス1ヘアされis 1li
i像データが(イ)に承り如き画像である場合に画像デ
ータの2値化の処理を実行すると(ロ)に示J如き画像
り、M(又はRf−、)となる。尚この2値化画像は判
定レベルにより変化されるが、前述の液晶絞り素子10
2によって各画像検出部12及び13に透過される光量
が調整されていることから、図のように運転者の顔が白
レベルとなり背景が黒レベルとなるように判定レベルを
設定することは容易である。
次にステップ305においては上記ステップ304の2
値化の処理によって得られた2つの2値化画像データR
M、1M毎に、白レベル部の最大開部分を検出する処理
、つまり運転者の顔面部分を検出りる処理がなされ、続
くステップ30Gに移行する。
ステップ306においては、上記検出された各2値化画
像データRf ′、IJ −の白レベル最大開部分の面
積中心を算出する処理がなされ、続くステップ307に
てこの面積中心を運転者顔面の特異点として、画像検出
部から特異点までの距離dをいわゆる三角側聞の原理を
用いて算出する処理がなされる。
つまり、まずステップ306にC第12図に示す如く、
2値化画像データ[′、L、f −毎に運転者の顔面を
示す最大開部分Oの面積中心Pを算出Jる処理がなされ
、次ステツプ307に°(この面積中心[〕を運運転者
顔面の特異点として、この面積中心Pがめられた2つの
画像データから次式 %式%) により、画像検出部から運転者顔面部の特異点までの距
離dが算出されるのである。尚、上記a。
n、Xr 、X9.は第13図に示す如く、画像検出部
12 又ハ13 (02次元CCD 90 トL/ >
 ス101間の距離(a)、各画像検出部12.13横
方向(X方向)の中心間の距11NI)、各画像検出部
12.13毎に横方向の中心を基点とした面積中心(特
異点)Pの画像中心からのずれを示すX座標<Xr 、
X文)を夫々表わしている。ま1.:この場合1/j=
1/a +1/dであり、a<<dとみなされることか
ら次式 %式% ににって距11111dをめることもできる。fは前述
した如(レンズ101の焦点距離である。
このようにして運転者の顔面部の特異点Pと画像検出部
との間の距1l11d、が算出されると、つづくステッ
プ308において、この特異点Pの運転席中心に対づる
左右方向くX方向)のずれXsを算出する処理が、次式 %式% を用いて実行される。尚この式においても前述の距離d
算出の場合と同様の理由から、 X s = X I X (1/ f −9,/ 2と
してもよい。
次にステップ309においては、上記算出された距離d
とX座標XS、及び第13図に示J特異点位置の縦方向
(Y方向)のずれを表ゎt Y座標Ysを、運転者顔面
の特異点を3次元的に表ゎずデータ(d 、 XS 、
 ’y’s ’)としてバックアップRAM55の所定
のエリア内にストアし、本画像処Jmを終える。
次に前記ステップ400に示した風向調整処理は各空気
吹出o 1ijに第14図に示づ制御プログラムに従っ
て実行されるものである。以下、空気吹田口5aの風向
調整を例にとり説明してゆくこととする。
処理が開始されると、まずステップ401にて、風向セ
ンリ”41a及び41bにより検出された変更板21a
及び211)の1風方向を示す実ラック位置Pa &U
’ l)b 、 v濡し’ン1ノ46により検出された
室温−1−i r+、外気温センサ44にJ、り検出さ
れた外気温1−Out、コニアコンスイッヂ48のON
・OF +=倍信号を読み込む処理が実行される。
続くステップ4.02においてはエアコンスイッチ48
がON状態であるか否かを判定Jる処理が実行され、エ
アコンスイッチ48がON状態であれば本ステップ40
2にてr Y [E S Jと判定されC次ステツプ4
03に移行し、上記検出された室温T111ど外気温T
outとの温度差I Tout −Tin1が所定温瓜
差へT以上か否かを判定Jる。そしてITout −−
l−inl >6丁の場合にはステップ403にてrY
EsJと判定され、続くステップ4O4に移行づる。一
方、ステップ402又はステップ403にてrNOJと
判定された場合にはステップ405に移行してアクチュ
エータを基準位置に駆動し、そのまま本風向調整処理を
終える。
ここでステップ405のアクヂコj−−タをAS 準位
向に駆動する処理とは、エアコンが作動中でない場合に
は送風方向を運転者方向にづる必要がなく、また車室内
・外の温度差が所定値以内の場合には送風方向を運転者
方向にしていると運転者に不快感を与えてしまうといっ
た問題があることから、基準となる送風方向を予め設定
してd3き、その位置にアクチュエータを駆動づるので
ある。また上記ステップ403にて用いられる中室内・
外の所定温麿差へTとしては予め所定の値を設定してお
いてもよいが、運転者がエア]ン作動時に設定Jる設定
温度に応じて温度差Δ丁を決定Jるようにしてもよい。
例えば設定温度と外気温との温度差をパラメータとする
マツプを用いて上記ステップ403に用いられる温度差
△1−を設定Jるようにしてもよい。
ステップ404においては、前記画像処理にてめられた
運転者顔面の特屓点位置((+ 、 XS 。
Ys)に応じIcアクチュエータの目標ラック位置(P
 ao、 P bo)を算出する処理がなされる。これ
は、予め定められた2つのマツプからアクチュエータに
設りられた各調整部31a及び31bのう7 ツク位置
をめることによって、空気吹出口21からの空調用空気
が運転者顔面の特異点方向に送風されるよう、各調整部
の目標ラック位置を算出づる処理がなされるのである。
尚右調整部31aの目標ラック位置Paoは運転者の特
異点(1′l置を表わすdとXsとをパラメータとする
マツプから、調整部311)の目標ラック位置Pboは
dどYsとをパラメータとするマツプから夫々求めるこ
とができる。
続くステップ406においては前記ステップ101及び
ステップ405にてめられた各調整部の目標ラック位置
(Pao、 Pbo)と実ラック位置(Pa、Pb )
との差l Pa −Paol 、l Pb −p bo
 lを夫々算出し、それらの値が夫々設定値εa、εb
以上であるか否かを判定(る。そしてIPa −P’a
ol < εa テあり、か”:) I Pb −Pb
ol〈ε1)である場合には、本ステップ406にてr
NOJと判定し、そのまま木風向調整処理を終える。一
方IPa−Paol≧εaである場合、あるいは1Pb
−Pbol≧εbである場合には、本ステップ406に
てrYEsJと判定し、続くステップ407に移行する
ステップ407においては各調整部のラック位置を目標
ラック位置に調整すべくアクチュエータ31の調整部3
1a及び31bに駆動信号を出力し、空気吹出口5aか
ら送出される空調用空気の送風方向を調整づる。そして
この風向調整が終えられると再び前述の画像処理に戻る
以上説明しlc様に本実施例においては、まず画像処理
にて2つの2次元固体縄像素子から得られる顔面部分の
面積中心の3次元位置を特異点として検出し、次いで風
向調整処理にてエアコン−が作動中であり、かつ車室内
・外の温度差が所定温度差以上の場合に特異点位置に応
じて空調用空気の送出方向を調整するようにしている。
またエアコンが停止されたり、車室内・外の温度差が所
定温度差内となった場合にはアクチュエータを基準位置
に戻し、空調用空気が運転者に直接送風されないように
している。従って本実施例の風向自動調整装置によれば
運転者に対するエアコンの空調効果を向上づることかで
きるとともに、運転者が空気吹出口の変更板角度を調整
づる必用もなくなる。
尚本実施例において前述の検出手段■に相当するものと
しては、制御回路50にて処理される第9図に示リステ
ップ300の画像処理と、その処理実行の際に使用され
る発光部11、画像検出部12及び13どの組み合わせ
が挙げられ、制御手段■に相当するものとしては、制御
回路50にて処理される第9図に示づスフツブ400の
風向調整処理が挙げられる。
ここで上記実施例において、画像処理及びミラー角度調
整処理の一連の処理はくり返し実行するものとしたが、
第10図のステップ306にてめられるR人I!1部分
(顔面部分)の面積中心厚木8動する許容範囲を予め設
定しておぎ、現在調整されCいる空調用空気の送風方向
に対応する面積中心に対して許容範囲を超えた場合にの
み次ステツプ307以後の処理を実行するようにし、そ
れ以外は単にステップ301ないしステップ306の処
理だけを行なうようにしCもよい。
また上記実施例においては制御対象となる空佐□吹出口
を運転席側の空気吹田口5a、5bとして運転者の顔面
位置方向にのみ空調用空気を送出するようにしているが
、助手席側乗員に対しても同様の制御を行なうことがで
きる。この場合、空気吹田口6a 、 6’bにアクチ
ュエータを設けると共に、助手席側乗員の顔面位置を検
出づる検出手段を設ける必要がある。
更に上記実施例においては運転者の特異点を検出Jるた
めに2個の2次元固体躍像素子を使用しているが、例え
ば2次元固体県像素子1個と、超音波送受信器を備え、
2次元固体撮像素子にて検出された2次元画像から乗員
の鼻の位置を検出し、その外の位置までの距離を超音波
送受信器にて検出°りるようにしてもよい。尚この場合
邦の位置を検出づるどしたのは、人間の顔面で最も突出
されているのかのであって超音波送受信器にて検出し易
いことからである。この他にも、単に超音波送受信器だ
りを使用してIti11音波ビームを走査させることに
につて乗員顔面部の3次元位置を検出J°ることもでき
る。
以上、説明した風向自動調整装置は、運q1λ者の顔面
位置を検出づるための2次元固体R像素子や超音波送受
信器を、座席正面に取りイ]けたらのであり、ま1.:
風向を調整づるためのアクチュエータにはギA7−ドー
し一タを使用し風向方向を検出づるレンジを取りイ・」
()たものを使用しているが、次に本光明の第2実施例
として、2次元固体踊像素子を運転席の斜め前方に設け
ることによって、2次元固体11i1像素子1個だけで
運転者の顔面位置を検出し、またアクチュエータのモー
タにステッピングモータを使用したものを用いて風向変
更板角度の調整を実行J゛るようにした風向自動調整装
置を挙げ説明する。
まず、本実施例においては2次元CODを単に1個だけ
使用するものとしたことから、前述実施例の画像検出部
と発光部とを一体化した画像検出器を使用し、運転者の
乗車状態を左側面から検出Jるにうに、第15図に示ず
如く助手序側斜め−L前方に本画像検出器511を設置
した。
この画像検出器51・1は第16図(イ)に示づ如く、
画像検出部512を中心としてその周囲に複数の発光部
513が設置されている。そして第16図(ロ)に示す
A−A線端面図から明らかな如く、画像検出部512は
ホルダ520内に接着剤等で固定されたレンズ521と
2次元固体倣像索子522どからなっており、検出され
1Cii!ii像信号は前記実施例と同様に画像信号制
御回路が装着されたプリント基板523に出力される。
また発光部513は前述の発光部11と同様に、赤外発
光体525、レンズ526及びフィルタ527からなっ
ており、電源はプリント基板523を介して供給される
よう構成されている。尚ト記第15図において501な
いし504.505a 、5051] 、5QOa 、
506b 、及び507ないし510番3L、前記第2
図に示した1ないし4.5a。
511.6a 、611 、及び7ないし10と同様で
あるので説明は香略する。
次に本実施例の風向自動調整装置の全体椙或は第17図
に示号如く、画像検出器511と、空気吹出口505a
及び505 tlに設りられた風向変更板の方向を調整
Jるアクチュエータの調整部531a 、 531b 
、 532a 、 5321] と 、 エ シ′コン
スイツヂ54 C3ど、制御回路550とからなる。ま
た制御回路550は前記実施例と同様、入出力部55′
1ど、CP LJ 552と、ROMb53と、RA 
M b #う4ど、バックアップRA M 555と、
バッテリ55Gに直接接続された電源回路557ど、及
びイグニッションスイッチ558又はアラレ1ノリスイ
ツチ559を介してバッテリ556に接続された電源回
路560とから構成されている。調整部5.31a 、
53ill 、532a 、及び53211のMi造と
しては前記実施例の調整部31;+ 、”> 1h 、
Q9;1.%び391)と殆^、シ同1mであるが、前
述したようにギA7−ドモータの替わりとしてステップ
モータが設けられており、風向センサが設置されていな
い。
以下、本実施例の風向自動調整装置の動作を制i11回
路550にて実行される制御プログラムに沿って説明す
る。尚、本実施例においても前記実施例と同様に、運転
者がキースイッチを操作し、イグニッションキー551
又はアクセサリスイッチ552がON状態にされた場合
に処理が開始され、両スイッチが共にOFF状態とされ
るまでの間は第9図に示したように画像処理とミラー角
度vA整処理がくり返し実行されるようになる。
画像処理は第18図に示Jごとき制御プログラムに従っ
て実行され、まずステップ601にて発光部513の赤
外発光体525を発光させるための発光信号を出力する
と共に、画像検出部512に検出された2次元画像デー
タを読み出すための同期信号を画像信号制御回路が装着
されたプリント基板523に出力する処理がなされる。
次にステップ602においては上記画像信号制御回路に
て読み出された画像信号を水制御回路550内に入ツノ
する処理がなされ、次ステツプ603にて画像検出部5
12の全ての画素について画像信号入力処理が実行され
たか否かが判定される。
そして全ての画素について画像信号が入力されるまでは
本スi−ツブ603にてI’ N OJと判定され、ス
テップ602、ステップ603の処理がくり返し実行さ
れることとなる。一方今ての画素について画(I信号が
入力されるとステップ603にてrYEsJと判定され
、続くステップ604以降の画像処理が実行される。
ステップ604においては、上記ステップ602の画像
信号入力処理にて得られた画像データを修正、強調する
処理がなされる。この処理は、いわゆる1ツヂ強調と呼
ばれる処理であって、例えば2次元CODの縦・横に夫
々3個、合計5個の画素における中心画素の鎮を決定す
る処理を、2次元CCD 522における周縁の画素を
除(全ての画素について行なうことによって実行するこ
とができる。つまり第19図に示づ縦・横3個合計5個
の画素における中心画素poの値に、まず中心画素po
ととなり合う4つの画素f〕+ 、P 2、Pa、Pa
の値を加え、次に中心画素1)0の値の4倍の値を引き
、更にその値を4で割ったものを続くステップ605に
おいては、上記ステップ604にて修正・強調された画
像データを所定のレベルで211II化する処理が実行
され、次ステツプ606にてこの2値化画像データを細
線化する処理が実1jされる。ここでステップ605に
て実行される2値化の処理は前述の実施例と同様であり
、また続くステップ606の細線化処理(よ2値化画像
データの黒線部分の中心をめることによって ゛容易に
実行できるものである。
従って、例えばステップ602及び6o3の処理にて得
られた画像データが第20図に示1如きものであれば、
ステップ604にて得られる画像データは第21図に示
す如く明暗が強調された画像データとなり、続くステッ
プ605の2値化処理実行後に1よ、負′122図に示
り如き運転者等の輪郭だりが黒く残された2値化画像デ
ータが得られ、更にステップ60GのIII線化処理に
よって第23図に承り如さ1ift線化画像データが得
られることとなる。
このようにして細線化画像データがステップ606に−
C得られると、続くステップ607が実行され、特異点
の画像座標を検出する処理がなされる。ここで特異点と
しては運転考顔面部の最も突出している部分であるのの
先端部分と゛りればに<、第23図に示す如く画像上部
より運転者の顔面部あたりを走査してゆくことにJ:つ
C特異点の画像座標(Xt 、 Yt ’)をめること
ができる。
次にステップ608においては特異点の画像座標(xt
 、 Yt )から特異点の3次元的位置を、運転者の
運転席に対りる左右方向の移動はないものとして稗出し
、本画像処理を終了する。つまり運転席自体は前後方向
にのみ移動りるものであって左右ブコ向には移動しない
ことから、運転者もノミ右方向には移動しないものと仮
定して運転者の上下方向(Y方向)及び前後り向(d方
向)の移動のみを検出して特異点位置(d 、 O,Y
S )を算出し、バックアップ1でΔM555内にこの
締出データを格納して、本画像処理を終えるのである。
次に本実施例の風向調整処理は第24図に示す制御プロ
グラムに従って実行され、まずステップ701にてエア
コンスイッチ548の0N−OFF (fi Nが読み
込まれ、続くステップ702にてその信号よりエアコン
スイッチ548がONであるか否かの判定を実行する。
ここでエアコンスイッチ548がONである場合には本
ステップ702にてrYEsJと判定され、続くステッ
プ703に移行してタイマがON状態であるか否かを判
定し、一方エアコンスイッチ548がOFFである場合
にはステップ702にて1NO」と判定されステップ7
04に移行する。
ステップ704においてはタイマをOFF状態とする処
理がなされ、続ぐステップ705に移行し、前述実施例
のステップ405と同様にアクチュエータを基準位置に
駆動する処理を実行して(のまま本風向調整処理を終え
る。
ステップ703にJ3いては上記したようにタイ−マが
ON状態であるか否かを判定するのであるが、このタイ
マは、エアコンスイッチ548がON状態となってから
の経過時間を計時するだめのタイマであって、エアコン
スイッチ548がON操作され始めてステップ703の
処理が実行された場合には、前回のステップ704の処
理にてタイマは必らずOF’ F状態どされていること
がら本ステップ703にてrNOJと判定され、ステッ
プ706に移行Jる。そしてステップ706においては
タイマをON状態とし、本風向調整処理を終える。
一方タイマがON状態の場合、例えばステップ706に
てタイマがON操作された後、再びステップ703の処
理が実行された場合には、本ステップ703にてrYE
sJと判定され、続くステップ707にてタイマからエ
アコンスイッチ548がON操作されてからの経過時間
Tmを計時する。
ステップ707にて経過時間1− tnが計時されると
、続くステップ708に移行し、その経過時間Tmと予
め定められ1=段設定間Tsとの大小比較を実行する。
ここでTm≧Tsの場合には本ステップ708にて「N
O」と判定され、ステップ705に移行し、アクチュエ
ータを基準位置に駆動して本風向調整処理を終える。一
方Tll1<Tsの場合には本ステップ708にてr 
Y E S 、Jと判定され、ステップ709の処理に
移1jJる。
ステップ709においては、前述実施例のステップ40
71と同様、前記画像処理にてめられた運転者の特異点
位置に応じたアクチュエータの目標ラック位置(Pao
、 Pbo)を算出し、続くステップ710に移行する
ステップ710においてはバックアップRΔM55内に
格納されているアクチュエータの実うック位@(Pa、
Pb)を読み込む処理を実行し、次ステツプ711にて
この実ラック位置(Pa。
pb)と上記求められた目標ラック位置(p ao。
Pbo)との差(ΔPa、ΔPb)を次式%式% より算出づる。
ステップ711にて実ラック位置と目標ラック位置との
差(△Pa、△Pb)が算出されると続くステップ71
2が実行され、アクチュエータの実ラック位置を目標ラ
ック位置に調整すべく、上記求められたΔl) a1△
Pbだけステッピングモータを駆動する処理が実行され
る。そしIステップ713に移行して、バックアツプR
AM555内の実ラック位置(Pa 、 Pb )の値
を目標ラック位@ (P ao、 P 1)o)の値に
白き換え本風向調整処理を終える。
以上説明したように、本実施例のバックミラー自動調整
装置においては2次元固体撮像素子を1個だけ使用して
、運転者を側面からとらえると共に、運転者の左右方向
への移動はないものと仮定することにJ、って運転者顔
面部の特異点位置を検出し、検出された特異点位置に応
じ(ステッピングモータを用いた数値処理によって風向
変更板角度をaaiるようにしている。このためアクチ
ュエータの各ラック位置を検出する必要はなく、ポジシ
ョンセンサが不要となる。また本実施例においてはエア
コンスイッチ548がON状態とされ所定時間経過づ°
るまでの間、運転者方向に空調用空気を送風するように
していることから、車室内・外の温度を検出するセンサ
も不要となる。
[発明の効果] 以上詳)ホした如く本発明の車両用空気調和装置の風向
自動調整装置においては、エアコン空気吹出口の風向変
更板角度を調整するアクチュエータを備えると共に、乗
員の顔面位置を検出する検出手段を備え、乗員の顔面位
置に応じて風向変更板角度を調整し、空調用空気を組員
顔面方向に送出するようにしている。従って乗員が空気
吹出口を、調整することなく、エアコンの空調効果を向
上りることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成図、第2図ないし第14図は本発
明の第1実施例を、第15図ないし第24図は本発明の
第2実施例を人々表わリー図であって、第2図は小室の
インストルメントパネル及び座席を示J斜視図、第3図
は空気吹出口及びエアコンユニットの概略系統図、第4
図は本風向自動調整装置の仝体椙或を示づブト1ツ9図
、第5図はアクチュエータの調整部及び風向変更板の描
造を示J説明図、第6図は発光部11の溝或を示ず部分
断面図、第7図は1ili像検出部12(又は13)の
構成を示J°部分断面図、第8図は液晶絞り素子102
の4M造を示し、(イ)は平面図、(ロ)はA−A線断
面図、第9図番* ili!I I11回路50 ニ’
l実行される制御プL】ダラムを示づ゛フローヂャート
、第10図は第9図に示タフローヂャートの画像処理を
表ねりフローチ1?−ト、第11図番よ2値化処理を説
明覆るだめの図であって、(イ)は画像データ図、(0
)は2値化画像データ図、第12図は特異点Pを説明り
る画像図、第13図は特異点位置座標算出を説明する説
明図、第14図は風向調整処理を表わタフローチト一ト
、第15図は第2図と同様車室のインストルメントパネ
ル及び座席を示す斜視図、第16図は画像検出器511
を表わし、(イ)は平面図、(ロ)はA−A線端面図、
第17図は風向自動調整装置の全体構成を示すブロック
図、第18図は制御回路550にて実行される制υ11
プログラムのうち画像処理を示リフローチャート、第1
9図は画像データ修正・強調処理を説明する2次元撮像
素子522及び画素を表わす説明図、第20図は2次元
撮像素子522にて検出された画像データ、第21図は
修正・強調処理後の画像データ、第22図は2値化画像
データ、第23図は細線化画像データを大々示J画像図
、第24図は風向調整処理を示すプローチ1フートであ
る。 5a、5b、6a、61+、505a、505b。 506a、、506b −・・空気吹出口11.513
・・・発光部 12、1’3.5’−12・・・画像検出部21.22
・・・風向変更板 31.32・・・アクチュエータ 318.31b’、32a、3211.531a、 5
31b 、532a 、5321+ −・・調整部41
a 、41b 、42a 、42b ・・−風向センサ
56.550・・・制御回路 511・・・画像検出器 代理人 弁理士 定立 勉 他1名 第1図 第2図 第3図 第5図 第6図 第7図 第8図 (イ) 基 。 (ロ) 11jb HLり 第9図 第11図 第12図 X斥桃 X斤標 第14図 第15図 ら77 第18図 第1911 第20図 第21図 第22図 第23図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車両の空気調和装置に備えられ、空気吹出口風向変
    更板の角度を調整するアクチュエータと、当該車両にお
    りる乗員顔面位置の検出手段−と、上記検出された乗員
    顔面位置に応じて上記アクfコエータに駆動信号を出力
    し、当該空気調和装置からの空気調和用空気立川方向を
    制御ηる制御手段と、 を備えたことをQ:j徴ど−4る小両用空気調和装置の
    風向自動調整装置。 2 制わ11手段が、空気調和装置作動後所定1.5間
    だ()空気調和用空気を乗員方向に送風するよう制御づ
    る特許請求の範囲第1項記載の車両用空気調和装置の風
    向自動調整装置。 3 制御手段が、当該車両の車室内・外の温度差を検出
    づる温度差検出手段を有し、該検出され1ご温■α芳f
    1<所中の温面弊とb71斗で■傑咽釘1■四気を乗員
    方向に送風するよう制御Jる特許請求の範囲第1項記載
    の車両用空気調和装置の風向自動調整装置。 4 検出手段が、運転席正面に備えられた2個の2次元
    固体撮像素子を有する特許請求の範囲第1項ないし第3
    項いずれか記載の車両用望見調和装置の用向自動調整装
    置。 5 検出手段が、運転席正面に備えられた1個の2次元
    固体撮像素子と超音波送受信器を有づる特許請求の範囲
    第1項ないし第3項いずれか記載の車両用空気調和装置
    の風向自動調整装置。 6 検出手段が、運転席正面に備えられた超音波送受信
    器を有する特許請求の範囲第1項ないし第3項いずれか
    記載の車両用空気調和装置の風向自動調整装置。 7 検出手段が、運転席側面又は斜め前方に面えられた
    1個の2次元固体撮像素子を有づる特許請求の範囲第1
    項ないし第3項いずれか記載の車両用空気調和装置の風
    向自動調整装置。
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